昼寝ネコの雑記帳

被疑者・昼寝ネコ、警察で5時間の取り調べを受ける


Sina...♪Clémentine♪

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もし北海道新聞の社会面に記事掲載されたとしたら、こんな感じだろう。

「ネコ人間、空港警察で取り調べを受ける。
昨日12月22日午後3時40分頃、新千歳空港の全日空出発カウンター前で、
昼寝ネコという名のネコ人間が、警察官3人に囲まれる事件があった。
その後、空港内の交番への同行を求められ、軽犯罪法違反の被疑者として
5時間に及ぶ取り調べを受けた。」


以上は、ジョークではなく実話である。

以前の記事で紹介したように、護身用の特殊警棒を購入所持していた。
インターネットで検索し、最終的にドイツ特殊部隊GS-9制式採用で、
EU地域でも最強といわれるBONOWI(ボノヴィ)社製のを購入した。
販売会社のサイトによると、「公然と携帯するのは軽犯罪法違反だ」と
注意書きされており、なので、機内預かりの鞄に入れて持ち歩いていた。

羽田発のときには何ごとも起きなかったのだが、新千歳空港で
預かり手荷物に入れ、検査場でX線透視をしてもらったら、
検査員の方に、もう一度通していいかと訊かれた。

はいどうぞとお願いしたら、棒状のものが入っているが、
これは何か、と質問された。
はい、特殊警棒ですと答えると、警察の判断が必要だとなり、
最終的には3人の警察官に囲まれ、交番への同行を求められた。

交番とはいっても、警察署並みの広さで、ちゃんと取調室があり、
そこに通された。
延べで何人もの制服・私服の方が入室し、鞄とリュックの中身を精査。
さらにはボディーチェックも受けた。

おそらくは、老テロリストか老スパイなのではないか、
とかなり嫌疑をかけられたのだろう。

担当者の方と向き合い、供述調書作成のための問答が始まった。

生まれた場所から始まって、学歴、職歴その他いろいろ質問された。
その日の行動パターンなど、詳細な質問に答えた。

結論は、自宅室内に保持する分には問題ないが、
家から持ち出して携帯することが、軽犯罪法違反だという。
頼りにしていた相棒のBONOWI社製特殊警棒は、
所有権放棄、廃棄処分の運命になってしまった。
相棒よ、私の不注意で申し訳ないことになり、お詫びと別れの
挨拶をさせてもらおう。

これまでに観たほとんどの映画は、スパイ、戦争、刑事・警察、
テロ関連なので、ある程度のやりとりは記憶していたのだが、
まさか自分自身が被疑者として、取り調べを受けることになるとは、
夢にも思っていなかった。

取り調べ最中に、おそらく別室では会社や私の名前をインターネットで
チェックしていたに違いない。

自分が出版社の発行人であり、アウトドアサバイバルの本、
C.W.ニコルさんにお願いして、ハンティングをテーマに、
海外取材をしたムック誌、カスタムナイフの本などを
出版してきたので、「合法的な」護身道具に
興味を持っていることを説明した。
とくに路上で、二人組の男によるひったくり被害に遭い、
ますます自己防衛の必要性を感じていたと訴えた。

さらには取材先に、サンフランシスコで日本人が経営する
銃砲店があったので、渡米の度に公営射撃場で実射訓練を
受けたこと、
さらには、仕事の関係で子育て中の家庭が、非常事態を
乗り切るために必要な情報提供を進めていること、などを
説明させてもらった。

徐々に老テロリストの嫌疑が薄れてきたのか、
皆さんの表情も緩んできたようだった。

途中、現地確認のため全日空のカウンターに行くことになった。
柔道家のようながっちりした体躯の警察官が先導してくれたが、
歩くのが速いのなんの、私は半分駆け足でなんとかついていった。
途中、後で母に報告するつもりだが、北海道警の方針で、
今週は「親不孝」人間の摘発を重点化しており、
空港での検問で人相と目つきが怪しいと判断されてしまった。
警察への同行を求められ、警察の取調室で、
私がちゃんと親孝行をしているかどうか、厳しい取り調べを受けたと
説明する、というと可笑しそうに笑ってくれた。
警察官の笑顔なんて、なかなか目にすることがないので、
こちらの気持ちも和んだ。

何人かの方に、今年の外国人登録法の変更、テロ特措法、
さらには来年の竹島での武力衝突を想定した、自衛隊の隊編成や
装備の市街戦対応化など、かなり不穏な状況になってきているが、
第一線で市民の安全を守る警察官の役割は大きいので、大変ですねと
話しかけてみたら、かなり事態を重く受けとめているような表情だった。

