忙中閑なし・・・トホホの青息吐息だった 今日こそは請求書を作成して発送しようと思っていた。それなのに、朝から衝撃的な電話でスケジュールが狂ってしまった。衝撃的といっても私にとって衝撃的なのであって、普通の言い方をすれば依頼されたことを、すっかり忘れて放置していたに過ぎない。後でやろうと思って、頭の中に入れておいたつもりが次々と新しい案件が入るため、いつの間にかどこかに行ってしまった。メモる時間も惜しい状態なので、改めてきちんとタスク管理の仕組みを作り直さなければならない。 なんのことはない。産婦人科で出産したお母さんに、絵本の申し込みセットを渡してもらうのだが、100セット作って送ってくれと言われていたのだ。もう数週間以上前のことだと思う。説明チラシ、製作依頼書、足形色紙、郵送用の大型封筒を大至急つくらなければならなくなってしまった。 たまたま寿命だと思っていたインクジェットプリンターが蘇生し、今では目の前に2台のプリンターが並んでいる。初代はオーギーという名で呼んでいた。新しく購入した同じ型のプリンターには、手抜きをしてオーギー・ジュニアと名付けた。 夕方前になんとか印刷し終えたが、郵便屋さんが集荷に来るまでに請求書を印刷し、封筒に入れなくてはならない。これもなんとかギリギリに終えることができた。ところが、悪いことは重なるものでIMacのメール機能が働かなくなってしまった。3回も電話サポートに電話して、なんとか動くようにになった。 どうでもいい話ではあるが、MacOSとIOSの音声入力ソフトが異なるものになったようだ。以前は、かなり正確に変換してくれたし、早口で話してもちゃんと変換してくれた。今、この記事は新しくなったiMacで音声入力している。数ヶ月前に「兄弟」といったのに「姉妹」と変換されてしまう不具合をアップルに報告した。確かにそれは修正されたようだ。しかし、かなりの確率で誤変換が発生している。ちょっと難しい漢字の熟語だとカタカナで表記されてしまう。これまでのソフトが高校生レベルだとすると、新しいソフトはせいぜい小学校高学年レベルである。しかし、どうやら学習機能があるようで、少しずつだが精度が増してきているようだ。音声入力ソフトに言わせると、さんざん私のことをこき使っておきながら、そこまで悪く言うか・・・ということになるだろう。しかし、私にとっては重大な問題なのだ。だって、変換した瞬間は正しく表記しているのに、ちょっと目を離すと全く別の文字になってしまっている。まぁ長い付き合いだから、お互いに切磋琢磨して精度高めて行こうではないか。 そんなこんなで、今日はすっかりさんざんな目に遭ってしまった。遅い時間になったがこれから歩こうと思った。しかしあいにくの雨だ。すぐ自分に都合よく解釈し、今日はやめておこうと一気に無精者に逆戻りしてしまった。 長時間にわたって神経を酷使したせいで、頭のクールダウンが必要だと思った。クールダウンになるわけがないのに、アホな私は将棋道場81に行き、ログインした。少し待ったら、ドイツの方から対戦申し込みがあった。相手が先手で、初手がなんと1六歩だった。かなり格下の相手だったので、中盤まで行かない前に相手が投了した。ドイツ在住で、一体誰に将棋を習っているのだろうか。・・・そんなことより、そこで止めておけばいいのに今度は24将棋の方にログインした。私よりもかなりレートの高い人から挑戦を受けた。しかし、少々乱暴な指し方をする人で、中盤までに相手の飛車と角を手に入れてしまった。しかし、なかなか粘る人だったので最終的に詰め終えるまで、かなりの手数を要した。 そのようなわけで、相変わらず大型の遅延案件が行く手を塞いでいる。なんとか片付けようと毎日思っているが、人生はなかなか思うようにいかないものだ。しかし逆に、人生のすべて思い通りに運び、順風満帆で進んでいると、見た目はいいかもしれないが人間としての深みや奥深さが、どうなっているか私は懸念する。かといって私自身は、これまでに様々な辛酸を舐めてきたが、では、私自身の人間としての深みや奥深さはどうだろうか。実際には、そんなことに神経を使っているような余裕がない。ただ言えることは、冗談半分で自分のことを妄想家と自称しているが、確かに人間や社会の目に見えない部分をあれこれイメージとして捉えられるようになっていると思う。時間があれば、じっくりと創作したいと思うが、今の私にとってはそれは、とても贅沢な話だ。日に日に老いていくことを視野にも入れず、ただひたすら前傾姿勢を保っている。・・・心なしか音声入力の精度が少し上がってきたような気がする。パソコンでもおだてれば、木に登るのかもしれない。 いつもクリックを有難うございます。励みになっています。
