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昼寝ネコの雑記帳

期日前投票に行ってきた

Maria Callas singt "Si, mi chiamano mimi" La Bohème (Puccini) -- Tullio Serafin
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 県知事、県議、市議の3枚の投票用紙を渡された。事前にサイトで各候補者について確認し、区役所に行った。投票日の明日は、何の用事が入るか分からないので、行ってきて良かったと思う。

 選挙なので、当選する人もいれば落選する人もいる。当事者の候補者の皆さんは、落ち着かない気持ちで一夜を過ごすのだろうと想像している。

 私ごときが懸念することではないと思うのだが、数年前に区役所に直接電話で問い合わせたことがある。開票集計は業者に委託しているそうだが、その人達には国籍条項があるのか、と質問したところ、ないという返事だった。正しく集計されることを願うものである。

 区役所までは、歩いて約10分程度だろうか。投票を終え、歩いていたら選挙カーが近づいてきた。最後のご挨拶だという。地元で生まれ、地元の小学校で学んだ、と連呼していた。どうやら新人候補のようで、必死なのだろう。政党は立憲民主党だった。

 明日の夜には大勢が判明するのだろうが、全国的な傾向はどうなるだろうか。個人的な予測に過ぎないが、全国的に見ると、野党の退潮が顕著になっているように思う。

 投票率がどのような結果になるか不明だが、昨年からの東アジア情勢の緊張の高まりで、多くの人達が不安と緊張を感じていると思う。どうやら、北朝鮮側では「人工衛星」の打ち上げ準備が整ったようだ。大陸間弾道ミサイルではなく、平和利用目的の人工衛星だと主張するようだが、トランプ政権はどのように対応するのだろうか。「人工衛星」という言い訳を受け入れるほど、甘くはないと思う。冷徹な軍事・外交が下す判断基準からすると、完全に許容範囲外のようだ。

 一部では金正恩氏の斬首計画が再浮上するという見方もある。あくまでも妄想の世界だが、暗殺された金正男氏の息子さんを担ぎ、政権転覆を公言する勢力が顕在化している。また、北朝鮮は昨年の凶作に伴う食糧事情の悪化が深刻で、世界食糧計画(WFP)によれば、人口の4割が栄養失調状態で、子どもに餓死者が出ているという。

 決して口に出すことは許されない国だと思うが、大多数の国民の不安や不満は極限値なのではないだろうか。つまり、スパイ映画風にシナリオを考えると、CIA工作員が水面下で北朝鮮の不満分子を組織化し、資金その他を提供しているのではないだろうか。韓国内でも、退役軍人組織など、親北路線まっしぐらの文在寅大統領に、不満を持つ勢力が公然と大統領に対する不満を表明している。

 最終的にはどのような手段によるか分からないものの、大きな変化が起きるのは時間の問題なのではないだろうか。

 最近は日本国内で、政治家の帰化歴を公表すべきだと主張する人達がいる。帰化し、通名を名乗っている政治家が、民団や朝鮮総連を介して、本国と連携した日本の政権転覆、あるいは実効支配計画を推進しているのではないか、という疑う人が多いようだ。

 つまり、朝鮮半島の非常事態は日本にとって、決して対岸の火事ではなく、なんらかの影響を被るのは明らかだろうと考えている。しかし、どのような影響があるかを想像しても、言い当てるのは決して容易ではないと思う。

 重要なのは、あれこれ予測して当たるか外れるかの結果を待つのではなく、日本社会の混乱を見越した個人的自衛策を、実行に移すことだと思う。これまでに、何度も何度も申し上げているように、食料品、飲料水を中心に、予備電源、医薬品などの備蓄をお勧めする。各家庭内での備蓄が実行に移されれば、自治体への負担も大幅に軽減されることになる。

 実に予断の許さない時代だが、確固たる意思を持ち続けたいものだ。

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# by hirune-neko | 2019-04-06 23:18 | 心の中のできごと | Comments(0)

比較的、高密度に過ごせた一日だった

Silvius Leopold Weiss - " Fantasie", guitar Asya Selyutina
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 防戦一方の不甲斐ない何日かを過ごしていたが、なんとか戦闘意欲と集中力が回復し、まあまあ満足できる一日だった。日課にしている、いくつかの課題も達成した。密かに決意した「断糖宣言」も効果が出始めており、血糖値も下がり始めている。ただ、どういう訳か血圧が低めなのが気になっている。でも、何年か前まではすぐに200を超えるほど血圧が高く、意識が薄れて救急車で運ばれたこともあるので、薬を服用せずに自然治癒で落ち着いたのは、嬉しいことだ。

