昼寝ネコの雑記帳

へえ、ビル・エヴァンスがお好きなんですか?

Bill Evans - Sometime Ago


あららら、もう2週間もブログを放置していました。
酷い日は、一日16時間連続就業で、脇見をすることも
できない状態が続いています。

2週間ほど前、子育て中の親向けセミナーがあり、
ボランティアで小さい子供の「託児」を手伝いました。
ドアの前にどっかと座り、子どもが出たがると
「どこいくの?」
「トイレ」
こんなやりとりを約2時間続けたのですが
段々子どもも飽きてきて、やがて集団脱走をするわけです。
追いかけて連れ戻してみるものの
また集団脱走の連続で、小さい子の
エネルギーは、常時充電中のようです。

託児を手伝ってくれた、ある男性が
ジャズファンだと誰かから聞いていたので
立ち話のついでに
「ジャズがお好きだと聞いていますが?」
「ええ、夫婦でライブを聴きに行くんですよ」
「とくに好きな演奏家はありますか?」
「パット・メセニーです、ギターです」
「ああ、最近の方ですね、聞いたことがあります」
「もう50歳ですよ」
「私が聴いてたのは、バーニー・ケッセルとか
ケニー・バレルや、ウェス・モンゴメリーですよ。
みんなもう化石でしょうね」
「パット・メセニーもオクターブ奏法で弾きますよ」

ん〜、なかなかマニアックな方だと分かりました。
「ビル・エヴァンスも好きですよ」
「へえ、そうなんですか。私もですよ」
「ワルツ・フォー・デビーは必需品です」

その、私は彼にメールでブログの中の
ビル・エヴァンスについて紹介した記事を送ったんです。
エリアナ・イリアスのヴォーカルと
エヴァンスのピアノ演奏で、たまたま
同じ曲を2曲、欲張って紹介した記事でした。
すぐに返信がありました。

「ジャズ研究会でも作りましょうか?」
「楽しそうですね」

こんな風に、人生なんて何が起きるか分からないものです。
人生なんて、予測がつかないものです。
私の全然知らないところで、仕事にとっても
プラスな事態が徐々に醸成されているかもしれないですし。
もともとは厭世的な人間を自負していますが、
もまれもまれているうちに、気がついたら
楽観的というか、達観的になってしまっているようです。

仕事が本当に忙しいと、頭も神経も目も手も、
本当に仕事一色で、何も視野に入りません。
ちょっと一段落して、ちょっとだけほっとしています。
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by hirune-neko | 2012-07-06 01:35 | 音楽・映画・本の世界 | Comments(6)
Commented by romarin at 2012-07-06 23:12 x
ご苦労様です。
忙しい時はなかなかコンピューターの前に座れませんね。
一度座ると時間がたってしまう・・・
ビル・エヴァンスを介しての出会い、いいですね!
こういう出会いは嬉しいです。
楽しい「ジャズ研究会」が出来そうですね。
Commented by hirune-neko at 2012-07-07 00:18
romarinさん

そうですね、なかなかいいセンスの
ジャズマニアと出会うことが少ないので
嬉しかったですよ。

8月のコンサートが決まられたようですね。
出張が入らないよう願っています。
Commented by romarin at 2012-07-08 07:42 x
その節はいろいろお手数をおかけしました。
結局友人がよくコンサートに使っているところを紹介してもらいました。

いらしていただければ本当にうれしいです!

しかしビル・エヴァンスはいいですね(^^)///
Commented by hirune-neko at 2012-07-08 15:14
romarinさん

いえいえ、とんでもありません。
何かと制約があり、お役に立てませんでした。

現状は、いつ北海道から東北にかけての
地域に出張が入るか、予測がつきません。
コンサートを、予定には入れておきました。
Commented by shishi at 2012-07-10 03:03 x
私は若い頃マッコイタイナアーのピアノに無中になりました、其れと比例して
ビル、エウ”ンスがじわじわと私の心のひだにくい込みましたよ。

兎に角音楽は心を楽しませる唯一の方法かしら?
Commented by hirune-neko at 2012-07-10 11:18
shishiさん

ごく僅かですが、マッコイ・タイナーを聴きました。
いいピアニストだと思います。
エヴァンスは、晩年の演奏の方が好きです。
緊縛寛が薄れて、少し達観した雰囲気に
リラックスできるように感じます。
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昼寝ネコのプロフィール
・1951年
 小さいころ、雨ざらしで目ヤニだらけの捨てネコを拾ってきては、親から小言をいわれる。小学校低学年の音楽と図工は通信簿が「2」。中学からバスケを始めるも、高校2年で部活を止め、ジャズ喫茶通いが日課となる。授業が退屈でがまんできず、短編小説を書いては授業中のクラスで強制的に回覧させ、同級生の晩学を妨げることしばしば。早く卒業してほしいと、とくに物理の先生が嘆いていたようだ。ビル・エバンス、チャーリー・パーカー、ジョン・コルトレーンに心酔。受験勉強をすっかり怠り、頭の中は浸水状態。

・1969年 
 中央大学経済学部入学
 まぐれで合格するも、東大安田闘争・70年安保闘争などの影響で神田界隈はマヒ状態。連日機動隊がやってきて大学はロックアウト・封鎖の繰り返し。すっかり希望を失い、大いなる時間の浪費が始まる。記憶に残っているのは、ジャズを聴いたこと、大学ノートに何やら書きなぐったこと、ぼーっと考えごとをすること。数限りなく、雑多なアルバイトをやったこと。一応は無難にこなした・・・はずだ。いろいろ本を買いあさったが「積ん読状態」で、ただ、アルベール・カミュの作品には衝撃を受ける。それと、寮生活だったので、嫌いだった納豆を食べられるようになったのは、収穫だった。

・1974年 
 同大学卒業
 1年留年し、5年かけてなんとか卒業。理由は単位を落としたからだが、結局5年間の学生生活で授業に出席したのは、おそらく数十日ではなかったろうか。毎回レポート試験で単位をいただいたが、ほとんどは寮生仲間に「餃子ライス」を報酬に、作成を代行してもらった。今さら卒業証書を返還せよといわれても、もう時効だろう。白門同窓生の恥部であることは、重々自覚している。
     
・2006年 
 現在に至る
 プロポーズしたら1週間待ってくれという。そんなに待てないといったら、翌日ハート型のケーキを焼いて待っていてくれた。世の中には奇特な女性がいるものだ。おまけに4人も子どもを産み育ててくれて・・・育児放棄の夫に寛大な女性で・・・おまけに子どもたちは・・・三人の息子と息子のような娘が一人なのだが・・・父親を反面教師として、なんとか実社会に順応している。大したものだ。わが家には、「親の七光り」など存在せず、「子の七光り」で恩恵をいただいているようなものだ。

・2010年 宇宙の旅
 人生も、それなりに辛抱して生きていれば、悪いことばかりではないなと思っている。2010年には、どこで何をしていることやら。宇宙のチリになっているのか、地中に埋もれているのか、はたまた相変わらず時間を見つけては昼寝三昧なのか、こればかりは全く予測がつかない。

・現在
 このブログを始めた頃、2010年なんてずっと未来の存在だった。でも、気がついてみたら2010年はすでに過去のできごとになってしまった。2013年になり、もうじき2014年になろうとしているこの時期に、改めてブログに書き残された何編もの雑文が、自分の心の軌跡という遺産になっていることを感じている。6年前に「昼寝ネコの雑記帳」という単行本を出版した。最近は「続・昼寝ネコの雑記帳~創作短編集」を発刊しようと、密かに機会を窺っている。
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