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昼寝ネコの雑記帳

あまりにも人に対する親和性が低いようだ


Eliane Elias - Estate (Summer)

いつもクリックしてくださり有難うございます。とても励みになっています。


気がついたら、いつのまにか夏が過ぎ去っている。
明日が今年の第3四半期最後の日で、第4四半期に入る。
あっという間にクリスマスがやって来て、新年を迎えるのだろう。

私は年齢3,016歳だなんて公言しているが、実際には
肉体の退化に、経年変化を自覚させられている。
残念だが、何もしなければ静かに退化して、存在感も薄くなり、
思い描いていたことが、まるで幻のように希薄になるのだろう。
そんな現実感に捉えられている。

今日、久しぶりに旧・余命3年時事日記に目を通してみた。
一番最初に書かれた原稿にまで遡ってみた。
余命初代のかずさんが余命宣告を受けながらも奮起し、
最後は余命0年宣言をしてほどなく、息絶えてしまった。
私自身は、余命を宣告されてはいないが、
自分自身にその情景を重ね合わせてみると、一人の人間の
晩年に到達した私心のない、人々とその居住する国を
思い描いて、そこに殉死した心象に親近感を覚える。

全記事を保存するようにという呼びかけに、素直に従った。

日本と東アジア地域、最近はドイツを中心とするEU諸国にも
暗雲が拡がっているように聞く。

政治のことは難解でよく理解できないが、
日本では民主党が生き残りを賭けて、共産党と連携するのだろうか。
その国民連合なんとやらが政権を奪取することになるのだろうか。
それとも、自民党が公明党の支援で政権を維持するのだろうか。
しかし、その公明党も支持母体といわれる創価学会の会員から
反発を受けているとも伝えられている。

どれだけ絶叫しようが、相手を貶めようが印象操作しようが、
大多数の国民が選挙に棄権せず、未来を託せると思う候補者に
貴重な1票を投じること・・・確かに1票はたったの1票だが
その貴重な1票の集合体が、国の行く末を決することになる。
これほど確実な手段が、他にあるだろうかと思う。

先日、国会議員6名に対する情報収集を依頼されたが、
今日の午後、その依頼主から電話があった。
いろいろ意見交換をしたが、改めて見識のある人物だと思った。
基本認識はかなり一致する。

さて、いよいよ本格的に僅かの後方支援しかできなくなってきたが
一体何ができるだろうかと、改めて思案している。

特定の政治家や政党への支援を依頼するのではなく、
ただひたすら、マスメディアが遮断してきた、社会構造の実態を
少しでも多くの方に知っていただき、政治家を選ぶ目を
養っていただきたい、それが最大の望みだ。

勿論、個人的には決して支持しない政治家や政党は存在する。
しかし、私自身はどこにも所属せず、ただひたすら
善良な一般市民の皆さんが、甘言に惑わされないような
見識を高められる支援方法を考えて実行したいと思う。

微力な手法であっても、もし奏功して国益というものを
正しく判断できる人が増えてくれれば、私は嬉しく思うが、
しかしそんな私の存在を疎ましく思う人たちも存在するだろう。
そのような人たちの中には、物理的手段に出たり、
集団で圧力をかける手法に出る人も存在するようだ。

もうこの年齢なので、世の評価や称賛はまったく必要としない。
何十年も前から自覚しているのだが、私は人に対する
親和能力がとても低い。生い立ちの影響を受けているのだと思う。
なので、もともと集団行動を好まないし、人里から遠く離れて
静かに生活したいと願っているぐらいだ。

余命初代のかずさんの遺品である、余命3年時事日記から
そのエッセンスを、ほんの少しでも分けていただき、
彼へのオマージュとして、乏しくはあるが知恵を絞りたい。
まだ、絞りかすぐらいは抽出できるのではないだろうか。
淡い期待をいだきつつ、また明日を迎えたいと思う。


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by hirune-neko | 2015-09-30 00:19 | インテリジェンス | Comments(0)
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妄想から始まり、脳内人格を与えられた不思議な存在

by hirune-neko
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昼寝ネコのプロフィール
・1951年
 小さいころ、雨ざらしで目ヤニだらけの捨てネコを拾ってきては、親から小言をいわれる。小学校低学年の音楽と図工は通信簿が「2」。中学からバスケを始めるも、高校2年で部活を止め、ジャズ喫茶通いが日課となる。授業が退屈でがまんできず、短編小説を書いては授業中のクラスで強制的に回覧させ、同級生の晩学を妨げることしばしば。早く卒業してほしいと、とくに物理の先生が嘆いていたようだ。ビル・エバンス、チャーリー・パーカー、ジョン・コルトレーンに心酔。受験勉強をすっかり怠り、頭の中は浸水状態。

・1969年 
 中央大学経済学部入学
 まぐれで合格するも、東大安田闘争・70年安保闘争などの影響で神田界隈はマヒ状態。連日機動隊がやってきて大学はロックアウト・封鎖の繰り返し。すっかり希望を失い、大いなる時間の浪費が始まる。記憶に残っているのは、ジャズを聴いたこと、大学ノートに何やら書きなぐったこと、ぼーっと考えごとをすること。数限りなく、雑多なアルバイトをやったこと。一応は無難にこなした・・・はずだ。いろいろ本を買いあさったが「積ん読状態」で、ただ、アルベール・カミュの作品には衝撃を受ける。それと、寮生活だったので、嫌いだった納豆を食べられるようになったのは、収穫だった。

・1974年 
 同大学卒業
 1年留年し、5年かけてなんとか卒業。理由は単位を落としたからだが、結局5年間の学生生活で授業に出席したのは、おそらく数十日ではなかったろうか。毎回レポート試験で単位をいただいたが、ほとんどは寮生仲間に「餃子ライス」を報酬に、作成を代行してもらった。今さら卒業証書を返還せよといわれても、もう時効だろう。白門同窓生の恥部であることは、重々自覚している。
     
・2006年 
 現在に至る
 プロポーズしたら1週間待ってくれという。そんなに待てないといったら、翌日ハート型のケーキを焼いて待っていてくれた。世の中には奇特な女性がいるものだ。おまけに4人も子どもを産み育ててくれて・・・育児放棄の夫に寛大な女性で・・・おまけに子どもたちは・・・三人の息子と息子のような娘が一人なのだが・・・父親を反面教師として、なんとか実社会に順応している。大したものだ。わが家には、「親の七光り」など存在せず、「子の七光り」で恩恵をいただいているようなものだ。

・2010年 宇宙の旅
 人生も、それなりに辛抱して生きていれば、悪いことばかりではないなと思っている。2010年には、どこで何をしていることやら。宇宙のチリになっているのか、地中に埋もれているのか、はたまた相変わらず時間を見つけては昼寝三昧なのか、こればかりは全く予測がつかない。

・現在
 このブログを始めた頃、2010年なんてずっと未来の存在だった。でも、気がついてみたら2010年はすでに過去のできごとになってしまった。2013年になり、もうじき2014年になろうとしているこの時期に、改めてブログに書き残された何編もの雑文が、自分の心の軌跡という遺産になっていることを感じている。6年前に「昼寝ネコの雑記帳」という単行本を出版した。最近は「続・昼寝ネコの雑記帳~創作短編集」を発刊しようと、密かに機会を窺っている。
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