やっぱり創作は素晴らしいニャ〜The Making of the American dubbed Porco Rosso 「紅の豚」は、オリジナルが日本で舞台がイタリア、 それを英語で製作するのに、歌はフランス語・・・と、 ジーナ役の女性が、目を丸めておどけている。 メイキング・ビデオを観ていると 創作現場の臨場感と充実感が良く伝わってくる。 やはり、妄想が起点であるものの、 それが作品として生命を吹き込まれるのは なんてスリリングなんだろうか。 ちょっぴりビターで切なく、でもほっとする 大人のラブ・ストーリーを過去に何作か書いた。 一番気に入っているのは、大変お世話になった 知人の誕生日に贈呈したもので、公開していない。 一連の作品には必ず暗示的な夢のシーンがある。 なので「昼寝ネコの夢迷路」というタイトルで いつか出版できたらいいなと、ぼんやり考えている。 資金力と販売力の乏しい零細な出版社なので いわゆる紙に印刷した本を出版するのは なかなかリスキーだ。なので、 電子化して出版するしか 方法はないのではないかと考えている。 単に文字だけの電子書籍ではなく 画像や音声、音楽が伴うと、よりイメージしている世界が リアルに甦るように感じている。 宮崎駿さんのような、素晴らしいアニメ製作は無理だが コンテンツだけは、かなりの埋蔵量だと思うので なんとか実現できるといいな・・・それが わが人生の張り合いみたいなものだから。 それと、もう少し欲張って、舞台脚本というジャンルもある。 時代劇で、舞いを中心にしたストーリーであり 主役で舞うのは、天然記念物の我が娘。(アハハ) こればかりは、いくら親子でもお互いに妥協はできない。 頑固な娘なので、いかに頑張って私が脚本を書いても 気に入らなければ絶対に出演しないだろう。 なので、少しずつだが納得の行くストーリーを考えている。 最近は、仕事や何やら、現実的なプロジェクトを 複数同時進行しており、積み残しが出始めている。 なかなか、妄想・創作の世界に没頭できないのが 残念なのだが、まずは生活しなければならないので 当面は、休業状態だ。 まあ、気長に乞うご期待、だ。
by hirune-neko
| 2011-08-25 15:39
| 創作への道
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・1951年
小さいころ、雨ざらしで目ヤニだらけの捨てネコを拾ってきては、親から小言をいわれる。小学校低学年の音楽と図工は通信簿が「2」。中学からバスケを始めるも、高校2年で部活を止め、ジャズ喫茶通いが日課となる。授業が退屈でがまんできず、短編小説を書いては授業中のクラスで強制的に回覧させ、同級生の晩学を妨げることしばしば。早く卒業してほしいと、とくに物理の先生が嘆いていたようだ。ビル・エバンス、チャーリー・パーカー、ジョン・コルトレーンに心酔。受験勉強をすっかり怠り、頭の中は浸水状態。 ・1969年 中央大学経済学部入学 まぐれで合格するも、東大安田闘争・70年安保闘争などの影響で神田界隈はマヒ状態。連日機動隊がやってきて大学はロックアウト・封鎖の繰り返し。すっかり希望を失い、大いなる時間の浪費が始まる。記憶に残っているのは、ジャズを聴いたこと、大学ノートに何やら書きなぐったこと、ぼーっと考えごとをすること。数限りなく、雑多なアルバイトをやったこと。一応は無難にこなした・・・はずだ。いろいろ本を買いあさったが「積ん読状態」で、ただ、アルベール・カミュの作品には衝撃を受ける。それと、寮生活だったので、嫌いだった納豆を食べられるようになったのは、収穫だった。 ・1974年 同大学卒業 1年留年し、5年かけてなんとか卒業。理由は単位を落としたからだが、結局5年間の学生生活で授業に出席したのは、おそらく数十日ではなかったろうか。毎回レポート試験で単位をいただいたが、ほとんどは寮生仲間に「餃子ライス」を報酬に、作成を代行してもらった。今さら卒業証書を返還せよといわれても、もう時効だろう。白門同窓生の恥部であることは、重々自覚している。 ・2006年 現在に至る プロポーズしたら1週間待ってくれという。そんなに待てないといったら、翌日ハート型のケーキを焼いて待っていてくれた。世の中には奇特な女性がいるものだ。おまけに4人も子どもを産み育ててくれて・・・育児放棄の夫に寛大な女性で・・・おまけに子どもたちは・・・三人の息子と息子のような娘が一人なのだが・・・父親を反面教師として、なんとか実社会に順応している。大したものだ。わが家には、「親の七光り」など存在せず、「子の七光り」で恩恵をいただいているようなものだ。 ・2010年 宇宙の旅 人生も、それなりに辛抱して生きていれば、悪いことばかりではないなと思っている。2010年には、どこで何をしていることやら。宇宙のチリになっているのか、地中に埋もれているのか、はたまた相変わらず時間を見つけては昼寝三昧なのか、こればかりは全く予測がつかない。 ・現在 このブログを始めた頃、2010年なんてずっと未来の存在だった。でも、気がついてみたら2010年はすでに過去のできごとになってしまった。2013年になり、もうじき2014年になろうとしているこの時期に、改めてブログに書き残された何編もの雑文が、自分の心の軌跡という遺産になっていることを感じている。6年前に「昼寝ネコの雑記帳」という単行本を出版した。最近は「続・昼寝ネコの雑記帳~創作短編集」を発刊しようと、密かに機会を窺っている。 お気に入りブログ
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