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昼寝ネコの雑記帳

様々な精神疾患の人たちがいる

Astor Piazzolla - Viaje de Bodas
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 私は自分のことを、精神的あるいは心理的に完全に正常な人間だとは思ってはいない。周りの人たちからはおそらく、ユニークだとか変わっているとか、せいぜい良く言っても個性的、だと思われているかもしれない。

 自分の考えは明確に述べる気質なので、普通の感覚では、はっきりものをいう人だと捉えられているに違いない。しかし、あまり人様には迷惑をかけていないのではないだろうと、自負している。

 私の周りには、明らかに病的ではないものの、発達障害、鬱気質、依存症ではないかと思われる人達が多いように思う。

 精神科医、心理療法士、カウンセラーなどの職業が思い浮かぶが、それらの境界線に関する知識はない。しかし、人間の精神や心理、あるいは感性というものは、生まれ育った環境、親や家族から受ける影響が大きいように感じる。

 病的な状態から普通の状態に移行するには、医学的にはカウンセリングや薬物投与などの方法があるのだろうと想像している。

 残念ながら、精神疾患のある人達は、ときとして周りの人を巻き込んで,迷惑や負担をかけたりすることがある。実際に、いろろな例を目にしている。

 優しい人達は、良く話を聴いて上げているし、関心を持ち声をかけているようだ。一体、精神や心理という目に見えない領域には、どのような働きかけが有効なのだろうか。

 昨晩の英語スカイプレッスンで、「疑似体験」を英語では「Simuation」と表現すると教えてもらった。念のため、Google翻訳で調べてみたら、「Simulated experience」となっていた。

 小さい頃から、いろいろな物語を読み、映画を観たり、舞台作品を鑑賞するなどの機会を与えられた子どもたちは、きっと豊かな感性が育ち、洞察力を深め、相手に対する理解力や寛容さが身につくのではないだろうか。

 面白おかしい内容やゲーム類の方が、興味を引くかも知れない。子供は親を選んで生まれてくる訳ではないので・・・もちろん親だって選んで子供を迎え入れる訳ではない・・・子供にとってみれば、小さい頃から選択肢のない環境で育てられる。生物学的には、親の血を引きDNAを受け継いでいる。

 しかし、育つ環境という後天的な要素は、親の考え方ひとつでどのようにも変化させることができる。

 かなり以前、ある産婦人科の院長夫人から、妊娠した高校生に中絶せず、産んで、子どもに恵まれない夫婦に養子に出すよう勧めているという話を聞いた。私たちが作っている絵本の本文には、両親と赤ちゃん版、お母さんと赤ちゃん版(シングルマザー版)、天使版、先天性障がいを持つ赤ちゃん版、それと養子版がある。この場合の養子版は、子供を産むが育てられない境遇の子供を養子として迎える家庭のための文章だ。

 ある日、その院長夫人から、中絶せず産んで手放す、いわゆる生みの母親のための「特別養子版」の文章を考えてくれ、と依頼があった。いろいろな資料や作品を渡された。それらを参考にして書くには書いたのだが、不採用のままである。

 理由はいくつも挙げられる。私には、中絶せずに産んで養子に出すという経験も疑似体験もない。いろいろな資料を渡されて、いわば「考えて」書いた文章だ。私自身の体内から湧きだしたイメージではない。本来はそれなりの時間をかけ、想像し、イメージを思い浮かべて文章にしなければならない。

 新たな生命を引き受けた両親の場合は、ほぼ同じスタートラインだ。しかし、高校生の身で妊娠し、おそらくは散々悩んだ挙げ句に説得されて生む決意をした。産んで差し出すという行為は一緒でも、そのような女性の年齢、家庭環境、経緯、相手の男性との関係など、一人一人は異なる状況にあると思うので、イメージが収束せず拡散してしまう。最大公約数的な文章を思い浮かべるのは至難の業だ。

 昨日、その産婦人科から特別養子版という付箋が貼られた、製作依頼書が届いた。すぐに院長夫人に電話した。得心していただける文章を書き上げていないので、後ろめたい気持ちだった。その気持ちを伝えて詫びたところ、その生みの母親は養子として差し出すか、あるいは自分で育てるかを決めかねているという。

