昼寝ネコの雑記帳

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今日、やっとギターが戻って来た


Paco de Lucia 2012

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やっと戻って来たのはフラメンコギターだった


今日、待望のギターが戻って来た。

富山に住む三男家族が夏休みで遊びに来た。
かなり以前、ギターを持っていっていいか、
といわれたので、二つ返事でいいよと応えた
あれから何年経ったのか、皆目思い出せない。

ここ数ヶ月、ボサノヴァの弾き語りに
挑戦しようという思いが消えなかった。
なのでまず、楽譜を購入して選曲した。
で、ギターをどうしようかと考えていたのだが
ちょうど三男から電話があったので、事情を話した。
するとあまり弾いていないというので、
戻してもらうことになっていた。
忘れずに持って来てくれたので、嬉しかった。

夜になって、ギターケースを開けて手に取ってみた。
ああ、フラメンコギターだったんだ、と思い出した。
30年ほど前になるが、当時はどういう訳か
パコ・デ・ルシアの演奏にすっかり魅せられてしまい、
それでフラメンコギターを購入したのを思い出した。

高田馬場か大久保か場所はすっかり忘れたが、
手製のギターがずらっと並んだマンションの
一室に案内された。案内してくれたのが誰だったか
どうしても思い出せない。

最初に手渡されたギターを少し弾いてみたが、
高音部になると音が狂っていたので、それを指摘すると
さっと引き取り、別のを持って来てくれた。
何本のギターを試したか全然覚えていないのだが、
とにかく購入したのは、フラメンコギターだった。

製作家の名前なんて、知識もなかったし、
気にもしていなかったのだが、改めてギターの
内部を覗き込み、ラベルを見てみた。

Hiroshi Tamuraと書かれている。
1982年の製作のようだ。
たむら・ひろし、漢字ではどう書くのだろうか。
インターネットで調べたら、「田村 廣」という
方だということが判明した。

どうやら、フラメンコギターの製作家として
世界的に評価が高い方のようだ。
フラメンコ・ファンの方からは笑われるだろうが、
全く知らなかった。

ギターのコンディションは、悪くはなさそうだ。
指がどれぐらい演奏の記憶を留めているだろうか。
右手の指はある程度動きそうなのだが、
左手の指が、全く抑えが利かず、改めて
長いブランクを実感した。

やれやれ、この調子だと実用レベルにまで
戻すのは至難の業だと思う。
永年、独学・我流で弾いていたので、この際
基本から学びにギター教室に行こうかなと、
そう考えて数週間前、歩いて数分の所にある
ギター教室を訪ねてみた。

さて、果たして人前でちゃんと弾き語りが
できるようになるだろうか。それと、
ちゃんとポルトガル語で暗譜できるだろうか。

でもこれで、晩年に将棋に加えて
真剣に取り組む趣味がひとつ増えたので
それはそれで、よしとしようと思う。

それにしても、パコ・デ・ルシアもいつの間にか
高齢者になったものだ。
自分の顔は毎日見ているので、あまり老けたとは
実感していないのだが、数十年ぶりに見ると
パコ・デ・ルシアの落差に、少々愕然としている。
やはり、時間は確実に流れているものなのだ。


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by hirune-neko | 2014-07-29 23:37 | 音楽・映画・本の世界 | Comments(0)

メールアドレスから推測できること


Astor Piazzolla - Tristeza de un doble "A"



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メールアドレスでも、かなりのことが推測できるものだ。


数ヶ月前に知り合ったアメリカ人男性がいる。

あるとき、何人かで会話している最中に、
彼がひと言、意見を述べた。
「人生は簡単ではないんですね」
流ちょうな日本語だった。
そのひと言に、私は彼の仕事上の苦労を感じた。

定期的に連絡を取り合うことになったため、
メールアドレスを交換した。
アドレスを見ると、どうやら会社のドメインのようだ。
あくまでも個人的な趣味の関係なので、
どんな仕事をしているかなど、関係はない。
でも、これから個人的な接触をすることになるので
少しでも理解しておきたいと思った。

googleで検索すると、すぐに特定することができた。
住所からストリートビューで、どんな建物かも分かる。
私は自分自身でサイトを作り、いろいろな機能を
付加するので、相手のサイトを一通り閲覧すれば、
経営基盤、営業の勢い、事業規模などが
ある程度は推測できるようになっている。

サイトを閲覧したところ、彼はその会社の
創業者であり代表者でもあった。

閲覧した結果、会社の業績が
あまり思わしくないようだと判断するに至った。
思慮深くシャープであり、頭脳も明晰な人物だ。
言葉遣いに説得力があり、緻密さも兼ね備えている。
かなり仕事もできそうな、能力の高さを感じさせる。

どんなにいい商品でも、あるいはシステムでも、
世の中に広く認知され、評価されるまでには
長い年月を要することはよくあることだ。
私の知り得ない業界なので、何も力にはなれないが、
なんとか追い風が吹いてほしいなと願っている。

日本がバブル崩壊と呼ばれる局面になったのは
何年前だっただろうか。
まだ世の中で一般には誰も話題にしていなかった、
その1年ほど前、親しかった都市銀行の支店長から
「もうじき日本が大変な経済状態になるから、
今のうちに資産を売却して、できるだけ
債務を圧縮した方がいい」と助言を受けた。
そして支店長自ら、誰でも知っている量販店の
社長に会って不動産の購入を勧め、次いで
誰でも知っている自動車メーカーの社長にも
会ってくれた。

