昼寝ネコの雑記帳

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調査結果です

Astor Piazzolla - Finale (Tango Apasionado)


ピアソラとガルデルの名前で検索していたら、
アル・パチーノ主演の映画「セント・オブ・ウーマン」が
出てきましたので、何か関連があるのか気になりました。

セント・オブ・ウーマン/夢の香り Scent of a Woman (1992)
音楽 トーマス・ニューマン


これが調べた結果です。
トーマス・ニューマンは1955年、アメリカのロサンゼルス出身だそうです。
一応は思った通り、ピアソラの作品ではないというのが結論で、
私としては得心のいく結果でした。
トーマス・ニューマンの曲想を酷評するつもりはありませんが
やはり、ピアソラの匂いがしないという印象が裏付けられ
ほっとしています。

では、なぜ
ピアソラとガルデルの名前で検索したら
この映画が出てきたのか・・・まだ謎です。
1点だけ気になるのは、この映画の制作年が1992年だ
ということなんです。
ピアソラは、その年に亡くなっているからです。
単なる偶然なのか、なにかしら関連があったのか。
つまり、本来はピアソラに作曲を依頼したものの
体調が悪化して、やむを得ずトーマス・ニューマンに
依頼したのではないかとか、第三者が聞いたら
「あんさん、なんでそないなことに時間を費やしまんねん?」
といわれるでしょうね。
でも、名前だけだとしても、一応はピアソラ図書館の
館長なのですから、とことん追求したいと思っています。

今日ご紹介するのは・・・勝手な想像なのですが
Tango Apasionado・・・いちいちgoogle翻訳に頼る
もどかしさを感じるのですが・・・「情熱のタンゴ」というように
訳してもいいのかなと、確信が持てなくて本当に不自由です。
おそらく近々、本格的にスペイン語の独習を
始めてしまいそうな、イヤな予感がします・・・。
どうやらこれも組曲形式のようで、何曲かありそうです。
Finaleですので、文字通り最終章なのでしょうね。
やはり、ストーリー性を感じる曲想です。

ピアソラについては、まだまだ何も把握できていませんので
どの時期にどういう環境、心境で作曲したのか
合理的な推測すらできません。
ですから、ジグソーパズルの1ピースずつを
丹念に組み合わせて、やがていつかはぼんやりと
見えてくるのかなと期待しています。

今が人生の晩年なのか終盤なのか
分かる訳はありませんが、興味を持てる対象が
どんどん風化していることを実感する年齢で
ピアソラを単に鑑賞する対象としてではなく
「顕在化」させて、その基礎の上に何かを構築したい
という情熱をもてるのは、とても至福なことです。
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by hirune-neko | 2012-11-24 17:00 | 音楽・映画・本の世界 | Comments(2)

踊り場の陽だまりの中で

Eliane Elias Minha(All MIne)


張り詰めていた日々が数ヶ月続いていましたが
ちょっとひと区切りで、おまけに今日は祝日で
いつもより、自分の時間を長くとることができました。
取り憑かれたように、脇目もふらずに過ごしていましたので
今日は心身がすっかり弛緩しています。

時間の流れない半日でした。
ときには、神経も思考力も集中力も
すっかり弛緩させたくて・・・この歌はとっても楽です。
以前、掲載したことがありますが
このCDはAPP Storeで入手できず、
確かamazon.comでも見つけられなくて、
最終的にはアメリカのCD通販会社で見つけ
購入しました。
CD Universe というサイトで、品揃えが豊富なようです。

タイトルはSomething for youで
ビル・エヴァンスの追悼アルバムのようになっているようです。
エリアナ・イリアスは、ダイアナ・クロールのように
ピアノを弾くし歌いもします。
ビル・エヴァンスの影響を受けたというだけあって
このMinha(All Mine) も、もともとは
ビル・エヴァンスが演奏しています。
聴き比べると、やはりビル・エヴァンスの演奏は
文字通り、超然としています。
でも、エリアナ・イリアスの演奏ではなく
歌の方ですが、いいなあと思って
結局、国内では入手困難なため
CD Universe で
3枚のCDを購入しました。

久しぶりにまとまった時間がとれたので
ある脚本家の方から送られていた舞台脚本を読み
感想を書き送ることができました。
ほっとしています。
3年後の公演予定だそうですが、なかなか
良くできている作品でした。
私自身は、毎日の仕事に追われて、
脚本どころではありません。
「ピアソラ音の出る図書館」だって、
Aから初めてMまでの曲をYouTubeに
リンクを張ったまま、そこで止まっています。
あっ、でも最近、カルロス・ガルデルをテーマに
ブログで情報記事を公開されている
El Bohemioさんが、コメントを入れてくださいました。
完璧にプロの方ですので、正直言って嬉しかったです。

