昼寝ネコの雑記帳

メリークリスマス!

Nancy Wilson - The Christmas Waltz


Merry Christmas, Dear Friends!

クリスマスとは、一体どこの国の
誰のためにある習慣なのだろうと毎年思っているが
とくに今年は、その思いを強めている。

クリスマスイブの昨日、夕方から
突然、クシャミと鼻水が出始め、まったく止まらない。
あっという間に、くずかごがいっぱいになった。

深夜、階段の灯りの2階側のスィッチが作動せず、
夕方、修理屋さんに来てもらったら、
中のバネが壊れていて、何せ古い家屋なので
部品も古く、在庫がないので
専門部署に問い合わせてみます、だって。

朝、洗面所で、一応普通のネコ同様に
顔を洗っていたら、とうとう排水口が完全に詰まり
水が流れない。ややしばらく待って
買い置いていたパイプクリーンをドクドクと注ぎ
やや1時間待ってから水を出してみた。
どうやら普通の状態に戻ったようで、やれやれだ。

数週間前に、札幌の病院の担当者から
絵本の申し込みセット、100人分を追加で
申し込まれていたが、一部手直しが必要だったので
そのままにしていた。
今朝、納期確認のメールが入り、慌てて印刷を始めた。
半分ほど印刷したところで、プリンターが止まる。
インクのシアンが切れたとの表示だったので
インクを入れてあるプラスチック製の容器を見たら
なんと、よりによってシアンが1本もない。
おかげで、印刷をストップし、とりあえず
近所の店まで買いに行かなくては。

今年は暮れ近くに、将棋の先生の自宅で
小学生を集めた合宿がある。
いつも、浅草・梅園特製の「デカどら焼き」を
差し入れているので、これから買いに行き
明日発送しないと間に合わない。
過日、先生が瀬戸から東京に来てくださり、
首都圏の生徒と、将棋会館で多面指しの指導を
していただいた。そのときに、隣り合わせた
小学校高学年の女の子に、先生が私を紹介した。
「昼寝ネコさんだよ」
すると女の子は、こう言ったもんだ。
「あっ!どら焼きの?」
私が差し入れるどら焼きには、別名
「どこでも王手」という名前を付けている。
その名の通り、友人であるドラえもんにお願いして
梅園さんに特別に作ってもらったもので、
もともとの由来は旧く、その昔
坂田三吉が大阪から将棋を指しに来たときは
必ず浅草によって、梅園に顔を出し
このデカどら焼きを食べては対局に臨んだ、
というでまかせ話しを手紙に書いて、差し入れている。
でも、その成果があってか、先生に習う小学生から
ゾロゾロと、県代表クラスが続出している。
実は、私はそのどら焼きを口にしたことがない。
そのせいなのだろうか、初段からなかなか
上達しないで低迷している。

そういえば、昨晩、自家用の年賀状を一気に印刷して
今朝、投函した。
会社用の原稿面は、今日これから印刷し
今夜中には投函する予定でいる。
今年新たに増えるのは、北海道から被災地にかけて
今年初めて訪問した新聞社の皆さんだろうか。

ずっと以前、誰の作品だったか忘れたが、
「ニューヨークタイムズの記者さまへ・・・」
という書き出しの、
「サンタクロースっているんでしょうか?」という
かわいらしい短編を読んだことがある。
今年はできなかったが、来年は新聞社に
手紙を書いて、同じ質問をしてみようかと
考えている。

「東海新報社の記者様へ・・・
6歳になる元気だった私の孫が、突然体調を崩しました。
検査したところ、重篤な血液の病気であることが判明し、
余命、1年と宣告されてしまいました。
孫娘は、今でもサンタクロースの存在を信じており
クリスマスのプレゼントは、何も買ってもらえない
可哀想な子どもたちに譲ってあげるので
自分には、前のような健康がほしい、と
真剣に望んでいます。で、サンタクロースが
本当にいるのなら、自分の願いを叶えてくれると
信じてもいるのです。そこで、なんでも知っている
博識の新聞社の記者さんだったら、
きっと教えてくれるだろうから、尋ねてほしいというのです。
どうか、孫娘の質問にお答えいただけませんでしょうか」

最近気付いたのだが、東海新報社の
編集局長であるSさんの風貌は、フランスの
ノーベル賞作家である、アルベール・カミュに
良く似ている。次回、会ったときに、人からそう言われていないか
聞いてみようと思っている。でもまあ、今どきの人は
カミュの写真など、見ているはずもないだろうけど。

とまあ、そんなわけで、5時を回ったので
そろそろインクとどら焼きを買いに行こうと思う。
ついでに、セーターも1枚買ってこよう。
おそらくは、20年近く前に買った記憶のある、
Brooks Brothersのセーターに、とうとう
穴が空いてしまった。
どう考えても、近所のユニクロで買うのが
手っ取り早いので、出たついでに買ってくる。
旧い付き合いの知人男性は良く言っていた。
「50歳を過ぎてもユニクロを買うのは、
反社会的な行為だと思う」

そうかもしれない。
でも、イブの夜からクリスマスにかけて
散々な生活を強いられている、私のような人間には
とりあえず何かで間に合えば、何もないよりは
ずっとマシ・・・そうとしか言いようがない。