各都道府県警察は、不祥事が報道されることもあったが、
北海道警察の、とくに新千歳空港の警察官の皆さんは、
いい意味で大変厳しく、しっかりと監視の目を光らせて
いることを実感できた。

それと、警察官といえども人間ではあるが、
何度もジョークを飛ばすごとに、笑ってくれたのは大変嬉しかった。

新千歳空港の警備は安心できると実感したので、観光旅行は
是非、北海道においでになるようお薦めする。

今朝も、取り調べをしてくれた方から問合せの電話があった。
特殊警棒の購入先や購入時期の質問だったので、
ブログに記載しているのを調べてみます、といったら
ブログ名を訊かれた。
「昼寝ネコの雑記帳」ですと答え、ついでに北海道警察は
皆さんが大変しっかりと職務を果たしている、とコメントしますと
伝えた。ここでもまた笑い声を聞くことができた。

まことにへんてこなご縁ではあったが、今後も子育て中の家族向けに、
家族を安全に守り、良き家族関係を築いていただけるよう情報提供の
仕組みを継続するので、何かと助言をいただけるようになると
有難いなと思っている。

昨晩は帰宅が深夜過ぎだったので、遅ればせながら昨日の出来事を
記事として更新しておきたい。


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by hirune-neko | 2015-12-23 12:21 | 現実的なお話し | Comments(0)
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昼寝ネコのプロフィール
・1951年
 小さいころ、雨ざらしで目ヤニだらけの捨てネコを拾ってきては、親から小言をいわれる。小学校低学年の音楽と図工は通信簿が「2」。中学からバスケを始めるも、高校2年で部活を止め、ジャズ喫茶通いが日課となる。授業が退屈でがまんできず、短編小説を書いては授業中のクラスで強制的に回覧させ、同級生の晩学を妨げることしばしば。早く卒業してほしいと、とくに物理の先生が嘆いていたようだ。ビル・エバンス、チャーリー・パーカー、ジョン・コルトレーンに心酔。受験勉強をすっかり怠り、頭の中は浸水状態。

・1969年 
 中央大学経済学部入学
 まぐれで合格するも、東大安田闘争・70年安保闘争などの影響で神田界隈はマヒ状態。連日機動隊がやってきて大学はロックアウト・封鎖の繰り返し。すっかり希望を失い、大いなる時間の浪費が始まる。記憶に残っているのは、ジャズを聴いたこと、大学ノートに何やら書きなぐったこと、ぼーっと考えごとをすること。数限りなく、雑多なアルバイトをやったこと。一応は無難にこなした・・・はずだ。いろいろ本を買いあさったが「積ん読状態」で、ただ、アルベール・カミュの作品には衝撃を受ける。それと、寮生活だったので、嫌いだった納豆を食べられるようになったのは、収穫だった。

・1974年 
 同大学卒業
 1年留年し、5年かけてなんとか卒業。理由は単位を落としたからだが、結局5年間の学生生活で授業に出席したのは、おそらく数十日ではなかったろうか。毎回レポート試験で単位をいただいたが、ほとんどは寮生仲間に「餃子ライス」を報酬に、作成を代行してもらった。今さら卒業証書を返還せよといわれても、もう時効だろう。白門同窓生の恥部であることは、重々自覚している。
     
・2006年 
 現在に至る
 プロポーズしたら1週間待ってくれという。そんなに待てないといったら、翌日ハート型のケーキを焼いて待っていてくれた。世の中には奇特な女性がいるものだ。おまけに4人も子どもを産み育ててくれて・・・育児放棄の夫に寛大な女性で・・・おまけに子どもたちは・・・三人の息子と息子のような娘が一人なのだが・・・父親を反面教師として、なんとか実社会に順応している。大したものだ。わが家には、「親の七光り」など存在せず、「子の七光り」で恩恵をいただいているようなものだ。

・2010年 宇宙の旅
 人生も、それなりに辛抱して生きていれば、悪いことばかりではないなと思っている。2010年には、どこで何をしていることやら。宇宙のチリになっているのか、地中に埋もれているのか、はたまた相変わらず時間を見つけては昼寝三昧なのか、こればかりは全く予測がつかない。

・現在
 このブログを始めた頃、2010年なんてずっと未来の存在だった。でも、気がついてみたら2010年はすでに過去のできごとになってしまった。2013年になり、もうじき2014年になろうとしているこの時期に、改めてブログに書き残された何編もの雑文が、自分の心の軌跡という遺産になっていることを感じている。6年前に「昼寝ネコの雑記帳」という単行本を出版した。最近は「続・昼寝ネコの雑記帳~創作短編集」を発刊しようと、密かに機会を窺っている。
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