 今日は、しばらくブランクになっていた「東アジア情勢レポート」の作成に着手した。韓国・北朝鮮・中国に関する公開情報を閲覧し、12ページ程度にまとめる構成だ。国際組織である、福祉団体の依頼を受けて作成している。私はどこの情報機関にも所属していないし、情報分析の専門的な訓練も受けていない。もっぱら、公開情報のみの収集を基本にしており、人的な関係を頼っての情報、即ちHumint情報(Human Intelligence)は皆無である。

 公開情報以上の深層部分は、あくまでも私個人の推測によるので、その点は申し訳なく思っている。

 基本的には、インターネット上のブログサイトをいくつも閲覧し、比較検討して選択している。政治ブログランキングの上位にリストアップされているブログは、どれも精査された情報なのでとても参考になっている。

 最も参考になっているのは、何度もご紹介しているブログ「徒然なるままに」である。ブログ主は、ちはやさんという名で、おそらくは女性だと思うのだが、閲覧すべきサイトを熟知しており、しかも広い視野としっかりした定見から選定されている。そのため、掲載されている記事のタイトルを閲覧するだけでも、国内から国外に至る範囲で、何が起きているかをかなり把握することができる。私のような目的で、情報収集している人間にとっては、とても重宝な情報源である。

 情報戦争やプロパガンダという言葉が、普通に使われる時代になっている。たとえ限られた時間であっても、個人としての政治意識を高め、洪水のように溢れかえる情報の中から、社会の動きの実態を洞察しようという努力は貴重だと思う。個人のそのような努力は、結果として国家の安全につながるという考えを、いつも持っている。

 選挙の投票日が迫っている。棄権せず、投票所に足を運ぼうという決意と努力は、とても大切なことだと思っている。

 改めて、情報工作活動を受けにくく、買収されにくい個人ブログからいくつかを選定し、定期的に訪問されることをお勧めする。もちろん、中にはランキング順位を意識しすぎていると感じるブログもある。しかし、純粋に真実を知ってほしいという理念によって、無償で情報発信されているブロガーの皆さんには、心から敬意を表したいと思う。

 改めて、推奨ブログをひとつだけ紹介させていただく。

■ブログ 徒然なるままに

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# by hirune-neko | 2019-04-06 01:14 | 心の中のできごと | Comments(0)

なんとか1週間ぶりにExcelが動いてくれた

"The Black Cockatoo flying alone..." by R. Charlton, performed by Stephanie Jones
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 冒頭のギタリストは、読者のcausalさんが教えてくれた。特長ある髪型だが、演奏は安心して聴ける熟練の技量を感じる。

 途中、製本屋さんまで往復したが、昼から午後10時までかけてExcOffice 365 Businessをインストールし、使用可能な状態にすることができた。やれやれである。まだ、保存時や設定にバージョンの違いによる不安はあるものの、最初起動時間がとても短くなったので、安堵している。テクニカルサポートは、夕方5時半を過ぎても24時間、メールフォームで受け付けている。果たしてどれぐらいの時間で回答があるか、まだ分からない。

 そんなこんなで、今日は歩けないで終わりそうだ。昨晩は今ぐらいの時間から歩きに出たのだが、今日はすっかり消耗してしまったため、歩く気力がない。足先の激痛が治まったのも理由のひとつだ。喉元過ぎればなんとやら、を地で行っている感じだ。

 
 さて、東アジアはいよいよ飽和点に徹してきているように感じる。

 最近、いろいろな本を読み・・・音声ファイルで聴くことが多いが・・・気になることが思い浮かんでいる。そのひとつは、国家や政党、人間同士の対立という事象とは別次元のことだ。

 世界中の宗教界において、真の宗教ではない団体は、内部からあるいは根底から崩壊する、という神学的見地からの懸念を感じている。真の宗教とは何か・・・という素朴な問いかけがある。しかし、究極的には、天地を創造した神が存在するか、あるいはしないのか、という最終的な結論がある。もし神が存在しなければ、どのような宗教が存在しようが、それは自由だろう。しかし神が存在するなら、異なる、あるいは相反する教えの宗教をすべて受け入れるとは考えられない。つまり、神の宗教か、悪魔の宗教のいずれかしかない、というのが私の個人的な考えである、