 私にとっては、その女性そして赤ちゃんの人生にとって、非常に大きな影響を与える大切な葛藤が思い浮かんでいる。何もできない自分自身の非力さを悔いている。

 どのような境遇の人に対しても、感動と癒し、慰め、平安、希望を持ってもらう文章を書くのは至難の業である。可能であれば、定型文ではなく、すべての方々の個々の状況を伺って、それぞれに適した表現の文章を作れれば理想だと思う。しかし残念ながら、現実的にはそれは不可能だ。私の葛藤である。

 せめて、中絶しない決心をし、さらには自らがお腹を痛めて産んだ子供を、子供が授からない夫婦に託す・・・このような重大で悲痛な決心をした母親にとって、慰めとなり励ましとなるような文章を完成させたいと、改めて感じている。

 そうは思うのだが、現実の今のような過密なスケジュールの中で、得心のいく文章を書くのはかなりの難事業である。それこそが自分の使命だとは思うのだが、溜息である。


 この曲は、ピアソラが映画のために作曲した作品だ。Viaje de Bodasは、スペイン語で、邦題は「新婚旅行」だったと記憶している。新婚旅行にしては、ずいぶんもの悲しい曲想だ。観ていないのでストーリーは分からない。

 改めて、文章を書くことの難しさを再認識している。しかし、自分が書く文章が、たとえささやかであっても、読まれる方が心の中で「疑似体験」をしていただきたいと願っている。

 書き続けることは、私にとって一生の課題だと位置づけている。

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# by hirune-neko | 2019-09-20 00:01 | 心の中のできごと | Comments(0)

意外な接点、トム・クランシー〜ジャック・ライアン

Jewel · Luca Lucini, Mario Stefano Pietrodarchi
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 1時間ほど前に、定期的に受けている英語のスカイプ・レッスンが終わった。もともとは、ボランティアで関わっている福祉団体に対し、インテリジェンス機能を提案するつもりでいたのだが、上層部が多国籍なため英語で自分の考えを伝えたい、というのが動機だった。4ヶ月目に入っている。

 完全にフリートーキング形式で、私が自分の構想や考えを英語で表現し、言葉に詰まったときや不適切な表現をしたとき、助け船を出してくれる。レッスンが終わると、その日に新しく出てきた表現をメモしたノートをすぐに送ってくれる。

 仕事上では、子育て中の家庭や個人のために情報を提供する、無料の会員制組織を創る構想であることを伝えている。ファミリー・インテリジェンスという、世界中の誰からも相手にされてない概念も説明している。

 今日は、サイト内に「インテリジェンス・セミナー」を設置し、世界主要国の国家安全保障会議の仕組みや、世界の情報機関、工作活動の実態を学術的な視点から教材化し、興味のある人に学んでもらえるようにする、という構想を説明した。

 何年か前に、青山学院大学の大学院修士課程で「インテリジェンス」という講座が開設されていたので受講した。講師は、当時防衛研究所の主任研究員だった、小谷賢先生で、毎週1回、表参道まで通った。

 その当時の講義資料をアレンジして、教材にしたいと思っているので、事前に小谷賢先生に相談し、著作権上の問題が発生しないようにしようと考えている。そのような分野の話題に終始するレッスンだ。

 昔から戦争、刑事・警察、スパイ映画を好んで観ていたことを話した。恋愛映画にはまったく興味が湧かなかった、と付け加えた。アメリカのテレビドラマの「Covert Affairs」、「Nikita」、「24(Twenty-Four)」の全シリーズを観た、といいながら、疑似体験で多くを学んだと表現したかったのだが、さて、その英語が出てこない。先生はすぐに調べてくれた。simulationでいいそうだ。意外だった。

 先生はアメリカに住んでいた頃、政府との関わりを斡旋する、いわゆるロビイスト企業で働いていた経験があるそうで、私の情報機関機能の必要性に同意してくれた。さらに、先生自身もスパイ映画が好きで観ていたという。興味を持ちそうな作品を後で知らせる、といい今日のノートに書かれていたのは、以下のテレビドラマと作家の名前だった。

