ちょっと大真面目に〜国家存立基盤の限界点Milonga en re- Astor Piazzolla いつもクリックしてくださり有難うございます。とても励みになっています。 いよいよ、ファミリー・インテリジェンス・サービスの提供を 開始することになっている。 厳密に、何月何日とは周知している訳ではないが、 とにかくスタートさせなければいけない段階だ。 家族の良好な関係や、家族の時間の過ごし方、家族の記録、 健康被害懸念情報・・・ここまでの分野に関しては、 ある程度の過去の遺産があるので、なんとかなると思う。 問題は、国内および国際社会の懸念情報の提供だ。 OSINT(Open Source Intelligence)情報の有用性は 専門家も指摘するところなので、自信をもって進めたい。 過日、ある地方新聞社の編集局長にお会いしたとき、 国家インテリジェンスとは異なるファミリー・インテリジェンス について言及した。 各論または両論並記という基本方針について説明したが、 誰が最終的に、正しい情報だと決めるのか、と質問された。 逃げ口上のように聞こえるかもしれないが、いくつかある 情報あるいは分析結果について、どれが正しいかと 判断をくだすことは非常に困難だ。 異なる視点からの分析情報を提供し、まずはいい意味で 疑問を持っていただく。 次いで、興味を持って自ら考え、そして調べていただく。 そのようなプロセスが、一般市民の健全な政治意識を 醸成するという基本的な考えが大前提だ。 なので、最初に結論を提示し、都合のいい情報だけを トリミングして補強材料に使う、という手法は避けたい。 公開情報を丹念に調べていくと、ある程度正確な 状況判断ができるというのは、前述の OSINT(Open Source Intelligence)情報収集に 各国の情報機関が、80〜85%程度の労力を 費やしているという事実に裏付けられる。 忙しい一般市民が、時間と労力を割いてあれこれ 調べるにも限界がある。 なので、各論並記という手法で基本情報の提供を行い さらに参考となりそうな情報ソースを紹介する。 当面はそこまでが限界だと考えている。 日本は民主主義国家なので、多数を掌握すれば 選挙で当選できるし、多数の議員を抱えれば 法案を通し、自己理念を実現できる。 なので、いろいろな手段を講じて人心の掌握を図る。 場合によっては、実利的な利益供与も行う。 善し悪しは別として、そういう発想は理解できる。 逆に、一般市民が政治意識を持ち、史実を正しく理解し、 国内外の動向の実体を知るようになると、 集団催眠や洗脳のような、扇動政治は通用しなくなる。 結果的に、より多くの個が賢明な選択をすることになり、 投票行動に反映され、国益を踏まえた政治環境が整う。 そのように考えているので、逆に責任を感じている。 日本国内が大転換点にさしかかっていることは、 それなりに予告されていたことだ。 しかしここ最近、急に緊迫度を増しているのが アメリカを中心とするオーストラリアおよび 日本を含む東南アジア諸国と、中国との軍事対立だ。 たびたび紹介しているブログ「余命3年時事日記」は 明らかにOSINT情報のみならず HUMINT(Human Intelligence)情報を併せ持ち、 かなり正確な情報を提供していると判断している。 今日など、1日に2本の記事をアップしている。 「 核武装トマホーク」と「 米中開戦へ一直線」の2稿だ。 余命初代ブログ主の頃から中国の軍事委員会の検討内容など 完全にHUMINT情報を提供されていたし、余命2代目も 人民解放軍OBとの接点に言及されていた。 つい最近、余命3代目に就任された方は、これまたアメリカに 広く深く人的ネットワークをお持ちのようだ。 しかも、過去の公開資料を中心に丹念に分析されている。 正義感が強いだけでなく、「断固闘う」強い意思を お持ちのようで、文面からうかがい知ることができる。 「余命3年時事日記」へのアクセス数が異常に多いことは、 それだけ危機感を持つ市民が多いことを反映している、 さらに、実に多くのブロガーたちが余命の記事を 引用し、拡散している。 インターネットの発達なくしては考えられなかった現象だ。 