あらあら、エイプリル・フールが終わってしまったよFalsa Baiana - Paulinho Moska いつもクリックしてくださり有難うございます。とても励みになっています。 4月1日を1分でも過ぎたら、エイプリル・フールは 無効だと、法律で決まっているのだろうか。 午前0時を回ってしまったので、もう今さら 頭をひねってエイプリル・フール用の記事なんて 考える気力もなくなってしまった。 帰宅時間が遅かったのだが、先刻Facebookの 友だちが掲載していた画像に驚いてしまった。 ドイツの高級車アウディの日本向け特別仕様車に なんと炊飯器が標準装備されているという。 ちゃんと実物らしき社内の画像が貼り付けられていた。 一瞬本気にしてしまった自分に呆れて笑ってしまった。 でも、ここ日本では毎日がエイプリル・フールのように 冗談みたいな現象が平気でまかり通っている。 セブンイレブンには申し訳ないのだが、店内に入ると 大概はスタンドの夕刊フジと日刊ゲンダイの 第1面の記事内容を立ち読みで比較してしまう。 同じ国に、こうも論調が正反対のタブロイド新聞が 存在するのだろうか。 ざっと考えても、正反対の論調が乱立している。 中国が主導するAIIBに、日本は参加すべきではない。 いや、このままだと日本はバスに乗り遅れる。 阿倍総理は戦後70年の総決算をしようとしている 大変立派な宰相だ。 いや、阿倍総理は史上最悪の総理大臣だ。 ヨーロッパ列強やロシアの脅威に直面した韓国が 国会の決議によって日本に対して併合の要請をした。 いや、日本が韓国に侵略し植民地化した。 あの毛沢東をして、日本軍が中国を守ってくれたと 謝意を言わしめた。 いや、日本軍は中国を侵略し、南京の30万人にも及ぶ 一般市民を虐殺した。(当時の人口はせいぜい10万人) アメリカの公文書を精査しても、日本軍が韓国の 子女を強制的に従軍慰安婦として連れ去った証拠はない。 職業売春婦として高給で働いていたに過ぎない。 いや、日本軍は韓国の子女を無理矢理従軍慰安婦にした。 アメリカの公文書によれば、ヴェトナムには 韓国軍によって強制的に慰安婦が集められ 慰安所が何カ所にもあった。 数え上げればキリがないぐらい、見事に対立構造がある。 新聞社によって論調が大きく異なる。 テレビ局も同様に、視点と報道内容が異なる。 まあ、どこの国でも大なり小なり傾向は一緒だろう。 ただ、共産主義国家、社会主義国家のように 言論統制や検閲を徹底している国だと、 反政府的な情報は明らかに遮断されてしまう。 国家戦略としてのプロパガンダ活動がある限り、 マスメディア、学者、教育者、宗教家、市民運動家は 何らかの形で籠絡され、敵対国家の利益に迎合する。 社会の対立構造はここ何年も考え続けていたテーマだが、 公的なスタンスとしては、両論並記または各論並記で 終始しようと考えるに至った。 複数の視点を吟味し、判断するのはあなただ、 という方向を堅持すべきと思うようになった。 ひとつのテーマで決着しても、決してそれで すべてが解決する訳ではない。 疑問を持ち、調べ、考えて、徐々に全体像を 俯瞰できるようになる人が、一人でも増える方が 国家としては健全な方向に向かうと思う。 とてつもなく時間のかかる方法だと思うが、 それが賢明な手法だと考えている。 4月1日を1時間ほど過ぎての雑感である。 いつもクリックしてくださり有難うございます。とても励みになっています。
by hirune-neko
| 2015-04-02 01:14
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・1951年
小さいころ、雨ざらしで目ヤニだらけの捨てネコを拾ってきては、親から小言をいわれる。小学校低学年の音楽と図工は通信簿が「2」。中学からバスケを始めるも、高校2年で部活を止め、ジャズ喫茶通いが日課となる。授業が退屈でがまんできず、短編小説を書いては授業中のクラスで強制的に回覧させ、同級生の晩学を妨げることしばしば。早く卒業してほしいと、とくに物理の先生が嘆いていたようだ。ビル・エバンス、チャーリー・パーカー、ジョン・コルトレーンに心酔。受験勉強をすっかり怠り、頭の中は浸水状態。 ・1969年 中央大学経済学部入学 まぐれで合格するも、東大安田闘争・70年安保闘争などの影響で神田界隈はマヒ状態。連日機動隊がやってきて大学はロックアウト・封鎖の繰り返し。すっかり希望を失い、大いなる時間の浪費が始まる。記憶に残っているのは、ジャズを聴いたこと、大学ノートに何やら書きなぐったこと、ぼーっと考えごとをすること。数限りなく、雑多なアルバイトをやったこと。一応は無難にこなした・・・はずだ。いろいろ本を買いあさったが「積ん読状態」で、ただ、アルベール・カミュの作品には衝撃を受ける。それと、寮生活だったので、嫌いだった納豆を食べられるようになったのは、収穫だった。 ・1974年 同大学卒業 1年留年し、5年かけてなんとか卒業。理由は単位を落としたからだが、結局5年間の学生生活で授業に出席したのは、おそらく数十日ではなかったろうか。毎回レポート試験で単位をいただいたが、ほとんどは寮生仲間に「餃子ライス」を報酬に、作成を代行してもらった。今さら卒業証書を返還せよといわれても、もう時効だろう。白門同窓生の恥部であることは、重々自覚している。 ・2006年 現在に至る プロポーズしたら1週間待ってくれという。そんなに待てないといったら、翌日ハート型のケーキを焼いて待っていてくれた。世の中には奇特な女性がいるものだ。おまけに4人も子どもを産み育ててくれて・・・育児放棄の夫に寛大な女性で・・・おまけに子どもたちは・・・三人の息子と息子のような娘が一人なのだが・・・父親を反面教師として、なんとか実社会に順応している。大したものだ。わが家には、「親の七光り」など存在せず、「子の七光り」で恩恵をいただいているようなものだ。 ・2010年 宇宙の旅 人生も、それなりに辛抱して生きていれば、悪いことばかりではないなと思っている。2010年には、どこで何をしていることやら。宇宙のチリになっているのか、地中に埋もれているのか、はたまた相変わらず時間を見つけては昼寝三昧なのか、こればかりは全く予測がつかない。 ・現在 このブログを始めた頃、2010年なんてずっと未来の存在だった。でも、気がついてみたら2010年はすでに過去のできごとになってしまった。2013年になり、もうじき2014年になろうとしているこの時期に、改めてブログに書き残された何編もの雑文が、自分の心の軌跡という遺産になっていることを感じている。6年前に「昼寝ネコの雑記帳」という単行本を出版した。最近は「続・昼寝ネコの雑記帳~創作短編集」を発刊しようと、密かに機会を窺っている。 お気に入りブログ
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