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昼寝ネコの雑記帳

パニック寸前のできごと


Astor Piazzolla & Roberto Goyeneche - Garúa


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こうしてまたブログに記事を書けるようになってよかった


「あれっ、どうしたんだ?」と、息子が仕事場でひと言。
「どうした?」
「ホースが外れちゃった」

つまり、ガスストーブのホースが突然はずれてしまった。
ガスの臭いが鼻をつく。
外れたホースからはガスが出ている。
親指で強く押さえたのだが、圧力が高く漏れてくる。

息子に元栓を閉めるよういったが、
何せわが仕事場は、所狭しと資料や製作物が積んであり、
しかも、ユニット机と壁の間の狭い空間を
身体を横にして入っていかないと、元栓には到達できない。

まだガスが漏れている。臭う。
まあ、青酸ガスのように、即死にはならないだろうけど
ずっとガスを吸い続けていると、身体にいいわけがない。
左手の親指で抑えるのが限界になり、右手に替えた。
でもガス漏れを完全に押さえこむことができない。

息子はまだ元栓を発見していない。

換気をしなくてはいけない。
建物の外にあるガス栓を止めた方がよさそうだ。
頭の中では分かっているのだが、息子は部屋の中の
元栓捜索に必死だし、私はホースから漏れる
ガスを押さえこむのに必死だった。

気がつくと不思議なことに、親指に圧力を感じない。
こんなことがあるのだろうか。
いつの間にか、ガスの漏れが止まっている。

とりあえず、急いで外に出て元栓を探したが、
そういえばガスの元栓はどこにあるのだろうか?
幸いなことに建物の横に設置してあるのをすぐに
見つけることができた。

ところが、どうすれば栓を閉めることができるか、
ひと目で判断できなくて焦ったが、なんとか
コックをひねって無事に止めることができた。

私の外出後、東京ガスの方が来てくれた。
今ではもう普通の日常生活が戻っている。

大事件に至らなくて、本当に幸いだった。
この小事件で学んだことがいくつかある。

1.屋内の元栓の所在を確認しておくこと。
2.元栓まですぐに到達できるよう、整理整頓すること。
3.屋外の元栓の所在と栓の閉め方を確認しておくこと。
4.不測の事態というのは、やはり予測しないときに起こる。
5.心理的なパニックにならないよう、冷静さを維持する
 ??どうやったら冷静さを維持できるんだろうか??

でも、なぜガスが自然に止まったのだろうか。
いつか東京ガスに電話して訊いてみようと思う。

何か特別な圧力センサーがあって、異常な状況を感知し、
ガスを自然停止させるのだろうか。
だとしたら、それはすごいシステムだと思う。

とにかく、こうしてまた今日もブログ記事を更新できて
心から嬉しく思っている。



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by hirune-neko | 2014-10-28 20:39 | 現実的なお話し | Comments(0)
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昼寝ネコのプロフィール
・1951年
 小さいころ、雨ざらしで目ヤニだらけの捨てネコを拾ってきては、親から小言をいわれる。小学校低学年の音楽と図工は通信簿が「2」。中学からバスケを始めるも、高校2年で部活を止め、ジャズ喫茶通いが日課となる。授業が退屈でがまんできず、短編小説を書いては授業中のクラスで強制的に回覧させ、同級生の晩学を妨げることしばしば。早く卒業してほしいと、とくに物理の先生が嘆いていたようだ。ビル・エバンス、チャーリー・パーカー、ジョン・コルトレーンに心酔。受験勉強をすっかり怠り、頭の中は浸水状態。

・1969年 
 中央大学経済学部入学
 まぐれで合格するも、東大安田闘争・70年安保闘争などの影響で神田界隈はマヒ状態。連日機動隊がやってきて大学はロックアウト・封鎖の繰り返し。すっかり希望を失い、大いなる時間の浪費が始まる。記憶に残っているのは、ジャズを聴いたこと、大学ノートに何やら書きなぐったこと、ぼーっと考えごとをすること。数限りなく、雑多なアルバイトをやったこと。一応は無難にこなした・・・はずだ。いろいろ本を買いあさったが「積ん読状態」で、ただ、アルベール・カミュの作品には衝撃を受ける。それと、寮生活だったので、嫌いだった納豆を食べられるようになったのは、収穫だった。

・1974年 
 同大学卒業
 1年留年し、5年かけてなんとか卒業。理由は単位を落としたからだが、結局5年間の学生生活で授業に出席したのは、おそらく数十日ではなかったろうか。毎回レポート試験で単位をいただいたが、ほとんどは寮生仲間に「餃子ライス」を報酬に、作成を代行してもらった。今さら卒業証書を返還せよといわれても、もう時効だろう。白門同窓生の恥部であることは、重々自覚している。
     
・2006年 
 現在に至る
 プロポーズしたら1週間待ってくれという。そんなに待てないといったら、翌日ハート型のケーキを焼いて待っていてくれた。世の中には奇特な女性がいるものだ。おまけに4人も子どもを産み育ててくれて・・・育児放棄の夫に寛大な女性で・・・おまけに子どもたちは・・・三人の息子と息子のような娘が一人なのだが・・・父親を反面教師として、なんとか実社会に順応している。大したものだ。わが家には、「親の七光り」など存在せず、「子の七光り」で恩恵をいただいているようなものだ。

・2010年 宇宙の旅
 人生も、それなりに辛抱して生きていれば、悪いことばかりではないなと思っている。2010年には、どこで何をしていることやら。宇宙のチリになっているのか、地中に埋もれているのか、はたまた相変わらず時間を見つけては昼寝三昧なのか、こればかりは全く予測がつかない。

・現在
 このブログを始めた頃、2010年なんてずっと未来の存在だった。でも、気がついてみたら2010年はすでに過去のできごとになってしまった。2013年になり、もうじき2014年になろうとしているこの時期に、改めてブログに書き残された何編もの雑文が、自分の心の軌跡という遺産になっていることを感じている。6年前に「昼寝ネコの雑記帳」という単行本を出版した。最近は「続・昼寝ネコの雑記帳~創作短編集」を発刊しようと、密かに機会を窺っている。
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