その頃はまだ、市井の一般人は
バブルに浮かれていたのかも知れないが
有名企業の経営者ともなると、とうに状況を
把握していたに違いない。
支店長の努力はことごとく空振りに終わった。

そこから私自身の苦難の時期が始まった。
まだ完全に終結してはいないが、とにかく
散々痛めつけられたので、すっかり
痛みに対する感覚が麻痺し、打たれ強くもなり、
居直りの性質を後天的に身につけた。

なので、人の苦労に対してはとても
敏感になったように思う。
人の痛みが、比較的見抜けるようになったと思う。
もし、何の苦労も経験せずバブル前の楽な環境で
ぬくぬくと過ごしてきていたら、
人のふとした表情や選ぶ言葉を、
ことごとく見過ごしてしまう人間になって
しまっていただろうなと思う。

人並み程度の苦労に過ぎないのだろうけれど、
とてもいい経験だったなと、
ようやく振り返ることができる心境になったようだ。



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by hirune-neko | 2014-07-29 00:13 | 心の中のできごと | Comments(0)

戦時国際法の存在を知らなかった


Arthur Nestrovski - Eu Sei Que Vou Te Amar



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うかつにも、戦時国際法の存在を知らなかった。

この曲のタイトルは、Eu sei que vou te Amar 。
メロディーは大体覚えたのだが、なんといっても
これまでポルトガル語の歌詞を暗譜したことがないので
単語を見ても、どう発音するのかまだまだつかめない。
果たしていつになったら、人前で歌えるように
なるのだろうか。

そう。人前で歌おうと固く心に決めている。
ギターでのボサノヴァ弾き語りなんて、
生まれて初めての経験なのだが、
私の歌を聴いてみたいと、熱烈にリクエストして
くれている女性が、なんとたった1名現れた。
私には1名存在するだけで、十分な動機になる。

この曲を歌っているアーティストの数を調べて
びっくりした。iTunes storeで検索すると、
延々と出てきてしまい、120人ぐらいまでを
視聴したのだが、そこで根負けして止めてしまった。

数百種類の異なる演奏の中から、一人を選んで
真似るところから始めてみようと考えている。
ボサノヴァ風、バラード風、カリプソ風など
実に様々で、完全にぴったりくるヴォーカリストとは
まだ出会っていない。
すっかり高齢者になってしまった、
アントニオ・カルロス・ジョビンが、ボソボソと歌う
あの雰囲気なら、なんとか努力目標になるだろうか。

久しぶりに「余命3年時事日記」の一部を読んでみた。
一般市民目線で読んでの話だが、在韓米軍が
どうやら縮小・撤退の方向は決定的なようだ。
国際法上の位置づけなど、専門的な問題はともかく、
韓国内が軍事的に手薄になる機に乗じて北朝鮮が行動を起こし
もし、休戦協定中の朝鮮戦争が再開したらどうなるのか。

仮に北朝鮮が韓国に侵攻するか、あるいはその逆の事態が
発生した時、日本、米国、中国はどのように対応するのか。
集団的自衛権の適応問題も絡むようだが、一番の関心事は
日本に住む、北朝鮮および韓国に国籍を持つ人たちが
どのような立場になるのかについてだ。

恥ずかしながら、戦時国際法なるものをまったく知らなかった。
もちろん平時と同じ法体系で管理する訳にはいかないだろう。
戦争当事国の国民が、日本国内に並存することになるが、
平時には何か事件があったとしても、警察が逮捕し、
起訴・裁判という流れになるはずだ。

しかしどうやら、朝鮮戦争が再開したら自動的に、
戦時国際法が適用され、戦争当事国の国籍を有する
人たちが、テロや内乱とみなされる行動を起こした場合、
それはもう警察の範疇ではなく、自衛隊の出動となるらしい。

第二次世界大戦時に、米国在住の日本人が収容所に
強制隔離されたが、戦時国際法の規定では、事前に
当事国への強制送還あるいは強制収容となるらしい。
一度しか読んでいないので、正確ではないかもしれないし、
ブログ主もわざとぼかして書いている部分もあるため、
他の文献も当たってみないと、確定的なことはいえない。

ここ数年のインターネット普及速度にはすさまじいものがある。
このFacebookもTwitterも、情報統制をしている国の国民への
米国機関による非常に効果的なプロパガンダ手段になっているようだ。

あくまでも一般市民目線ではあるが、朝鮮戦争が再開すれば、
その戦争は日本人にとって、もはや対岸の火事では済まなくなると思う。
確度の高い情報源を確保せず、相変わらず、あらぬ方向を向いている
大手新聞社やテレビ局の報道だけを情報源とし続けるならば、
思わぬ事態を引き受けるようになりかねないと懸念している。
子どもたちの家族や友人たち、そして全国の野良ネコたちの
安全のためにも、一般市民ながらできるだけ情報を収集し、
少しでも不測の事態に備えてもらえるよう、努めたいと思う。
老兵には老兵なりの役割があるものだ。

その点、日曜日の夜半に、好きな音楽をぼんやりと聴きながら、
こうして思い浮かぶままに文章を書くことができて、
なんて平和な一時なのだろうと思っている。

Eu sei que vou te Amarを、ヴォーカルではなく、
ギター独奏のを見つけた。
Arthur Nestrovskiという名前は初めて聞いたが、
ギター独奏のボサノヴァで、こんな風に控え目な演奏は
なかなか珍しいのではないだろうか。