でも、ここ数十年、この時期に飽きずに聴くのは
ナンシー・ウィルソンの「クリスマス・ワルツ」。
この歌を聴くと、クリスマスは特別なエリートや
資産家にだけ、七面鳥を焼く薫りとともに訪れるのではなく、
家と家族を失い、冷たい風が吹きつける河原の
段ボール箱製の小さな小屋で寒さに震える人にだって
どこにだって訪れるんだ、と、そんな気になれる。

いい歳をしているのに、って笑われるのを承知で言えば
私はサンタクロースが、実際に存在するのを知っている。
だって、彼は、ずっと私の友だちなのだから。

Merry Christmas! 2012
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by hirune-neko | 2012-12-25 17:48 | 現実的なお話し | Comments(2)
Commented by romarin at 2012-12-25 22:23 x
素敵な「メリークリスマスワルツ」ですね。
メリークリスマスって言うのは私もいつも抵抗があるのですが、この寒く暗い時期に存在する「クリスマス」という行事は結局悪くないものだと思っています。そうでなかったらとことん暗く、気が滅入ってしまいます。

昼寝ネコさん、いろんな大変なことが重なって大変でしたね。
お体にお気をつけください。

メリークリスマス^^
Commented by hirune-neko at 2012-12-25 23:00
romarinさん

クリスマスは、本来は宗教的な起源だと思いますが
いつの間にか、商魂たくましい商人たちが、
高価なプレゼントを買い、レストランで食事をするのが
クリスマスなのだと、世の中を洗脳してきたのかなと
そんな風に思っています。
でも、確かに、暗い時期に何か少し
希望のぬくもりを感じるのも事実です。

年末年始は、東京ですか?
おフランスなのですか?
ご主人と電話でお話ししましたが、
生徒さんが増えていらっしゃるようで
私も嬉しくなっています。
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昼寝ネコのプロフィール
・1951年
 小さいころ、雨ざらしで目ヤニだらけの捨てネコを拾ってきては、親から小言をいわれる。小学校低学年の音楽と図工は通信簿が「2」。中学からバスケを始めるも、高校2年で部活を止め、ジャズ喫茶通いが日課となる。授業が退屈でがまんできず、短編小説を書いては授業中のクラスで強制的に回覧させ、同級生の晩学を妨げることしばしば。早く卒業してほしいと、とくに物理の先生が嘆いていたようだ。ビル・エバンス、チャーリー・パーカー、ジョン・コルトレーンに心酔。受験勉強をすっかり怠り、頭の中は浸水状態。

・1969年 
 中央大学経済学部入学
 まぐれで合格するも、東大安田闘争・70年安保闘争などの影響で神田界隈はマヒ状態。連日機動隊がやってきて大学はロックアウト・封鎖の繰り返し。すっかり希望を失い、大いなる時間の浪費が始まる。記憶に残っているのは、ジャズを聴いたこと、大学ノートに何やら書きなぐったこと、ぼーっと考えごとをすること。数限りなく、雑多なアルバイトをやったこと。一応は無難にこなした・・・はずだ。いろいろ本を買いあさったが「積ん読状態」で、ただ、アルベール・カミュの作品には衝撃を受ける。それと、寮生活だったので、嫌いだった納豆を食べられるようになったのは、収穫だった。

・1974年 
 同大学卒業
 1年留年し、5年かけてなんとか卒業。理由は単位を落としたからだが、結局5年間の学生生活で授業に出席したのは、おそらく数十日ではなかったろうか。毎回レポート試験で単位をいただいたが、ほとんどは寮生仲間に「餃子ライス」を報酬に、作成を代行してもらった。今さら卒業証書を返還せよといわれても、もう時効だろう。白門同窓生の恥部であることは、重々自覚している。
     
・2006年 
 現在に至る
 プロポーズしたら1週間待ってくれという。そんなに待てないといったら、翌日ハート型のケーキを焼いて待っていてくれた。世の中には奇特な女性がいるものだ。おまけに4人も子どもを産み育ててくれて・・・育児放棄の夫に寛大な女性で・・・おまけに子どもたちは・・・三人の息子と息子のような娘が一人なのだが・・・父親を反面教師として、なんとか実社会に順応している。大したものだ。わが家には、「親の七光り」など存在せず、「子の七光り」で恩恵をいただいているようなものだ。

・2010年 宇宙の旅
 人生も、それなりに辛抱して生きていれば、悪いことばかりではないなと思っている。2010年には、どこで何をしていることやら。宇宙のチリになっているのか、地中に埋もれているのか、はたまた相変わらず時間を見つけては昼寝三昧なのか、こればかりは全く予測がつかない。

・現在
 このブログを始めた頃、2010年なんてずっと未来の存在だった。でも、気がついてみたら2010年はすでに過去のできごとになってしまった。2013年になり、もうじき2014年になろうとしているこの時期に、改めてブログに書き残された何編もの雑文が、自分の心の軌跡という遺産になっていることを感じている。6年前に「昼寝ネコの雑記帳」という単行本を出版した。最近は「続・昼寝ネコの雑記帳~創作短編集」を発刊しようと、密かに機会を窺っている。
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