仕事一直線だと、こうなるんです
朝から仕事に追われて、脇目もふらず
一直線に仕事をすると、自分が自分でない感じです。 何も書きたいことが思い浮かばず、 音楽をアップするにも、何も選べません。 仕事をやり終えて ああ、片付けたなという達成感はあるのですが もぬけの殻とは、こういう状態なのですね、きっと。 もうかれこれ30数年、仕事をしてきましたが さすがに、多少の経験値が蓄積され、 動き方も判断力も30年前と較べて 無駄が少なくなりました。 どこにリスクがあるか、ほぼ瞬時に見えるようにもなり そういえば、過去にずいぶん高い授業料を 払ったのだから、それで進歩がなかったら まるでアホではないかと、そうも思います。 実質的に約10日の地方新聞社回りを終えて その余勢で秋田と山形へ、と考えていましたが あれこれ仕事環境に変化が生じたため とりあえずは保留して、岩手、宮城、福島、 それと北海道の室蘭と函館に提案できる案件に 集中しようと、方針を変更してます。 本格的に将棋を勉強するようになって、 もう6年は経つのではないでしょうか。 序盤、中盤、終盤と、それぞれに難しさがあることが 最近は、少し分かってきたように思います。 序盤にはある程度確立された定跡がありますが 中盤はまるでセオリーがなく、そして 終盤は文字通り寄せですので、まあ 詰め将棋を勉強していれば、上達するんでしょうか。 いずれにしても、将棋で学んだことのひとつは 「常に盤面全体を見る」ことです。 目先にだけとらわれず、全体を視野に入れる・・・ これは仕事にもいえることだと実感しています。 でも、結果的に将棋は勝たないといけませんし 仕事は契約がまとまるとか、売上が増えるとかの 実績が伴わなければ評価は得られません。 諦めない粘りとか、創意工夫とか やはり、将棋にも仕事にも、心の在り方が 明暗を分ける最初の一歩なのでしょうね。 私は生来の不精者ですから、できれば将来は 毎月しっかり印税が入る生活を希望しています。 なので、自分の土俵を設定して、そこに 相手を引っ張り込むような戦略で組み立てています。 年金だっていつどうなるか不安ですし、 何よりも、長く売れるいい作品=商品を 生み出す努力が、晩年の安心につながる、 そう考えて、自らを叱咤激励し、 モチベーションを高めているように思います。 ですから、下手な妥協はせずに 納得のできる仕事を心がけています。 本日は、珍しく、仕事の舞台裏の 赤裸々な心情でした。 まあ、たまにはふと現実的な 自分と向かい合うこともありますよ。
by hirune-neko
| 2012-06-19 01:19
| 現実的なお話し
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・1951年
小さいころ、雨ざらしで目ヤニだらけの捨てネコを拾ってきては、親から小言をいわれる。小学校低学年の音楽と図工は通信簿が「2」。中学からバスケを始めるも、高校2年で部活を止め、ジャズ喫茶通いが日課となる。授業が退屈でがまんできず、短編小説を書いては授業中のクラスで強制的に回覧させ、同級生の晩学を妨げることしばしば。早く卒業してほしいと、とくに物理の先生が嘆いていたようだ。ビル・エバンス、チャーリー・パーカー、ジョン・コルトレーンに心酔。受験勉強をすっかり怠り、頭の中は浸水状態。 ・1969年 中央大学経済学部入学 まぐれで合格するも、東大安田闘争・70年安保闘争などの影響で神田界隈はマヒ状態。連日機動隊がやってきて大学はロックアウト・封鎖の繰り返し。すっかり希望を失い、大いなる時間の浪費が始まる。記憶に残っているのは、ジャズを聴いたこと、大学ノートに何やら書きなぐったこと、ぼーっと考えごとをすること。数限りなく、雑多なアルバイトをやったこと。一応は無難にこなした・・・はずだ。いろいろ本を買いあさったが「積ん読状態」で、ただ、アルベール・カミュの作品には衝撃を受ける。それと、寮生活だったので、嫌いだった納豆を食べられるようになったのは、収穫だった。 ・1974年 同大学卒業 1年留年し、5年かけてなんとか卒業。理由は単位を落としたからだが、結局5年間の学生生活で授業に出席したのは、おそらく数十日ではなかったろうか。毎回レポート試験で単位をいただいたが、ほとんどは寮生仲間に「餃子ライス」を報酬に、作成を代行してもらった。今さら卒業証書を返還せよといわれても、もう時効だろう。白門同窓生の恥部であることは、重々自覚している。 ・2006年 現在に至る プロポーズしたら1週間待ってくれという。そんなに待てないといったら、翌日ハート型のケーキを焼いて待っていてくれた。世の中には奇特な女性がいるものだ。おまけに4人も子どもを産み育ててくれて・・・育児放棄の夫に寛大な女性で・・・おまけに子どもたちは・・・三人の息子と息子のような娘が一人なのだが・・・父親を反面教師として、なんとか実社会に順応している。大したものだ。わが家には、「親の七光り」など存在せず、「子の七光り」で恩恵をいただいているようなものだ。 ・2010年 宇宙の旅 人生も、それなりに辛抱して生きていれば、悪いことばかりではないなと思っている。2010年には、どこで何をしていることやら。宇宙のチリになっているのか、地中に埋もれているのか、はたまた相変わらず時間を見つけては昼寝三昧なのか、こればかりは全く予測がつかない。 ・現在 このブログを始めた頃、2010年なんてずっと未来の存在だった。でも、気がついてみたら2010年はすでに過去のできごとになってしまった。2013年になり、もうじき2014年になろうとしているこの時期に、改めてブログに書き残された何編もの雑文が、自分の心の軌跡という遺産になっていることを感じている。6年前に「昼寝ネコの雑記帳」という単行本を出版した。最近は「続・昼寝ネコの雑記帳~創作短編集」を発刊しようと、密かに機会を窺っている。 お気に入りブログ
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