昼寝ネコの雑記帳

引き続きTWENTY-FOURとなぜかAmazonの話題


Eliane Elias - I'm not alone

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 すっかりTWENTY-FOURに傾倒してしまったが、ちょっと解説させていただきたい。

 TWENTY-FOURはアメリカのテレビドラマとして製作され、当初はシーズン1〜8までだった。1シーズンは全24話で構成されており、1話は約40分である。Amazonのプライムメンバーであれば、無料で閲覧することができる。

 知らないうちに、シーズン9が製作され、Live Another Dayというタイトルがつけられている、シーズン9は半分の12話で構成されており、重要な役割を演じているCTU(Counter Intelligence Unit)のメンバー、クロエ役の女優が来日したときに、このシーズン9がロンドンで製作されたことを知った。政府機関の職員だったクロエが、反政府の人間になっているそうで、興味深い。これもAmazonのプライムメンバーであれば、無料である。

 今日、改めて確認したところ、シーズン10が製作されており、Legacyというタイトルがついていた。残念なことに無料ではなく、レンタルは200円で購入は600円となっている。

 昨日の続きで、今日はシーズン8の22話から最後の24話までを閲覧することができた。似たようなアメリカのテレビドラマである、政府関連の情報機関が舞台のCovert AffairsとNIKITAをすべて視聴したが、今日最後まで視聴したTWENTY-FOURのシリーズ8は、おそらく最高の出来映えだと思う。

 アメリカ大統領、ロシア大統領、架空の中東国家の大統領とその夫人が登場し、国際政治のリアルな展開、国際的陰謀、テロの手法などが巧みに描かれている。正義、公正、理念の重要性が軸となって終結する。アメリカ大統領のスピーチ、大統領補佐官の言動のどれをとっても、重みのある内容で、おそらくは何人もの専門家や経験者に対して緻密な取材を経て作られたシナリオだと思う。人間同士の絆・信頼感なども効果的に絡ませていた。改めてプロの技術の凄さに脱帽した次第だ。

 疑似体験ではあるものの、アメリカという国の奥深さ、政府や民間機関の中枢で働く人たちのタフさと有能さを体感することができた。

 この作品とはなんの脈絡もないのだが、今日はAmazonについて考えるところがあった。少し前に、アメリカのトランプ大統領が、莫大な利益を上げているにも拘わらず税金を払っていないAmazonを非難しているという記事を読んでいた。あまり気に留めていなかった。

 詳しく書くとかなりの長文になってしまいそうだ。私は、電子出版をAmazonのKindle版だけを対象にしようと考えていた。一見すると、Amazonの販売力やシステム、プログラムの卓越さは群を抜いていると思う。しかし、既存の流通経路を飛び越えてネット通販ビジネスを拡大するAmazonの手法に対し、その将来性に疑問を持つようになっている。年商10兆円を超えるといわれる天下のAmazonの将来性を疑う、などというと世間知らずだと馬鹿にされるのは承知している。

 私の祖母は、若くして夫を亡くした。夫は30歳代で北海道室蘭に今もある日本製鋼所の工場長を務めていたが、あまりにも仕事熱心のため過労で倒れ、帰らぬ人となった。38歳の若さだったと聞いている。真冬にソリに乗せてもらい、部下に押してもらって出社するほどの無理を重ねたと、母から聞いたことがある。

 祖父が亡くなったあと、祖母は5人の子どもを育てるために、野菜、果物、総菜を売る店を始めた。そのとき母は長女だったので中学で学業を断念し、リヤカーを引いて坂道を往復し、仕入れを手伝ったと聞いている。私自身、小さな頃から年末やお盆などの繁忙期になると、店の手伝いに行ったものだ。

 もちろん、当時は通信販売という仕組みがなく、商品はすべて店舗に並んでいた。Amazonは日本に支店や営業所を持たないため、課税されない仕組みだという。利益はすべてアメリカ本社が吸い上げ、しかも大部分はタックスヘイブンの国に租税回避されているようだ。アメリカでは少しの税金を払っているらしいが、少しといっても200億円になるらしい。

 IT技術を駆使し、インターナショナルに商品調達と販売を行い、ビジネスを拡大している。合法的な仕組みだとしても、ここまで一気に国際的な規模でネット通販が拡大することを予測した人がいただろうか。今でも憶えている。娘の送迎の待ち時間を、築地に車を停めてカーラジオのニュースを聞いていた。そのとき、Amazonが電子書籍を日本でも販売すると報じるの耳にし、直感的に出版業界が大激変すると感じた。激変したのは、出版業界だけではなかった。今ではAmazonの取り扱いアイテムはほぼ全ジャンルに拡大され、おそらくは売っていない物はほとんどないのではないだろうか。しかも、受注から配達までの時間がとても速い。大変見事なビジネススキームだと思う。

 別の視点から見ると、Amazonはまるでブルドーザーのように、弱小な店舗だけでなく中小企業が長い年月をかけて構築してきた販路を、踏みつぶして巨大化しているように思える。ビジネスという戦場で、武器や兵力が虚弱なために淘汰され撤退するのは、確かに合法で公正な競争の結果だと諦めるべきなのかもしれない。

