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昼寝ネコの雑記帳

漂流する人の避難場所は、どこにあるのだろうか


Astor Piazzolla - La Familia

いつもクリックしてくださり有難うございます。とても励みになっています。


日に数回、老母に電話をする。
ソファから反動をつけて立ち上がろうとするのだが、
1回で立てたことがない。
まさか私がウェブカメラで様子を見ながら、会話しているなど
夢にも思っていない。

大正末期生まれなので、戦争も体験している。
その意味ではいろいろ辛酸を舐めてきている。
何もいわなくても、それなりに飲料水や食料は備蓄している。

短い時間でも、毎日、起こり得る緊急事態をイメージする。
インターネットで知る限りでも、社会の潮流に変化がありそうだ。

海上で波が荒くなったとき、方向性を失って漂流したとき、
動力を失ったとき、どのように避難所を確保するのだろうか。
避難所というからには、安全であり安心して過ごせる場所だ。

まず、自分自身の中に、自分を支え保護することができる
精神的な避難所を見つけることができるだろうか。
家族だけでなく、信頼でき、助け合える友人・知人たちとの、
輪を持っているだろうか。

自然災害だけではなく、人為的にもたらされる緊急事態をも、
想定しておくべき潮流になっているのではないだろうか。
そんなときには、最も信頼・安心できる人間関係が
貴重な避難所になると思う。

他国がどのように日本に侵攻し、実効支配しようとしているか。
これはもう妄想ではなく、現実論で対応を考えるべきだろう。
これまでに経験したことのない、異常な状況が発生するなら、
普通はパニックになっても不思議ではない。
しかし、パニックになる精神状態は、最も避けたいところだ。

社会インフラが次々と破綻し、外出もままならないような
状況は想定しておくべきだろう。
自宅内である程度の期間を過ごすための、備蓄を勧めている。
一時的に避難しなければならない場合の、非常持ち出しリュックも
考えておくべきだろう。
何を優先して持ち出すかは、平常時から検討しておいたほうがいい。

他国と連携して日本を弱体化しようとする人たちが存在する。
隙あらば、日本を実効支配しようと目論む他国が存在する。
危機感を抱いた日本人は、連携して対応しようとしている。
最近は集団通報、官邸メール、不買運動、集団訴訟と、
対抗手段が徐々にエスカレートしつつある。

まずは自分が存在する基盤を見直し、精神的にも物理的にも、
戦闘状態に耐えられるよう、整備しておくべきなのではないだろうか。

追い詰められると、どのような手段に出でるか予測がつかない。
追い詰められる人たちが、確実に拡大して行く情勢なので、
予測できないことに対して、備えることは難しいものの、
日頃から物心両面の避難所を確保しておくことは
これからも勧めたいと思っている。

闘う気持ちを持つのは結構だし、行動に移すのもいいだろう。
しかし、そのひとつひとつは、あくまでも平和で安全な国家基盤を
維持するのが目的であり、私たち個人の人生の最終目的ではない。

客観的な視点を持ち、視野を拡げ、目先の情報だけに目を奪われず、
感性や洞察力を強め、高めることも意識すべきではないだろうか。


いつもクリックしてくださり有難うございます。とても励みになっています。

by hirune-neko | 2016-01-29 23:31 | インテリジェンス | Comments(2)
Commented by 日本晴れ at 2016-01-30 01:15 x
お師匠様、こんばんは。

>自然災害だけではなく、人為的にもたらされる緊急事態をも、
想定しておくべき潮流になっているのではないだろうか。
そんなときには、最も信頼・安心できる人間関係が
貴重な避難所になると思う。

現代社会、それも日本で生活を送る上で留意しなければならないのは、大地震等天災、テロ等有事を含む非常事態発生時の対処でありましょう。
特に後者においては、ネット上では「ハードランディングは不可避」等の声も高まっているようですが、本当に注視すべきは?... と自問していたところでした。

お師匠の仰るように、今我々が持つべき問題意識というのは、侵蝕勢力の駆逐だけな筈は無いのですよね。 あまり人付き合い、社交性も良い部類ではない自分が云うのもなんですが、家族親類・知人友人・地域交流などのリアルライフにおける人間関係がどんどん希薄化し続けている日本人の現状のほうこそが、寧ろ反日勢力云々以上に危機意識を持つべきところなのでは、ということを、うっかり忘れそうになるところでした。

自分自身が日本人である為に、得てして「日本最高、日本人に生まれて良かった、日本覚醒」で済ましがちになりがちなところ、昼寝ネコ先輩の冷静沈着な解説によってハッと目が覚めました。危機管理を含めて、思考というものは多面的、俯瞰的であるべきだと。

