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昼寝ネコの雑記帳

怠慢で不勉強で話し好きの生徒がここにいる


Julia Zenko Chiquilín de Bachín

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あれこれ重なってしまい、なんと一ヶ月以上のブランクで
今夜、久しぶりにギター教室に行って来た。

つまびらかに様子を描写すると、間違いなく呆れられると思う。
こんなに怠慢で不勉強で話し好きの生徒が存在するのかと、
誰しもが思うだろう。

だって、60分のレッスン時間なのに、実際にギターを弾いて
指導を受けたのは、せいぜい5分程度だろうか。

何せ数十年のブランクで入門したので、しかも
もともとはジャズギターとボサノヴァギターを
多少独学で弾いていた程度なので、クラシックギターの
基礎がまったくなっていない。

本当に基礎から教えていただいている。
なのに指使いの基礎トレーニングは、オサボリだった。
おまけに、自分の練習はそっちのけで
プロのギタリストの演奏を聴いて、どんな奏法なのか
興味があり、あれこれ質問してしまう。

かねてから、どのように音を出すのか不思議に思っていた
奏法について質問してみた。
つまり、普通に弦を押さえて普通に音を出すのではなく、
少し金属的な響きになるのだが、弦に触れる程度で
独特な音色を出す。
正式にはハーモニクスという奏法らしい。

目の前で実演していただいたし、そのバリエーションについて、
さらには実際の譜面では、どのような表記になっているか
懇切丁寧に教えていただいた。

入門の時、ピアソラのオブリヴィオンの楽譜を持参し、
この曲を弾けるようになりたいんです、と宣言した。

ギター教則本で、練習曲から基本的な奏法を
教えていただいているが、習えば習うほど、
ギターという楽器の奥深さが見えてきて、
ピアソラ作品だなんて、とんでもない宣言を
したものだと、今では恥じ入っている。

思いがけず、チキリン・デ・バチンはどうですか、
と先生からいわれた。
たまたま国松竜次さんが編曲した楽譜をお持ちで
前半を演奏してくださった。

久しぶりに聴いたチキリン・デ・バチン。
記憶に間違いがなければ、オラシオ・フェレールの
作詞に、ピアソラが曲を書いているはずだ。
なので、本来はヴォーカルで聞かせる作品だ。

帰宅して、何人かの歌唱を聴いてみた。
個人的には、このJulia Zenkoがいいと思う。

いやあ、それにしても私のような気紛れ生徒が
入門してしまい、先生も勝手が違って
迷惑になっているだろうと思う。
演奏に関する練習そっちのけで
あれこれ質問するし、自説を述べて話が多い。

でもまあ、今年で3,016歳という高齢長寿なのだから
大目に見ていただければ、大変有難い。

とても人格者の先生(女性)であり、寛容で慈悲深い
人格者なので・・・もちろん演奏も指導方法も
きちんとされているので、もしギターを習いたい
と思われる方がいらっしゃったら、
いつでもご紹介させていただく。
ちなみに最寄りの駅は登戸または宿河原である。

ご希望なら、品質保証書を発行させていただく。


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by hirune-neko | 2015-06-08 23:42 | 音楽・映画・本の世界 | Comments(0)
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昼寝ネコのプロフィール
・1951年
 小さいころ、雨ざらしで目ヤニだらけの捨てネコを拾ってきては、親から小言をいわれる。小学校低学年の音楽と図工は通信簿が「2」。中学からバスケを始めるも、高校2年で部活を止め、ジャズ喫茶通いが日課となる。授業が退屈でがまんできず、短編小説を書いては授業中のクラスで強制的に回覧させ、同級生の晩学を妨げることしばしば。早く卒業してほしいと、とくに物理の先生が嘆いていたようだ。ビル・エバンス、チャーリー・パーカー、ジョン・コルトレーンに心酔。受験勉強をすっかり怠り、頭の中は浸水状態。

・1969年 
 中央大学経済学部入学
 まぐれで合格するも、東大安田闘争・70年安保闘争などの影響で神田界隈はマヒ状態。連日機動隊がやってきて大学はロックアウト・封鎖の繰り返し。すっかり希望を失い、大いなる時間の浪費が始まる。記憶に残っているのは、ジャズを聴いたこと、大学ノートに何やら書きなぐったこと、ぼーっと考えごとをすること。数限りなく、雑多なアルバイトをやったこと。一応は無難にこなした・・・はずだ。いろいろ本を買いあさったが「積ん読状態」で、ただ、アルベール・カミュの作品には衝撃を受ける。それと、寮生活だったので、嫌いだった納豆を食べられるようになったのは、収穫だった。

・1974年 
 同大学卒業
 1年留年し、5年かけてなんとか卒業。理由は単位を落としたからだが、結局5年間の学生生活で授業に出席したのは、おそらく数十日ではなかったろうか。毎回レポート試験で単位をいただいたが、ほとんどは寮生仲間に「餃子ライス」を報酬に、作成を代行してもらった。今さら卒業証書を返還せよといわれても、もう時効だろう。白門同窓生の恥部であることは、重々自覚している。
     
・2006年 
 現在に至る
 プロポーズしたら1週間待ってくれという。そんなに待てないといったら、翌日ハート型のケーキを焼いて待っていてくれた。世の中には奇特な女性がいるものだ。おまけに4人も子どもを産み育ててくれて・・・育児放棄の夫に寛大な女性で・・・おまけに子どもたちは・・・三人の息子と息子のような娘が一人なのだが・・・父親を反面教師として、なんとか実社会に順応している。大したものだ。わが家には、「親の七光り」など存在せず、「子の七光り」で恩恵をいただいているようなものだ。

・2010年 宇宙の旅
 人生も、それなりに辛抱して生きていれば、悪いことばかりではないなと思っている。2010年には、どこで何をしていることやら。宇宙のチリになっているのか、地中に埋もれているのか、はたまた相変わらず時間を見つけては昼寝三昧なのか、こればかりは全く予測がつかない。

・現在
 このブログを始めた頃、2010年なんてずっと未来の存在だった。でも、気がついてみたら2010年はすでに過去のできごとになってしまった。2013年になり、もうじき2014年になろうとしているこの時期に、改めてブログに書き残された何編もの雑文が、自分の心の軌跡という遺産になっていることを感じている。6年前に「昼寝ネコの雑記帳」という単行本を出版した。最近は「続・昼寝ネコの雑記帳~創作短編集」を発刊しようと、密かに機会を窺っている。
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