人気ブログランキング |

昼寝ネコの雑記帳

ささやかなインフラ整備を進めているが


Astor Piazzolla - Tristeza, separación

いつもクリックしてくださり有難うございます。とても励みになっています。


かなり以前、世紀の大発見だと冗談で紹介した、メモ整理の方法。
なんのことはない、メモしたポストイットを、パソコンの
モニター下部や、ユニットの扉にベタベタ貼るだけのことだ。
確かに時間をかけず、簡単に記録することはできる。
しかし、そのままにして日数を経ていると、乾燥して
バラバラと落ちてくる。
まるで晩秋の枯れ葉が路上に重なり落ちるように、
デスクの上は、ポストイットの残骸が山になってしまう。

理想は、時間のあるときにポストイット1枚ずつをデジタル化し、
しかるべきところに保存することだと思う。
しかし、その時間が全く確保できない。
脳内が飽和状態になり、思考力が停止してやっと解放される。
まるで拷問のように、絶え間なく処理案件が湧き上がってくる。
湧水地ででもあるかのように、容赦なく湧いてくる。

今日、少し時間の余裕があったので、というより何種類もの
印刷物を大量に作ることになったので、作業をしながら
考える時間があった。
努力して、なるべくデジタル化してメモを残すには、どうすればいいか。

デスクトップのiMacで仕事をする時間が、圧倒的に長い。
しかし、出先や仕事場を離れたときは、iPhoneやiPadを携行する。
すると、自動的に同期してどの端末でも、すぐに見られれば理想だ。
あれこれ考えた挙げ句、Evernoteを「制式採用」することにした。
EvernoteだとiPhoneやiPadでもすぐに閲覧できるし、何よりも
作成したノートを、そのままメールで関係者に送信できる。

電話相手の用件をメモする必要があるときは、キーボードで
入力する時間的な余裕がないので、手書きに頼らざるを得ない。
いろんなメモ方法を試したが、メモは管理をきちんとしないと、
散逸するか資料の中に紛れ込んでしまい、すぐに行方不明になる。
昨日、ウォーキングのついでに、伊東屋に行って店内をブラついた。
丹念に商品を見て回り、ジッパー付きの収納型メモノートを見つけた。
しっかりポケットが付いているので、メモした後、格納できそうだ。

「タイム・マネージメント」という手法があるらしいことは知っている。
関係書籍もダウンロードしてあるが、まだ読んでいない。
限られた時間内で正確・迅速に処理できる集中力を持続し、
いかにして時間を有効活用できるように、能力をたかめられるか。
その極意がタイム・マネージメントなら嬉しいのだが。

少々楽観視しているのは、人間には適応能力が具わっていることだ。
忙殺される環境に身を置いていると、少しずつ馴れてきて、
全体スキームが脳内に構築され、何かに集中していても、
視野の中には常に全体が投影されているのではないだろうか。

それと、処理手順が適切化し無駄な時間が減っていくのではないだろうか。
習熟するにつれて、作業をしながらでも、脳内で別のことを
考えたり判断できるようになるのではないだろうか。
そんな気がしてきた。

それと、ある程度パターンの決まっている作業なら、
手順を教えて人に任せることもできるようになる。
そのためには、まず自分自身が習熟し、相手にきちんと教える必要がある。

そんな風にあれこれ考えを進めてみると、投げ出したいほどの
劣悪な環境が連続しても、それは自分の管理能力を高める上で必要な、
自分自身のトレーニングだと思えてくる。
そう思うようになると、ぐんと気楽になり、緊張感が軽減する。

なので今日は早い時間から、いつものようにamazonプライムビデオで
映画を一本観てしまった。
原題はDuplicity、邦題は「スパイは、スパイに嘘をつく」。
アメリカを舞台にした、産業スパイものだと分かっていたので、
途中でつまらなっくなるような気がしていた。
Duplicityの意味は、二枚舌、二心、欺瞞、偽り。
映画を見終わって初めて、その意味が理解できるという趣向だ。
主演はジュリア・ロバーツだったが、最期まで退屈せずに観ることができた。
ジュリア・ロバーツは、元CIAエージェントで、相手役の男性は英国MI6の
元エージェント、という設定だった。
はっきりいうと、リアリティに欠けるし、いつも思うのだが
大半のアメリカ映画に登場する人物像は、表層しか描けていない。

確かに、ラストシーンはどんでん返しで、「へぇ〜」と思わせた。
しかし、やはりリアリティに欠けており、ある種の娯楽映画になっている。

映画の辛口評価の記事なってしまったが、私自身の脳内は、
ささやかなインフラ整備のおかげで、少し気分が軽くなってきた。

今日の映画で、マイアミ・ビーチのシーンが出てきた。
エルモア・レナードの作品「キャット・チェイサー」の舞台が
マイアミだったことを思い出した。本を読んで映画も観た。
なかなかいい作品だった。

