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昼寝ネコの雑記帳

今の日本をCTスキャンしたら、これが病巣だというのか


Astor Piazzolla - Tristeza de un doble "A"

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久しぶりに、余命三年時事日記で「官邸メール」に関する記事が、
今日だけで5本公開された。
記事数は5本だが、いわゆる官邸への意思発信メール例の数は、
41〜90までなので、合計50本もの数になる。

私自身はPDF化するのに手一杯で、とても全てを
じっくり読む時間がなかった。
申し訳ないことだが、斜め読みをしただけでの感想になってしまう。

ひと言でいうなら、余命ブログ主とスタッフの皆さんが、
現在の日本という国をCTスキャン、つまり断層撮影で検査し、
その結果、ここが病巣であるという「診断」を公開したように感じる。

とくに注目したのは、ここ数日来言及している「外患罪」の適用について、
かなり具体的かつ詳細に述べており、安倍総理に対して決断を
迫っているような印象を受けた。

これだけの量をまとめるには、大変な時間と労力を要しただろうと思う。
なおかつ、表現の随所には明らかに各種法律に精通していると思われる
用語が使われていると感じたので、おそらくは、とくに外患罪を中心に
専門知識を有する方々が、関わっているのだと推測している。

官邸メールで指摘されている、数々の「事象」をどう受けとめるべきか。

全ての報道は、背景に何があるのかを、疑うべきだと思っている。
しかし、余命3年時事日記以来、余命三時事日記も、公開情報を精査し、
かつ第一発信者にならないよう、慎重に対応してきているはずだ。

なので、記述されている内容は、ほぼ実態を反映していると考えるのが
妥当だろうと思う。
しかしながら、事実、実態、経緯などをどう把握・評価し、
どのような方向を目指すのかは、あくまでも個人の判断だろう。

かなり具体的な政治家名、政党名、個人名、団体名が挙げられているので、
自分が所属している団体や宗教団体を名指しされ、あるいは
支持している政党や応援している政治家の名前を目にして、
感情的に不快な思いをされる方も存在するだろう。

しかし、個人的な感情や情緒は白紙にし、
日本に住む国民として、日本国がどのような客観情勢に
立たされているのかを、冷静・客観的に見てみるべきだろう。
つまり、国家の基盤が存続の危機にあるとしたら、
別の言葉で言い換えるなら、他国が日本を実効支配し、
あるいは最終的には、軍事侵攻で属国化する可能性を
感じ、その現実性が高いと感じるのなら、

1.ただ傍観し、面倒を避けて何も関わらない
2.所属している宗教団体、支持している政党のいいなりになる
3.少なくとも選挙には棄権せず、日本を託せる候補者に投票する
4.確信が持てるならば、自らの意思で官邸にメールを送る
5.得心が行くよう、さまざまな公開情報を調べてみる

などの選択肢が考えられるのではないだろうか。

戦後の日本は、南北あるいは東西に分割されて
他国から支配・統治される状況を免れた。
もちろん、敗戦国としてさまざまな制約を受けたが、
先人の努力によって、棲みよい国になってきたと思う。
私自身はある時期、仕事で海外を飛び回っていたが、
当時はどちらかというと、日本が好きではなかった。
しかし、徐々に日本と日本人の良さを認識し、評価するようになった。

他国から支配・統治されるということが、どれほど悲惨であり、
残酷な仕打ちを受けるかを、ときどき想像することがある。
世界的に見ても、他国からの諜報活動に対する法的環境が未整備だと
評価されている日本。

改めて思い出すが、選挙が最も確実に国を変えることのできる方法だ、
と述べている人がいる。
同時にそれは、最も平和的な変革手段なのではないだろうか。
社会の動向に無関心であり、所属する宗教団体の政治見解に
教条的に従い、支持している政党や政治家に対して
無批判に盲従するならば、その先には大瀑布が待ち受けていることを
認識すべき時期になっているのではないだろうか。

今の日本を客観視したときに、どのような問題点を内包しているか、
参考資料として閲覧してみるのも、社会勉強になるのではないだろうか。
もしまだお読みになっていなければ、50本という膨大な数ではあるが、
「官邸メール」のひな形をご覧になることをお勧めする。

【余命三年時事日記:2016.05.10】
1)724 官邸メール余命81号~90号
  http://yh649490005.xsrv.jp/public_html/2016/05/10/723-%E5%AE%98%E9%82%B8%E3%83%A1%E3%83%BC%E3%83%AB%E4%BD%99%E5%91%BD81%E5%8F%B7%EF%BD%9E90%E5%8F%B7/