カルロス・ガルデルについては、まったく無知な私ですが
唯一、ピアソラが作曲した、ソラナス監督の
映画「ガルデルの亡命」で、その名を耳にしただけです。
不可解なのは、「ピアソラ」と 「ガルデル」で検索して
出てきたのが、なんとアル・パチーノ主演の
「セント・オブ・ウーマン」なんです。
なかなか粋な映画で好きなんですが、
あるシーンで、盲目のアルパチーノが独りで
テーブルについている女性に踊りを申し込みます。
そのときの音楽がタンゴなんですが、
間違ってもピアソラはこんな曲想の作品を
作るはずがないと、確信していました。
だから、調べもしなかったんです。
でも、ピアソラの名前が出てくるんですね。
少し調べてみようと思ったのですが、よく考えてみたら
「ピアソラ音の出る図書館」に、ピアソラが作曲した
映画86作品のリスト掲載したのを、今、思い出しました。
やはり、ピアソラの源流を辿るためには
ピアソラを体系的に紹介した図書館は不可欠だと
改めて思っている次第です。
その「セント・オブ・ウーマン」のタンゴシーンを
以下にご紹介しますので、はたしてこれが
本当にピアソラの作品なのかどうか
是非お考えください。


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by hirune-neko | 2012-11-24 01:12 | 心の中のできごと | Comments(4)

このおじさまが、オラシオ・フェレールです

Kremer, Maria de Buenos Aires - Toccata Rea(Piazzolla)


考えてみたら、ここ数年間でかなりの回数
ピアソラの作品を聴いています。

気がついたら今日、ぼんやりと、ピアソラの音楽をベースにして
舞台脚本にチャレンジしたら、どんな感じかなと
考えていました。

曲想だけでストーリーをイメージするのは
なかなか難しそうだなと・・・どりゃそうでしょう。
ふと思い出したのが、タンゴ・オペラというカテゴリーでした。
作品名は「ブエノス・アイレスのマリア」です。
音楽はもちろんピアソラなのですが、
オラシオ・フェレールが詩というか、脚本を書いているようです。
冒頭の動画が、その中の1曲です。

いつも思うのですが、このスペイン語を
日本語に翻訳された方は
かなりいい言語感覚の方だと感心しています。
使われている言葉に新鮮さがあり
別世界から降誕したような、驚きがあります。

人間を風貌で判断してはいけないのでしょうが
このフェレールおじさんの中から
この一連の詩的な言葉が発せられているのです。
とても真似のできない世界だなと、脱帽です。
大体、真似たとしても、ある程度は「らしい」ものが
書けるかもしれませんが、所詮は自分の世界から
出た言葉ではないので、聴く人の心の
奥深くまでは届かないだろうと、そんな気がしています。

でも、舞台上でのこの構成には魅力を感じます。
冒頭の動画はコンサート形式で
ギドン・クレメールと協演し、マリア役は
私のお気に入りのフリア・センコなんですが・・・
実際の作品は、オペラ同様に舞台装置もあるんですね。

私がもし実験的に何か作るとしても
絶対的に予算的な制約がありますから
友だち関係に「ギャラないんだけど、出てくれる?」って
拝み倒して、登場人物だって男性が語り、
女性がときどき反応し、踊り、歌い・・・それだけ。
あれこれ想像を巡らしてみたんですが、
結局、何を表現したいの?と自問します。
そりゃあ表現したいことはあるにはありますが
哲学的な言葉を並べてもつまらないだろうし、
大体、どんな人が観に来る?って、また自問です。
そうだよなあ、マツコ・デラックスが出演、とかいえば
物珍しさで観客を動員できるかもしれないけど。

結局、私はブログにあれこれ文章にして
吐き出しているのが、せいぜいなんだとろうと、
そんな心にもないことを書いています。

さすがにピアソラの作品は奥が深いので
一発芸の受け狙いみたいな作品は書けません。
もっと聴き続けて、じわりと湧き上がってきたら
書いてみることにします。
それまでは、ひたすらイメージをため込むことにします。

でも、いい友だちと出会えたような幸福感には
素直にとても感謝しています。
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by hirune-neko | 2012-11-20 01:18 | 創作への道 | Comments(2)

ピアソラという名のジグソーパズル

Astor Piazzolla - Asleep - Kronos Quartet


知人の義理の妹さんが舞台美術家で、ちょっと立ち話をした。
「最近わたし、図書館を設立して館長になったんですよ」
でかドングリのような目をさらに大きく見開いて、
怪訝そうな表情だった。
「ネット上に『ピアソラ音の出る図書館』というのを開設したんです」
「会員の紹介がないと入れない会員制なんだけど、
会員が5人しかいないから、誰も入ってこなくて」
そこでようやく彼女は可笑しそうにそうに笑った。