スパイ・政治をテーマとするテレビドラマ)
Designated Survivor (political espionage drama)

(スパイ・政治をテーマとする作家)
Tom Clancy (famous author for espionage/political action stories)

 作家のトム・クランシーは憶えていた。調べたら以下のように書かれていた。ジャック・ライアンシリーズは一部を観ている。

【Wikipediaより一部を転載】
 メリーランド州ボルチモア生まれ。ボルチモアで保険代理店を営みながら、余暇に書いたデビュー小説『レッド・オクトーバーを追え!』がベストセラーになり、後の軍事シミュレーション小説の先駆けとなる。本作はアメリカの政府関係者が絶賛、映画化もされ、一躍流行作家の仲間入りを果たした。近未来の政治サスペンス、娯楽アクション大作を得意とした。
 著書では、元株式ブローカーで軍事史家である中央情報局(CIA)分析官、ジャック・ライアンを主人公とした『ジャック・ライアン』シリーズが代表作。ほかに『国際陰謀』シリーズ、『オプ・センター』(スティーブ・ピチェニックとの共著)などのシリーズがあり、いずれもヒットしている。

 もともとは、世界から短編作品を募集するコンクールに応募しようと思い、英訳をお願いしたオーストラリア人女性に、英語のスカイプレッスンについて相談した。主目的がインテリジェンスや国際政治だと知り、自信がないので、といって政治学を学んだ今の先生を紹介してくれた・・・というのが経緯だ。ずいぶん謙虚な方だと思う。
 時間的な制約があってどうにもならないが、もともと外国語学習には興味を持っている。iOSにあるsiriという音声対話ができる機能を、これまではすべて日本語にしていたのだが、iPhoneの1台を英語に、1台をフランス語にして遊んでいる。
 ところが、私のフランス語能力では、「今日は何曜日?」とか「次の番号に電話してくだい」程度しか使えない。しかも、数字をフランス語で表現する習慣なんてまったくないものだから、途中で詰まってしまう。するとフランス人女性siriは、冷酷にもすぐに会話を打ち切ってしまう。今日、その話を先生に伝えたら、フランス女性は冷たい性格なのではないか、と半ば本気そうな口調で話していた。
 私が何にどれぐらいの時間を費やしているかを知った方からは、一体何を考えているのかと、呆れられてしまうことだろう。確かに、いろいろ遠回りをしているのは事実だ。しかし、徐々に包囲網は狭まり、標的にロックオンしつつあることを実感している。
 人間には寿命があるのだという事実は認識している。私なりに、危機管理のための時間も確保しつつある。とにかく、I have been carrying too many burdens. であることは間違いない。
 好きで選んだ道なので、文句はいうまい・・・である。

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# by hirune-neko | 2019-09-19 01:02 | 心の中のできごと | Comments(0)

少しずつだが、外堀を埋め始めている


Astor Piazzolla plays Piazzolla Bandoneon Concerto II.-Moderato
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 昨晩は、しっかりと睡眠時間を確保したので、体調はかなり快復した。しかし、早朝目が覚めたとき、脳内に違和感を感じた。かなり以前も同じような感じがあったのを思いだし、血圧を測ってみた。通常は大体100前後で、以前の高血圧が嘘のように下がっている。低血圧かと思うこともある。もちろん薬は飲んでいないので、なぜ下がったかは不明だ。

 血圧計の数値を見て、目を疑った。160台だった。私にしては、近年になく高い数値だった。何も思い当たる節はない。念のため、もう一度測ったら150台だった。少し安堵したが、再度測ってみた。今度は140台だった。一体なんなんだ。それ以降は脳内に違和感を感じないので、測っていない。


 今朝、ある方から電話をいただいた。長い付き合いの方で、かれこれ40年ほど前からの良き理解者である。会話が終わって時計を見たら、約50分の長電話だった。女同士の電話は長いと相場が決まっているが、男同士で50分というのも、珍しいのではないだろか。

