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昼寝ネコの雑記帳

気の毒なヒラリー・クリントン米大統領候補


"Solo" Roberto Goyeneche


いつもクリックしてくださり有難うございます。とても励みになっています。


次号のWeekly みるとす用に、情報投稿が入り始めている。
注目したのは、米大統領候補ヒラリー・クリントン氏の重病説だ。

それを裏付けるかのような、いくつもの動画や画像。
しかし、政治家たる者は自身の健康の不調は
決して口に出さないそうだ。
ましてや、大統領選挙の終盤戦にさしかかっているこの時期に、
実は私、これこれの病があって体調が悪いんです、などとは
口が裂けてもいえないのだろう。
いやあ、実に気の毒な職業だと思う。

私なんか、実に気楽なもので、寒気と震えに襲われたとか、
足先に激痛が走るとか、なんでもそのまま
公開ブログに書いてしまっている。
こんな私では、政治家など務まらないのだろう。
そんなことは、とっくの昔から自覚してはいるけれど。

体調不良の話題だけでなく、内面不調の話だって
平気で書いてしまう。
人間だもの、体調だって内面だって、その日によって
コンディションが異なる。
そんなことをいちいち取り繕う方が、余程疲れてしまう。

言い訳が済んだので正直に吐露すると、国内外情勢は、
あまりにもあちこちで、懸念材料が膨らみすぎているように感じる。
あれやこれやを、すべて視野に入れて注視するのは、
かなり集中力と根気を要することだと,改めて思っている。

ときどき、迷いや不安、自信喪失に襲われることはある。
振り返ってみると、体調が不安定なときにその傾向があるようだ。
改めて、日本人の平均的なメンタリティの特長を認めている。
もちろん、日本人であってもいろいろな気質の人が存在する。
しかし一般論としてだが、感情的になって取り乱すことを恥とする。
目先の利益や表層的な理論に踊らされることも、由としない。
使命感や正義感に殉ずる悲愴感、などと表現すると、
いささか大仰になってしまうかもしれないが、その片鱗は、
誰でも日本人の心の中に、保たれているように思う。

個人の集合体が国家である。
日本人は表面に出ず、争わず、感情に走ることなく、寡黙に忍ぶ。
したがって日本という国も、これまでは外交的にも和を尊んで
来たのではないだろうか。
しかし、国としての存立にかかわる局面を自覚し、さしもの日本も、
事を荒立てない、という日本流の手法では通用しないことを悟った。
いよいよ正念場なのだろうと思う。

ある軍事専門家が、核兵器は使うために持つのではなく、
使わずに、抑止力として保有すべきものだ、といっているそうだ。
日本人の伝統的な勤勉さ、熱心さ、責任感などによって
長年にわたり積み上げられてきた、能力、技術力、結束力などは、
ある意味では大きな国力であり、国の財産なのではないだろうか。

私には予測能力はないが、仮に新アメリカ大統領の方針で、
米軍が日本や極東から撤退することになったとしよう。
一定期間を定め、日本が核兵器や原子量潜水艦を保持し、
自力で国土を守れるようになるまで、日米安全保障条約を
維持させる、という条件で、新アメリカ大統領は
日本に必要な軍事力の増強・保持を迫る。

仮にそのような現実的な展開になったとしても、
法的な制約を除外して考えると、案外日本は短期間に
必要な軍事力の確保を実現できるのではないだろうか。
政治的な反対、特亜三国からの干渉や工作はあるだろうが、
その頃にはすでに、外患法の告発がラッシュ状態になり、
国民の大多数世論の要望とあって,官邸も無視できず、
さらには、共謀罪の成立も並行することで、いわゆる
日本独自のカウンターインテリジェンス機能、防諜機能も
高まっているのではないだろうか。

私の本分は、協力者の皆さんのお力をお借りし、
ひたすら複眼的な視野から、公開情報を収集し、提供することだ。
個人と家族が物理的に守られるよう、具体的な提言をすることもある。
さらには、人間として生きる上での、人生観や価値観を、
ともに呻吟しながら追求し、何よりも大切なことだと思うが、
心に平安と使命感、達成感を保持できる方法を実践することだ、
と考えている。

