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昼寝ネコの雑記帳

みるとす・音の出る図書館への推薦曲を紹介する


Keith Jarrett Trio - When You Wish Upon a Star

いつもクリックしてくださり有難うございます。とても励みになっています。


ファミリー・インテリジェンス研究所に登録してくれた
研究員の方は、かなりの音楽好きの方で、
みるとすの音の出る図書館向けに、ライト・ミュージックという
カテゴリーで十数曲を推薦してくれた。
子育て中のお母さんに、リラックスタイムを提供したいという。
冒頭で紹介したのがその中の一曲だ。

選曲してくれたのは、ハンドルネームをリリエンタールさんという。
地学が専門なので、大規模地震などの自然災害について詳しい。
でも、ウェス・モンゴメリーのオクターブ奏法に言及するなど、
なかなか音楽にも精通している方なので、嬉しく思っている。

解説欄にもわざわざ
「原曲はディズニーアニメ『ピノキオ』のサウンドトラック。
超絶技巧キース・ジャレットトリオの演奏。」
というコメントを入れてくれている。
初めてキースの演奏に接するお母さんには、分かりやすいだろう。

大地震や噴火、パンテミックなどの緊急事態情報を提供して
いただく予定の方から、まさかこのような選曲リストをいただけるとは
夢にも思っていなかった展開だ。
しかもメールのやりとりだけで、一面識もない。

どうやらブログ・余命三年時事日記の読者のようで、
例の騒動事件以降、このブログを閲覧しに来ていただいているようだ。
足かけ10年も書き続けているブログだし、ある程度お読みになれば、
ブログ主の昼寝ネコとは、どんなパーソナリティなのかを
感じ取っていらっしゃると思う。
私は書いた文章そのままの人間・・・ではなかった、ネコだから。

登録してくださった研究員の皆さんには、まだ案内していないが、
昨日、研究所のサイト内に研究員専用のフォーラムを設置した。
意見交換、情報交換、質問、投稿ができる仕組みだ。

アメリカだってイギリスやフランスだって、善意の人間は存在する。
私見だが、日本人はいい意味で島国育ちであり、「すれていない」人の
絶対数が多いように思う。
古代イスラエル生まれだと主張するネコ人間に対し警戒心を持たず、
ボランティア精神で協力してくださる。
日本のいい精神土壌だなと思うし、善意の人の集まりがやがて、
大きな流れを創り出して行く予感がする。

馬鹿の一つ覚えのように、個人と家族のための
ファミリー・インテリジェンスと言い続けているが、
基本構造はやはり、国家安全保障会議と呼ばれる
国家のインテリジェンス・コミュニティ機能、
各国の諜報活動の実態を、概要だけでも識ることが大切だと思う。

リリエンタールさんは自分のことを、見習い研究員だと謙遜されているが、
私こそインテリジェンスの初学者そのものである。
しかし、知識が豊富なだけでは単なる物知りに過ぎない。
洞察力と直感力、データ統計処理能力を駆使して初めて、
実態に迫れると考えている。
その中枢には、どうしても国益を中心に据える国家観を共有する必要がある。
なので、サイト内にウェブ・セミナー形式で、私が学んだ
国家インテリジェンスの知識を、皆さんにも共有していただくつもりだ。

私は吸引剤と接着剤の役割を果たせればいいなと思っている。
その延長線上に、このように音楽的感性まで共有させていただき、
この上なく嬉しく思っている。

最近、初めてコメントを残してくれる方が、少しずつ増えている。
癒やされる、オアシスだ、生きててよかった、シェルターだ・・・
私にとっては大変光栄であり、何よりも、どうやら孤独の殻の中で
苦闘していたらしい方から、このブログを避難所として活用して
いただいているという表現は、嬉しいことだ。

いつも訪問してくださっている皆さんに、改めてお礼申し上げる次第だ。


いつもクリックしてくださり有難うございます。とても励みになっています。

by hirune-neko | 2016-02-15 00:38 | インテリジェンス | Comments(0)
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妄想から始まり、脳内人格を与えられた不思議な存在

by hirune-neko
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昼寝ネコのプロフィール
・1951年
 小さいころ、雨ざらしで目ヤニだらけの捨てネコを拾ってきては、親から小言をいわれる。小学校低学年の音楽と図工は通信簿が「2」。中学からバスケを始めるも、高校2年で部活を止め、ジャズ喫茶通いが日課となる。授業が退屈でがまんできず、短編小説を書いては授業中のクラスで強制的に回覧させ、同級生の晩学を妨げることしばしば。早く卒業してほしいと、とくに物理の先生が嘆いていたようだ。ビル・エバンス、チャーリー・パーカー、ジョン・コルトレーンに心酔。受験勉強をすっかり怠り、頭の中は浸水状態。

・1969年 
 中央大学経済学部入学
 まぐれで合格するも、東大安田闘争・70年安保闘争などの影響で神田界隈はマヒ状態。連日機動隊がやってきて大学はロックアウト・封鎖の繰り返し。すっかり希望を失い、大いなる時間の浪費が始まる。記憶に残っているのは、ジャズを聴いたこと、大学ノートに何やら書きなぐったこと、ぼーっと考えごとをすること。数限りなく、雑多なアルバイトをやったこと。一応は無難にこなした・・・はずだ。いろいろ本を買いあさったが「積ん読状態」で、ただ、アルベール・カミュの作品には衝撃を受ける。それと、寮生活だったので、嫌いだった納豆を食べられるようになったのは、収穫だった。

・1974年 
 同大学卒業
 1年留年し、5年かけてなんとか卒業。理由は単位を落としたからだが、結局5年間の学生生活で授業に出席したのは、おそらく数十日ではなかったろうか。毎回レポート試験で単位をいただいたが、ほとんどは寮生仲間に「餃子ライス」を報酬に、作成を代行してもらった。今さら卒業証書を返還せよといわれても、もう時効だろう。白門同窓生の恥部であることは、重々自覚している。
     
・2006年 
 現在に至る
 プロポーズしたら1週間待ってくれという。そんなに待てないといったら、翌日ハート型のケーキを焼いて待っていてくれた。世の中には奇特な女性がいるものだ。おまけに4人も子どもを産み育ててくれて・・・育児放棄の夫に寛大な女性で・・・おまけに子どもたちは・・・三人の息子と息子のような娘が一人なのだが・・・父親を反面教師として、なんとか実社会に順応している。大したものだ。わが家には、「親の七光り」など存在せず、「子の七光り」で恩恵をいただいているようなものだ。

・2010年 宇宙の旅
 人生も、それなりに辛抱して生きていれば、悪いことばかりではないなと思っている。2010年には、どこで何をしていることやら。宇宙のチリになっているのか、地中に埋もれているのか、はたまた相変わらず時間を見つけては昼寝三昧なのか、こればかりは全く予測がつかない。

・現在
 このブログを始めた頃、2010年なんてずっと未来の存在だった。でも、気がついてみたら2010年はすでに過去のできごとになってしまった。2013年になり、もうじき2014年になろうとしているこの時期に、改めてブログに書き残された何編もの雑文が、自分の心の軌跡という遺産になっていることを感じている。6年前に「昼寝ネコの雑記帳」という単行本を出版した。最近は「続・昼寝ネコの雑記帳~創作短編集」を発刊しようと、密かに機会を窺っている。
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