それと蒸し暑い気候のマイアミでレンタカーを借り、
目的地もなく、独りでマイアミ・ビーチをドライブしながら、
なかなか馴染めなかったカリプソ風のゆったりした音楽に
ようやく心身を委ねられるように同化したときの、なんともいえない
気分の良さを思い出した。
二度と訪れたいとは思っていないが、まるで時間軸を喪失したかのような
あの独特の解放感があるマイアミに滞在して、緊張感をほぐすのも
悪くはないような気もする。

フランス領の島が近いせいなのか、空港からのタクシーでは、
カーラジオからフランス語が流れていたのを思い出した。

ボン・ニュイ!


いつもクリックしてくださり有難うございます。とても励みになっています。

by hirune-neko | 2016-05-17 23:29 | 音楽・映画・本の世界 | Comments(2)
Commented by causal at 2016-05-18 15:07 x
こんにちは。
>独りでマイアミ・ビーチをドライブしながら、
なかなか馴染めなかったカリプソ風のゆったりした音楽に…。

ボサノバがぴったりのシチュエーションでしょうか。

暮れなずむ海辺のドライヴ。 レストランのネオンサインが瞬く時間
潮騒の音と吹き込む風が心地よい。

おっと柄にもない事を!!

閑話休題

海沿いのレストラン・酒場のネオンサインに因んだ曲。
・サンバ・カンティーナ(酒場のサンバ)
★Samba cantina  Paul Desmond (Alto sax)+ Jim Hall(guitar)
https://www.youtube.com/watch?v=6vvgz_x5YUs

一人ではつまらないですね。カップルで。
・フェリーシアは「幸福」を意味する一般的な女性名。
ラテン語で“happy”の意。転じて美しい人だそうです。)

★Felicia
https://www.youtube.com/watch?v=tBpsGSaEasM
MALTA-4となっていますが、マルタ(Alto sax)のフェリーシアと言う曲です。

★リカルド・ボサノバ Recado Bossa Nova

Dusko Goykovich - Recado Bossa Nova
https://www.youtube.com/watch?v=wgWIBD3sjB4
Recado Bossa Nova - Hank Mobley
https://www.youtube.com/watch?v=5OfMrBZeFB8
Commented by hirune-neko at 2016-05-19 00:35
causalさん

マイアミはどうやら、
カリプソ風の音楽が溢れているようです。
私は知らないジャンルなんですが、最初は苛ついて
聴くのがいやでした。
でも徐々に、諦めの境地でいるうちに、なんとなく
寛げるなという気分に変わりました。
不思議なものです。

音楽のご紹介を有難うございました。
ゆっくり聴かせていただきます。
いつも有難うございます。
<< 原因不明で、一日中クシャミと鼻... 血液検査のデータに驚いている >>