他国による侵略や支配工作は、決して妄想ではない。
しかし、国家対国家という図式では、相手国民を包括的に捉えるべきが、
個人対個人という関係の根底には、慎重ではあるべきだが、
たとえ敵対する国の人間であっても、あくまでも人道的な視点で、
接する寛容さがあるべきだ、という考えは変わらない。

甘いといわれようが、世間知らずといわれようが、
それが私自身の基本的なベクトルだと、改めて再認識している。


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by hirune-neko | 2016-09-12 23:54 | インテリジェンス | Comments(0)
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妄想から始まり、脳内人格を与えられた不思議な存在

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昼寝ネコのプロフィール
・1951年
 小さいころ、雨ざらしで目ヤニだらけの捨てネコを拾ってきては、親から小言をいわれる。小学校低学年の音楽と図工は通信簿が「2」。中学からバスケを始めるも、高校2年で部活を止め、ジャズ喫茶通いが日課となる。授業が退屈でがまんできず、短編小説を書いては授業中のクラスで強制的に回覧させ、同級生の晩学を妨げることしばしば。早く卒業してほしいと、とくに物理の先生が嘆いていたようだ。ビル・エバンス、チャーリー・パーカー、ジョン・コルトレーンに心酔。受験勉強をすっかり怠り、頭の中は浸水状態。

・1969年 
 中央大学経済学部入学
 まぐれで合格するも、東大安田闘争・70年安保闘争などの影響で神田界隈はマヒ状態。連日機動隊がやってきて大学はロックアウト・封鎖の繰り返し。すっかり希望を失い、大いなる時間の浪費が始まる。記憶に残っているのは、ジャズを聴いたこと、大学ノートに何やら書きなぐったこと、ぼーっと考えごとをすること。数限りなく、雑多なアルバイトをやったこと。一応は無難にこなした・・・はずだ。いろいろ本を買いあさったが「積ん読状態」で、ただ、アルベール・カミュの作品には衝撃を受ける。それと、寮生活だったので、嫌いだった納豆を食べられるようになったのは、収穫だった。

・1974年 
 同大学卒業
 1年留年し、5年かけてなんとか卒業。理由は単位を落としたからだが、結局5年間の学生生活で授業に出席したのは、おそらく数十日ではなかったろうか。毎回レポート試験で単位をいただいたが、ほとんどは寮生仲間に「餃子ライス」を報酬に、作成を代行してもらった。今さら卒業証書を返還せよといわれても、もう時効だろう。白門同窓生の恥部であることは、重々自覚している。
     
・2006年 
 現在に至る
 プロポーズしたら1週間待ってくれという。そんなに待てないといったら、翌日ハート型のケーキを焼いて待っていてくれた。世の中には奇特な女性がいるものだ。おまけに4人も子どもを産み育ててくれて・・・育児放棄の夫に寛大な女性で・・・おまけに子どもたちは・・・三人の息子と息子のような娘が一人なのだが・・・父親を反面教師として、なんとか実社会に順応している。大したものだ。わが家には、「親の七光り」など存在せず、「子の七光り」で恩恵をいただいているようなものだ。

・2010年 宇宙の旅
 人生も、それなりに辛抱して生きていれば、悪いことばかりではないなと思っている。2010年には、どこで何をしていることやら。宇宙のチリになっているのか、地中に埋もれているのか、はたまた相変わらず時間を見つけては昼寝三昧なのか、こればかりは全く予測がつかない。

・現在
 このブログを始めた頃、2010年なんてずっと未来の存在だった。でも、気がついてみたら2010年はすでに過去のできごとになってしまった。2013年になり、もうじき2014年になろうとしているこの時期に、改めてブログに書き残された何編もの雑文が、自分の心の軌跡という遺産になっていることを感じている。6年前に「昼寝ネコの雑記帳」という単行本を出版した。最近は「続・昼寝ネコの雑記帳~創作短編集」を発刊しようと、密かに機会を窺っている。
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