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by hirune-neko | 2014-07-27 23:12 | Comments(0)

ぐうたらネコの言い訳的自己弁護だ



Astor Piazzolla plays Piazzolla Bandoneon Concerto II.-Moderato



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言い訳的に自己弁護しているように聞こえるかもしれない。

少し前、「タイム・マネージメント」に興味を持ったので
amazon.comで検索し、たまたま同名の電子書籍を見つけたので
すぐに購入した。

昔は、本を買っても積んだままで、一向に読まないことを
「積ん読」とうまい表現をしたものだ。
私のiPadにダウンロードされている電子書籍は、
まだ100冊に到達していない。

参考まで、amazon.comにアカウントを開くと
My Kindleという無料のクラウドサービスが
利用できる。5GBの容量なので、購入した
電子書籍だけでなく、必要なPDF版資料などを
自分のパソコンからアップロードできる。

そのときは勿論、非常に興味を持ち、かつ必要性を
感じるからこそ本を購入するのだが、読むためには
それなりのまとまった時間を要するので、
読めないまま、また次の電子書籍を購入することの
繰り返しが続いている。

なので、iPadには、まだ読まれていない電子書籍が
たくさん保存されたままだ。
電子書籍なので積んでいる訳ではない。
この場合は「積ん読」といわず、なんと表現するのだろう。

「タイム・マネジメント」に興味を持った理由は、
ひと言でいうと、処理案件が次々と積み残されてしまい
どうにも身動きが取れなくなったからだ。
処理能力を上回るペースで新規案件が増え続けている。
決して平穏な心理状態ではいられない。

単純化して考えると、新規案件の発生量を制限するか、
あるいは処理スピードを上げるしか思い浮かばない。
選択の余地などなく、明らかに後者の方法しかない。

さて、処理スピードを上げるには、どうすればいいか。
睡眠時間を削るのは、長期的に見て不健康だ。
(あっ、でも昼寝時間はもっと短くできるだろうと思う)
集中力と持続力を維持し、効率性を高めるしかないだろう。

そこで、24時間の時間配分や、時間コントロールの
手法など、そのセオリーを学ぼうと考えた。

しかしだが待てよ。
「タイム・マネジメント」というのは、いかにも
アメリカ的発想であり、日本でその考えを普及している
代表的会社も、本社がアメリカだと、改めて気づいた。

つまり、アメリカ人的発想、価値観、成功館、人生観が
ベースになって考えられたセオリーだ。
実は永年すっと、アメリカ的な発想には
違和感を持ち続けていたことを思い出した。
さまざまな具体的な要素をすべてテーブルの上に並べ、
どのように組み合わせて組み立てたら、最も効率的で
成功への指針となるか。単純化したらそういう発想だろう。
先入観、偏見も混じっているかもしれないが。

逆の視点から見るならば、テーブルの上に並べられない、
いわゆる「目に見えない要素」には、価値を見出さないのか。
平均的アメリカ人にそんな質問をするなら、おそらくは
驚きと呆れが混じった表情をされるだろう。

売上の増大、それに伴う収入の増大。
したがって邸宅の大きさ、車の台数、仕立てのいい洋服の数。
これはもうギャツビーの世界であって、私の尺度ではない。
もちろん中には、慈善事業に協力的な成功者も多いだろう。
しかし、意地悪な見方をすれば、寄付は所得控除の対象になり
税金で持って行かれるぐらいなら、どこかに寄付して
感謝され、その名声が仕事にもメリットをもたらせばいい、と
非常に合理的な計算から出た行為のケースも少なくないと思う。

「目に見えなくても価値があるものなんて、存在するのか?」
おそらく、8割以上かもっと多くのアメリカ人は、
そのような疑問を抱くような気がする。

「実は、目に見えないものにこそ本当の価値がある」。
別にサン=テグジュペリの作品から引用するのではなく、
思春期から半世紀をかけて到達した、私なりの結論だ。

「目に見えない」領域から、自分なりに「新たな価値体系」を
創出し、それを普遍化する、としか表現できないが、
その葛藤や試行錯誤たるや、すでに膨大な時間と努力を
費やしている。そう簡単に結論を導き出せるものではない。

なので、なんでも合理的・機能的・実務的に自分の時間を
管理できるものではないだろう、と思っている。

しかし、謙虚になって、改めてそういう視点から
せっかく購入した「タイム・マネージメント」に関する
電子書籍を読んでみたら、きっと何か得るものがあるだろう。
そう思っている。

先日も記事化したように、情報過多の渦中に敢えて
身を投じるのだから、やはりどうしても何種類かの
IT技術を身につけて、大量の情報を収集し、分析し、
まとめあげなければ、命を吹き込むことはできないだろう。

改めて、面倒で困難な道を選択したものだとため息が出る。
でも、どう考えても「アホな感性」を持っていないと
新しい仕組みを創出するのはなかなか困難なので、
ここまで来たら、引き返さずに全うしようと、
私なりに改めて静かに決意している。

それにしても、「積ん読」に代わる適語が
どうしても思い浮かばない。



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by hirune-neko | 2014-07-23 15:56 | 創作への道 | Comments(0)

なんでオイラのFacebookに不正アクセスすんの?


