昼寝ネコの雑記帳

今日は、いつもより早めのブログタイムだ


04.Stacey Kent-L'etang
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 昨日は東日本大震災から7年目の3.11だった。直後に福祉団体からの依頼を受け、子どもを亡くされたご両親、親を亡くされたお子さん、さらには被災され避難所で子育てされているご家族、それぞれを慰め、励ます文章の特別版寄贈用絵本を作成した。札幌からスタートし、室蘭、函館、弘前、青森、盛岡、一関、石巻、大船渡、仙台、福島、いわきなどの地方新聞社を回り、寄贈告知の記事掲載をお願いした。つい昨日のような気がする。

 不思議なご縁で、大船渡市、陸前髙田市、住田町を訪れる機会が多くなった。ついには、気仙で暮らすお子さんたちのために、オリジナルのイラストを描いていただき、気仙版の絵本を寄贈することにした。しかし残念なことに寄贈予算が打ち切られてしまい、自前で製作・寄贈に踏み切ろうとしているが、なかなか荷が重く、まだ実現していない。なんとか今年中には始めたいと希望している。

 亡くなったお子さん、お父さんやお母さんの名前が入った絵本を寄贈された方達から、お礼の葉書が寄贈団体に届いた。葉書はPDF化されて、福祉団体から定期的に私たちに送られてきた。生き延びたお子さんであっても、すべてが津波に奪い去られてしまい、思い出の品が何も残っていない状態だったので、絵本がとても貴重な思い出になった、と書かれていた。葉書を1枚ずつ手に取り、それぞれの境遇に思いを馳せる毎日だった。

 報道によれば、「東日本大震災の影響で、仮住まいを続けている人たちがいる。2018年1月末現在、岩手、宮城、福島の被災3県で1万3584人が、プレハブの仮設住宅で暮らしている。民間の賃貸住宅や公営住宅といった「みなし仮設」も合わせると、仮設住宅で暮らす人たちは2万9639人だ。」・・・だそうだ。(https://fukko.yahoo.co.jp/graph/

 息子さんが二人の小さな子どもを遺し、急性心不全で亡くなったという母親からの電話。将棋連盟大船渡支部の皆さんとの交流。手製の絵本を作っだといって送ってくれた方。頑固な報道姿勢の東海新報社。湾内の神秘的な海水の色。廃墟と化した街並み。そのいずれもが、人ごととは思えない。

 私の中では、東日本大震災はまだまだ風化していない。ただただ、自分の非力さを残念に思っている。まずはなんとか気仙版の絵本寄贈を実現すること。それと、(自称)未完の大作「気仙雪しぐれ」を大船渡のリアスホールで上演し、大切な家族との別れが心に残ってる皆さんを招待したい。

 改めて、妄想パワー全開の自分であることを自覚している。しかし、妄想は私にとって、貴重な原動力である。

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by hirune-neko | 2018-03-12 23:58 | 心の中のできごと | Comments(0)
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妄想から始まり、脳内人格を与えられた不思議な存在
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昼寝ネコのプロフィール
・1951年
 小さいころ、雨ざらしで目ヤニだらけの捨てネコを拾ってきては、親から小言をいわれる。小学校低学年の音楽と図工は通信簿が「2」。中学からバスケを始めるも、高校2年で部活を止め、ジャズ喫茶通いが日課となる。授業が退屈でがまんできず、短編小説を書いては授業中のクラスで強制的に回覧させ、同級生の晩学を妨げることしばしば。早く卒業してほしいと、とくに物理の先生が嘆いていたようだ。ビル・エバンス、チャーリー・パーカー、ジョン・コルトレーンに心酔。受験勉強をすっかり怠り、頭の中は浸水状態。

・1969年 
 中央大学経済学部入学
 まぐれで合格するも、東大安田闘争・70年安保闘争などの影響で神田界隈はマヒ状態。連日機動隊がやってきて大学はロックアウト・封鎖の繰り返し。すっかり希望を失い、大いなる時間の浪費が始まる。記憶に残っているのは、ジャズを聴いたこと、大学ノートに何やら書きなぐったこと、ぼーっと考えごとをすること。数限りなく、雑多なアルバイトをやったこと。一応は無難にこなした・・・はずだ。いろいろ本を買いあさったが「積ん読状態」で、ただ、アルベール・カミュの作品には衝撃を受ける。それと、寮生活だったので、嫌いだった納豆を食べられるようになったのは、収穫だった。

・1974年 
 同大学卒業
 1年留年し、5年かけてなんとか卒業。理由は単位を落としたからだが、結局5年間の学生生活で授業に出席したのは、おそらく数十日ではなかったろうか。毎回レポート試験で単位をいただいたが、ほとんどは寮生仲間に「餃子ライス」を報酬に、作成を代行してもらった。今さら卒業証書を返還せよといわれても、もう時効だろう。白門同窓生の恥部であることは、重々自覚している。
     
・2006年 
 現在に至る
 プロポーズしたら1週間待ってくれという。そんなに待てないといったら、翌日ハート型のケーキを焼いて待っていてくれた。世の中には奇特な女性がいるものだ。おまけに4人も子どもを産み育ててくれて・・・育児放棄の夫に寛大な女性で・・・おまけに子どもたちは・・・三人の息子と息子のような娘が一人なのだが・・・父親を反面教師として、なんとか実社会に順応している。大したものだ。わが家には、「親の七光り」など存在せず、「子の七光り」で恩恵をいただいているようなものだ。

・2010年 宇宙の旅
 人生も、それなりに辛抱して生きていれば、悪いことばかりではないなと思っている。2010年には、どこで何をしていることやら。宇宙のチリになっているのか、地中に埋もれているのか、はたまた相変わらず時間を見つけては昼寝三昧なのか、こればかりは全く予測がつかない。

・現在
 このブログを始めた頃、2010年なんてずっと未来の存在だった。でも、気がついてみたら2010年はすでに過去のできごとになってしまった。2013年になり、もうじき2014年になろうとしているこの時期に、改めてブログに書き残された何編もの雑文が、自分の心の軌跡という遺産になっていることを感じている。6年前に「昼寝ネコの雑記帳」という単行本を出版した。最近は「続・昼寝ネコの雑記帳~創作短編集」を発刊しようと、密かに機会を窺っている。
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