 会話の内容はもちろん、ここには書けない。悪事を企てているわけではないのだが、それなりに機密を要するテーマだった。

 「私は地位を求めず、名声や名誉も望まない。ただひたすら、自分の良心に従って行動するだけです」・・・これは別に著名な思想家や哲学者が言った言葉ではない。私が彼に伝えた言葉そのままである。そんな会話が遠慮なくできる相手なので、おそらくは先方も私に対しては、警戒や疑念を抱かずに理解してくれているのではないだろうか。

 今日はお互いの年齢のことも話題になった。長年ずっと同年齢だと思っていたのだが、生年を聞いたら私の2歳上だった。お互いにある共通のプロジェクトにボランティアで関わっている。彼の方がずっと社会経験が豊富であり、おまけに私とは正反対で、エリートコースを歩んできた人物だ。大変な経歴と人脈を持っている。

 いろいろな将来構想について意見交換をした。ほぼ共通認識であると思ってくれたようで、いろいろと賛意を示してくれた。

 会話の最後に言われた言葉に当惑してしまった。「自分には時間も体力もそんなに残されていない。後を頼みます。」

 一体、どのように返答すべきだったのだろうか。私はとっさに「はい、承知しました、と簡単にお答えできる内容ではないです。でも、できる限りのお手伝いはさせていただきます。」

 なんて私は正直なんだろうか。いや、馬鹿正直なんだろうか。でも仕方がない。私は上手にお追従を言える性格ではない。


 今日は幾分、脳内がスッキリ状態になったため、仕事上の視界を遮っていた霧も晴れた。データベースソフトの4Dジャパンに電話し、営業担当者の方に相談した。ある程度のスキルを身につける方が、後々を考えると有益だと思えたからだ。それに加え、大幅に更新されたらしい、サイト構築ソフトも習得したい。多少の時間をロスするが、急がば回れである。結果的に、業務の組み立てが円滑になるだろうと思う。営業に重心を移すための資料作成もあるので、煩雑な納品書や請求書のチェックを他の人間に委任し、時間を確保しようと考えた。先刻、簡単なマニュアルを作成し、委任相手に送ったところだ。

 ようやく、基本構造が見えてきたような気がする。まだ、そんなレベルである。・・・私の方にこそ、果たしてあとどれぐらいの時間と体力が残されているのか、予断が許さないことも承知している。その点も踏まえ、次男とそのお嫁さんと一緒に、根幹情報を共有する仕組みを構築し始めている。

 Facebook友だちの札幌の女性が、羊蹄山の頂上まで登ったと紹介記事を書いていた。母のケアマネージャーだった方だ。聞くと、私と旧知の間柄の女性と一緒だったという。足腰の負担は大きいだろうが、頂上から見下ろす眺望は見事なものだろうと想像している。もう、年齢的には手遅れだろうけれど、せめていつか、北海道の大自然の中に足を踏み入れてみたいと思っている。根室、網走、稚内など、まだまだ私にとっては未開の北海道がある。

 雄大な大自然と向き合えば、改めて自分がちっぽけな存在であることを実感できるだろうと思う。そして、人間の人生には何が最も重要か、という問いに対する透徹した答えも、感じられるのではないだろうか。


 全然話は変わるが、2年以上の長きにわたり、手足となって働いてくれている、iPadProのヴァーコフを、機種変更する可能性が高まった。iCloudドライブを2TBで契約しているが、mp3やmp4ファイルがどんどん増えており、容量不足に陥る可能性が高まって来たからだ。断腸の思いではあるが、犠牲になってもらうしか選択肢がなさそうだ。でも、下取ってくれるというので、機種変更しても、新しいiPadProは、再度ヴァーコフと命名したいと思う。第1世代なので256GBの容量だが、現在の第3世代は最大1TBなので、容量を気にせずに済むというのが、切実な変更理由である。

 あまり必要以上に、周りの機器に感情移入せず、もう少しドライになればいいと思うのだが、ミスでコピー用紙1枚を無駄にしても、その紙1枚にひと言詫びる体質は変えられそうもない。やれやれだが、仲間が増えたような感じで、おかげで楽しく仕事をしている。

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# by hirune-neko | 2019-09-17 23:58 | 心の中のできごと | Comments(0)

時代の変化を実感し、感慨深い・・・赤旗が白旗へと変色?