3 tangos para bandoneón Astor Piazzolla & Lalo Schifrin


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オイラのFacebookに不正アクセスがあったんだってさ。


昨日、昼寝ネコのFacebookアカウントに
不正なログインがあったらしい。
OSがWindowsなので、明らかに身に覚えがない。
ついでに、ログインした相手のIPアドレスも
知らせてきたため、逆探知したら
サーバーはSoftbankでエリアは東京だそうだ。
ついでにいうと、ブラウザはChromeだとのこと。

誰がなんの目的でなのか、知る由もない。
私にテロリストの嫌疑がかけられたのだろうか。
他国の秘密情報部員だと疑われたのだろうか。
はたまた、私が実は人間ではなく、本当に
ネコだと気づいた誰かが探りを入れているのかな?
それとも単なるイタズラなの?

まあ、別にやましいことは何もないので
一向に構わない。
秘密だって・・・あ、最近はあるなあ。
コンビニはセブンイレブン一辺倒なのだが、
脳内麻薬といわれるスイーツがなかなか
よく研究されていて、新製品が出る度に
すっかり虜になってしまっている。

しかし、以前のように無防備にパッケージを
足許のくずかごに捨ててしまうと、家人に
バレバレで、酷くお叱りを受ける。なので最近は、
丁寧にティッシュペーパーで三重に包み、
痕跡を無くして捨てている。すっかり知能犯だ。
(お願いだから、チクらないでいただきたい。)

でもまあ、そんなことが不正ログインの
動機になるはずがない。
ん〜、考える必要もないのだが、ちょっと思い当たる。

過去に数回「余命3年時事日記」というブログを、
畏敬の念とともに紹介したことがある。
その後、毎日そのキーワードで検索し、来訪される方が
途切れることがない。

googleで「余命3年時事日記」と検索すると
対象件数がなんと164,000件で、昼寝ネコの雑記帳は
上位10〜12番目ぐらいに表示される。
ネットの世界では、「余命3年時事日記」を閲覧する人が
加速度的に増えているようだ。

なのでもしかして、それを不都合と考えている人あるいは
団体が、どのように拡散され、誰がどのように扱っているか
調べているのではないかと思ったりもしている。

もしそうだとすると、せっかく頑張ってパスワードを探知し
ログインされたのだから、その労をねぎらう意味で、
私の本当の姿と、インポッシブルなミッションを
ここで極秘裏にこっそりと教えてあげようと思う。

1:生まれは本当に正真正銘、紀元前約1,000年頃である。
2:出生地は古代イスラエルの、サレムの地。
  すなわち今のエルサレムに、昼寝ネコ一族の
  直系子孫として生まれる。
3:代々のイスラエルの高官に仕えたのだが、
  あまりにもはっきり直言するため、島流しとなる。
  なおかつ、一生涯死ねない身体に変えられてしまい、
  ずっと罪悪感に苛まれ続けるよう、残酷な罰を受けた。
4:でその後、中国大陸を横断し、今の韓国経由で
  当時の大和の国・日本に渡ってきて棲みついた。
5:以降、政治の世界にはすっかり嫌気が差し
  ダラダラと昼寝を生き甲斐に生きたのだが
  江戸時代になって、将棋所の家で飼われるようになり
  俄然、将棋に興味をもつようになる。
6:以来数百年、難解な将棋定跡を学び続けたため、
  棋力は人間のレベルを遥かに超えている。
  羽生ちゃん?まともに対戦したら、こっちが
  飛香落ちでも勝てる自信があるよ、ホント。
7:数十年ほど前、パリで昼寝ネコ世界会議が組織される。
  議長秘書に、ドゥーヴィルに住む姪ネコの
  クレモンティーヌが選任され、それを機会に
  オイラが日本でぐ〜たらな生活をしていることが
  露呈してしまう。
8:議長曰く、何千年も無駄飯を食ってきたのだから、
  これからは、日本と日本人と、それと日本に住む
  ネコたちの安全のために、身を粉にして働けと
  いうことになってしまった。
9:無視していると、クレモンティーヌが突然、
  人間の姿になって現れ、「おじさん、何してんの?」
  と、叱咤激励しに来る。なので今ではすっかり
  ネコネットで指令情報を得るのだが、同時に
  しっかりと監視されるようになってもいる。

これがおいらの真実の姿なんだよね。
せっかく苦労して、パスワードを特定し、ログインしたのは
本当にご苦労さんでした。
おいらは別に、ブログ記事の内容を書き換えられたり、
突然コミュニスト論調でマルクスやレーニンを讃美する
記事をアップされたりしても、面倒だから別にいいんだけど
姪ネコのクレモンティーヌがいうには、議長がさらに
厳しく監視して、ちゃんと付託に応えるように
環境を整えよ、と命じたらしいんだよ。

なのでもうすでに、オイラのFacebookには、
MITとDGSEとモサドとNSAが共同開発した
特殊パスワード生体認識プログラムとかいう、
・・・オイラの知能では皆目意味不明なんだけどさ、
定期的にパスワードが自動的に非アルゴリズム変換
されるシステム、とやらがが設定されたんだって。

なのでこれからはもう、不正ログインは徒労に終わるから
もし何か訊きたいことがあったら、遠慮しないで
正々堂々と質問してきてね。優しく接してあげるから。
セブンイレブンでは、今どのスィーツがお薦めか、
なんていう極秘情報も、内緒で教えてあげるからね。