試しに「ピアソラ 図書館」で検索してみたら
googleでもyahooでも、なんと堂々の1位だった。
でもおまけがついている。
「このキーワードは、検索にはほとんど使われていないようです。」
で、検索対象件数はたったの31件だそうだ。
なので、相当マニアックなことをしているのは間違いない。

今年に入って、突然語学熱が発症し
とりあえず英語から始めたのだが、どうもそこで収まらず
興味の対象はフランス語、スペイン語、イタリア語・・・と
無謀な拡がりを見せている。
外交官を目指す年齢ではあり得ないし、ましてや
外国の情報機関と何かしようだなんていう気は
さらさらないのに、だ。

でも、ようやくその理由が分かりかけてきた。
「ピアソラ音の出る図書館」では、現在200曲近い
作品リストを掲示し、1曲ずつ良さそうな演奏を探して
YouTubeにリンクを張っている。
Aから始めて、ようやくMまで到達している。
その際、問題になるのは組曲の標題がバラバラになっていて
曲を特定できないという壁に行く手を阻まれることだ。
さらに問題なのは、曲のタイトルと説明が
英語、イタリア語、スペイン語、フランス語と
一定していないことだ。

掲出した曲は、「Asleep」とリスト化されているケースが多い。
しかし、調べているうちに徐々に姿を現してくれる。
ピアソラは、シリーズ化された組曲形式の作品を残している。
「Five Tango Sensations」というのもそのひとつで、
冒頭で紹介した「Asleep」は、その第1曲目の作品だ、
ということが、つい昨日分かった。
1990年、パリの自宅で脳溢血で倒れた
その翌年の演奏のようだ・・・1992年に
ブエノスアイレスで亡くなる前年ということになる。
初めて聴く曲だが、派手さはないものの
やはりピアソラ特有の、内面との連鎖を想起させる
味わい深い曲想だ。

この年齢になっても、新しい発見があり
しかもそれがジグソーパズルのように徐々に組み合わされ
一体どのような姿を現すのか、とても楽しみだ。

もともと、学術的に情報や知識の断片を羅列するつもりはなく
ずっと傾倒している曲想の源流である、ピアソラの内面に迫ってみたい
というのがそもそもの動機だった。
ある程度は体系的に辿っていかなければ、おそらくは
その源流に行き着かないだろうと確信している。
なので、いっそのことピアソラ専門の図書館を
文字情報と音楽で構築しようという気になった。

墓の中のピアソラがなんと嘆くか想像はつかない。
さらに、オラシオ・フェレールだって、存命の方なのかさえ知らない。
私にとっては、一面識もなく、さらに生者だろうが死者だろうが
そんなことにはお構いなく、彼らの作品のエッセンスを
自分なりに消化して、創作作品に変容させることに
大いなる生き甲斐を感じている。
ピアソラはすっかり呆れているかもしれないし、
逆に案外、ニヤニヤしながら「お手並み拝見」と
興味を持ってくれているかもしれない。

ピアソラの作品を聴いているうちに、何かしらの
ストーリーやイメージが浮かんできたら、書いてみようと思っている。
人生、情熱を傾けられることがあるというのは
なかなかいいものだと実感している。

「ピアソラ音の出る図書館」館長 昼寝ネコ(笑)
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by hirune-neko | 2012-11-19 00:38 | 音楽・映画・本の世界 | Comments(0)

所蔵本のない図書館が開館した

ASTOR PIAZZOLLA "ADIOS NONINO" [HQ]


どうやら、アホな症状がますます悪化しているようで、
とうとう図書館を開設してしまうという、
きわめて重篤な状態になってしまったようです。
この際ですから、恥も外聞もなく、ありのままに
公表してしまいたいと思います。

告示:文部科学省図書館設置省令とやらにはお構いなしに・・・

Welcome to Astor Piazzolla Sound Library
 「ピアソラ音の出る図書館」を開設しましたので
謹んでご案内させていただきます。
・図書館所在場所 http://www.piazzolla-library.com

 サイト上のヴァーチャルなピアソラ図書館は、妄想の世界に封じ込められていた架空の構想でしたが、出版社クロスロードのサイトに間借りできることになりましたので、現実化することにしました。中国には「嘘も100回いい続ければ、真実になる」という諺があるそうです。昼寝ネコ社会には、「妄想も数回公言すれば、現実化することもある」という諺が新たに加わりました。

 ここはアストール・ピアソラと、その周辺の資料を収集して提供するのが目的の図書館です。したがって、コンテンツは基本項目と思われる、下記の内容でスタートしたいと思っています。もちろん「音の出る図書館」ですので、著作権を侵害しないように配慮しながら、YouTube などの「資産」をお借りして、活字と音楽が融合した図書館機能にしたいと考えています。