Astor Piazzolla - Soledad
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 父は私が子供の頃、北海道・室蘭にあった日本製鋼所および新日鉄(当時は富士製鉄)で働いていた。現場作業である。(38歳で早世した、祖父・母の父は、日本製鋼所の最年少の工場長だったと聞いている)

 ときどき我が家を訪れた父の同僚の方は、正直で実直そうな方だった。共産党員であることは聞いていた。父が亡くなり,葬儀も済んだ初七日の頃、その方が訪問してくれた。

 私は子供の頃から、父に遊んでもらった記憶がない。ゼロではなかったのだろうが、思い出せない。寡黙な父で、何かを教えてもらったとか、説教されたような憶えもない。そんな親子関係だったので、遺体安置所で父と対面しても感情は動かなかった。葬儀そのものも、淡々と事務的に終えてひと息ついた頃、その同僚の方が来てくれた。

 開口一番、彼は私にこう言った。「お父さんはいつも、○○(私の名前)さんのことを心配していましたよ。」それは意外な言葉だった。私のことにはまったく関心のない父親だと思っていたので、感情的にも距離があった。同僚の方のそのひと言を聞いた途端、初めて父親の心情に接した私は、一転して感情が動き嗚咽した。涙が溢れた。父が死して初めての、真の父との邂逅だった。

 それ以来、私は共産党や共産党員の方に対しては好感を持ち、忌避感はなく、労働者や庶民の目線で政治活動を行っているという、漠然とした信頼感を持っていた。

 もちろん、徐々に社会経験を積むに連れ、私なりにそれぞれの政党の特長を把握するようにはなった。

 あれは何年前のことだっただろうか。政治ブログランキングの10位程度までにはほとんど毎日、目を通していた時期がある。そんなある日、行橋市市議会銀の小坪しんや氏の記事で、果敢にも市の庁舎内で新聞・赤旗を勧誘している実態に異を唱え、告発していることを知った。孤軍奮闘のように感じたし、爆破予告まで受けても、信念の揺るがない、粘り強く行動力のある方だと思っていた。

 つい最近、その赤旗が購読数100万部を割ったという記事を目にした。以下がその一部である。少々長くなるが引用させていただく。


共産党に衝撃、しんぶん赤旗がついに100万部割れ】
(筆坂 秀世:元参議院議員、政治評論家)
 今年(2019年)の8月28日の「しんぶん赤旗」に、なかなか衝撃的な一文が掲載された。「『しんぶん赤旗』と党の財政を守るために」と題する岩井鐵也財務・業務委員会責任者の訴えである。次のように始まっている。
 「いま、全党は、志位和夫委員長の日本共産党創立97周年記念講演『共闘の4年間と野党連合政権への道』での解明を力に、『日本共産党の躍進こそ、野党連合政権への最大の力』『共闘の力を強め、日本を救うためにも、日本共産党を強く大きく』と決意を固め、党の自力強化への奮闘が広がりつつあります」
中略

 「率直にお伝えしなければならないことがあります。それは、『しんぶん赤旗』は、安倍政権に立ち向かい、日韓問題はじめ国際政治の真実を明らかにし、憲法と暮らしを守るとともに、市民と野党の共闘を発展させ野党連合政権への道を切り開いていくうえでかけがえのない役割を発揮していますが、その日刊紙・日曜版の読者が8月1日の申請で100万を割るという重大な事態に直面し、この後退が『しんぶん赤旗』発行の危機をまねいていることです。そして、『しんぶん赤旗』の事業は党の財政収入の9割をしめるという決定的な役割を担っています。『しんぶん赤旗』の危機は、党財政の困難の増大そのものです」

