My Favorite Thingsおなかの突き出たおっさんが、 どひゃあっとスリットの入ったドレスの ピンヒールの女性を抱えて・・・ 自分は余り動かず、たまにちょちょっと 足先を交差させてごまかして、 ひたすら女性ダンサーが 動き、魅惑をまき散らすのが許される。 競技ダンスではなく、街中のダンスクラブでの話。 そんな雰囲気を想像しているのが アルゼンチンタンゴであり、ピアソラだ。 この1ヶ月、脇目もふらず、ドーナツも口にせず ひたすらホームページのリニューアルに 取り組んできて、ようやく一段落した。 改めて自分の適正について考える。 自分は、なんて営業やセールスの類の仕事に 向いていないのだろう。 そして、善し悪しではなく、好き嫌いがはっきり分かるものに 3つあるということに、今更ながら気づく。 文章と音楽と女性・・・これだけは本当に 自分に合う合わないがはっきりする。 で、滅多に感動せず興味を持たずなので始末が悪い。 文章は、表現したいことに対して どんな言葉と言い回しを選ぶかで、その人の 性格、性質が感じられる。 ・・・ような気がする。 音楽には、演奏する人の内面と私生活が現れる。 ・・・ような気がする。 表層的な生き方、あるいは内省的な生き方。 女性は男性と違って装う。 あっ、最近は男性も装うのかもしれない。 話し方、表情、仕草・・・黙って見ていても 普段の生活が見えてくる。 ・・・ような気がする。 実態を誤認していようが構わない。 これからも独断と偏見で生きていこうと思うから。 なんたって、私には妄想の世界という 至極便利で逃げ込める、恣意的な世界があるので ちっとも怖くはない。 ・・・ような気がする。 人生は、思い込みと忘却で成り立っている 蜃気楼のようなものなのだろう。
by hirune-neko
| 2009-09-08 23:34
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Comments(2)
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バオバブ
at 2009-09-11 19:13
x
にゃんこ先生の苦手な文章と音楽と女性ってどんな感じなんでしょうか?わたしは漢字がやたら多い文章と(ははっ)と、日吉ミミみたいなセミ声とかで歌われると、後ずさりしますねぇ~。 男性は貧乏ゆすりする人は、顔がブラピでも、許せないんですわぁ~!
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Commented
by
hirune-neko at 2009-09-12 10:27
>バオバブさん
わざと難しい言葉を使ったり 自分の言葉に酔ってたり、自己顕示欲が 強かったり・・・そんな文章が苦手です。 日吉ミミねえ。懐かしいですね。 こいびーとに、ふられーたの・・・ ああ。貧乏ゆすりはしませんね、 よかったよかった。
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・1951年
小さいころ、雨ざらしで目ヤニだらけの捨てネコを拾ってきては、親から小言をいわれる。小学校低学年の音楽と図工は通信簿が「2」。中学からバスケを始めるも、高校2年で部活を止め、ジャズ喫茶通いが日課となる。授業が退屈でがまんできず、短編小説を書いては授業中のクラスで強制的に回覧させ、同級生の晩学を妨げることしばしば。早く卒業してほしいと、とくに物理の先生が嘆いていたようだ。ビル・エバンス、チャーリー・パーカー、ジョン・コルトレーンに心酔。受験勉強をすっかり怠り、頭の中は浸水状態。 ・1969年 中央大学経済学部入学 まぐれで合格するも、東大安田闘争・70年安保闘争などの影響で神田界隈はマヒ状態。連日機動隊がやってきて大学はロックアウト・封鎖の繰り返し。すっかり希望を失い、大いなる時間の浪費が始まる。記憶に残っているのは、ジャズを聴いたこと、大学ノートに何やら書きなぐったこと、ぼーっと考えごとをすること。数限りなく、雑多なアルバイトをやったこと。一応は無難にこなした・・・はずだ。いろいろ本を買いあさったが「積ん読状態」で、ただ、アルベール・カミュの作品には衝撃を受ける。それと、寮生活だったので、嫌いだった納豆を食べられるようになったのは、収穫だった。 ・1974年 同大学卒業 1年留年し、5年かけてなんとか卒業。理由は単位を落としたからだが、結局5年間の学生生活で授業に出席したのは、おそらく数十日ではなかったろうか。毎回レポート試験で単位をいただいたが、ほとんどは寮生仲間に「餃子ライス」を報酬に、作成を代行してもらった。今さら卒業証書を返還せよといわれても、もう時効だろう。白門同窓生の恥部であることは、重々自覚している。 ・2006年 現在に至る プロポーズしたら1週間待ってくれという。そんなに待てないといったら、翌日ハート型のケーキを焼いて待っていてくれた。世の中には奇特な女性がいるものだ。おまけに4人も子どもを産み育ててくれて・・・育児放棄の夫に寛大な女性で・・・おまけに子どもたちは・・・三人の息子と息子のような娘が一人なのだが・・・父親を反面教師として、なんとか実社会に順応している。大したものだ。わが家には、「親の七光り」など存在せず、「子の七光り」で恩恵をいただいているようなものだ。 ・2010年 宇宙の旅 人生も、それなりに辛抱して生きていれば、悪いことばかりではないなと思っている。2010年には、どこで何をしていることやら。宇宙のチリになっているのか、地中に埋もれているのか、はたまた相変わらず時間を見つけては昼寝三昧なのか、こればかりは全く予測がつかない。 ・現在 このブログを始めた頃、2010年なんてずっと未来の存在だった。でも、気がついてみたら2010年はすでに過去のできごとになってしまった。2013年になり、もうじき2014年になろうとしているこの時期に、改めてブログに書き残された何編もの雑文が、自分の心の軌跡という遺産になっていることを感じている。6年前に「昼寝ネコの雑記帳」という単行本を出版した。最近は「続・昼寝ネコの雑記帳~創作短編集」を発刊しようと、密かに機会を窺っている。 お気に入りブログ
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