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昼寝ネコの雑記帳

誘惑〜Temptation

diana krall temptation


振り返ってみると・・・あと2ヶ月で、
それまで生きながらえればの話しではあるが・・・
この世に生を受けて60年間、生存することになる。

なんと雑音と雑念・好奇心、そして数々の誘惑に翻弄された
分岐点と不協和音だらけの人生だったことか。
常識を持たず、既得権を嫌い、世俗の権威に従わず
既成概念を否定し、不健康・不健全な存在として
いつ消滅してもおかしくない生き方だったように思う。
執着心は何に対しても持っていない。
あるとすれば、頑迷で幼稚な感情ぐらいだろうか。
好きか嫌いか、合うか合わないか、
受け容れられるか拒絶するか・・・。

後悔はしない主義なので、それと
過去を悔やんでみても、戻ってやり直しをすることは
でき得ないのだから、前しか見ないし振り返らない。
頻繁に振り返っていたら、自己嫌悪と自信喪失で
人生が暗くなってしまうのではないかと思う。

見栄とプライド、こだわりを捨てることができれば
とても楽に生きられることに気付いたのは
そんなに昔のことではないように思う。
車が買えない時期を経験すれば、高級外車でなくたって
10数年前の色あせた中古車でも十分有難いし
叶匠壽庵の和菓子はそりゃあ結構だが
茨城産のサツマイモを厚切りにして
オリーブオイルでこんがり焼きたてもなかなかだ。
ピアジェの特注腕時計はそりゃいいだろうけど
ドンキホーテで買った千円そこそこのだって
ほぼ日本の標準時間を教えてくれる。
ヴィトンもエルメスも匠の技だけど
風呂敷が1枚あれば、かなり実用的だ。
ミシュランの星付きの食事は、
そりゃあ芸術的だろうけど
醤油を付けてこんがり仕上げた
焼きたてのおむすびを食べたことある?
あれ以上おいしいものって、あるんだろうかね。

まあそんなわけで、そりゃあ直木賞も
芥川賞もたいしたもんだけどさ、
でも、これから続々電子書籍で登場予定の
昼ネコ作品も、なかなかのもんだと思うよ。(大爆笑)

今日の曲はDiana KrallのTemptation(誘惑)だ。
歌そのものよりも、イントロのウッドベースの
メロディラインが、とってもユニークで気に入っている。
彼女が歌っている同じ曲でも、ベーシストが違えば
イントロ部分も全然別物なので、これが気に入っている。
これを流すと、周りのみんなは嫌がるけど
どういう訳か気に入ってしまっているんだよ。

そういえば、最近はすっかりこしあんドーナツの
禁断症状が消えてしまって、全く食べていない。
いいことだ。けど、オクダベーカリーさん
あまり買わなくなってごめんなさい。
by hirune-neko | 2011-01-22 12:55 | 創作への道 | Comments(0)
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妄想から始まり、脳内人格を与えられた不思議な存在
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昼寝ネコのプロフィール
・1951年
 小さいころ、雨ざらしで目ヤニだらけの捨てネコを拾ってきては、親から小言をいわれる。小学校低学年の音楽と図工は通信簿が「2」。中学からバスケを始めるも、高校2年で部活を止め、ジャズ喫茶通いが日課となる。授業が退屈でがまんできず、短編小説を書いては授業中のクラスで強制的に回覧させ、同級生の晩学を妨げることしばしば。早く卒業してほしいと、とくに物理の先生が嘆いていたようだ。ビル・エバンス、チャーリー・パーカー、ジョン・コルトレーンに心酔。受験勉強をすっかり怠り、頭の中は浸水状態。

・1969年 
 中央大学経済学部入学
 まぐれで合格するも、東大安田闘争・70年安保闘争などの影響で神田界隈はマヒ状態。連日機動隊がやってきて大学はロックアウト・封鎖の繰り返し。すっかり希望を失い、大いなる時間の浪費が始まる。記憶に残っているのは、ジャズを聴いたこと、大学ノートに何やら書きなぐったこと、ぼーっと考えごとをすること。数限りなく、雑多なアルバイトをやったこと。一応は無難にこなした・・・はずだ。いろいろ本を買いあさったが「積ん読状態」で、ただ、アルベール・カミュの作品には衝撃を受ける。それと、寮生活だったので、嫌いだった納豆を食べられるようになったのは、収穫だった。

・1974年 
 同大学卒業
 1年留年し、5年かけてなんとか卒業。理由は単位を落としたからだが、結局5年間の学生生活で授業に出席したのは、おそらく数十日ではなかったろうか。毎回レポート試験で単位をいただいたが、ほとんどは寮生仲間に「餃子ライス」を報酬に、作成を代行してもらった。今さら卒業証書を返還せよといわれても、もう時効だろう。白門同窓生の恥部であることは、重々自覚している。
     
・2006年 
 現在に至る
 プロポーズしたら1週間待ってくれという。そんなに待てないといったら、翌日ハート型のケーキを焼いて待っていてくれた。世の中には奇特な女性がいるものだ。おまけに4人も子どもを産み育ててくれて・・・育児放棄の夫に寛大な女性で・・・おまけに子どもたちは・・・三人の息子と息子のような娘が一人なのだが・・・父親を反面教師として、なんとか実社会に順応している。大したものだ。わが家には、「親の七光り」など存在せず、「子の七光り」で恩恵をいただいているようなものだ。

・2010年 宇宙の旅
 人生も、それなりに辛抱して生きていれば、悪いことばかりではないなと思っている。2010年には、どこで何をしていることやら。宇宙のチリになっているのか、地中に埋もれているのか、はたまた相変わらず時間を見つけては昼寝三昧なのか、こればかりは全く予測がつかない。

・現在
 このブログを始めた頃、2010年なんてずっと未来の存在だった。でも、気がついてみたら2010年はすでに過去のできごとになってしまった。2013年になり、もうじき2014年になろうとしているこの時期に、改めてブログに書き残された何編もの雑文が、自分の心の軌跡という遺産になっていることを感じている。6年前に「昼寝ネコの雑記帳」という単行本を出版した。最近は「続・昼寝ネコの雑記帳~創作短編集」を発刊しようと、密かに機会を窺っている。
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