一段落したのが、午前零時過ぎになってしまった どうしてこんなに、処理案件が増え続けるのだろうか。追いつくには、案件を減らすか、あるいは処理スピードを速めるしかない。案件を減らすのはギブアップに等しいので、それはシャクだ。残る選択肢は、できるだけ集中力を高め、迅速に処理するしかない。 久しぶりにパスカル・ラヴォワ(Pascale Lavoie)の声を聴きたくなった。この歌手も、ステイシー・ケント(Stacey Kent)同様、読者のcausalさんからの紹介だ。いい友だちを紹介していただき、嬉しく思っている。 ステイシー・ケントのアルバムは、apple musicで何枚かダウンロードしている。しかし、パスカル・ラヴォワのアルバムは、どこにも売っていない。検索し尽くしたが、とうとう見つからなかった。iTunes Storeにも無かった。アメリカのCD通販会社にも無かった。無いと分かると、余計にほしくなるものだが、諦めることにした。幸いに、こうしてYouTubeでは何曲か視聴することができる。 こんな日常パターンなので、自由時間を確保できない。悲惨なものだ。そういえば、10日程前のことだが、夢の中にすでに他界しているシロが現れた。不思議とも思わず、抱き寄せて頬ずりした。きっと、私の殺伐とした日常生活を見るに見かね、あの世から許可をもらって慰めに来てくれたに違いない。今さらネコを飼うのも億劫だが、犬とネコを比較すると、どうやら私はネコの方に癒やされるようだ。 ワン公は散歩のお供にはいいかなと思ったりもしたが、ネコの方が神秘性に富み、心を解放することができるようだ。そういえば最近は、窓辺の塀の上に来る野良ネコがいないように思う。冬場で寒かったせいなのかもしれない。 こうしてプレッシャーを感じる時間が長いと、段々厭世的になっている自分を感じる。もともと厭世観の強い性格なので、単に元に戻っただけの話かもしれない。いつも集荷に来ては長話をする男性サーファーの話を思い出している。東南アジアの国々では、対日感情がすこぶるいいそうだ。勿論、中国と南北朝鮮は除くそうだ。台湾、フィリピン、ベトナム、タイなど興味深い話を聞かせもらった。治安状況と健康の心配さえ無ければ、それに現地で生活する経済状態に問題が無ければ、行ってみたいと思い始めている。東欧も北欧も、いつかは行ってみたいと思ってはいるのだが、温暖な海岸で心身を解放する時間が、たまらなく魅力に思える。 無い物ねだりなのだろうが、たまにはすっかり狭まってしまった自分の生活空間から逃れ、非日常的な場所に行きたいと思い始めている。今の状態で行けるとしたら、せいぜい湘南だろうか。海辺のデニーズで、水平線を眺めながらランチでも食べに行こうかと思いつつ、なかなか実現しない。 長い長いトンネルを疾走しているような感じで、根気と集中力を養う訓練を受けているようなものだ。ちっちゃいネコでも拾ってこようかな。シロは、まだ小学校低学年だった三男に命名権を与えたら数秒考えて、真っ白な毛色に着想を得たのか、文字通りシロと命名した。もしネコを拾ってきたら、なんと名付けるだろうか。ステイシー?ラヴォワ?ダイアナ?エリアス?女性歌手の名前しか思い浮かばないが、拾ってきた後で性別確認をして雄だったらどうしよう。拾う前に、道ばたで性別確認をさせてくれるだろうか。野良ネコだと、そこまでおとなしくしていないだろうと思う。
by hirune-neko
| 2018-03-14 01:24
| 心の中のできごと
|
Comments(3)
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causal
at 2018-03-14 07:56
x
アマゾンで何枚か発売されている様です。
amazon Pascale Lavoie で検索してみて下さい。
0
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by
hirune-neko at 2018-03-16 01:49
Commented
by
hirune-neko at 2018-03-16 12:02
> causalさん
Amazonで2枚見つけました。 有難うございます。 Please Belong to Meがほしいのですが それは品切れでした。 気長に探してみます。 なかなか個性的でハスキーでいいですね。 いつも貴重なアーティスト情報を有難うございます。
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・1951年
小さいころ、雨ざらしで目ヤニだらけの捨てネコを拾ってきては、親から小言をいわれる。小学校低学年の音楽と図工は通信簿が「2」。中学からバスケを始めるも、高校2年で部活を止め、ジャズ喫茶通いが日課となる。授業が退屈でがまんできず、短編小説を書いては授業中のクラスで強制的に回覧させ、同級生の晩学を妨げることしばしば。早く卒業してほしいと、とくに物理の先生が嘆いていたようだ。ビル・エバンス、チャーリー・パーカー、ジョン・コルトレーンに心酔。受験勉強をすっかり怠り、頭の中は浸水状態。 ・1969年 中央大学経済学部入学 まぐれで合格するも、東大安田闘争・70年安保闘争などの影響で神田界隈はマヒ状態。連日機動隊がやってきて大学はロックアウト・封鎖の繰り返し。すっかり希望を失い、大いなる時間の浪費が始まる。記憶に残っているのは、ジャズを聴いたこと、大学ノートに何やら書きなぐったこと、ぼーっと考えごとをすること。数限りなく、雑多なアルバイトをやったこと。一応は無難にこなした・・・はずだ。いろいろ本を買いあさったが「積ん読状態」で、ただ、アルベール・カミュの作品には衝撃を受ける。それと、寮生活だったので、嫌いだった納豆を食べられるようになったのは、収穫だった。 ・1974年 同大学卒業 1年留年し、5年かけてなんとか卒業。理由は単位を落としたからだが、結局5年間の学生生活で授業に出席したのは、おそらく数十日ではなかったろうか。毎回レポート試験で単位をいただいたが、ほとんどは寮生仲間に「餃子ライス」を報酬に、作成を代行してもらった。今さら卒業証書を返還せよといわれても、もう時効だろう。白門同窓生の恥部であることは、重々自覚している。 ・2006年 現在に至る プロポーズしたら1週間待ってくれという。そんなに待てないといったら、翌日ハート型のケーキを焼いて待っていてくれた。世の中には奇特な女性がいるものだ。おまけに4人も子どもを産み育ててくれて・・・育児放棄の夫に寛大な女性で・・・おまけに子どもたちは・・・三人の息子と息子のような娘が一人なのだが・・・父親を反面教師として、なんとか実社会に順応している。大したものだ。わが家には、「親の七光り」など存在せず、「子の七光り」で恩恵をいただいているようなものだ。 ・2010年 宇宙の旅 人生も、それなりに辛抱して生きていれば、悪いことばかりではないなと思っている。2010年には、どこで何をしていることやら。宇宙のチリになっているのか、地中に埋もれているのか、はたまた相変わらず時間を見つけては昼寝三昧なのか、こればかりは全く予測がつかない。 ・現在 このブログを始めた頃、2010年なんてずっと未来の存在だった。でも、気がついてみたら2010年はすでに過去のできごとになってしまった。2013年になり、もうじき2014年になろうとしているこの時期に、改めてブログに書き残された何編もの雑文が、自分の心の軌跡という遺産になっていることを感じている。6年前に「昼寝ネコの雑記帳」という単行本を出版した。最近は「続・昼寝ネコの雑記帳~創作短編集」を発刊しようと、密かに機会を窺っている。 お気に入りブログ
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