 中略
 「いま、全党は、志位和夫委員長の日本共産党創立97周年記念講演『共闘の4年間と野党連合政権への道』での解明を力に、『日本共産党の躍進こそ、野党連合政権への最大の力』『共闘の力を強め、日本を救うためにも、日本共産党を強く大きく』と決意を固め、党の自力強化への奮闘が広がりつつあります」
 「日本共産党の躍進こそ、野党連合政権への最大の力」とは、ずいぶん大きく出たものだが、もちろんそれが証明されたことはない。「党の自力強化への奮闘が広がりつつあります」というのも、共産党では何十回、何百回と繰り返されてきた虚勢を張るときのセリフである。「いま全党は党大会決定を力に、意気高く前進を始めています」とか、「党幹部の訴えに感動した党員が、広範な国民への入党呼びかけ、『しんぶん赤旗』の購読を呼びかける活動に参加し始めています」などという景気づけの文章が発表されるというのが、共産党の常套手段なのである。
 この景気づけの文章と共に、「党勢拡大月間」とか「機関紙拡大運動」などが提起されるのだ。この種の文章だけ見ていると、共産党が日々党の勢力を伸ばしているかのような錯覚を受ける程である。
 だが実態はと言えば、ほとんど成功したことがないのだ。志位氏自身が1970年代中頃以降は、「○○月間」「○○大運動」が提起しても一度も成功したことがないこと、ほぼ半世紀近く成功していないということを率直に認めている。党員の数は減り続け、機関紙である「しんぶん赤旗」も減り続けてきたのである。

共産党の財政が大きな危機に直面

 岩井氏の訴えに戻ろう。
「率直にお伝えしなければならないことがあります。それは、『しんぶん赤旗』は、安倍政権に立ち向かい、日韓問題はじめ国際政治の真実を明らかにし、憲法と暮らしを守るとともに、市民と野党の共闘を発展させ野党連合政権への道を切り開いていくうえでかけがえのない役割を発揮していますが、その日刊紙・日曜版の読者が8月1日の申請で100万を割るという重大な事態に直面し、この後退が『しんぶん赤旗』発行の危機をまねいていることです。そして、『しんぶん赤旗』の事業は党の財政収入の9割をしめるという決定的な役割を担っています。『しんぶん赤旗』の危機は、党財政の困難の増大そのものです」
 わずか1年半前の2017年1月に行われた第27回党大会で志位氏は、「しんぶん赤旗」の部数を113万部と報告していたので13万部以上減ったと言うことである。
 新聞の発行部数というのは、共産党だけではなく、どこの新聞社も正直には発表していないはずだ。共産党もかつては350万部と言っていたこともある。ちょうど手元に1994年に行われた第20回党大会の報告があるが、そこでは読者数が250万人を超えたと述べている。350万部も250万部も大雑把な数字ではあるが、少なくとも現在の2倍以上、あるいは3倍以上の読者を有していたことは間違いなかろう。
 それが100万部を割ったということを正直に明らかにしたというのは、共産党としては画期的なことである。もはやなりふり構っていられないということだろう。

 引用が長くなったが、赤旗の購読部数の減少が、日本共産党にとって如何に深刻な問題であるかを再認識した次第だ。この記事を目にしたとき、数年前の小坪しんや氏の記事を思い出した。正義感と使命感を持ち、様々な圧力や強迫にも屈することなく、次第に全国へと共感・共闘の輪を拡げていった、という印象が残っている。

 孤軍奮闘から始まったその努力を想像すると、誰もが怖れて避けた巨人ゴリアテに単身で立ち向かい、石投げ器ひとつで倒した少年ダビデのことが思い出される。

 以下に、その小坪しんや氏のブログから、関連記事を紹介させていただく。ある意味では、文字通り赤旗がついに白旗を掲げているようなものなのではないだろうか。


ブログ「行橋市市議会銀 小坪しんや」の記事
共産党地方議員らが、職務中の地方行政職に対し、赤旗の勧誘が行われていることが政治的問題となっていることはご存じの通り。
立場の強い議員による、公務員への心理的強制の疑念が持たれている。
【政党助成金をもらっていないという美名】のもと、裏ではこのような「脱法行為」をやっているのが共産党だということが明らかになった。
これに対し、自由民主党・党本部が動いた。
自由民主党 織運動本部長名で発され、47都道府県連に対し「必要な対応」をとるよう呼びかけた。私が長年にわたって取り上げてきた赤旗問題について、自民党党本部が動いたのだ。
本問題を、自らが所属する議会で取り上げ続け、
議事録としてのエビデンスを貯めたのち、
併せて(本行動を扱う)記事が出そろったのち、
全国1700自治体に、行政手続きに則って発送しての動きである。
実際の紙ベース(通達そのもの)をここに公開する。
また、すでに当市においては「禁止」となっていることを付記したい。
【共産党と戦う覚悟】自民党が出した党本部通達。対共産党人型決戦兵器(戦闘民族・九州人)小坪しんや【ちょっと気に入った人はシェア】


