昼寝ネコの雑記帳

台風一過、平穏になったのは空模様だけのようだ

Bach - Cello Suite No.3 iv-Sarabande

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 ウォーキングの際、イヤホンで聴くのは決まってピアソラだった。永年の習慣になっていた。去年あたりから、シャーリー・ホーンを聴く機会が増えていたが、今日は初めて、ミーシャ・マイスキーのチェロ演奏で、バッハの無伴奏チェロ・ソナタを聴いた。

 ピアソラの作品は印象が強烈で、ときどき聴きながら原色のストーリーが思い浮かぶほどだった。それに較べると、バッハのチェロ曲は幽玄であり、まるで地上の喧噪と俗世を超越した空間に包まれるかのようだった。

 珍しく、クシャミと鼻水が止まらず、一晩でくずかごがティッシュペーパーで溢れてしまった。ときどき点鼻薬を鼻腔に噴霧し、だましだまし一日を過ごしたが、症状さえ治まれば、あとはなんの憂いもない。しかし、世の中にはこれから敗戦処理や残務処理を避けて通れない人もいる。

 セブンイレブンの店頭で、いつものように日刊ゲンダイと夕刊フジの一面を見較べた。日刊ゲンダイのセンセーショナルな見出しには馴れているつもりだが、それでも毎回見る度に感心している。よくもこれだけ実体のない非難・罵倒のタイトルをひねり出せるものだと感心している。

 夕刊フジの一面見出しに「希望の党、小池代表を解任」という意味の言葉があった。都議選の前や衆議院選の頃、華やかな政治的スポットライトを全身に浴びていたのが嘘のように、今では戦犯としての冷ややかな視線を都庁内、都議会、そして希望の党から容赦なく向けられている。

 どの程度の信憑緒生があるのか私には推測すらできないが、国難に直面して野党を分断・崩壊させる自爆テロの役割を、進んで引き受けたと考えると、小池さんらしさが偲ばれる。真相は誰にも解明できないだろうけれど、私は今でもそのように勝手に推測している。

 願わくば、野党が統一化の駆け引きで足下が揺らいでいる間に、与党が結束して日本政治の筋骨を逞しくし、危難を乗り越えてほしいと思っている。国内外の政治は陰謀が渦巻いていると思うが、大多数の日本人はある種の純粋無垢な魂を持ち続けている。武術の心得はともかく、サムライのように私利私欲に囚われない高貴な気概を持つ多くの国民に後押しされて、国を浄化してほしいものだ。

 私は残念なことに、思うように言葉が出てこない回数が増えている。限界を感じているので、重力に逆らうように、老化に抗ってスポーツジムに通うことにした。11月1日に地元でオープンするジムには体育館がある。オールコートでバスケットボールの試合ができるスペースが5階にある。先日発行してもらったカードで入館できるかどうか、確認しに行ってきた。バスケットは初心者向けと聞いているが、どの程度の内容か質問した。すると、当日集まった人たちでチームを作り、試合をするという。「私は公認審判ではないが、20年ほど前まで高体連の公式試合で審判をしていたんですよ」というと、受付の男性は私を見つめてしばし沈黙した。「でも、今は歩くのがやっとで、走るなんてとんでもないことです。私には無理そうですね」というと、安心したように笑顔に戻った。

 筋力は衰えているし、眼底出血の後遺症で左右の目がゆがんで見えるため、遠近感も無くなっている。ボールをキャッチすることもできないだろう。しかし、コート上に立つと、昔の感覚が甦ってしまい、反射的に能力以上の動きをしようとしてしまい、筋骨を痛めるのが目に見えている。

 あれこれと、これ以上無謀なことを考えず、なるべく早く環境を整えて引退し、ネコを横に置きながら、のんびりと短編小説を書いて将棋を指し、英語プラス数カ国語の勉強をしながら、それと国家インテリジェンスに国際政治と歴史と統計学を勉強し・・・あらら、やっぱりまだまだ無謀さは消え去っていないようだ。こうなったら、身動きができなくなるときまで・・・身動きができなくなっても思考力があってキーボードを叩けるうちは、運命に逆らって何かをし続けたいと思っている。・・・やはり無謀だと思うが、そういう性質なので、これはもう仕方がないだろう。

 90歳を過ぎて国家の軍事顧問を現役引退したという、アンドリュー・マーシャルについてもう少し学び、いいとこ取りで真似をしようと目論んでいる。いつまでも懲りないじじいである。・・・本当はじじいという呼称には抵抗がある。しかし、現実に孫たちからそう呼ばれているのだから、甘受するしかないだろう。


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by hirune-neko | 2017-10-25 01:05 | 心の中のできごと | Comments(2)
Commented by causal at 2017-10-26 09:15 x
おはようございます。小池さんに因んだ4つの曲。
■ミシェル(Michel,Michelle)
小池さんは大天使ミカエル(安倍首相)に反逆し敗れたルシフェルか ?
タチアナ・リツコヴァ (東欧はペラルーシ共和国出身の女性ギタリスト)
♪Michelle performed by Tatyana Ryzhkova
https://www.youtube.com/watch?v=C95R0tsX5rw

