ひとつのことに1万時間を費やして、ようやくプロだそうだ 1万時間といわれても、ピンとこない。毎日5時間、1ヶ月を20日だとして、1ヶ月で100時間になる。1万時間に到達するには100ヶ月、つまり8年と4ヶ月になる。 なんとなく同意したくなるが、私の場合はさらに年数をかけているのに、まだまだ完成度は低い。実感としては五合目から六合目あたりだろうか。しかし、全く道標のない、しかも道路らしい道路のない未開の山奥に踏み込んでいるので、もっともっと年数が必要なのだろう。 少し時間をかけて、過去に公開情報から保存しておいたデータを探してみた。最近はあまり閲覧していなかったので、見つけるのに手間取ってしまった。 その中からひとつだけご紹介したい。ファイル名は「売国基準110822」となっているので、2011年8月にクリップしたものだ。今よりずっと「アマチュア」だった時期なので、出典の記載がない。発信者には大変失礼なことだと反省している。 以下に、そのデータ情報をそのまま転記してご紹介する。これから、議員などの評価を数値化する際に、役に立つと思っている。もちろん、各案件ごとの評価基準をどのような数値にするかが重要であり、逆にしっかりした視点による評点を設定しなければならない。かなり時間のかかる作業だ。 【「売国基準110822」・出典不明】 *google検索したが出典を見つけられず。 1.特亜特権
2.歴史認識
3.憲法・防衛
4.外交方針
5.北朝鮮問題
6.靖国神社・皇統護持
7.特定政党・グループ(2011年当時のデータなので現在とは異なる)
8.その他の議連
(以上、転記終了) 当時の私は、ずいぶん多くの基準があるものだと、驚きつつも感心し、データを保存しておいたものだ。これを作成された方は、かなりの時間を費やして調査・研究されたに違いない。そして、これらのひとつひとつに対し、明快な概要説明と同時に賛成、あるいは反対の議員に対し、どうのような基準で数値評価を設定したのかの理由を、理路整然と答えられるようになることが必要だ。これもかなり時間と労力の要る作業だ。しかし避けて通ることはできない。 この作業はほんの一部だと思っている。例えば、政治資金報告書を入手し、資金提供者・団体・企業のデータ化、そしてそれらの背後調査も必要だろう。私一人で作業をしていたら、死ぬまでかかっても終わらないのではないだろうか。どうしても分業が必要になる。情報機関でいうところの「分析官」を育成しなければならない。そこでまず、人件費予算という壁が立ちふさがってしまう。 情報機関といっても、国家の情報機関と違い目指しているのは、一般個人・家庭の視点に立っての情報機関だ。私自身も勉強しながら、ウェブセミナー形式でインテリジェンスの基本を学んでいただけるようカリキュラムを作成しようと思っている。・・・これだけでも気の長い話だ。 妄想から始まって、どこまで現実に近づけられるか分からないが、諦めずに、なんとか時間を確保して構築したいと考えている。まるで平成のサンチョ・パンサかもしれないが、そのような発想の人間が一人ぐらいいてもいいのではないだろうか。 そのようなファミリー・インテリジェンスサービス機能が、激しい情報戦争の渦中で生きる現代人には、必需になっていると考えている。
by hirune-neko
| 2017-10-02 00:30
| インテリジェンス
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・1951年
小さいころ、雨ざらしで目ヤニだらけの捨てネコを拾ってきては、親から小言をいわれる。小学校低学年の音楽と図工は通信簿が「2」。中学からバスケを始めるも、高校2年で部活を止め、ジャズ喫茶通いが日課となる。授業が退屈でがまんできず、短編小説を書いては授業中のクラスで強制的に回覧させ、同級生の晩学を妨げることしばしば。早く卒業してほしいと、とくに物理の先生が嘆いていたようだ。ビル・エバンス、チャーリー・パーカー、ジョン・コルトレーンに心酔。受験勉強をすっかり怠り、頭の中は浸水状態。 ・1969年 中央大学経済学部入学 まぐれで合格するも、東大安田闘争・70年安保闘争などの影響で神田界隈はマヒ状態。連日機動隊がやってきて大学はロックアウト・封鎖の繰り返し。すっかり希望を失い、大いなる時間の浪費が始まる。記憶に残っているのは、ジャズを聴いたこと、大学ノートに何やら書きなぐったこと、ぼーっと考えごとをすること。数限りなく、雑多なアルバイトをやったこと。一応は無難にこなした・・・はずだ。いろいろ本を買いあさったが「積ん読状態」で、ただ、アルベール・カミュの作品には衝撃を受ける。それと、寮生活だったので、嫌いだった納豆を食べられるようになったのは、収穫だった。 ・1974年 同大学卒業 1年留年し、5年かけてなんとか卒業。理由は単位を落としたからだが、結局5年間の学生生活で授業に出席したのは、おそらく数十日ではなかったろうか。毎回レポート試験で単位をいただいたが、ほとんどは寮生仲間に「餃子ライス」を報酬に、作成を代行してもらった。今さら卒業証書を返還せよといわれても、もう時効だろう。白門同窓生の恥部であることは、重々自覚している。 ・2006年 現在に至る プロポーズしたら1週間待ってくれという。そんなに待てないといったら、翌日ハート型のケーキを焼いて待っていてくれた。世の中には奇特な女性がいるものだ。おまけに4人も子どもを産み育ててくれて・・・育児放棄の夫に寛大な女性で・・・おまけに子どもたちは・・・三人の息子と息子のような娘が一人なのだが・・・父親を反面教師として、なんとか実社会に順応している。大したものだ。わが家には、「親の七光り」など存在せず、「子の七光り」で恩恵をいただいているようなものだ。 ・2010年 宇宙の旅 人生も、それなりに辛抱して生きていれば、悪いことばかりではないなと思っている。2010年には、どこで何をしていることやら。宇宙のチリになっているのか、地中に埋もれているのか、はたまた相変わらず時間を見つけては昼寝三昧なのか、こればかりは全く予測がつかない。 ・現在 このブログを始めた頃、2010年なんてずっと未来の存在だった。でも、気がついてみたら2010年はすでに過去のできごとになってしまった。2013年になり、もうじき2014年になろうとしているこの時期に、改めてブログに書き残された何編もの雑文が、自分の心の軌跡という遺産になっていることを感じている。6年前に「昼寝ネコの雑記帳」という単行本を出版した。最近は「続・昼寝ネコの雑記帳~創作短編集」を発刊しようと、密かに機会を窺っている。 お気に入りブログ
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