 実社会では、人間同士の論争と対立が満ち溢れている。しかし、目に見えない領域では、神学的な意味での終局が近づいていると感じている。

 日本国内では、保守でもリベラルでもどちらでもいいのだが、事象の表層だけを視野に入れ、非難の応酬をする人達が多いと感じる。批判精神があることはいいのだが、多分に感情的に同化し、論争と対立構造巻き込まれる人が増え続けることを懸念している。

 つまり、建設的、生産的な批判精神と、感情的な忌避感、嫌悪感の両者を鋭敏に見極める洞察力が必要なのではないかと、個人的に感じている。

 では一体、どのような要素が必要なのだろうか。

 個人の主張する理論や概念は、往々にして信奉する人達に同調することで固定化されてしまっている。受け入れられない考えの人の全人格、存在そのものを否定し拒絶してしまう傾向があると感じている。

 たとえ主義主張が異なっても、人格的な共有領域があるはずなのに、白黒のレッテルを貼ってしまう。政治家の間でも、それは同じではないだろうか。全てが同一ではないが、どちらかというと左派野党の議員の皆さんに、その傾向が顕著だと感じている。

 政治信条・思想・哲学が違っても、人間的な和を創出する度量と寛容さ、人格を持つ人達が増えれば、国の基も違ってくるように思う。

 その意味で、日本は少し不思議な国のように感じる。このたび元号が改まり、「令和」となった。ねずさんのひとりごと、というブログを読むと以下のように書かれていた。


【ねずさんのひとりごと より部分的転記
「新元号『令和』の根拠となった歌を読む」より

 新元号の「令和」の典拠は『万葉集』巻五、梅花の歌32首併せて序からなのだそうです。

 『万葉集』巻五、梅花の歌32首併せて序

 初春令月
 気淑風和
 梅披鏡前之粉
 蘭薫珮後之香

<読み下し>
 初春(はつはる)は   令(よ)き月(つき)にして
 気(き)は淑(よ)くて 風(かぜ)和(なご)み
 梅(うめ)披(ひら)く 鏡前(きょうぜん)の粉(こな)
 蘭(らん)薫(かほ)る 珮後(はいご)の香(か)

<解説>
 「令(れい)」は「りょう」とも読みますが、ひらたくいえば「令月」というのは「良い月」という意味になるのですが、ここでは意図して「良月」と書かずに「令月」と表現していますから、「令」に特別な思い入れがありそうです。

 「令」という字は、神々の意思のもとに傅(かしづ)く姿の会意象形文字です。ですからこの字には『神々の御意思として」という語感があります。
つまり2月(いまの3月)に花が開くのは、素晴らしい神々の御意思なのだ、というわけです。

 そして「令月」というのは、古くから「何をするにも良い月」とされてきたときにあたります。従って「初春令月」は、「何をするにもめでたい良い月に」といった意味になります。

 続く「気淑風和」の「気淑」の「気」は、運気とか大気とかで、それが「淑」と書かれています。「淑」という字は、しとやかとかおだやかという意味ですから、「気淑」は、気がおだやか、という意味になります。「風和」は、そのまま「風(かぜ)、和(やわら)ぐ」で、それまで冷たい冬の木枯らしだった風が、暖かな心地よい柔らかな風に変わったことを示します。従って「気淑風和」は、「気はおだやかで、風も和(なご)んでいる」といった意味になります。

 「令和」という元号は、この歌から「令(よし)」と「和(なごみ)」の二字をとった元号です。「令和」は、これからの日本の求める姿や方向を、「令」の字で御神意とする見事な元号だと思います。

オリジナル記事 ねずさんのひとりごと
「新元号『令和の根拠となった歌を読む」


 ねずさんから刺激を受け、日本の神話にも興味を持ってしまった。個人的には、旧約聖書に描かれている、アブラハム、イサク、ヤコブ(後にイスラエルと改名)、そしてイスラエルの十二支族の起源である、ヤコブの十二人の息子達が出て来る、創世記を何度も読んでいる。

 以前から、日本人・ユダヤ人同祖論、という考えに興味を持っている。旧約聖書と日本の神話、古事記などに目を通してみたら、どこかで通底する要素を見つけられるかもしれないと感じている。

 インターネット上の記事に目を通していると、東アジア諸国の中国、韓国、北朝鮮は極限状況のように感じてしまう。すべての詳細は読んでいないが、ブログ「徒然なるままに」から、気になる記事のタイトルだけを、以下にご紹介させていただく。