 こんなことをいうと、感傷的で非現実的だといわれるだろうと思う。しかし、私は子どもの頃から祖母や母の、朝早くから夜遅くまで必死に働く姿を見ているので、同じように様々な事情で店舗や企業を良心的に運営している中小規模の経営者や従業員の皆さんが、抵抗する術を持たず、あっという間にブルドーザーに踏みつぶされる情景をイメージすると、何かが間違っていると感じてしまう。長期的に、国民や国家の安寧と発展を考えるときに、何か手段を講じる必要があるのではないかと、漠然とではあるものの、そのように感じる。

 森友、加計、日報問題のみを針小棒大に取り上げる、視野狭窄の政治家の皆さんが選挙で敗退することを願っている。

 自分の売り上げや利益だけしか視野に入れないのであれば、電子書籍の出版は、Amazonの販路だけに限定しても、かなりの将来にわたって安泰かもしれない。しかし私自身は、日本が他国の植民地化あるいは政治的、経済的な属国にはなってほしくないと考えている。

 しかし、私ごときに一体何ができるだろうか。結果がどうなるかは気にせずに、ただひたすら、正しいと感じることを積み重ねていきたいと思うだけである。

【参考資料】
「Amazonに激怒のG20。法人税を払わぬ巨大企業を追い詰める包囲網」
(一部転載開始)
 莫大な利益を上げ続けるAmazonが日本で税金を支払っていない事実は、先日掲載の「なぜAmazonは日本で法人税を払わずに済むのか? 元国税職員が解説」でもお伝えしましたが、「被害」を受けているのは我が国だけではないようです。今回のメルマガ『大村大次郎の本音で役に立つ税金情報』では著者で元国税調査官の大村さんが、日本と同じくAmazonが納税を行っていないG20が、同社に対して打ち出した厳しい姿勢を紹介しています。
(転載終了始)
*続きはこちらで⇒http://www.mag2.com/p/news/356044


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by hirune-neko | 2018-04-20 03:08 | 心の中のできごと | Comments(0)
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妄想から始まり、脳内人格を与えられた不思議な存在
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昼寝ネコのプロフィール
・1951年
 小さいころ、雨ざらしで目ヤニだらけの捨てネコを拾ってきては、親から小言をいわれる。小学校低学年の音楽と図工は通信簿が「2」。中学からバスケを始めるも、高校2年で部活を止め、ジャズ喫茶通いが日課となる。授業が退屈でがまんできず、短編小説を書いては授業中のクラスで強制的に回覧させ、同級生の晩学を妨げることしばしば。早く卒業してほしいと、とくに物理の先生が嘆いていたようだ。ビル・エバンス、チャーリー・パーカー、ジョン・コルトレーンに心酔。受験勉強をすっかり怠り、頭の中は浸水状態。

・1969年 
 中央大学経済学部入学
 まぐれで合格するも、東大安田闘争・70年安保闘争などの影響で神田界隈はマヒ状態。連日機動隊がやってきて大学はロックアウト・封鎖の繰り返し。すっかり希望を失い、大いなる時間の浪費が始まる。記憶に残っているのは、ジャズを聴いたこと、大学ノートに何やら書きなぐったこと、ぼーっと考えごとをすること。数限りなく、雑多なアルバイトをやったこと。一応は無難にこなした・・・はずだ。いろいろ本を買いあさったが「積ん読状態」で、ただ、アルベール・カミュの作品には衝撃を受ける。それと、寮生活だったので、嫌いだった納豆を食べられるようになったのは、収穫だった。

・1974年 
 同大学卒業
 1年留年し、5年かけてなんとか卒業。理由は単位を落としたからだが、結局5年間の学生生活で授業に出席したのは、おそらく数十日ではなかったろうか。毎回レポート試験で単位をいただいたが、ほとんどは寮生仲間に「餃子ライス」を報酬に、作成を代行してもらった。今さら卒業証書を返還せよといわれても、もう時効だろう。白門同窓生の恥部であることは、重々自覚している。
     
・2006年 
 現在に至る
 プロポーズしたら1週間待ってくれという。そんなに待てないといったら、翌日ハート型のケーキを焼いて待っていてくれた。世の中には奇特な女性がいるものだ。おまけに4人も子どもを産み育ててくれて・・・育児放棄の夫に寛大な女性で・・・おまけに子どもたちは・・・三人の息子と息子のような娘が一人なのだが・・・父親を反面教師として、なんとか実社会に順応している。大したものだ。わが家には、「親の七光り」など存在せず、「子の七光り」で恩恵をいただいているようなものだ。

・2010年 宇宙の旅
 人生も、それなりに辛抱して生きていれば、悪いことばかりではないなと思っている。2010年には、どこで何をしていることやら。宇宙のチリになっているのか、地中に埋もれているのか、はたまた相変わらず時間を見つけては昼寝三昧なのか、こればかりは全く予測がつかない。

・現在
 このブログを始めた頃、2010年なんてずっと未来の存在だった。でも、気がついてみたら2010年はすでに過去のできごとになってしまった。2013年になり、もうじき2014年になろうとしているこの時期に、改めてブログに書き残された何編もの雑文が、自分の心の軌跡という遺産になっていることを感じている。6年前に「昼寝ネコの雑記帳」という単行本を出版した。最近は「続・昼寝ネコの雑記帳~創作短編集」を発刊しようと、密かに機会を窺っている。
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