■Libertango
自由民主党 the Liberal Democratic Partyに戦いを挑んで敗れた小池さんに贈る真の「自由のタンゴ」
♪Libertango by Tatyana's Guitar Quartet
https://www.youtube.com/watch?v=pPu1om4WZsQ

■Yesterday
「夏草や 兵どもが 夢の跡」
アナ・ヴィドヴィッチ Ana Vidović, クロアチア出身のクラシックギター奏者
武満徹編曲 「ギターのための12の歌」の中から。
♪Ana Vidovic plays Yesterday Arr. Tōru Takemitsu
https://www.youtube.com/watch?v=kz7fxTAzan8

■Godfather
希望の党の名付け親”godfather” “godmother”の小池さんだったのだが…。
♪Godfather Theme on Jazz Harp
https://www.youtube.com/watch?v=5NNquEpupOE

♪The Speakeasies Swing Band : Theme from The Godfather
https://www.youtube.com/watch?v=u9ceR1rqWGI
Commented by hirune-neko at 2017-10-26 12:37
causalさん

コメントを有難うございました。

タチアナ・リツコヴァのLibertangoは、
一瞬、ギター四重奏かと思いましたが、
よく見ると、合成された独り四重曹なんですね。
このような動画は初めてです。

それにしても、ミカエルとルシフェルのこと、
良くご存知ですね。
改めて見識の広さと深さに驚いています。
小池さんは政界の自爆テロではあかったのかと
根拠は何もありませんが、今でも可能性を
否定できないでいます。

本当に予断の許さない時代になりましたね。
身辺、ご安全にお過ごしください。

有難うございました。
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妄想から始まり、脳内人格を与えられた不思議な存在
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昼寝ネコのプロフィール
・1951年
 小さいころ、雨ざらしで目ヤニだらけの捨てネコを拾ってきては、親から小言をいわれる。小学校低学年の音楽と図工は通信簿が「2」。中学からバスケを始めるも、高校2年で部活を止め、ジャズ喫茶通いが日課となる。授業が退屈でがまんできず、短編小説を書いては授業中のクラスで強制的に回覧させ、同級生の晩学を妨げることしばしば。早く卒業してほしいと、とくに物理の先生が嘆いていたようだ。ビル・エバンス、チャーリー・パーカー、ジョン・コルトレーンに心酔。受験勉強をすっかり怠り、頭の中は浸水状態。

・1969年 
 中央大学経済学部入学
 まぐれで合格するも、東大安田闘争・70年安保闘争などの影響で神田界隈はマヒ状態。連日機動隊がやってきて大学はロックアウト・封鎖の繰り返し。すっかり希望を失い、大いなる時間の浪費が始まる。記憶に残っているのは、ジャズを聴いたこと、大学ノートに何やら書きなぐったこと、ぼーっと考えごとをすること。数限りなく、雑多なアルバイトをやったこと。一応は無難にこなした・・・はずだ。いろいろ本を買いあさったが「積ん読状態」で、ただ、アルベール・カミュの作品には衝撃を受ける。それと、寮生活だったので、嫌いだった納豆を食べられるようになったのは、収穫だった。

・1974年 
 同大学卒業
 1年留年し、5年かけてなんとか卒業。理由は単位を落としたからだが、結局5年間の学生生活で授業に出席したのは、おそらく数十日ではなかったろうか。毎回レポート試験で単位をいただいたが、ほとんどは寮生仲間に「餃子ライス」を報酬に、作成を代行してもらった。今さら卒業証書を返還せよといわれても、もう時効だろう。白門同窓生の恥部であることは、重々自覚している。
     
・2006年 
 現在に至る
 プロポーズしたら1週間待ってくれという。そんなに待てないといったら、翌日ハート型のケーキを焼いて待っていてくれた。世の中には奇特な女性がいるものだ。おまけに4人も子どもを産み育ててくれて・・・育児放棄の夫に寛大な女性で・・・おまけに子どもたちは・・・三人の息子と息子のような娘が一人なのだが・・・父親を反面教師として、なんとか実社会に順応している。大したものだ。わが家には、「親の七光り」など存在せず、「子の七光り」で恩恵をいただいているようなものだ。

・2010年 宇宙の旅
 人生も、それなりに辛抱して生きていれば、悪いことばかりではないなと思っている。2010年には、どこで何をしていることやら。宇宙のチリになっているのか、地中に埋もれているのか、はたまた相変わらず時間を見つけては昼寝三昧なのか、こればかりは全く予測がつかない。

・現在
 このブログを始めた頃、2010年なんてずっと未来の存在だった。でも、気がついてみたら2010年はすでに過去のできごとになってしまった。2013年になり、もうじき2014年になろうとしているこの時期に、改めてブログに書き残された何編もの雑文が、自分の心の軌跡という遺産になっていることを感じている。6年前に「昼寝ネコの雑記帳」という単行本を出版した。最近は「続・昼寝ネコの雑記帳~創作短編集」を発刊しようと、密かに機会を窺っている。
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