 繰り返しになるが、表層の対立構造にのみ感情的に振り回されず、事態を冷静に洞察し、とりあえずは今週の地方選挙には棄権せず、投票行動によって意思表示をしたいと思っている。同居している96際の義母を車椅子に乗せ、期日前投票に行ってこようと計画している。


【ブログ「徒然なるままに」から記事タイトル抜粋】
0015 日韓断交へ一直線 |余命三年時事日記
          2019/04/04 23:41

【瀬取り】韓国船籍タンカー、北朝鮮に4300トンの軽油を供給していた!! 追跡を逃れるため入出港書類を偽造 | 保守速報
          2019/04/04 18:50

韓国が強制労働だと主張している「徴用工」写真、「筑豊炭田の日本人」を昭和36年に撮影したものだと判明 | 保守速報
          2019/04/04 18:47

アメリカ、韓国に追い打ちキタ━━(゚∀゚)━━!!! 現代・起亜自が米で300万台リコール危機! トヨタを潰せー!と捏造やってたら 自分らが潰されそうにw | もえるあじあ(・∀・)
          2019/04/04 18:40

中国が知的財産権や強制技術移転などの問題への関与を認める  米中通商協議で進展も合意には至らず | News U.S.
          2019/04/04 18:33

日本政府があと3カ月で韓国を完全に見捨てるらしい! 6月28日が最終期限か! | News U.S.
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【新・悪韓論】“ナッツ姫パパ”失落で…文政権、次の標的はサムスンか マルクス主義政権の「対財閥階級闘争」終わらず - zakzak
          2019/04/04 17:51

【世界から孤立する韓国】北朝鮮船舶と「瀬取り」。韓国船舶が摘発される。【敵国かも?と思ってた人はシェア】 | 小坪しんやのHP~行橋市議会議員
          2019/04/04 17:48

■ブログ「徒然なるままに」http://mblg.tv/42411914/

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# by hirune-neko | 2019-04-05 00:19 | 心の中のできごと | Comments(0)

おかげでなんとか復調し、ほっとしている

Libertango -リベルタンゴ- |【『クレモナ』モダンタンゴ・ラボラトリ】
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 今日は午後10過ぎからだったが、5000歩を歩きに外出した。足先の激痛にすっかり観念し、昨日からウォーキングを再開したばかりなのだが、筋力は思ったほど落ちていなかった。速いテンポで歩幅も広く、順調に歩き続けることができた。後半はさすがに少しペースダウンしたが、痛みもすっかり治まり、やれやれである。

 Excel問題は、今日も解決せず明日に持ち越した。しかし、購入サポートの方に相談したら、月額900円で、パソコン5台と携帯デバイス5台まで、インストールできるプランが、最適ではないかと勧められた。それと、知らなかったのだがone driveという名のクラウドサービスも付いており、容量は1TBだそうだ。dropboxと同じような機能なのだろう。

 先週の金曜日から始まった悪戦苦闘だったが、なんとか着陸地点が見えてきたようだ。すでにインストールされているOffice製品を、アンインストールする必要があるとのことだったが、サポート時間ぎりぎりの時間だったため、夜になって手順を掲載したページのURLを送っていただいた。アンインストールには、かなりの数のファイルを削除する必要があることが分かった。初めての作業だったので、途中で意味が不明になってしまった。明日、電話でサポートしてもらう予定だ。

 途中で諦めず、放棄しないで追求し続けて良かったと思う。


 大阪池田市に、本格ネルドリップ珈琲専門店「Luke Cafe」があり、そこを拠点に、コンサート活動を続けている、池田クレモナ・モダンタンゴ五重奏団。店主兼音楽監督兼編曲家の梶さんが率い、ピアソラをメインに演奏活動をしている、ユニークなグループだ。冒頭で紹介した演奏グループである。

昨日だったか連絡があり、3月24日の夕方から東京・平和島のスタジオで公開レコーディングをするという。その日は午後3時半から、都心で月例ミーティングがあるが、その足でお邪魔してみようと思っている。

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# by hirune-neko | 2019-04-04 01:38 | 心の中のできごと | Comments(0)