by hirune-neko
| 2017-07-05 00:07
| 心の中のできごと
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・1951年
小さいころ、雨ざらしで目ヤニだらけの捨てネコを拾ってきては、親から小言をいわれる。小学校低学年の音楽と図工は通信簿が「2」。中学からバスケを始めるも、高校2年で部活を止め、ジャズ喫茶通いが日課となる。授業が退屈でがまんできず、短編小説を書いては授業中のクラスで強制的に回覧させ、同級生の晩学を妨げることしばしば。早く卒業してほしいと、とくに物理の先生が嘆いていたようだ。ビル・エバンス、チャーリー・パーカー、ジョン・コルトレーンに心酔。受験勉強をすっかり怠り、頭の中は浸水状態。 ・1969年 中央大学経済学部入学 まぐれで合格するも、東大安田闘争・70年安保闘争などの影響で神田界隈はマヒ状態。連日機動隊がやってきて大学はロックアウト・封鎖の繰り返し。すっかり希望を失い、大いなる時間の浪費が始まる。記憶に残っているのは、ジャズを聴いたこと、大学ノートに何やら書きなぐったこと、ぼーっと考えごとをすること。数限りなく、雑多なアルバイトをやったこと。一応は無難にこなした・・・はずだ。いろいろ本を買いあさったが「積ん読状態」で、ただ、アルベール・カミュの作品には衝撃を受ける。それと、寮生活だったので、嫌いだった納豆を食べられるようになったのは、収穫だった。 ・1974年 同大学卒業 1年留年し、5年かけてなんとか卒業。理由は単位を落としたからだが、結局5年間の学生生活で授業に出席したのは、おそらく数十日ではなかったろうか。毎回レポート試験で単位をいただいたが、ほとんどは寮生仲間に「餃子ライス」を報酬に、作成を代行してもらった。今さら卒業証書を返還せよといわれても、もう時効だろう。白門同窓生の恥部であることは、重々自覚している。 ・2006年 現在に至る プロポーズしたら1週間待ってくれという。そんなに待てないといったら、翌日ハート型のケーキを焼いて待っていてくれた。世の中には奇特な女性がいるものだ。おまけに4人も子どもを産み育ててくれて・・・育児放棄の夫に寛大な女性で・・・おまけに子どもたちは・・・三人の息子と息子のような娘が一人なのだが・・・父親を反面教師として、なんとか実社会に順応している。大したものだ。わが家には、「親の七光り」など存在せず、「子の七光り」で恩恵をいただいているようなものだ。 ・2010年 宇宙の旅 人生も、それなりに辛抱して生きていれば、悪いことばかりではないなと思っている。2010年には、どこで何をしていることやら。宇宙のチリになっているのか、地中に埋もれているのか、はたまた相変わらず時間を見つけては昼寝三昧なのか、こればかりは全く予測がつかない。 ・現在 このブログを始めた頃、2010年なんてずっと未来の存在だった。でも、気がついてみたら2010年はすでに過去のできごとになってしまった。2013年になり、もうじき2014年になろうとしているこの時期に、改めてブログに書き残された何編もの雑文が、自分の心の軌跡という遺産になっていることを感じている。6年前に「昼寝ネコの雑記帳」という単行本を出版した。最近は「続・昼寝ネコの雑記帳~創作短編集」を発刊しようと、密かに機会を窺っている。 お気に入りブログ
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