米国ではプレッパーだとかサバイバリストと呼ばれる人々が少なからずいて、FEMAだとか、宗教的な終末等の非常時に備え、数年ぶんもの必需品の備蓄から自衛装備、シェルター設置等せっせと進めているという話も聞きますが、物理的側面に偏っているような気がしてなりません。 大昔から農耕生活をベースに共同体としての繋がり、互助を大切にしてきた日本人の場合は、本来、お師匠の仰る通り、日頃の人間関係構築による互助・相互補完、助け合いこそが有事の際の非常に貴重なサバイバル・ツールになるのではないかと思いたいです。

先進国の仲間入りを果たしたことによって他の先進諸国と同様の罠(核家族化、人間関係の希薄化、少子化、‘3S’による愚民化・思考/情感の軽薄化等)に陥っている社会への警鐘も、保守復活の声と同様、より高めるべきかと考えます。

毎回、多くのインスピレーションを頂き、ありがとうございます。
Commented by hirune-neko at 2016-01-30 16:55
日本晴れさん

コメントを有難うございます。
私の不勉強で、プレッパー、サバイバリスト、FEMAについて、
何も知りませんでした。教えてくださり、有難うございました。

そうですか。ハードランディングになると考える人も
少なからず存在するんですね。
一時期、余命ブログで予備自衛官補のことや、自衛隊の編成、装備が
市街戦を想定しているという記事を読み、そこまで想定して
考えなければいけないのかと思いました。

生き方としては、孤立無援でも一向に構わないのですが、
おっしゃるように、家族、親族、友人、知人、隣人に対しては
交流・対話することも大切でしょうね。
そういう私自身は面倒くさがり屋なのですが、視野には入れています。

私なりに再度、ハードランディングのシュミレーションを
してみようかと思っています。でも、未経験の分野なので
想像しながらですから、ちゃんとできるかどうか自信がありません。

いつも、お読みくださり有難うございます。
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昼寝ネコのプロフィール
・1951年
 小さいころ、雨ざらしで目ヤニだらけの捨てネコを拾ってきては、親から小言をいわれる。小学校低学年の音楽と図工は通信簿が「2」。中学からバスケを始めるも、高校2年で部活を止め、ジャズ喫茶通いが日課となる。授業が退屈でがまんできず、短編小説を書いては授業中のクラスで強制的に回覧させ、同級生の晩学を妨げることしばしば。早く卒業してほしいと、とくに物理の先生が嘆いていたようだ。ビル・エバンス、チャーリー・パーカー、ジョン・コルトレーンに心酔。受験勉強をすっかり怠り、頭の中は浸水状態。

・1969年 
 中央大学経済学部入学
 まぐれで合格するも、東大安田闘争・70年安保闘争などの影響で神田界隈はマヒ状態。連日機動隊がやってきて大学はロックアウト・封鎖の繰り返し。すっかり希望を失い、大いなる時間の浪費が始まる。記憶に残っているのは、ジャズを聴いたこと、大学ノートに何やら書きなぐったこと、ぼーっと考えごとをすること。数限りなく、雑多なアルバイトをやったこと。一応は無難にこなした・・・はずだ。いろいろ本を買いあさったが「積ん読状態」で、ただ、アルベール・カミュの作品には衝撃を受ける。それと、寮生活だったので、嫌いだった納豆を食べられるようになったのは、収穫だった。

・1974年 
 同大学卒業
 1年留年し、5年かけてなんとか卒業。理由は単位を落としたからだが、結局5年間の学生生活で授業に出席したのは、おそらく数十日ではなかったろうか。毎回レポート試験で単位をいただいたが、ほとんどは寮生仲間に「餃子ライス」を報酬に、作成を代行してもらった。今さら卒業証書を返還せよといわれても、もう時効だろう。白門同窓生の恥部であることは、重々自覚している。
     
・2006年 
 現在に至る
 プロポーズしたら1週間待ってくれという。そんなに待てないといったら、翌日ハート型のケーキを焼いて待っていてくれた。世の中には奇特な女性がいるものだ。おまけに4人も子どもを産み育ててくれて・・・育児放棄の夫に寛大な女性で・・・おまけに子どもたちは・・・三人の息子と息子のような娘が一人なのだが・・・父親を反面教師として、なんとか実社会に順応している。大したものだ。わが家には、「親の七光り」など存在せず、「子の七光り」で恩恵をいただいているようなものだ。

・2010年 宇宙の旅
 人生も、それなりに辛抱して生きていれば、悪いことばかりではないなと思っている。2010年には、どこで何をしていることやら。宇宙のチリになっているのか、地中に埋もれているのか、はたまた相変わらず時間を見つけては昼寝三昧なのか、こればかりは全く予測がつかない。

・現在
 このブログを始めた頃、2010年なんてずっと未来の存在だった。でも、気がついてみたら2010年はすでに過去のできごとになってしまった。2013年になり、もうじき2014年になろうとしているこの時期に、改めてブログに書き残された何編もの雑文が、自分の心の軌跡という遺産になっていることを感じている。6年前に「昼寝ネコの雑記帳」という単行本を出版した。最近は「続・昼寝ネコの雑記帳~創作短編集」を発刊しようと、密かに機会を窺っている。
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