とまあ、そんな訳で、今日はオイラの素性を
すっかり公開してしまったことになる。
公開しても、ちっとも後悔してはいないよ。
いつの時代も、これからも、ずっと人畜無害の
存在でいようと思っているから。

だって、3,000年も生きていると、執着心は失せるし、
功名心も私利私欲も、なんにも無いんだもの。
ただ、クレモンティーヌが怖いだけなんだよ、実は。



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by hirune-neko | 2014-07-21 20:05 | 現実的なお話し | Comments(0)

ぼんやりした長い昏睡状態


DESPERTAR - Astor Piazzolla



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ぼんやりした、長い昏睡状態から醒めたような感覚だ。


記憶喪失から戻ったときって、どんな感じなのだろう。
意識の無かった期間が1日の時もあれば、
もしかしたら数年ということもあるかもしれない。

今年に入って徐々に処理案件が増えてしまい、
ついに処理能力を上回ってしまった。
積み残しがどんどん累積し、あちこちに
迷惑をかけたまま、まだ追いついていない。
しかし、後天的に身につけた居直り精神を発揮し、
なんとか踏みとどまっている。

改めて客観的に振り返ってみると、原因に思い当たる。
少々現実的な説明になってしまうが、正月に三男から
医学生向けのSNSサイトを作りたいという相談があった。
電子書籍の閲覧、もしくはセキュリティ設定をした
ダウンロード配布が構想の中にあった。

さらには、サイト上で過去の試験問題をデータベース化し、
検索できる機能が期待された。
デスクトップ上で動かしているソフトでは、そのまま
サーバーで動かすことができないことが判明した。

そうこうするうちに、外注によるSEO対策を始めた。
外注先からの助言により、これまでにかなりの
無料検索サイトに自社紹介内容を登録した。

アクセス解析の結果、せっかく作った携帯サイトへの
アクセスがほぼゼロで、スマートフォンからの
アクセスが6〜7割になっていることを報告された。
つまり、従来の「2カラム」レイアウトではなく、
「1カラム」に変更しなければならない。
さらに、スマートフォン用に自動的に適正な
レイアウトに変更する機能を付加する必要があり、
約1か月前に新しい専用ソフトがリリースされたので
これから実用レベルまで独習しなければならない。

新規開業の産婦人科クリニックへの営業手法も
非効率だった従来の手法を変更することにした。
開業前の準備でおそろしく多忙な院長先生に
どのようにアクセスできるだろうか。
連絡先などどこにも書かれていない。
ちょうどその頃、アメリカで主流になっているらしい
「ダイレクトレスポンス・マーケティング」という
コンタクト方法を知ったので、独学を重ねている。
最近では「マグネチック方式」だそうだ。

試験稼働を始めたばかりだが、最初のコンタクト先の、
10月に札幌で開業する先生には、なんとか無事に
パイプがつながり、期待を持っている。

それと、永年の構想だった「ファミリー・インテリジェンス」を
いよいよ形あるものとして公開することにしたので、
サイトに作り込むのもかなりの時間を要した。
継続的なコンテンツ作成のためには、
複数の協力団体・個人が必要なので、公開はまだ先だ。

既に習得している技術だけでできる作業ならば、
かける時間に比例して仕事をこなすことができる。
しかし、新規技術でなかなか入り口が見えない場合は、
どうしても空回りし、空白の時間が長くなる。
それと、複数の新しい外国語を同時並行して学ぶように
意味不明の横文字とも格闘しなければならない。

脳内がオーバーヒートするのも当たり前だと思う。
治療院の勧めに従って、就寝時には後頭部と眼を
アイシングするようにした。
ウォーキングする気力も失せてしまい、そうなると
足先のしびれが徐々に、不快に拡がってしまう。

今年に入って、知人が何人か脳梗塞で倒れた。
脳内に疲労感や違和感が拡がるときは、
たからどうしても不安を感じてしまう。

そんな数ヶ月が、ようやく過ぎ去ろうとしている。
昼間でも陽の射さない、深い暗い森の奥で道に迷い、
不安と諦めと希望が交錯する数ヶ月だった。

もうしばらく時間はかかるだろうが、
下積みのこの苦労を厭わずに前進していれば、
やがては森の出口に到達し、燦々と陽の輝く
広大な地平線を目にすることができるだろう。
今までもそうだったように、これからもそうだろう。

「老人も曠野を目指す」時代なのではないだろうか。
本当は自分のことを、老人だなんてまったく
思っていないのだが、周りの空気を読むことにする。



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by hirune-neko | 2014-07-18 14:37 | 現実的なお話し | Comments(0)

絶対に言い返せないトドメのひと言


Astor Piazzolla - El infierno tan temido



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絶対に言い返せない、こんな表現もあるものなんだ


家内工業みたいな仕事場なので、
家内と次男そして私の三人で仕事をするときは
周りに第三者がいたら、決して表現しないような
言葉が飛び交うことがある。

次男は早い日には、朝6時前に出社し、
パソコンでDTP処理をしたり、プリンターで印刷する。
とくに週明けは、週末からの溜まった注文を
処理しなければならないので、どうしても早い。

主にQuarkXpressとPhotoshopを駆使するが、
1冊ずつ異なる人名を入力して製作するので
間違いが発生しないよう、ピリピリしながら
コンピュータに向かっている。

家内は家内で時間に追われることが多いため、
自分の都合で、次男に校正の読み合わせを
手伝うよう、何度も声をかける。
昼食も摂らず、時間内に作業を終わらせたい次男は
ついつい「うるせえ」とか言ってしまうことがある。

そんなときは、家内だって負けていない。
次男が決して反論できないような
トドメのひと言を言って黙らせる。
さて、なんと言っただろうか。
以下の三択問題で考えてみてほしい。

1:なにさ、あんたなんて若造のくせに
2:ご飯、作ってあげないから
3:お母さんにそんな口を利いていいと思ってんの?