今日もまた、なんでも書いてしまうが・・・

07 Astor Piazzolla Ave Maria.mpg
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 昨晩、布団に入ってほどなく、右足の指の付け根に激痛が走った。過去に何度も経験しているが、血行不良が原因だ。かなり狭い間隔で断続的に痛みが走る。このまま放置していると、足の切断コースまっしぐらであることは、重々承知している。
 すっかり観念し、日課になっていた5000歩の歩きを、今日から再開した。夜になり、痛みが出る間隔はかなり長くなり、痛みの程度も和らいできているが、あれこれ言い訳せず、毎日歩くことを実行したい。

 夕方、仕事場に戻ったら、毎日のように新規開業の産婦人科を、ネットで探している次男から声をかけられた。こんな書き込みがあるよ、と言いながら、概要を読んで聞かせてくれた。
 そのまま放置することができず、コメントを書き込もうとしたが、どうやらそのような機能はないようだった。

 そこで、ローマ字表記の姓名をFacebookで検索してみたら、同じ表記の方を二人見つけたので、本人かどうかは分からないまま、以下の内容のメッセージを両方に送信した。


【投稿者の方に送ったメッセージ】
 突然のメッセージで失礼します。

 インターネット上の書き込みを読み、コンタクトさせていただきたいと思いました。ローマ字表記のお名前を二人見つけましたので、両方にお送りさせていただきます。もし、ご本人でなければ削除なさってください。

 私は、赤ちゃんの名入り絵本の文章を書いています、昼寝ネコと申します。お子さんが天使になってしまった方のために、天使版の文章も用意しています。以下に、その天使版を受け散られたお母さんのブログをご紹介しますので、お読みになってください。もし、天使になってしまわれたお子さんとの思い出に、この絵本を希望される場合は、プレゼントさせていただきますので、ご遠慮なく私宛にご連絡ください。

ご紹介するブログ

 突然の不躾なメッセージをお許しください。これまでに、5万3千人以上の赤ちゃんに、この名入り絵本「大切なわが子へ」をお届けしていますが、待ち望んでいらっしゃったお子さんが、天使になってしまわれた、とくにお母さまの心の痛みを、私自身も感じています。どうぞ、ご遠慮なく。


 以上が私からお送りしたメッセージである。一面識もない相手だが、送らずにいられなかった。そして、少々長い投稿文だが、以下にこの方が投稿されていた文章をご紹介する。


【投稿者の投稿文(原文のまま)】
 初めての出産は稽留流産でした。クリニックの先生に「直ぐに出てくるし手術はリスクがあるから自然流産が良い」と言われましたが、中々出てこなく、結局5週間も死んだ赤ちゃんを自分のお腹に抱えていることになりました。それもうなんとも言えない人生最悪の5週間でした。

 はじめに陣痛を促進する薬があるかと聞いたところ先生から「日本ではそういう薬は出さない」と言われたのですが、後日「同じようなことを経験した東京の友達が薬をもらったようだ」と言ったら、なんと出してくれたのです。嘘をつかれました。

 薬を飲み始めると子宮が締め付けられるような痛みが続き、もうそろそろ出てくるかと再診。診察室で横になっていたらいきなり中にワイヤーみたいな物を入れられました。これは何かと聞いたら、人口流産手術の準備をしているということと言われました。本人の確認や事前説明、インフォームドコンセントも無いままで、いきなりの手術はありえません。怖くなりその場で拒否しました。

 数日後の昼間、急に今までに経験したことのない激しい陣痛が来て再度クリニックに直行。直ぐに診てくれるかと思いきや、スタッフに冷たく「順番で診ますんで、お待ちください」とあしらわれました。

 何度もトイレにいって吐きました。激しい痛みが延々と続きスタッフの人に「この痛みなんとかできませんか?」と何度も訪ねても答えは「混んでいるんで、順番を待ってください」と待つこと1時間。

 大声を出して周りの人と赤ちゃんを驚かせないようにと必死に我慢しましたがもう限界。結局、私は大勢の人が見ている待合室で、死んだ赤ちゃんを下着の中に産み落とすことになりました。それは人の形もしていないただの肉の塊でしたが私にとっては初めての赤ちゃんでした。

 クリニックでの経験はそれ以来ずっとトラウマになり未だカウンセリングを受けています。クリニックの近くを通るだけであの時の記憶よみがえりお腹が痛くなり涙が出てきます。

 「当院では、心に残る“いいお産”ができるようにサポートします。そして妊娠・分娩だけでなく、女性のトータル・ヘルスケアにお応えします」

 とありますが。私は心に残る ”最悪の流産” を経験しました。結局クリニックにとって流産はお産であってお産で無いのでしょうか。流産の経験はいつまでも心にしっかりと残り、次への妊娠にも大きく影響します。「今回ダメでした、また妊娠すれはいいでしょう」と医者はいうかもしれませんが、そんな簡単なことではありません。色々な不安や精神的な問題があるのです。