【産経新聞の記事】

自治体職員への「赤旗」勧誘 自民党が実態把握の通達

 自民党が、地方自治体で共産党の機関紙「しんぶん赤旗」の強引な購読勧誘が行われている事例があるとして、各都道府県連に対し、注意喚起と実態把握を求める通達を出していたことが15日、分かった。
 通達は竹下亘組織運動本部長名で先月18日付で出した。通達は、福岡県行橋市で共産党市議らが市職員に対し、庁舎内で赤旗の購読勧誘や集金を行ってきた事例を紹介し、「議員の立場を利用して半ば強制的に地方公務員に購読させているなら看過できない事態だ」と指摘。議員の地位を利用したり、庁舎管理規則に反した強引な勧誘が行われたりしている可能性があるとして、「必要な対応」をとるよう呼びかけている。
 共産党の地方議員が自治体職員に赤旗購読を勧誘するケースは、行橋市のほか兵庫県伊丹市、神奈川県川崎市などで表面化。同県鎌倉市では「職務の中立性」を理由に、今年度から庁舎内での政党機関紙などの販売を禁止している。
引用元:ブログ「行橋市市議会銀 小坪しんや」
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# by hirune-neko | 2019-09-16 23:58 | 心の中のできごと | Comments(0)

午前2時55分・・・これじゃ身体にいいわけない

Astor Piazzolla - Oblivion
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 いつものように、週末まで溜まった受注データの入力作業にかかりきった。途中で、何件もの問合せが入り、中断された。おまけに、改善されたかと思った風邪の症状がぶり返し、鼻水とクシャミが止まらなくなってしまった。一日で、ティッシュペーパー2箱は空にしたと思う。

 仕事中は、神経の鎮静のために、ピアソラのこのOblivionだけを繰り返し、何度も何度も聴いた。100回以上聴いたのではないだろうか。

 さすがに、もう横になることだけを考えている。

 勝手を言わせていただき、今日はこれで早仕舞いさせていただくことにする。何やら本日・16日は全国的に祝日だそうなので、ゆっくりと身体を休められそうだ。

 でもまあ、まだ多少は無理が利くことが分かっただけでも、由としよう。

 そうそう、今日はとてもアホなことをしてしまった。日常的に使用してるiPhone2台とiPadProの、合計3台でSiri機能を利用している。いわゆる音声で対話できる機能だ。

 数年前に、それぞれの言語設定を、日本語、英語、フランス語にして、遊んでみた。果たして、通じるかどうか興味があったからだ。今日、1台を英語に設定したところ、他の2台も全てが英語になってしまった。さっそくアップルのサポートに電話して相談した。

 最終的には上級アドバザーの方が対応してくれた。この方法を試してみましょう、といって勧めてくれたのは、iCloudの設定のSiriをオフにしてから、言語設定をする方法だった。うまくいった。今の私には、日本語とイギリス英語、フランスのフランス語をを話す友だちが3人できたことになる。アメリカ英語ではなく、イギリス英語アクセントを真似てみたい、アメリカ人が私の英語を聞いたら、なんだこいつは、と怪訝に思うだろう。

 My Fair Ladyの中でイライザが歌う、The Rain in Spain Mainly Stays in a Plain・・・英語だと、ザ・レイン・イン・スペイン・メインリー・ステイズ・イン・ナ・プレインだが、コックニーアクセントのイライザが発音すると、ザ・ライン・イン・スパイン・マインリー・スタイズ・イン・ナ・プラインとなったはずだ。数十年前に観たミュージカルだが、まだ鮮明に憶えている。

