最難関のプロジェクトが、ようやく八合目まで来たShirley Horn - "Solitary Moon” いつもクリックを有難うございます。励みになっています。 (あららのら!・・・昨晩、突貫工事を終えたのが午前2時頃だった。それからブログ記事を書き終えて、アップ作業をした記憶があるのに、記事がない。もしかしたら、少し朦朧として勘違いしたのだろうか。こんなことは初めてだ。ようやく月末の振り込み作業を終えて、再度掲載作業をしている。毎日読んでくださる方には、余計なご心配をおかけしたかもしれないが、平常通りの妄想人間なので、ご心配なく・・・。) 60数ページの小冊子だが、画像が100点近くある。邦文と英文を並記するのだが、いただいた原稿は原因不明で両方が入り組んでしまっている。英語力がなければとてもレイアウトできるような代物ではない。最終原稿をいただいてから9ヶ月も経ってしまった。その間に2回の修正があった。章ごとにバラバラの入稿だったので、終盤になってようやく全体構造が頭に入った。つまり、あたかも自分が企画したような感じで、全体像を掌握できるようになった。 ボランティアでお手伝いしているとはいえ、辛抱強くお待ちいただき、大変申し訳なく思っている。数十年間、クォークエクスプレスという製作ソフトを使用しているが、昨年のQuark2016のバージョンから、大幅な変更が行われ、利用したい機能がどこにあるのか、全く分からなくなってしまっていた。まるで初めて触るに等しい状態だった。 不思議なもので、こうして八合目まで来ると、今まで不自由に感じていた機能も、今では自分の手足のようになって動かせるようになっている。いつも思うことだが、苦難を堪えて努力していれば報われるものだと、改めて思っている。 そんなことはいいのだが、キリのいいところまでと思って頑張ったら、とうとう午前2時になってしまった。でも、達成感が大きいので嬉しく思っている。早く納品し、次の課題であるサイト制作のソフトを最新バージョンに更新、みるとすの公式サイトの復元、ウィークリーみるとすの復刊までは早急にこぎ着けたいと思っている。 振り返れば、久しぶりにしんどい期間を過ごした。私の年齢では、負荷の大きい作業だった。でも、いずれは電子書籍のKindle版を製作するのがとても楽になっているはずだ。鈴木さんから画像の提供を受け、笠井さんからはネコのイラストの支給を受け、自分でストーリーを考えたら、後は装丁家の協力も必要だが、それ以外の作業は全て自分で行い、晴れて電子書籍の出版社としてデビューすることになる。このチームだと史上最低リスクの出版スキームの誕生になる。 紙の書籍出版には印刷費・用紙代、製本代、加工費、在庫費、流通経費などの費用が発生するが、それでもやはり理想は紙の書籍と電子書籍の同時出版なのではないだろうか。Kindle版書籍の出版に関する新しいノウハウもあるようなので、徐々に量産体制に持って行きたいが・・・How old am I?・・・この際だから、年齢のことは考えず、あくまでも三千歳だということで通している方が、年齢を感じなくて済みそうだ。 さすがに明日は月末でもあるので、ここで休ませていただく。でも、ようやく先が見えてきて、本当に心が軽くなっている。
by hirune-neko
| 2017-07-31 15:01
| 心の中のできごと
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・1951年
小さいころ、雨ざらしで目ヤニだらけの捨てネコを拾ってきては、親から小言をいわれる。小学校低学年の音楽と図工は通信簿が「2」。中学からバスケを始めるも、高校2年で部活を止め、ジャズ喫茶通いが日課となる。授業が退屈でがまんできず、短編小説を書いては授業中のクラスで強制的に回覧させ、同級生の晩学を妨げることしばしば。早く卒業してほしいと、とくに物理の先生が嘆いていたようだ。ビル・エバンス、チャーリー・パーカー、ジョン・コルトレーンに心酔。受験勉強をすっかり怠り、頭の中は浸水状態。 ・1969年 中央大学経済学部入学 まぐれで合格するも、東大安田闘争・70年安保闘争などの影響で神田界隈はマヒ状態。連日機動隊がやってきて大学はロックアウト・封鎖の繰り返し。すっかり希望を失い、大いなる時間の浪費が始まる。記憶に残っているのは、ジャズを聴いたこと、大学ノートに何やら書きなぐったこと、ぼーっと考えごとをすること。数限りなく、雑多なアルバイトをやったこと。一応は無難にこなした・・・はずだ。いろいろ本を買いあさったが「積ん読状態」で、ただ、アルベール・カミュの作品には衝撃を受ける。それと、寮生活だったので、嫌いだった納豆を食べられるようになったのは、収穫だった。 ・1974年 同大学卒業 1年留年し、5年かけてなんとか卒業。理由は単位を落としたからだが、結局5年間の学生生活で授業に出席したのは、おそらく数十日ではなかったろうか。毎回レポート試験で単位をいただいたが、ほとんどは寮生仲間に「餃子ライス」を報酬に、作成を代行してもらった。今さら卒業証書を返還せよといわれても、もう時効だろう。白門同窓生の恥部であることは、重々自覚している。 ・2006年 現在に至る プロポーズしたら1週間待ってくれという。そんなに待てないといったら、翌日ハート型のケーキを焼いて待っていてくれた。世の中には奇特な女性がいるものだ。おまけに4人も子どもを産み育ててくれて・・・育児放棄の夫に寛大な女性で・・・おまけに子どもたちは・・・三人の息子と息子のような娘が一人なのだが・・・父親を反面教師として、なんとか実社会に順応している。大したものだ。わが家には、「親の七光り」など存在せず、「子の七光り」で恩恵をいただいているようなものだ。 ・2010年 宇宙の旅 人生も、それなりに辛抱して生きていれば、悪いことばかりではないなと思っている。2010年には、どこで何をしていることやら。宇宙のチリになっているのか、地中に埋もれているのか、はたまた相変わらず時間を見つけては昼寝三昧なのか、こればかりは全く予測がつかない。 ・現在 このブログを始めた頃、2010年なんてずっと未来の存在だった。でも、気がついてみたら2010年はすでに過去のできごとになってしまった。2013年になり、もうじき2014年になろうとしているこの時期に、改めてブログに書き残された何編もの雑文が、自分の心の軌跡という遺産になっていることを感じている。6年前に「昼寝ネコの雑記帳」という単行本を出版した。最近は「続・昼寝ネコの雑記帳~創作短編集」を発刊しようと、密かに機会を窺っている。 お気に入りブログ
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