昼寝ネコの雑記帳

この子の名前はクレモンティーヌ

iPad : le test d' un bébé de 20 mois


*このブログにはアップル社から、一切の広告協賛金が出ていません。

生後20ヶ月のクレモンティーヌが、
見事に操作しているのはiPadだ。
もうじき生後60年になってしまう昼寝ネコが
四苦八苦して操っているのも、同じくiPad。
同じiPadでも、年齢相応に使い分けられるものなのだ。

非常時のささやかな通信インフラの構築に
悪戦苦闘していたが、実験は見事に成功した。
docomoの、3G用USB通信モデムからフォーマカードを抜き、
NTTの光リンクというWifi環境を作る機器に差しこむ。
もちろん、3Gは月額定額契約なので使い放題だ。
iPadには、あらかじめSkypeをインストール。
とりあえず、日本国内の固定電話およびSkype電話と
実験通信が成功した。念願の環境だった。
Skypeは、世界中と定額で通話できる契約なので
停電時でも3Gがつながる環境ならば
バッテリーが生きている限り
文字通り「どこでも電話」となる。
かなり災害に強い、通信環境だと思っている。

さて、時事通信社の報道によると
【米シンクタンク、科学国際安全保障研究所(ISIS)は15日、
声明を出し、福島第1原発事故の状況が
国際原子力事故評価尺度(INES)で2番目に深刻な
「レベル6」に近く、最悪の「レベル7」に
達する可能性もあるとの見方を示した。】
だそうだ。

フランス人の日本脱出用に、フランス政府が
エールフランス航空にできる限り臨時便を飛ばすよう
要請したと、一般メディアでも放送されているようだ。
米軍関係の家族が、日本脱出を始めたとも聞いている。
首都圏在住の皇族だけでなく、政府関係者の一部も
こぞって東京を脱出しているという噂が駆け巡っている。

私は、今日も川崎市内の自宅にいて
のんびりと仕事をこなしている。
放射能汚染に対処するため、雨合羽を探したら
イトーヨーカ堂で売っていたので買いに行き
ついでに、今頃になってカセットコンロを購入した。
カセットは一人2点までという制限があった。
金物屋さんに寄ったが、チャッカマンも昨日で売り切れ。
たばこ屋さんに寄ったら、100円ライターが
たくさん陳列されていたので、5個購入した。
避難したくても、米寿の老母を捨てていけないので
古屋にこもっての持久作戦に切り替えている。
昼寝ネコ流放射能汚染対策という
非常に原始的な方法で対応する予定だ。

福島の原発がメルトダウンに至る過程の、
かなり深刻な状況だから
関東圏から脱出するようにという勧告が
地震が発生したその日にあった。
非常に信頼のおける筋からの勧告だったので
当然検討した。
でもまあ、いろいろ考えた末
最悪の場合は潔く死ぬ道を選んだ。
「武士道と云ふは死ぬ事と見付けたり」
という感じで、ある意味では非常にすっきりしたものだ。
でもね、街を歩いていると、何も知らされず
一生懸命仕事をしている人たちが沢山。
ああ、わが人生もこれまでか、と考えると
情けなさと無念さで、はたと落涙したものだ。
だけど、別に早々と白旗を上げたわけではなく
ここからしぶとく、ゲリラ作戦で
文字通りのサバイバルを実践するつもりだ。

日頃から公言しているのだが、
危機的状況で最悪の事態を引き起こす
一番の原因は、自分自身がパニックに陥ることだ。

旧約聖書の創世記18章の後半をご存知だろうか。
ソドムとゴモラの町が不品行で満ちあふれ、
滅ぼされようとしたときに、アブラハムが
主にしつこく質問した光景が思い出される。
「この町に50人の正しい者がいても
悪人と一緒に滅ぼすのですか」
「正しい人が50人いたら、滅ぼすことはしない」
「では、45人だったら滅ぼしますか?」
「いや、滅ぼすことはしない」
「40人だったら?」
「滅ぼさない」
「怒らずにお聞きください。もし30人だったら?」
「いや、滅ぼさない」
「では、20人だったら?」
「滅ぼさないだろう」
*アブラハムって案外しつこい人だったようだ・・・。
「怒らずにお聞きください。もう一度お聞きします。
もし、10人の正しい人がいたらどうされますか?」
「その10人のために滅ぼさないであろう」