さあ、どれだろうか。
実はどれも不正解なのだ。その程度のことを
言われても、次男は無視して黙々と自分の仕事を
続けるだろうと思う。

正解は、大変に意外性のあるひと言だった。

「あんたなんか、3歳までお母さんの
おっぱい飲んでたんだよ」

横で聞いていた私は、思わず大声で笑ってしまった。
で、いつかブログで紹介してやろうと思っていた。

このセリフは、母親から息子にしか使うことができないし、
息子としたら、そんなことは憶えている訳がない。
反論しようにもどうしようもない。

かくして、強い女性が仕切る平安な職場は、
今日も一日、平穏無事に終業時間を迎えたのだった。

ハハハ、とうとうバラしてしまった。
私だって家内からは、結構言われまくっている。
なのですぐに「ICレコーダを用意しろ」と、
次男に命じるが、そんなものあるはずもない。

家族だけの仕事環境なので笑い話で済ませられるが、
これで他人のスタッフが入って来たら大変だ。
我々は皆、ネコを被ってよそ行きの言葉遣いを
しなければいけなくなる。
その方がよほどストレスがきつくなると容易に想像がつく。

このブログ記事の内容は、くれぐれも家内には
チクらないように願いたい。家庭騒動になってしまうから。



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by hirune-neko | 2014-07-17 00:13 | 現実的なお話し | Comments(0)

人生の新たな入り口


Astor Piazzolla - Remembrance



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これまでの人生は、これからの人生の導入部分だった


63年生きてきて、義父が亡くなった歳に並んだ。
つい最近まで、かなり自分の人生の終わりが
迫ってきていると、漠然とだがそのように感じていた。

人生をどのように終わらせるかを考えるのではなく、
最期の時まで、一定の姿勢を保って
生き続けたいものだと、そのように考えていた。

ここ数日、日本の大企業の衰退がなぜ始まっているか、
その原因を分析した記事を、いくつか読んでみた。

大企業の経営幹部や高級官僚に名を連ねるのは、
例外なく一流大学を卒業した、知能が高く
知識も豊富な人たちのはずだ。

Appleの創業者で、故人となってしまった
スティーブ・ジョブズについては、
信念を持ち、カリスマ性があり、決断力に富む
人物だったと評価している。

逆に、日本の大企業の経営者の大部分は
創業経験がなく、その意味では独創性と
決断力に欠けリスクを負うことを嫌う、と断じている。

softbankに続いてiPhoneとiPadの販売に参入した
auもdocomoも、日本では巨大企業だ。
でも、今はどうだろうか。
言葉は悪いけれど、携帯各社もメーカーも
Apple社の下請け企業のようになってしまっている。
・・・Facebookしかり、Twitterしかり、すべて
外国製のものが、すっかりまかり通っている。
と、日本発の、斬新で独創的なアイテムが
世界に向かって羽ばたくことへの期待と
悲観的な見方が交錯した論調だった。

世の中には専門家が存在する。
DTPソフトのオペレーションができる人、
ウェブデザインができる人、
データベースソフトで情報管理ができる人。
しかし、異なったいくつものカテゴリーの技術を
ある程度習得し、独創的な組み立てができる人材が
どの程度存在するのだろうか。

そう考えてみると、歩みはのろいかもしれないが、
これまで手がけてきた異なるカテゴリーの技術が、
ひとつの狭い領域に集結してきており、
斬新でユニークな場を構築するようになるのでは
ないだろうかという予感が、湧き上がるのを感じる。

ここ数ヶ月は、ハードワーク、オーバーワークの
日々が続き、空中分解するのではないかと
不安な時間を過ごしてきた。

でも、今は違う。
もちろん、工業製品を作るような技術的蓄積はない。
しかし、豊富な知識や知能はないものの、
答えが容易に見つからないテーマを、ずっと問い続け
途中で投げだしたり妥協したりはしなかったという
ささやかな自負心はある。

近未来に、もし機が熟すれば
現代人が必要とする何かを形にして
提供できるのではないだろうかという、
そんな兆しを感じるようになっている。

短期的には、物事を悲観的に考えているが、
長期的にはとても楽観的に捉えている。

いつ閉じられるか分からない人生が
いつ閉じてもいいと思える、そんな心境に
なれたらいいなと望んでいる。



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by hirune-neko | 2014-07-15 23:00 | 心の中のできごと | Comments(0)

情報過多症候群の時代に生き残る


Gidon Kremer - Pachouli (Piazzolla)



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情報過多症候群〜information overload

最近はあまり「サバイバル」という言葉を
目にしなくなったような気がする。

個人的な考えだが、サバイバルには大別して
アウトドア・サバイバルとアーバン・サバイバルの
2種類の考え方があるように思う。

出版社を始めて間もなくの頃、C・W・ニコルさんを
紹介されて、「冒険家の森」〜サバイバル教書
という単行本を出版した。アウトドア・サバイバル本だ。
すでに絶版扱いなのだが、amazon.comで検索したら、
1982年の初版で古本なら52円から買えるようだ。