 あまり話題にはなりませんが流産を経験する女性は世の中に大勢います。私のような経験は絶対あってはなりません。流産を経験する女性のケアがもっと充実してくれることを願います。



 相手を特定できず、連絡先も分からないので、果たしてこのお母さんに届くかどうかは分からない。しかし、私にできることはここまでである。

 ピアソラの作曲したアヴェ・マリアには、実に多くの演奏がある。この歌手の絶叫に近い歌声を聴いていると、この投稿者のお母さんの悲痛な心の叫びと重なっているように聞こえる。

 人生には、思わぬ災厄がつきものである。しかし、今の重荷と苦痛から解放され、平安な気持ちを取り戻していただきたいと、心から願っている。

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# by hirune-neko | 2019-04-02 22:39 | 心の中のできごと | Comments(0)



妄想から始まり、脳内人格を与えられた不思議な存在

by hirune-neko
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昼寝ネコのプロフィール
・1951年
 小さいころ、雨ざらしで目ヤニだらけの捨てネコを拾ってきては、親から小言をいわれる。小学校低学年の音楽と図工は通信簿が「2」。中学からバスケを始めるも、高校2年で部活を止め、ジャズ喫茶通いが日課となる。授業が退屈でがまんできず、短編小説を書いては授業中のクラスで強制的に回覧させ、同級生の晩学を妨げることしばしば。早く卒業してほしいと、とくに物理の先生が嘆いていたようだ。ビル・エバンス、チャーリー・パーカー、ジョン・コルトレーンに心酔。受験勉強をすっかり怠り、頭の中は浸水状態。

・1969年 
 中央大学経済学部入学
 まぐれで合格するも、東大安田闘争・70年安保闘争などの影響で神田界隈はマヒ状態。連日機動隊がやってきて大学はロックアウト・封鎖の繰り返し。すっかり希望を失い、大いなる時間の浪費が始まる。記憶に残っているのは、ジャズを聴いたこと、大学ノートに何やら書きなぐったこと、ぼーっと考えごとをすること。数限りなく、雑多なアルバイトをやったこと。一応は無難にこなした・・・はずだ。いろいろ本を買いあさったが「積ん読状態」で、ただ、アルベール・カミュの作品には衝撃を受ける。それと、寮生活だったので、嫌いだった納豆を食べられるようになったのは、収穫だった。

・1974年 
 同大学卒業
 1年留年し、5年かけてなんとか卒業。理由は単位を落としたからだが、結局5年間の学生生活で授業に出席したのは、おそらく数十日ではなかったろうか。毎回レポート試験で単位をいただいたが、ほとんどは寮生仲間に「餃子ライス」を報酬に、作成を代行してもらった。今さら卒業証書を返還せよといわれても、もう時効だろう。白門同窓生の恥部であることは、重々自覚している。
     
・2006年 
 現在に至る
 プロポーズしたら1週間待ってくれという。そんなに待てないといったら、翌日ハート型のケーキを焼いて待っていてくれた。世の中には奇特な女性がいるものだ。おまけに4人も子どもを産み育ててくれて・・・育児放棄の夫に寛大な女性で・・・おまけに子どもたちは・・・三人の息子と息子のような娘が一人なのだが・・・父親を反面教師として、なんとか実社会に順応している。大したものだ。わが家には、「親の七光り」など存在せず、「子の七光り」で恩恵をいただいているようなものだ。

・2010年 宇宙の旅
 人生も、それなりに辛抱して生きていれば、悪いことばかりではないなと思っている。2010年には、どこで何をしていることやら。宇宙のチリになっているのか、地中に埋もれているのか、はたまた相変わらず時間を見つけては昼寝三昧なのか、こればかりは全く予測がつかない。

・現在
 このブログを始めた頃、2010年なんてずっと未来の存在だった。でも、気がついてみたら2010年はすでに過去のできごとになってしまった。2013年になり、もうじき2014年になろうとしているこの時期に、改めてブログに書き残された何編もの雑文が、自分の心の軌跡という遺産になっていることを感じている。6年前に「昼寝ネコの雑記帳」という単行本を出版した。最近は「続・昼寝ネコの雑記帳~創作短編集」を発刊しようと、密かに機会を窺っている。
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