このお話しを思い出して、東北から関東にかけて
膨大な数の「正しい人」が存在するのだから
最悪の事態に至り、全ての人が滅ぼされることは
ないだろう、と勝手に楽観的に思っている。
今現在、数万人の方々の死亡が予測されているが
なぜ、そのような事態になったのか
それは人知で計り知ることはできまい。

人の失態を責めることは容易なことだが
今はただ、なんとか生き延びて
飽きるほど大福と饅頭を食べることに
希望を見いだし、したたかに生き延びようと思っている。
[PR]
by hirune-neko | 2011-03-16 22:51 | Comments(2)
Commented by フォアグラ肝臓 at 2011-03-18 23:49 x
このたびの大震災では、たくさんの方々が被害に遭われましたが、関西ではいつもと変わらぬ平穏な暮らしをさせていただいています。私もなにか協力したいと思い、募金等も考えていますが、たちまちできることは、まずは節電でしょうか。。
Commented by hirune-neko at 2011-03-19 00:26
フォアグラ肝臓さん

今が平穏だからと言っても
決して警戒心は解かれませんように。
でもまあ、以前、大変な惨事を経験されていますから
まず大丈夫でしょうけど。

毎日「五手詰め」をコツコツ解いています。
近々、初段の認定証が届く予定です。
三段を目指すことを公言しますので
是非、どんな勉強をすればいいか教えてくださいね。
よろしくお願いいたします。
<< 懸念と疑念と諦観の錯綜する時期 クレモンティーヌよ、おじさん疲れたよ >>



妄想から始まり、脳内人格を与えられた不思議な存在
検索
ライフログ
最新の記事
最新のコメント
千波矢さん コメン..
by hirune-neko at 07:10
鶴と亀さん コメン..
by hirune-neko at 17:45
causalさん ..
by hirune-neko at 13:11
こんにちは。 「思い出..
by causal at 11:40
千波矢さん コメ..
by hirune-neko at 18:11
記事ランキング
以前の記事
2018年 08月
2018年 07月
2018年 06月
2018年 05月
2018年 04月
2018年 03月
2018年 02月
2018年 01月
2017年 12月
2017年 11月
2017年 10月
2017年 09月
2017年 08月
2017年 07月
2017年 06月
2017年 05月
2017年 04月
2017年 03月
2017年 02月
2017年 01月
2016年 12月
2016年 11月
2016年 10月
2016年 09月
2016年 08月
2016年 07月
2016年 06月
2016年 05月
2016年 04月
2016年 03月
2016年 02月
2016年 01月
2015年 12月
2015年 11月
2015年 10月
2015年 09月
2015年 08月
2015年 07月
2015年 06月
2015年 05月
2015年 04月
2015年 03月
2015年 02月
2015年 01月
2014年 12月
2014年 11月
2014年 10月
2014年 09月
2014年 08月
2014年 07月
2014年 06月
2014年 05月
2014年 04月
2014年 03月
2014年 02月
2014年 01月
2013年 12月
2013年 11月
2013年 10月
2013年 09月
2013年 08月
2013年 07月
2013年 06月
2013年 05月
2013年 04月
2013年 03月
2013年 02月
2013年 01月
2012年 12月
2012年 11月
2012年 10月
2012年 09月
2012年 08月
2012年 07月
2012年 06月
2012年 05月
2012年 04月
2012年 03月
2012年 02月
2012年 01月
2011年 12月
2011年 11月
2011年 10月
2011年 09月
2011年 08月
2011年 07月
2011年 06月
2011年 05月
2011年 04月
2011年 03月
2011年 02月
2011年 01月
2010年 12月
2010年 11月
2010年 10月
2010年 09月
2010年 08月
2010年 07月
2010年 06月
2010年 05月
2010年 04月
2010年 03月
2010年 02月
2010年 01月
2009年 12月
2009年 11月
2009年 10月
2009年 09月
2009年 08月
2009年 07月
2009年 06月
2009年 05月
2009年 04月
2009年 03月
2009年 02月
2009年 01月
2008年 12月
2008年 11月
2008年 10月
2008年 09月
2008年 08月
2008年 07月
2008年 06月
2008年 05月
2008年 04月
2008年 03月
2008年 02月
2008年 01月
2007年 12月
2007年 11月
2007年 10月
2007年 09月
2007年 08月
2007年 07月
2007年 06月
2007年 05月
2007年 04月
2007年 03月
2007年 02月
昼寝ネコのプロフィール
・1951年
 小さいころ、雨ざらしで目ヤニだらけの捨てネコを拾ってきては、親から小言をいわれる。小学校低学年の音楽と図工は通信簿が「2」。中学からバスケを始めるも、高校2年で部活を止め、ジャズ喫茶通いが日課となる。授業が退屈でがまんできず、短編小説を書いては授業中のクラスで強制的に回覧させ、同級生の晩学を妨げることしばしば。早く卒業してほしいと、とくに物理の先生が嘆いていたようだ。ビル・エバンス、チャーリー・パーカー、ジョン・コルトレーンに心酔。受験勉強をすっかり怠り、頭の中は浸水状態。

