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昼寝ネコの雑記帳

誤算、計算違い、見込み違いの吉報


Astor Piazzolla - My Happiness

いつもクリックしてくださり有難うございます。とても励みになっています。


仕事だって人生だって、構想通りに進展したら苦労はない。

人にはいえないが、私だってどれだけ下積みの道を歩んだか。
まあ、それ以前はずいぶん楽をした時期もあったので、
苦労が足りない、と認定されて荒野に追いやられたのだと思っている。

ずいぶん周りの皆さんに助けられ、励まされ、どん底を
耐えることができた。
途中で、何人もの人たちから「あんたの商品は売れる訳がない」
とか、「理想で商売はできない」とか、「今の仕事を止めて
タクシーの運転手に転職しろ」など、ずいぶん酷評されたものだ。

本当に大変な時期というのは、必死に集中しているので
大変だなんて感じたことがない。
今振り返ると、でもやはり大変だったと思う。
二度とあのような苦境には陥りたくないと思う。

不思議に思うのは、最悪の事態にあってもどういうわけか
数字だけを追うことはしなかったことだ。
直感的、本能的に、目先の利益だけを追い求め、継続性のある
価値を視野に入れないで仕事をしていると、いつかは
雲散霧消してしまうという確信だけは持っていた。

悪い意味で、ユダヤ商法と表現される言葉がある。
ユダヤ人を定義せよといわれると、正直いって困る。
イスラエルの起源はヤコブであり、その12人の息子の一人に
ユダがいて・・・とか、通り一遍の説明しかできない。
大体古代ではユダとイスラエルという二つの王国があった。
なので、イスラエルの歴史に関する電子書籍を購入したが
例によって、ダウンロー読のまままだ読んでいない。

現在のイスラエルは、小国であり周りを敵国に囲まれている。
日本も同様に、小国で周りを敵国に囲まれている。
しかし、根本的に違うのは、イスラエルは国を守るための
戦略をしっかり持ち、軍事力、国際政治力、技術力、
国家・軍事インテリジェンスを確立している。
その点、日本はかなり危険な水域にあると思っている。

話が脇道に逸れてしまったが、いわゆるユダヤ商法の根底には、
かなり長期的で広い視野に基づいて、経済活動も行っていると
評価される部分が多いようだ。
建国までの歴史が長かった分、堅固な哲学・思想を持っているようだ。
その是非はともかくとして、自分自身の10数年を振り返ると、
悲惨な試行錯誤の連続だったが、目指す方向はなんとなく
イメージしていたと思う。

ここ何年か、インテリジェンスというアカデミックな分野でも
比較的新しいカテゴリーに興味を持ち、独学で少しずつ
勉強し始めた。
最終的には、国家インテリジェンスを補完することにもなる
ファミリー・インテリジェンスが必要とされる時代になる、
とそのように確信するようになった。

ファミリー・インテリジェンスって、何をどうやって商品化し、
どのようにな収益構造になるのか、と質問されても答えられなかった。
たまたま同時並行して、ダイレクト・レスポンス・マーケティング
という手法の、ほんの少しのエッセンスを取り入れて、
ようやく具体的な全体イメージができあがった。

新生児を授かった家庭のために、赤ちゃんの名入り絵本を
製作するプロジェクトが10数年かけて、ようやく形になってきた。
そこだけに限定する訳ではないものの、最も身近な対象だ。

産婦人科クリニックの院長先生数人に、その構想を説明し
反応を見てみた。当然だが、反応はそれぞれに異なる。
公式サイトはすでにできあがっており、コンテンツを増やしながら
あとは公開して会員募集するまでになっている。

ただ、100%の確信を持って踏み切れないでいる、というのが
正直な気持ちだった。

今日、夕方をかなり過ぎた頃、あるクリニックの院長先生から
電話があった。
用件が終わった後、先生からその後、ファミリー・インテリジェンスの
プロジェクトはどうなっているかと訊かれた。

こちらが提供できる機能を追加説明し、結局はその先生の
クリニックだけを対象に、稼働させる方向でまとまった。

思いがけない展開になってきた。
すぐに売上につながるプロジェクトではない。
しかし、次々と導入する産婦人科クリニックが増え、
口コミで一般家庭にまで拡がると、理想状態になる。

そういえば、インテリジェンスの授業を正式に履修しようと
入学試験を受けたのだが、そのときの面接官である
国際政治学の女性教授は、さすがにすぐさまポイントを
把握してこう質問した。
「会員数は何十万人、何百万人になりますか?」

