昼寝ネコの雑記帳

フォトジェニックギャラリーから生まれる短編作品


Bach - Cello Suite No.4 i-Prelude
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 少々ハードな一日だった。来週に向けての準備があり、音楽を聴きながら作業をしようと思ったのだが、いつもなら寛げるBill EvansもPiazzollaもStacey Kentのどれにも違和感を感じて受け付けない。珍しいこともあるものだ。なんとか落ち着いて聴けたのが、バッハの無伴奏チェロ曲だった。改めて、バッハは偉大な作曲家なのだと思った。

 個人差はあると思うが、一人の人間が掌握できる案件の数は、どれぐらいなのだろうか。自分を客観的に分析すると、少々無謀で案件を抱え込み過ぎているのではないかと、不安になるときがある。かなり以前、人間が瞬時に識別できるアイテムの最大数は7種類だと、何かの本で読んだことがある。確かに、細分化して数量が増えると、常に立ち止まって確認しなければならない。

 カレンダーを見ると、来週の日曜日は私の誕生日だった。なんと67歳である。正直に言うと、ここまで生きるとは思っていなかった。早世の家系に生まれたせいか、何十年も前から長く生きられないという強迫観念を持っていた。しかし不思議なもので、67という数字を見るとなぜか70歳を超えるまで生きるのではないかという、図々しい気持ちが湧いてくる。さらには、アンドリュー・マーシャルの高齢現役引退の秘密を探り当てることができたら、それを真似て80歳以上まで生きながらえるのではないかと、さらに身勝手な妄想が膨らんでくる。もし80歳になっても思考力と感性が保持され、キーボードを叩けるようなら、作家として余生を送ることを思い描いている。

 これまで、いくつかの短編作品を書いているが、新しい試みにチャレンジしようという気になっている。1枚の写真・画像を見つめ、そこから思い浮かぶイメージを膨らませてストーリー化するというものだ。勝手に造語し、「フォトジェニックストーリー」と呼んでいる。本来のフォトジェニックの意味からすると、文法的には間違った表現かもしれないが、まあいいだろう。

 古い知人で女流カメラマン(カメラウーマン?)のケ・セラ・セラさんが、何年もかけて撮りだめした画像が数千点あるという。とりあえず100点ばかりを、dropboxに送ってもらった。イメージが秘められ、創作意欲をかきたてる画像を選んで、ストーリーを書いてみようと思っている。どんな撮影テイストか、何枚かを紹介させていただく。

 かなり以前、試みに彼女の作品から画像を1点お借りし、作品を書いてみたことがある。派手目な柄のワンピースを着た女性が、少し外股気味にハイヒールで歩いている瞬間を撮影した画像から浮かんだイメージだ。ご参考まで、以下にご紹介させていただく。

創作「ハイヒールを履かない女の、雨上がりの午後」
・文章 昼寝ネコ
・画像 ケ・セラ・セラ

ケ・セラ・セラ作品 フォトジェニックギャラリー
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by hirune-neko | 2018-03-12 02:18 | 創作への道 | Comments(0)
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昼寝ネコのプロフィール
・1951年
 小さいころ、雨ざらしで目ヤニだらけの捨てネコを拾ってきては、親から小言をいわれる。小学校低学年の音楽と図工は通信簿が「2」。中学からバスケを始めるも、高校2年で部活を止め、ジャズ喫茶通いが日課となる。授業が退屈でがまんできず、短編小説を書いては授業中のクラスで強制的に回覧させ、同級生の晩学を妨げることしばしば。早く卒業してほしいと、とくに物理の先生が嘆いていたようだ。ビル・エバンス、チャーリー・パーカー、ジョン・コルトレーンに心酔。受験勉強をすっかり怠り、頭の中は浸水状態。

・1969年 
 中央大学経済学部入学
 まぐれで合格するも、東大安田闘争・70年安保闘争などの影響で神田界隈はマヒ状態。連日機動隊がやってきて大学はロックアウト・封鎖の繰り返し。すっかり希望を失い、大いなる時間の浪費が始まる。記憶に残っているのは、ジャズを聴いたこと、大学ノートに何やら書きなぐったこと、ぼーっと考えごとをすること。数限りなく、雑多なアルバイトをやったこと。一応は無難にこなした・・・はずだ。いろいろ本を買いあさったが「積ん読状態」で、ただ、アルベール・カミュの作品には衝撃を受ける。それと、寮生活だったので、嫌いだった納豆を食べられるようになったのは、収穫だった。

・1974年 
 同大学卒業
 1年留年し、5年かけてなんとか卒業。理由は単位を落としたからだが、結局5年間の学生生活で授業に出席したのは、おそらく数十日ではなかったろうか。毎回レポート試験で単位をいただいたが、ほとんどは寮生仲間に「餃子ライス」を報酬に、作成を代行してもらった。今さら卒業証書を返還せよといわれても、もう時効だろう。白門同窓生の恥部であることは、重々自覚している。
     
・2006年 
 現在に至る
 プロポーズしたら1週間待ってくれという。そんなに待てないといったら、翌日ハート型のケーキを焼いて待っていてくれた。世の中には奇特な女性がいるものだ。おまけに4人も子どもを産み育ててくれて・・・育児放棄の夫に寛大な女性で・・・おまけに子どもたちは・・・三人の息子と息子のような娘が一人なのだが・・・父親を反面教師として、なんとか実社会に順応している。大したものだ。わが家には、「親の七光り」など存在せず、「子の七光り」で恩恵をいただいているようなものだ。

・2010年 宇宙の旅
 人生も、それなりに辛抱して生きていれば、悪いことばかりではないなと思っている。2010年には、どこで何をしていることやら。宇宙のチリになっているのか、地中に埋もれているのか、はたまた相変わらず時間を見つけては昼寝三昧なのか、こればかりは全く予測がつかない。

・現在
 このブログを始めた頃、2010年なんてずっと未来の存在だった。でも、気がついてみたら2010年はすでに過去のできごとになってしまった。2013年になり、もうじき2014年になろうとしているこの時期に、改めてブログに書き残された何編もの雑文が、自分の心の軌跡という遺産になっていることを感じている。6年前に「昼寝ネコの雑記帳」という単行本を出版した。最近は「続・昼寝ネコの雑記帳~創作短編集」を発刊しようと、密かに機会を窺っている。
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