・1969年 
 中央大学経済学部入学
 まぐれで合格するも、東大安田闘争・70年安保闘争などの影響で神田界隈はマヒ状態。連日機動隊がやってきて大学はロックアウト・封鎖の繰り返し。すっかり希望を失い、大いなる時間の浪費が始まる。記憶に残っているのは、ジャズを聴いたこと、大学ノートに何やら書きなぐったこと、ぼーっと考えごとをすること。数限りなく、雑多なアルバイトをやったこと。一応は無難にこなした・・・はずだ。いろいろ本を買いあさったが「積ん読状態」で、ただ、アルベール・カミュの作品には衝撃を受ける。それと、寮生活だったので、嫌いだった納豆を食べられるようになったのは、収穫だった。

・1974年 
 同大学卒業
 1年留年し、5年かけてなんとか卒業。理由は単位を落としたからだが、結局5年間の学生生活で授業に出席したのは、おそらく数十日ではなかったろうか。毎回レポート試験で単位をいただいたが、ほとんどは寮生仲間に「餃子ライス」を報酬に、作成を代行してもらった。今さら卒業証書を返還せよといわれても、もう時効だろう。白門同窓生の恥部であることは、重々自覚している。
     
・2006年 
 現在に至る
 プロポーズしたら1週間待ってくれという。そんなに待てないといったら、翌日ハート型のケーキを焼いて待っていてくれた。世の中には奇特な女性がいるものだ。おまけに4人も子どもを産み育ててくれて・・・育児放棄の夫に寛大な女性で・・・おまけに子どもたちは・・・三人の息子と息子のような娘が一人なのだが・・・父親を反面教師として、なんとか実社会に順応している。大したものだ。わが家には、「親の七光り」など存在せず、「子の七光り」で恩恵をいただいているようなものだ。

・2010年 宇宙の旅
 人生も、それなりに辛抱して生きていれば、悪いことばかりではないなと思っている。2010年には、どこで何をしていることやら。宇宙のチリになっているのか、地中に埋もれているのか、はたまた相変わらず時間を見つけては昼寝三昧なのか、こればかりは全く予測がつかない。

・現在
 このブログを始めた頃、2010年なんてずっと未来の存在だった。でも、気がついてみたら2010年はすでに過去のできごとになってしまった。2013年になり、もうじき2014年になろうとしているこの時期に、改めてブログに書き残された何編もの雑文が、自分の心の軌跡という遺産になっていることを感じている。6年前に「昼寝ネコの雑記帳」という単行本を出版した。最近は「続・昼寝ネコの雑記帳~創作短編集」を発刊しようと、密かに機会を窺っている。
お気に入りブログ
ファン
ブログパーツ