妄想から始まり、脳内人格を与えられた不思議な存在
S M T W T F S
1 2 3 4 5 6
7 8 9 10 11 12 13
14 15 16 17 18 19 20
21 22 23 24 25 26 27
28 29 30 31
検索
ライフログ
最新の記事
最新のコメント
ちはやさん コメン..
by hirune-neko at 15:15
昼寝ネコ様 クスリ..
by ちはや at 08:51
ちはやさん コメン..
by hirune-neko at 00:57
昼寝ネコ様 興味深..
by ちはや at 22:51
いちファンさん あ..
by hirune-neko at 18:45
記事ランキング
以前の記事
2019年 07月
2019年 06月
2019年 05月
2019年 04月
2019年 03月
2019年 02月
2019年 01月
2018年 12月
2018年 11月
2018年 10月
2018年 09月
2018年 08月
2018年 07月
2018年 06月
2018年 05月
2018年 04月
2018年 03月
2018年 02月
2018年 01月
2017年 12月
2017年 11月
2017年 10月
2017年 09月
2017年 08月
2017年 07月
2017年 06月
2017年 05月
2017年 04月
2017年 03月
2017年 02月
2017年 01月
2016年 12月
2016年 11月
2016年 10月
2016年 09月
2016年 08月
2016年 07月
2016年 06月
2016年 05月
2016年 04月
2016年 03月
2016年 02月
2016年 01月
2015年 12月
2015年 11月
2015年 10月
2015年 09月
2015年 08月
2015年 07月
2015年 06月
2015年 05月
2015年 04月
2015年 03月
2015年 02月
2015年 01月
2014年 12月
2014年 11月
2014年 10月
2014年 09月
2014年 08月
2014年 07月
2014年 06月
2014年 05月
2014年 04月
2014年 03月
2014年 02月
2014年 01月
2013年 12月
2013年 11月
2013年 10月
2013年 09月
2013年 08月
2013年 07月
2013年 06月
2013年 05月
2013年 04月
2013年 03月
2013年 02月
2013年 01月
2012年 12月
2012年 11月
2012年 10月
2012年 09月
2012年 08月
2012年 07月
2012年 06月
2012年 05月
2012年 04月
2012年 03月
2012年 02月
2012年 01月
2011年 12月
2011年 11月
2011年 10月
2011年 09月
2011年 08月
2011年 07月
2011年 06月
2011年 05月
2011年 04月
2011年 03月
2011年 02月
2011年 01月
2010年 12月
2010年 11月
2010年 10月
2010年 09月
2010年 08月
2010年 07月
2010年 06月
2010年 05月
2010年 04月
2010年 03月
2010年 02月
2010年 01月
2009年 12月
2009年 11月
2009年 10月
2009年 09月
2009年 08月
2009年 07月
2009年 06月
2009年 05月
2009年 04月
2009年 03月
2009年 02月
2009年 01月
2008年 12月
2008年 11月
2008年 10月
2008年 09月
2008年 08月
2008年 07月
2008年 06月
2008年 05月
2008年 04月
2008年 03月
2008年 02月
2008年 01月
2007年 12月
2007年 11月
2007年 10月
2007年 09月
2007年 08月
2007年 07月
2007年 06月
2007年 05月
2007年 04月
2007年 03月
2007年 02月
昼寝ネコのプロフィール
・1951年
 小さいころ、雨ざらしで目ヤニだらけの捨てネコを拾ってきては、親から小言をいわれる。小学校低学年の音楽と図工は通信簿が「2」。中学からバスケを始めるも、高校2年で部活を止め、ジャズ喫茶通いが日課となる。授業が退屈でがまんできず、短編小説を書いては授業中のクラスで強制的に回覧させ、同級生の晩学を妨げることしばしば。早く卒業してほしいと、とくに物理の先生が嘆いていたようだ。ビル・エバンス、チャーリー・パーカー、ジョン・コルトレーンに心酔。受験勉強をすっかり怠り、頭の中は浸水状態。

・1969年 
 中央大学経済学部入学
 まぐれで合格するも、東大安田闘争・70年安保闘争などの影響で神田界隈はマヒ状態。連日機動隊がやってきて大学はロックアウト・封鎖の繰り返し。すっかり希望を失い、大いなる時間の浪費が始まる。記憶に残っているのは、ジャズを聴いたこと、大学ノートに何やら書きなぐったこと、ぼーっと考えごとをすること。数限りなく、雑多なアルバイトをやったこと。一応は無難にこなした・・・はずだ。いろいろ本を買いあさったが「積ん読状態」で、ただ、アルベール・カミュの作品には衝撃を受ける。それと、寮生活だったので、嫌いだった納豆を食べられるようになったのは、収穫だった。

・1974年 
 同大学卒業
 1年留年し、5年かけてなんとか卒業。理由は単位を落としたからだが、結局5年間の学生生活で授業に出席したのは、おそらく数十日ではなかったろうか。毎回レポート試験で単位をいただいたが、ほとんどは寮生仲間に「餃子ライス」を報酬に、作成を代行してもらった。今さら卒業証書を返還せよといわれても、もう時効だろう。白門同窓生の恥部であることは、重々自覚している。
     
・2006年 
 現在に至る
 プロポーズしたら1週間待ってくれという。そんなに待てないといったら、翌日ハート型のケーキを焼いて待っていてくれた。世の中には奇特な女性がいるものだ。おまけに4人も子どもを産み育ててくれて・・・育児放棄の夫に寛大な女性で・・・おまけに子どもたちは・・・三人の息子と息子のような娘が一人なのだが・・・父親を反面教師として、なんとか実社会に順応している。大したものだ。わが家には、「親の七光り」など存在せず、「子の七光り」で恩恵をいただいているようなものだ。

・2010年 宇宙の旅
 人生も、それなりに辛抱して生きていれば、悪いことばかりではないなと思っている。2010年には、どこで何をしていることやら。宇宙のチリになっているのか、地中に埋もれているのか、はたまた相変わらず時間を見つけては昼寝三昧なのか、こればかりは全く予測がつかない。

・現在
 このブログを始めた頃、2010年なんてずっと未来の存在だった。でも、気がついてみたら2010年はすでに過去のできごとになってしまった。2013年になり、もうじき2014年になろうとしているこの時期に、改めてブログに書き残された何編もの雑文が、自分の心の軌跡という遺産になっていることを感じている。6年前に「昼寝ネコの雑記帳」という単行本を出版した。最近は「続・昼寝ネコの雑記帳~創作短編集」を発刊しようと、密かに機会を窺っている。
お気に入りブログ
ファン
ブログパーツ