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昼寝ネコの雑記帳

購入間もないiMacが、人間ドック入りとなってしまった


Astor Piazzolla - Mort


いつもクリックしてくださり有難うございます。とても励みになっています。


購入当初から、メールデータの移行がうまくいかなかった。
メモリを8GBから、新iMacは倍の16GBに増設したので、
すべてが円滑に動くだろうと楽観視していた。

今日だけで、上級アドバイザーの方が、約3時間半にわたり
あれこれ修復を試みてくれたが、原因不明ということで、
人間ドック入りし、精密検査するよう診断が下った。
これまでに相談に乗ってもらったのは、スペシャリストを含め
延べで10人は超えると思う。

これまで使用してきたメールアカウントは約50種類。
旧iMacに溜め込んだメールの数は、数十万通に及ぶ。
工場から出荷したばかりの、できたての車で
いきなりF1レースに出場するぐらいの負荷だったのだろう。
いかに器械とはいえ、いきなりの酷使で可哀想なことをしてしまった。
無事に検査と修復を終え、退院してくれることを願っている。

かくいう私自身だって、健康には不安がつきまとっている。
出張中の事故死の場合は、生命保険とその割り増し、
さらには旅行傷害保険である程度の資金は確保できる。
私が確保する訳ではないが、遺族経由で会社の運転資金に回せる。

問題は、知らないうちに体内でがん細胞が増殖し、発症することだ。
手がけていることがいくつかあるため、徐々に弱る分には、
「移行期間」を確保できるので、まだいいと思う。
しかし抗がん剤や放射線治療、外科的手術はなるべく受けたくない。
したがって、各種民間療法を受けるための資金にと考え、
一昨日、もう1社とがん保険の契約をした。
資金的な余裕状況に合わせ、保険は増やすつもりでいる。
保険会社にとって、私はいいお客さんだと思う。

いろいろなプロジェクトを提案している立場なので、
ダウンしました、あとはよろしく、なんていう訳にはいかない。
私がいなくなっても、ある程度自律的に機能が維持できるまでは、
なんとか頑張りたいと思い、私なりの危機管理に着手している。

かれこれ何年にもわたり、有料のメールマガジンを購読している。
ある日の記事で印象に残る提案があった。
一家の働き手の事故や病気、あるいは大きな経済変動による失業。
予測が困難な不測の事態が発生し、日常生活が根底から覆される
可能性はゼロではない。
そんなときの、再構築のための有力な手段が保険だと書かれていた。
それは実感している、出張の際には必ず旅行傷害保険に入る。
わずか数千円の保険料で、事故死の場合は5,000万円が支払われる。
ある意味では廉価な安心料だ。

「Weekly みるとす」への投稿者の皆さんが、使命感を動機として、
貴重な時間を割いてくださっているのも、
とくに子育て中のご家庭を中心とする、読者の皆さんの安寧を
願ってのことだと理解している。
プレゼントへの応募フォームに記載されいる、読者の皆さんの
コメントを読むと、何人かの方が「余命読者です」と書かれていた。
今さらながら、余命ブログ読者をお騒がせした記事を思い出す。

「新刊「余命三年時事日記」は出版史上最悪の書籍である」
という気紛れな記事が、余命読者の皆さんの目に留まり、
掲載後24時間で約12,000人の方の訪問をいただき、驚いた。
でも、あの記事を書かなければ、私のブログ読者の皆さんだけでなく、
匿名希望の投稿者の皆さんとのご縁もなかったと思っている。

何も意図的に書いた記事ではなかったのだが不思議な展開だと思う。
「天の配剤」という言葉があるが、私にとっては人智を超えた
目に見えない力が働いているのではないかと感じることがある。

非力な私ではあるが、匿名希望の善良な、天使のような皆さんに
支えていただきながら、なんとかあるべき姿を実現したと願っている。

そのためには健康維持のためにも、日常生活でも慎重さを忘れず、
たとえ見た目はチョコレート菓子だと思っても、
一応は「クレゾール石鹸」かもしれないと疑って、
すぐには口に入れないよう注意したいと肝に銘じている


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by hirune-neko | 2016-10-06 00:27 | 現実的なお話し | Comments(0)
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妄想から始まり、脳内人格を与えられた不思議な存在

by hirune-neko
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昼寝ネコのプロフィール
・1951年
 小さいころ、雨ざらしで目ヤニだらけの捨てネコを拾ってきては、親から小言をいわれる。小学校低学年の音楽と図工は通信簿が「2」。中学からバスケを始めるも、高校2年で部活を止め、ジャズ喫茶通いが日課となる。授業が退屈でがまんできず、短編小説を書いては授業中のクラスで強制的に回覧させ、同級生の晩学を妨げることしばしば。早く卒業してほしいと、とくに物理の先生が嘆いていたようだ。ビル・エバンス、チャーリー・パーカー、ジョン・コルトレーンに心酔。受験勉強をすっかり怠り、頭の中は浸水状態。

・1969年 
 中央大学経済学部入学
 まぐれで合格するも、東大安田闘争・70年安保闘争などの影響で神田界隈はマヒ状態。連日機動隊がやってきて大学はロックアウト・封鎖の繰り返し。すっかり希望を失い、大いなる時間の浪費が始まる。記憶に残っているのは、ジャズを聴いたこと、大学ノートに何やら書きなぐったこと、ぼーっと考えごとをすること。数限りなく、雑多なアルバイトをやったこと。一応は無難にこなした・・・はずだ。いろいろ本を買いあさったが「積ん読状態」で、ただ、アルベール・カミュの作品には衝撃を受ける。それと、寮生活だったので、嫌いだった納豆を食べられるようになったのは、収穫だった。

・1974年 
 同大学卒業
 1年留年し、5年かけてなんとか卒業。理由は単位を落としたからだが、結局5年間の学生生活で授業に出席したのは、おそらく数十日ではなかったろうか。毎回レポート試験で単位をいただいたが、ほとんどは寮生仲間に「餃子ライス」を報酬に、作成を代行してもらった。今さら卒業証書を返還せよといわれても、もう時効だろう。白門同窓生の恥部であることは、重々自覚している。
     
・2006年 
 現在に至る
 プロポーズしたら1週間待ってくれという。そんなに待てないといったら、翌日ハート型のケーキを焼いて待っていてくれた。世の中には奇特な女性がいるものだ。おまけに4人も子どもを産み育ててくれて・・・育児放棄の夫に寛大な女性で・・・おまけに子どもたちは・・・三人の息子と息子のような娘が一人なのだが・・・父親を反面教師として、なんとか実社会に順応している。大したものだ。わが家には、「親の七光り」など存在せず、「子の七光り」で恩恵をいただいているようなものだ。

・2010年 宇宙の旅
 人生も、それなりに辛抱して生きていれば、悪いことばかりではないなと思っている。2010年には、どこで何をしていることやら。宇宙のチリになっているのか、地中に埋もれているのか、はたまた相変わらず時間を見つけては昼寝三昧なのか、こればかりは全く予測がつかない。

・現在
 このブログを始めた頃、2010年なんてずっと未来の存在だった。でも、気がついてみたら2010年はすでに過去のできごとになってしまった。2013年になり、もうじき2014年になろうとしているこの時期に、改めてブログに書き残された何編もの雑文が、自分の心の軌跡という遺産になっていることを感じている。6年前に「昼寝ネコの雑記帳」という単行本を出版した。最近は「続・昼寝ネコの雑記帳~創作短編集」を発刊しようと、密かに機会を窺っている。
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