このような、しっかりしたブログが注目されて存続し、 自然発生的に拡散伝播されるということは、 日本はまだまだ健全な国であり、やがては国民総監視態勢が 整うようになるのではないだろうか。 日本は残念ながら、国家存立の限界点を迎えつつある 国々に囲まれている。 しかし、その国々には、生存条件そのものを脅かされ 悲痛な叫び声を上げている一般市民が、 多数存在していることを決して忘れてはいけないと思っている。 国家間の対立は非情さ・冷徹さを伴うが、 たとえ敵対している国であっても、その国の一般市民とは 同じ人間同士であるという事実を、重く受けとめたいと いつも肝に銘じている。 *ブログ「余命3年時事日記」 http://kt-yh6494.blog.so-net.ne.jp/ いつもクリックしてくださり有難うございます。とても励みになっています。
by hirune-neko
| 2015-05-31 21:04
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・1951年
小さいころ、雨ざらしで目ヤニだらけの捨てネコを拾ってきては、親から小言をいわれる。小学校低学年の音楽と図工は通信簿が「2」。中学からバスケを始めるも、高校2年で部活を止め、ジャズ喫茶通いが日課となる。授業が退屈でがまんできず、短編小説を書いては授業中のクラスで強制的に回覧させ、同級生の晩学を妨げることしばしば。早く卒業してほしいと、とくに物理の先生が嘆いていたようだ。ビル・エバンス、チャーリー・パーカー、ジョン・コルトレーンに心酔。受験勉強をすっかり怠り、頭の中は浸水状態。 ・1969年 中央大学経済学部入学 まぐれで合格するも、東大安田闘争・70年安保闘争などの影響で神田界隈はマヒ状態。連日機動隊がやってきて大学はロックアウト・封鎖の繰り返し。すっかり希望を失い、大いなる時間の浪費が始まる。記憶に残っているのは、ジャズを聴いたこと、大学ノートに何やら書きなぐったこと、ぼーっと考えごとをすること。数限りなく、雑多なアルバイトをやったこと。一応は無難にこなした・・・はずだ。いろいろ本を買いあさったが「積ん読状態」で、ただ、アルベール・カミュの作品には衝撃を受ける。それと、寮生活だったので、嫌いだった納豆を食べられるようになったのは、収穫だった。 ・1974年 同大学卒業 1年留年し、5年かけてなんとか卒業。理由は単位を落としたからだが、結局5年間の学生生活で授業に出席したのは、おそらく数十日ではなかったろうか。毎回レポート試験で単位をいただいたが、ほとんどは寮生仲間に「餃子ライス」を報酬に、作成を代行してもらった。今さら卒業証書を返還せよといわれても、もう時効だろう。白門同窓生の恥部であることは、重々自覚している。 ・2006年 現在に至る プロポーズしたら1週間待ってくれという。そんなに待てないといったら、翌日ハート型のケーキを焼いて待っていてくれた。世の中には奇特な女性がいるものだ。おまけに4人も子どもを産み育ててくれて・・・育児放棄の夫に寛大な女性で・・・おまけに子どもたちは・・・三人の息子と息子のような娘が一人なのだが・・・父親を反面教師として、なんとか実社会に順応している。大したものだ。わが家には、「親の七光り」など存在せず、「子の七光り」で恩恵をいただいているようなものだ。 ・2010年 宇宙の旅 人生も、それなりに辛抱して生きていれば、悪いことばかりではないなと思っている。2010年には、どこで何をしていることやら。宇宙のチリになっているのか、地中に埋もれているのか、はたまた相変わらず時間を見つけては昼寝三昧なのか、こればかりは全く予測がつかない。 ・現在 このブログを始めた頃、2010年なんてずっと未来の存在だった。でも、気がついてみたら2010年はすでに過去のできごとになってしまった。2013年になり、もうじき2014年になろうとしているこの時期に、改めてブログに書き残された何編もの雑文が、自分の心の軌跡という遺産になっていることを感じている。6年前に「昼寝ネコの雑記帳」という単行本を出版した。最近は「続・昼寝ネコの雑記帳~創作短編集」を発刊しようと、密かに機会を窺っている。 お気に入りブログ
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