そんなことはやってみなくては分からない。
でも、間違いなく会員数は多いに越したことはない。
ショッピングクラブではないので、何を販売しようかなど
考えていない。
オピニオンクラブではないので、特定の政党や政治家、
あるいは法案に賛同するよう説得することもしない。

人間の私は純然たる日本人だが、ネコ分身は古代イスラエル生まれ、
と思い込んでいる。なので、ユダヤ人の特質のひとつといわれる、
年数を経ても失われない価値を、最優先する姿勢を維持していきたい。
これまで同様に、目先の金銭や名声、名誉に目がくらまないよう
堅実に進めていきたいと思う。

誤算、計算違い、見込み違いが当たり前の人生であり、
仕事でもあるが、たまにはこのように計算外・想定外の吉報も
もたらされることがあるものだ。
決して偶然のできごとではなく、ある意味では機が熟してきたのだと
そのように考えている。

かくして自称・古代イスラエル生まれの老ネコは、
真っ直ぐ前を見つめながら、敢然と我が道をいくのであった・・・
なんていうと格好いいけど、最近ブルボン製菓がセブンイレブンで
発売開始した、小さなクッキーが想定外に美味しかった。
甘いもの依存症は、なかなか改善されなくて困っている。


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by hirune-neko | 2015-10-17 00:05 | インテリジェンス | Comments(0)
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妄想から始まり、脳内人格を与えられた不思議な存在
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昼寝ネコのプロフィール
・1951年
 小さいころ、雨ざらしで目ヤニだらけの捨てネコを拾ってきては、親から小言をいわれる。小学校低学年の音楽と図工は通信簿が「2」。中学からバスケを始めるも、高校2年で部活を止め、ジャズ喫茶通いが日課となる。授業が退屈でがまんできず、短編小説を書いては授業中のクラスで強制的に回覧させ、同級生の晩学を妨げることしばしば。早く卒業してほしいと、とくに物理の先生が嘆いていたようだ。ビル・エバンス、チャーリー・パーカー、ジョン・コルトレーンに心酔。受験勉強をすっかり怠り、頭の中は浸水状態。

・1969年 
 中央大学経済学部入学
 まぐれで合格するも、東大安田闘争・70年安保闘争などの影響で神田界隈はマヒ状態。連日機動隊がやってきて大学はロックアウト・封鎖の繰り返し。すっかり希望を失い、大いなる時間の浪費が始まる。記憶に残っているのは、ジャズを聴いたこと、大学ノートに何やら書きなぐったこと、ぼーっと考えごとをすること。数限りなく、雑多なアルバイトをやったこと。一応は無難にこなした・・・はずだ。いろいろ本を買いあさったが「積ん読状態」で、ただ、アルベール・カミュの作品には衝撃を受ける。それと、寮生活だったので、嫌いだった納豆を食べられるようになったのは、収穫だった。

・1974年 
 同大学卒業
 1年留年し、5年かけてなんとか卒業。理由は単位を落としたからだが、結局5年間の学生生活で授業に出席したのは、おそらく数十日ではなかったろうか。毎回レポート試験で単位をいただいたが、ほとんどは寮生仲間に「餃子ライス」を報酬に、作成を代行してもらった。今さら卒業証書を返還せよといわれても、もう時効だろう。白門同窓生の恥部であることは、重々自覚している。
     
・2006年 
 現在に至る
 プロポーズしたら1週間待ってくれという。そんなに待てないといったら、翌日ハート型のケーキを焼いて待っていてくれた。世の中には奇特な女性がいるものだ。おまけに4人も子どもを産み育ててくれて・・・育児放棄の夫に寛大な女性で・・・おまけに子どもたちは・・・三人の息子と息子のような娘が一人なのだが・・・父親を反面教師として、なんとか実社会に順応している。大したものだ。わが家には、「親の七光り」など存在せず、「子の七光り」で恩恵をいただいているようなものだ。

・2010年 宇宙の旅
 人生も、それなりに辛抱して生きていれば、悪いことばかりではないなと思っている。2010年には、どこで何をしていることやら。宇宙のチリになっているのか、地中に埋もれているのか、はたまた相変わらず時間を見つけては昼寝三昧なのか、こればかりは全く予測がつかない。

・現在
 このブログを始めた頃、2010年なんてずっと未来の存在だった。でも、気がついてみたら2010年はすでに過去のできごとになってしまった。2013年になり、もうじき2014年になろうとしているこの時期に、改めてブログに書き残された何編もの雑文が、自分の心の軌跡という遺産になっていることを感じている。6年前に「昼寝ネコの雑記帳」という単行本を出版した。最近は「続・昼寝ネコの雑記帳~創作短編集」を発刊しようと、密かに機会を窺っている。
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