絶えられず 昼寝のあとで ピスタチオBill Evans Trio With Symphony Orchestra - Valse いつもクリックしてくださり有難うございます。とても励みになっています。 久しぶりに本格的な昼寝をしてしまった。 朝一番で商談があり、従来とは異なる業種だったため 説明資料の作成に思った以上の時間を要した。 終わってみれば、深夜の3時だった。 おまけに初めて行く場所だったので、早めに電車に乗り、 余裕をもって到着したのだが、電柱に住居表示が少なく ちょうど約束時感になんとか間に合ったよう始末だった。 帰社しても思考力は低下状態だったので、久しぶりに 本格的に昼寝をしてしまった。 短時間睡眠だと食欲もなく、帰りに駅の構内に出店している リトル・マーメイドによって、サンドイッチを買った。 この際だから、メロンパンも買った。 ものはついでなので、北海道牛乳クリームパンとやらも買い、 でもおいしかったので完食した。 昼寝から覚めて、脳内機能が復元したのを実感した。 我に返り、ピスタチオが食べたくなった。 いくつも買い置きがある。 最初の頃は、固い殻をむくのに難儀したが ようやくベテランになったと思っている。 人には決して自慢できないようなベテランだ。 そんなこんなで、公開を目指している創作短編は すっかり中断したままだ。 でも、頭の中では何度も反芻し、情景はかなり 視覚化している。 登場人物の表情、性格も徐々に浮かび上がっている。 ラストシーンも、ほぼイメージが浮かんでいる。 でも、仕事の合間に細切れでまとめることは難しい。 作家業をちゃんと仕事として成り立たせている人が 羨ましく思うことが多くなってきた。 さて、まだ夕方までにはかなりの時間がある。 受注データの更新をしなければならない。 つい先刻、クリニック紹介の文章を変更したいという 院長先生からのメールがあった。 これからすぐに対応しなければいけない。 たとえ仕事に追われていても、昼寝の時間を確保でき、 手を伸ばせばピスタチオの入った袋があって 好きなときに食べられる・・・ささやかではあるが 小さな至福感を感じて生きている。 絶えられず 昼寝のあとで ピスタチオ ん〜、俳句なのか川柳なのかよく分からないが、 我ながら、生活感の滲み出た名句だと思っている。 いつもクリックしてくださり有難うございます。とても励みになっています。
by hirune-neko
| 2015-06-16 15:53
| 現実的なお話し
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・1951年
小さいころ、雨ざらしで目ヤニだらけの捨てネコを拾ってきては、親から小言をいわれる。小学校低学年の音楽と図工は通信簿が「2」。中学からバスケを始めるも、高校2年で部活を止め、ジャズ喫茶通いが日課となる。授業が退屈でがまんできず、短編小説を書いては授業中のクラスで強制的に回覧させ、同級生の晩学を妨げることしばしば。早く卒業してほしいと、とくに物理の先生が嘆いていたようだ。ビル・エバンス、チャーリー・パーカー、ジョン・コルトレーンに心酔。受験勉強をすっかり怠り、頭の中は浸水状態。 ・1969年 中央大学経済学部入学 まぐれで合格するも、東大安田闘争・70年安保闘争などの影響で神田界隈はマヒ状態。連日機動隊がやってきて大学はロックアウト・封鎖の繰り返し。すっかり希望を失い、大いなる時間の浪費が始まる。記憶に残っているのは、ジャズを聴いたこと、大学ノートに何やら書きなぐったこと、ぼーっと考えごとをすること。数限りなく、雑多なアルバイトをやったこと。一応は無難にこなした・・・はずだ。いろいろ本を買いあさったが「積ん読状態」で、ただ、アルベール・カミュの作品には衝撃を受ける。それと、寮生活だったので、嫌いだった納豆を食べられるようになったのは、収穫だった。 ・1974年 同大学卒業 1年留年し、5年かけてなんとか卒業。理由は単位を落としたからだが、結局5年間の学生生活で授業に出席したのは、おそらく数十日ではなかったろうか。毎回レポート試験で単位をいただいたが、ほとんどは寮生仲間に「餃子ライス」を報酬に、作成を代行してもらった。今さら卒業証書を返還せよといわれても、もう時効だろう。白門同窓生の恥部であることは、重々自覚している。 ・2006年 現在に至る プロポーズしたら1週間待ってくれという。そんなに待てないといったら、翌日ハート型のケーキを焼いて待っていてくれた。世の中には奇特な女性がいるものだ。おまけに4人も子どもを産み育ててくれて・・・育児放棄の夫に寛大な女性で・・・おまけに子どもたちは・・・三人の息子と息子のような娘が一人なのだが・・・父親を反面教師として、なんとか実社会に順応している。大したものだ。わが家には、「親の七光り」など存在せず、「子の七光り」で恩恵をいただいているようなものだ。 ・2010年 宇宙の旅 人生も、それなりに辛抱して生きていれば、悪いことばかりではないなと思っている。2010年には、どこで何をしていることやら。宇宙のチリになっているのか、地中に埋もれているのか、はたまた相変わらず時間を見つけては昼寝三昧なのか、こればかりは全く予測がつかない。 ・現在 このブログを始めた頃、2010年なんてずっと未来の存在だった。でも、気がついてみたら2010年はすでに過去のできごとになってしまった。2013年になり、もうじき2014年になろうとしているこの時期に、改めてブログに書き残された何編もの雑文が、自分の心の軌跡という遺産になっていることを感じている。6年前に「昼寝ネコの雑記帳」という単行本を出版した。最近は「続・昼寝ネコの雑記帳~創作短編集」を発刊しようと、密かに機会を窺っている。 お気に入りブログ
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