その後、元傭兵だったという柘植久慶さんが、
自らの経験を活かして、現代社会で起こる
様々な事態を想定したサバイバル本を多く出版している。
いわゆるアーバン・サバイバルのカテゴリーだ。

当時、ニコルさんは長野県の黒姫に住んでおり、
何度かお邪魔したことがある。
私自身も黒姫に山小屋を建て、中古のジープを購入して
林道を走り回ったのだが、あれからもう30年が経過した。

Facebook友だちの女性が、女性を紹介してきたので
お付き合いという軽い気持ちで、友だち申請した。
承認されたので「以前どこかでお会いしていますか?」
と訊いたところ、ずっと以前のまだ独身の頃の
知り合いだった。旧姓を聞いてようやく思い出した。

彼女はご主人と、長野県のある山林というか原野に
テントを張り、時々野外生活に通っていたらしい。
ところがこの度、住まいを引き払い、その場所に
仮小屋を建てて、ご主人自らが家を造っているという。
今どき、この時代にそのようなライフスタイルを
選択する方が実在するのだと知って、新鮮な感動だった。

数十年前に、ソローの「森の生活」という本を
読もうと思いつつ、そのままになっていたのも思い出した。

そんな回想がいくつも重なったためか、朝起きて、
現代社会に生きる私たちは、インターネットの発達で
あまりにも膨大な情報にさらされており、逆に
次善・最善の選択をすることが困難になっているという
ある意味で病的な社会事象を憂慮する気持ちに囚われた。
情報過多症候群とでもいえるのではないだろうか。

情報過多という概念は、インターネットが出現するより
はるか以前の1964年にはすでに指摘されているようだ。

「情報オーバーロード(英: information overload)は、
情報過多によって必要な情報が埋もれてしまい、
課題を理解したり意思決定したりすることが困難になる
状態を指す。初出はバートラム・グロス(英語版)の
1964年の著書である。」(出典:Wikipedia)

テレビと新聞を丹念に見ているから、情報は把握している。
多くの方はそのように生きてきたと思う。
しかし大変に残念ながら、少なからぬマスメディアが
近隣国の支配・影響を受け、日本および日本人を貶め、
近隣国の意向に従う、いわゆる偏向・捏造報道に
傾斜してしまったことは、インターネットの潜在力によって
しっかりと周知認識されてしまっている。

しからば、膨大な情報が氾濫している現状で、
仕事、育児、家事などを多忙にこなしながら
一体どのようにすれば、より的確な情報を正しく
取捨選択し続けられるのだろうか。

「あの人がいうのだから」、「あの媒体がいっているから」
「あそこは信頼が置けるから」・・・だから大丈夫だ。
そういう対象に到達できればいいなと、心から願っている。

それはまさに、現代人に不可欠な
個人インテリジェンスであり、
家族を守るファミリー・インテリジェンスなのだと
確信はしているのだが、まだまだ理念と概念だけが
脳内で空転しており、具体的な稼働は当分先だろうと
焦る気持ちを抑えている。



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by hirune-neko | 2014-07-12 13:43 | Comments(2)

サルトルvsカミュ論争



Astor Piazzolla - Largo Tangabile


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40年以上も前の、古い古い話で恐縮だ。
世の中は「70年安保闘争」で騒然としていた。

高校2年生の頃から、決して誇張ではなく、
出席確認を終えると毎日、級友のみんなに
「じゃあな、勉強がんばれよ」というと
窓から抜け出し、バスで一路ジャズ喫茶に向かった。
正真正銘、毎日通ったものだ。

経営者のママさんは半分あくびをしながら、
いつも呆れたように笑って迎えてくれた。
コーヒー1杯で、毎日夜まで居候していたので
さすがに申し訳なく思い、ウェートレスの手伝いで
ホコリ臭い空気を吐き出す掃除機をかけた。

ジャズ愛聴会という会員組織があり、
毎月の例会では、持ち回りで特定の演奏家の
研究発表をするという、今にして思うと
なかなかアカデミックなジャズ喫茶だった。

当時はビートルズが全盛期だったように思うが、
A Day in the LifeとかLong and Winding Roadは
ウェス・モンゴメリーでしか聴いたことがなく、
ビートルズやロックにはまったく興味が向かなかった。

高校3年生の夏を過ぎて、さすがに大学受験を考え、
ラッキーパンチみたいに、お茶の水の大学に合格した。
しかし「70年安保闘争」全盛の神田周辺は
さすがにカルチャーショックで、学生運動にも
すっかり醒めた目を向けていた。

学校はロックアウトの毎日で、足は自然と
神保町の古書街に向かった。

やがてカミュの作品に接し、すっかり傾倒した。
古書店でカミュの本を見つけると必ず買った。
貧乏学生だったが、カミュの本は必ず買った。

ある日「サルトル・カミュ論争」という本を見つけ
迷わずに購入し、読んでみた。
アルジェリア問題に関するサルトルとカミュの論争で
そもそも、アルジェリア問題のなんたるかも知らず、
ただひたすら感覚的に生きていた学生には
読んでもまったく意味を理解できない内容で
とうとう途中で放り投げてしまったのを憶えている。