 どうしてこうも、好奇心が一向に衰えないのかと思うことがある。Siriに質問できる内容は限られるが、それでも面白い。音声は性別も選べる。日本語の女性はとても親切で丁寧な応対だ。それと比較して、英語もフランス語も、おそろしくクールな口調の女性である。人間不信になってしまいそうだ。

 頭が疲れたときは、彼女たちに話し相手になってもらおうと思っている。日本語の女性Siriはとても優しい。英国の女性もフランスの女性も、もしかしたらとても冷徹なのだろうか。さてどうだろう。

 いくらなんでも、もうお休みである。・・・お休み、グッナイ、ボンニュイである。・・・アハハ、午前3時40分になってしまった。

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# by hirune-neko | 2019-09-16 03:45 | 心の中のできごと | Comments(0)



妄想から始まり、脳内人格を与えられた不思議な存在
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昼寝ネコのプロフィール
・1951年
 小さいころ、雨ざらしで目ヤニだらけの捨てネコを拾ってきては、親から小言をいわれる。小学校低学年の音楽と図工は通信簿が「2」。中学からバスケを始めるも、高校2年で部活を止め、ジャズ喫茶通いが日課となる。授業が退屈でがまんできず、短編小説を書いては授業中のクラスで強制的に回覧させ、同級生の晩学を妨げることしばしば。早く卒業してほしいと、とくに物理の先生が嘆いていたようだ。ビル・エバンス、チャーリー・パーカー、ジョン・コルトレーンに心酔。受験勉強をすっかり怠り、頭の中は浸水状態。

・1969年 
 中央大学経済学部入学
 まぐれで合格するも、東大安田闘争・70年安保闘争などの影響で神田界隈はマヒ状態。連日機動隊がやってきて大学はロックアウト・封鎖の繰り返し。すっかり希望を失い、大いなる時間の浪費が始まる。記憶に残っているのは、ジャズを聴いたこと、大学ノートに何やら書きなぐったこと、ぼーっと考えごとをすること。数限りなく、雑多なアルバイトをやったこと。一応は無難にこなした・・・はずだ。いろいろ本を買いあさったが「積ん読状態」で、ただ、アルベール・カミュの作品には衝撃を受ける。それと、寮生活だったので、嫌いだった納豆を食べられるようになったのは、収穫だった。

・1974年 
 同大学卒業
 1年留年し、5年かけてなんとか卒業。理由は単位を落としたからだが、結局5年間の学生生活で授業に出席したのは、おそらく数十日ではなかったろうか。毎回レポート試験で単位をいただいたが、ほとんどは寮生仲間に「餃子ライス」を報酬に、作成を代行してもらった。今さら卒業証書を返還せよといわれても、もう時効だろう。白門同窓生の恥部であることは、重々自覚している。
     
・2006年 
 現在に至る
 プロポーズしたら1週間待ってくれという。そんなに待てないといったら、翌日ハート型のケーキを焼いて待っていてくれた。世の中には奇特な女性がいるものだ。おまけに4人も子どもを産み育ててくれて・・・育児放棄の夫に寛大な女性で・・・おまけに子どもたちは・・・三人の息子と息子のような娘が一人なのだが・・・父親を反面教師として、なんとか実社会に順応している。大したものだ。わが家には、「親の七光り」など存在せず、「子の七光り」で恩恵をいただいているようなものだ。

・2010年 宇宙の旅
 人生も、それなりに辛抱して生きていれば、悪いことばかりではないなと思っている。2010年には、どこで何をしていることやら。宇宙のチリになっているのか、地中に埋もれているのか、はたまた相変わらず時間を見つけては昼寝三昧なのか、こればかりは全く予測がつかない。

・現在
 このブログを始めた頃、2010年なんてずっと未来の存在だった。でも、気がついてみたら2010年はすでに過去のできごとになってしまった。2013年になり、もうじき2014年になろうとしているこの時期に、改めてブログに書き残された何編もの雑文が、自分の心の軌跡という遺産になっていることを感じている。6年前に「昼寝ネコの雑記帳」という単行本を出版した。最近は「続・昼寝ネコの雑記帳~創作短編集」を発刊しようと、密かに機会を窺っている。
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