2)723 官邸メール余命71号~80号
  http://yh649490005.xsrv.jp/public_html/2016/05/10/722-%E5%AE%98%E9%82%B8%E3%83%A1%E3%83%BC%E3%83%AB%E4%BD%99%E5%91%BD71%E5%8F%B7%EF%BD%9E80%E5%8F%B7/

3)722 官邸メール余命61号~70号
  http://yh649490005.xsrv.jp/public_html/2016/05/10/721-%E5%AE%98%E9%82%B8%E3%83%A1%E3%83%BC%E3%83%AB%E4%BD%99%E5%91%BD61%E5%8F%B7%EF%BD%9E70%E5%8F%B7/

4)721 官邸メール余命51号~60号
  http://yh649490005.xsrv.jp/public_html/2016/05/10/721-%E5%AE%98%E9%82%B8%E3%83%A1%E3%83%BC%E3%83%AB%E4%BD%99%E5%91%BD51%E5%8F%B7%EF%BD%9E60%E5%8F%B7/

5)720 官邸メール余命41号~50号
  http://yh649490005.xsrv.jp/public_html/2016/05/10/720-%E5%AE%98%E9%82%B8%E3%83%A1%E3%83%BC%E3%83%AB41%E5%8F%B7%EF%BD%9E50%E5%8F%B7/

*どういう事情からか、719は、欠番になっている。


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by hirune-neko | 2016-05-11 00:07 | インテリジェンス | Comments(0)
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妄想から始まり、脳内人格を与えられた不思議な存在

by hirune-neko
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昼寝ネコのプロフィール
・1951年
 小さいころ、雨ざらしで目ヤニだらけの捨てネコを拾ってきては、親から小言をいわれる。小学校低学年の音楽と図工は通信簿が「2」。中学からバスケを始めるも、高校2年で部活を止め、ジャズ喫茶通いが日課となる。授業が退屈でがまんできず、短編小説を書いては授業中のクラスで強制的に回覧させ、同級生の晩学を妨げることしばしば。早く卒業してほしいと、とくに物理の先生が嘆いていたようだ。ビル・エバンス、チャーリー・パーカー、ジョン・コルトレーンに心酔。受験勉強をすっかり怠り、頭の中は浸水状態。

・1969年 
 中央大学経済学部入学
 まぐれで合格するも、東大安田闘争・70年安保闘争などの影響で神田界隈はマヒ状態。連日機動隊がやってきて大学はロックアウト・封鎖の繰り返し。すっかり希望を失い、大いなる時間の浪費が始まる。記憶に残っているのは、ジャズを聴いたこと、大学ノートに何やら書きなぐったこと、ぼーっと考えごとをすること。数限りなく、雑多なアルバイトをやったこと。一応は無難にこなした・・・はずだ。いろいろ本を買いあさったが「積ん読状態」で、ただ、アルベール・カミュの作品には衝撃を受ける。それと、寮生活だったので、嫌いだった納豆を食べられるようになったのは、収穫だった。

・1974年 
 同大学卒業
 1年留年し、5年かけてなんとか卒業。理由は単位を落としたからだが、結局5年間の学生生活で授業に出席したのは、おそらく数十日ではなかったろうか。毎回レポート試験で単位をいただいたが、ほとんどは寮生仲間に「餃子ライス」を報酬に、作成を代行してもらった。今さら卒業証書を返還せよといわれても、もう時効だろう。白門同窓生の恥部であることは、重々自覚している。
     
・2006年 
 現在に至る
 プロポーズしたら1週間待ってくれという。そんなに待てないといったら、翌日ハート型のケーキを焼いて待っていてくれた。世の中には奇特な女性がいるものだ。おまけに4人も子どもを産み育ててくれて・・・育児放棄の夫に寛大な女性で・・・おまけに子どもたちは・・・三人の息子と息子のような娘が一人なのだが・・・父親を反面教師として、なんとか実社会に順応している。大したものだ。わが家には、「親の七光り」など存在せず、「子の七光り」で恩恵をいただいているようなものだ。

・2010年 宇宙の旅
 人生も、それなりに辛抱して生きていれば、悪いことばかりではないなと思っている。2010年には、どこで何をしていることやら。宇宙のチリになっているのか、地中に埋もれているのか、はたまた相変わらず時間を見つけては昼寝三昧なのか、こればかりは全く予測がつかない。

・現在
 このブログを始めた頃、2010年なんてずっと未来の存在だった。でも、気がついてみたら2010年はすでに過去のできごとになってしまった。2013年になり、もうじき2014年になろうとしているこの時期に、改めてブログに書き残された何編もの雑文が、自分の心の軌跡という遺産になっていることを感じている。6年前に「昼寝ネコの雑記帳」という単行本を出版した。最近は「続・昼寝ネコの雑記帳~創作短編集」を発刊しようと、密かに機会を窺っている。
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