いつもの悪い癖で、前置きが大変に長くなってしまった。

最近の日本では、いくつもの論争があるようだ。
現在は「集団的自衛権」であり、少し前には
「特定秘密保護法案」だろうか。それ以外にも
賛否両論が激突している案件がある。
「集団的自衛権」賛成派の意見と反対派の意見を
読みくらべてみると、改めて自分の知識の浅さを
痛感してしまう。

かつて、サルトルの意見を読むと、フムフムと
納得したような気になり、次にそれに反論する
カミュの意見を読むと、またフムフムと納得してしまう。
対立意見の両方に納得するなんて、結局は
何も理解していない自分がホトホト厭になった。
無知の知を識るなどという生やさしいものではない
かなり深刻な自己嫌悪だった。

「集団的自衛権」の閣議決定に関して、阿倍総理を
とても評価する人たちが存在するかと思うと、
文字通り、馬鹿呼ばわりして無能扱いする人もいる。

コンビニのスタンドで夕刊紙を手に取ると良く分かる。
日刊ゲンダイは阿倍総理・自民党をボロクソにけなす。
一方、夕刊フジは正反対で、中国・韓国に批判的な
報道姿勢が目立つ。

全国紙でも朝日・毎日vs読売・産経という図式だと
いってもいいのだろうか。
決して感情論ではなく、日本や日本人を守るという
純粋に国益を考えた場合、「集団的自衛権」を
どのように評価すべきなのだろうか。

日頃から子育て中の家族の皆さんに対し
「ファミリー・インテリジェンス」という
考えで家庭を守ってくださいと提唱しつつあるのだが、
「集団的自衛権」の行使は是なのか非なのかと問われると
異なる視点で述べられている意見ひとつひとつを
明快に解説できない、勉強不足の自分に落胆している。

別に固定的な考えを押しつけるつもりはないのだが、
冷静かつ現実的に考証・検証するにはやはり、
時間をかけて理解を深めるしかないと自戒している。


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by hirune-neko | 2014-07-11 00:30 | 現実的なお話し | Comments(0)



妄想から始まり、脳内人格を与えられた不思議な存在
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昼寝ネコのプロフィール
・1951年
 小さいころ、雨ざらしで目ヤニだらけの捨てネコを拾ってきては、親から小言をいわれる。小学校低学年の音楽と図工は通信簿が「2」。中学からバスケを始めるも、高校2年で部活を止め、ジャズ喫茶通いが日課となる。授業が退屈でがまんできず、短編小説を書いては授業中のクラスで強制的に回覧させ、同級生の晩学を妨げることしばしば。早く卒業してほしいと、とくに物理の先生が嘆いていたようだ。ビル・エバンス、チャーリー・パーカー、ジョン・コルトレーンに心酔。受験勉強をすっかり怠り、頭の中は浸水状態。

・1969年 
 中央大学経済学部入学
 まぐれで合格するも、東大安田闘争・70年安保闘争などの影響で神田界隈はマヒ状態。連日機動隊がやってきて大学はロックアウト・封鎖の繰り返し。すっかり希望を失い、大いなる時間の浪費が始まる。記憶に残っているのは、ジャズを聴いたこと、大学ノートに何やら書きなぐったこと、ぼーっと考えごとをすること。数限りなく、雑多なアルバイトをやったこと。一応は無難にこなした・・・はずだ。いろいろ本を買いあさったが「積ん読状態」で、ただ、アルベール・カミュの作品には衝撃を受ける。それと、寮生活だったので、嫌いだった納豆を食べられるようになったのは、収穫だった。

・1974年 
 同大学卒業
 1年留年し、5年かけてなんとか卒業。理由は単位を落としたからだが、結局5年間の学生生活で授業に出席したのは、おそらく数十日ではなかったろうか。毎回レポート試験で単位をいただいたが、ほとんどは寮生仲間に「餃子ライス」を報酬に、作成を代行してもらった。今さら卒業証書を返還せよといわれても、もう時効だろう。白門同窓生の恥部であることは、重々自覚している。
     
・2006年 
 現在に至る
 プロポーズしたら1週間待ってくれという。そんなに待てないといったら、翌日ハート型のケーキを焼いて待っていてくれた。世の中には奇特な女性がいるものだ。おまけに4人も子どもを産み育ててくれて・・・育児放棄の夫に寛大な女性で・・・おまけに子どもたちは・・・三人の息子と息子のような娘が一人なのだが・・・父親を反面教師として、なんとか実社会に順応している。大したものだ。わが家には、「親の七光り」など存在せず、「子の七光り」で恩恵をいただいているようなものだ。

・2010年 宇宙の旅
 人生も、それなりに辛抱して生きていれば、悪いことばかりではないなと思っている。2010年には、どこで何をしていることやら。宇宙のチリになっているのか、地中に埋もれているのか、はたまた相変わらず時間を見つけては昼寝三昧なのか、こればかりは全く予測がつかない。

・現在
 このブログを始めた頃、2010年なんてずっと未来の存在だった。でも、気がついてみたら2010年はすでに過去のできごとになってしまった。2013年になり、もうじき2014年になろうとしているこの時期に、改めてブログに書き残された何編もの雑文が、自分の心の軌跡という遺産になっていることを感じている。6年前に「昼寝ネコの雑記帳」という単行本を出版した。最近は「続・昼寝ネコの雑記帳~創作短編集」を発刊しようと、密かに機会を窺っている。
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