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昼寝ネコの雑記帳

不精者 中継地点で折り返し 心新たに初めの一歩


Pat Metheny and Toots Thielemans - Always And Forever 1992.wmv


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 今日は2017年の折り返し地点だった。

 正直に言ってしまうが、私はかなりの不精者である。メールを受信したら、迅速に返信するし、対応案件に見落としが発生しないよう、できるだけ緻密に管理する努力はしている。従って、仕事面では決してズボラではないと思っている。

 何が無精かというと、まずは医者嫌いで病院に行きたくない。最後に病院に行ったのは、何日も熱が下がらず食欲も失せてしまい、さすがに不安になって近所の病院に行った。もう5年以上も前のことだと思う。足の傷から菌が入り、胆嚢炎を起こしているという診断で、即入院となった。担当の内科医は癌があると思うと言い、消化器外科に回された。MRIやCTスキャンの検査の結果、消化器外科の医師は、「癌はありません。しかし尿管結石があるので手術で取りましょう、いつにしましょうか」、と言われてしまった。「結石はどれぐらいの大きさですか?」と質問したら、一瞬ためらった「1センチ」だと言われた。少し考えさせてほしいと言ったまま、放置してしまった。何も不具合は発生してない。

 実は床屋に行くのも好きではない。頭髪が鬱陶しいぐらい伸びてしまって、仕方なく行っている。風呂に入るのも好きではない。体質的に熱い風呂が苦手で、これは小さい頃銭湯で貧血を起こし、後ろ向きに頭から湯船に落ちたのがトラウマになっているようだ。あの時は祖母がすぐに気づいて、両足を掴んで引き上げてくれたので、大事には至らなかった。さすがに今では、血行促進のために毎日入浴するようになっている。

 出不精という体質もあり、困ったものだ。デブ症だったら、ダイエットで解決すると思うが、群れてカラオケに行く、温泉に行く、宴会に行くという類いのことが、今でも苦手である。本当に人付き合いが悪い。このDNAは、次男と娘に受け継がれているようだ。

 当たり前だと言われるかも知れないが、ここ5日間連続して、それなりの歩行時間を確保したら、気力が出てきている。足先の鬱陶しさも改善してきた。気力があるかないかは、私にとって非常に重要だ。気力が出ないと、何もかもが億劫になり先延ばしにしてしまう。今日も、初期化したiPad Proにサーバーから流れてくる、数千通の過去メールを忍耐強くひとつひとつ削除し、なんとか空にする作業を終えた。

 気力が落ちると、もういいか、という気分になってしまう。厭世的な気分を薄めるために、甘いものが常備品になっていた。その点は改善してきており、セブンイレブンに行っても、ひと頃のようにブルボン製菓のチョコブラウニーは買わなくなった。チーズケーキもマカダミアクッキーも素通りできるようになったし、チョコレート依存症も、カカオ成分の比率の高いのをしばらく食べて、克服することができた。

 森友、加計、大臣の失言、国連報告などの推移を見ても、日本人として恥ずかしくなってしまう。あれが国会議員の職務なのかと思ってしまう。また、外患罪集団告発から、司法に対する懲戒請求に移行している状況を見ていると、日本の病巣の深さを再認識している。現実に距離を置き、評論家的な視点から論評する私に較べると、改めて余命3年時事日記+余命三年時事日記のように、決してブレずに目的ブログとして邁進してる姿には、頭が下がる。

 しかしながら、人にはそれぞれの個性と立場があり、全てが画一的な動きをする必要はないと思っている。時間はかかると思っているが、私は私なりの構想と方向性を維持したと思う。登山経験はないが、頂上まで行かずとも、中腹まで辿り着いただけでも、視界は大きく開け全体を眺望できると思う。少しずつでも登り続けていれば、徐々に視界が開けるだろうと、不精者らしく楽観的に考えている。

 本当に実感しているが、毎日のウォーキングは、心身に好影響をもたらすようだ。そのうち、すっかり変容してしまい、人と群れるのが楽しくて仕方がないと思うようになるかもしれない。


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by hirune-neko | 2017-07-01 00:40 | 心の中のできごと | Comments(0)
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妄想から始まり、脳内人格を与えられた不思議な存在

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昼寝ネコのプロフィール
・1951年
 小さいころ、雨ざらしで目ヤニだらけの捨てネコを拾ってきては、親から小言をいわれる。小学校低学年の音楽と図工は通信簿が「2」。中学からバスケを始めるも、高校2年で部活を止め、ジャズ喫茶通いが日課となる。授業が退屈でがまんできず、短編小説を書いては授業中のクラスで強制的に回覧させ、同級生の晩学を妨げることしばしば。早く卒業してほしいと、とくに物理の先生が嘆いていたようだ。ビル・エバンス、チャーリー・パーカー、ジョン・コルトレーンに心酔。受験勉強をすっかり怠り、頭の中は浸水状態。

・1969年 
 中央大学経済学部入学
 まぐれで合格するも、東大安田闘争・70年安保闘争などの影響で神田界隈はマヒ状態。連日機動隊がやってきて大学はロックアウト・封鎖の繰り返し。すっかり希望を失い、大いなる時間の浪費が始まる。記憶に残っているのは、ジャズを聴いたこと、大学ノートに何やら書きなぐったこと、ぼーっと考えごとをすること。数限りなく、雑多なアルバイトをやったこと。一応は無難にこなした・・・はずだ。いろいろ本を買いあさったが「積ん読状態」で、ただ、アルベール・カミュの作品には衝撃を受ける。それと、寮生活だったので、嫌いだった納豆を食べられるようになったのは、収穫だった。

・1974年 
 同大学卒業
 1年留年し、5年かけてなんとか卒業。理由は単位を落としたからだが、結局5年間の学生生活で授業に出席したのは、おそらく数十日ではなかったろうか。毎回レポート試験で単位をいただいたが、ほとんどは寮生仲間に「餃子ライス」を報酬に、作成を代行してもらった。今さら卒業証書を返還せよといわれても、もう時効だろう。白門同窓生の恥部であることは、重々自覚している。
     
・2006年 
 現在に至る
 プロポーズしたら1週間待ってくれという。そんなに待てないといったら、翌日ハート型のケーキを焼いて待っていてくれた。世の中には奇特な女性がいるものだ。おまけに4人も子どもを産み育ててくれて・・・育児放棄の夫に寛大な女性で・・・おまけに子どもたちは・・・三人の息子と息子のような娘が一人なのだが・・・父親を反面教師として、なんとか実社会に順応している。大したものだ。わが家には、「親の七光り」など存在せず、「子の七光り」で恩恵をいただいているようなものだ。

・2010年 宇宙の旅
 人生も、それなりに辛抱して生きていれば、悪いことばかりではないなと思っている。2010年には、どこで何をしていることやら。宇宙のチリになっているのか、地中に埋もれているのか、はたまた相変わらず時間を見つけては昼寝三昧なのか、こればかりは全く予測がつかない。

・現在
 このブログを始めた頃、2010年なんてずっと未来の存在だった。でも、気がついてみたら2010年はすでに過去のできごとになってしまった。2013年になり、もうじき2014年になろうとしているこの時期に、改めてブログに書き残された何編もの雑文が、自分の心の軌跡という遺産になっていることを感じている。6年前に「昼寝ネコの雑記帳」という単行本を出版した。最近は「続・昼寝ネコの雑記帳~創作短編集」を発刊しようと、密かに機会を窺っている。
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