当面のコンテンツ(ゼロからのスタートです)
・ピアソラの生涯
・ピアソラの作品
・ピアソラ作品収録CD
・ピアソラ作曲担当映画   
・ピアソラと共演した演奏家
・ ピアソラリンク情報
・参考文献

 図書館をサイト上に設置する作業に着手したとき、ひとつの検討課題が頭に浮かびました。一般の公共図書館であれば、誰にでも開かれているのですが、ピアソラ図書館も同様に公開サイトにするべきか、それともピアソラを必要とする感性を持つ方、そしてまだピアソラと遭遇してはいないものの、ピアソラを受け容れる感性をお持ちの方だけが「入館」できる、いわゆる会員制の図書館にすべきか、迷いました。

 結論が出ました。会員登録してご利用いただく、「非公開の図書館」とさせていただくことにしました。一斉送信メールやレターメールをお送りできますし、フォーラムを設置することでサイト上での情報交換もしていただけます。ですから、感性をお持ちのアーティストの皆さんにご活用いただけるよう、段階的にいろいろなコンテンツも追加していきたいと「妄想」しています。入会に制限はありません。国籍、年齢、性別、性格、容姿、体型は一向に気にしません・・・決して人のことをいえるような立場ではありませんので。感性をお持ちの方であれば、要件を満たします。
 入会金・年会費・維持費は一切いただきませんが、ただ一点だけわがままをいわせていただきたいのです。誰でも会員になれるのではなく、会員の紹介がある方に限定させていただきたいのです。全然見知らぬ方ではなく、会員の方のお知り合いを安心してお迎えしたいと希望しています。

「ピアソラ音の出る図書館」の沿革と、開設に至る屁理屈のご紹介
・名誉館長 アストール・ピアソラ(勝手に妄想)
・顧  問 オラシオ・フェレール(だったらいいなあ)  
      ロベルト・ゴジェネチェ(だったら嬉しいなあ)
・館  長 昼寝ネコ
・司  書 不存在
・入会資格 国籍・年齢・性別・収入・資産・社会的地位・性格の善し悪し・体型・容姿・友達の数・ネコが好きかどうか、などによる制限は一切なく、ピアソラの作品を聴いて安心して落ち込めるなぁ、という感性さえあれば誰でも入会できる。ただし、会員一人からの紹介を必要とする(なので、いわゆるご縁のあった方しか入会できないことになるが、偏屈な館長のいかにもネコ的な発想なのでご容赦いただきたい)
・公  開  図書館にしては珍しく、公開されていない。完全に会員制の非公開図書館
・設  立 2012年11月12日に妄想の世界から突如顕在化
・設立主旨(長くて済みません) 人間は誰しも生きるために働く。では、人を生かす源泉は何だろうか、という根源的な問いかけから誕生したのでもなんでもなく、ただ単にピアソラの曲想に秘められた、魂を揺さぶる力の源泉を辿りたく、とりあえずあれこれ資料を収拾してみようと思い立った。

 しかし、諸資料を自分だけのものとして秘匿財産化するのはいささか後ろめたい気がしたので、ピアソラを好む感性を持つかもしれない方々にも共有していただこうと、図書館化することを決めた。

 さりとて、「リアルな図書館」にするとなると、土地購入費、建物建造費、資料購入費、司書人件費、光熱費、固定資産税、それと必要がどうかは知らないものの役所相手の許認可申請、それに伴う煩雑な人間関係での折衝などなど、館長が最も不得意とすることばかりなので、はなから眼中にはなかった。

 なので「リアルな図書館」ではなく「ヴァーチャルな図書館」ならば、すべて自己完結するし、妄想の中でアストール・ピアソラを名誉館長に任命しようが、オラシオ・フェレールやロベルト・ゴジェネチェに顧問になってもらおうが、そんなことは自由好き勝手なことなので、一気に・・・正確にいうと睡眠時間を入れても、ほぼ24時間でエントランスまで建造することができた。

 ときに、数ある創作芸術の中でも、文芸作品は目で文字を追う。音楽作品は耳で音を聴く。いずれも映像化された情報は皆無なので、感性と想像力によってのみ鑑賞できるのではないかと思っている。伝統的形式論理学の発想によれば、「感性」という言葉を聞いて共有できる「外延概念」は、所詮は曖昧なものであり、突き詰めたところに存在すべき「内包概念」にしても、結局は目に見えない世界に存在するものなので、物質的に構築することはできない。「想像力」あるいはそこに隣接する「洞察力」に至っては、人間として生きた数十年の歳月をもって、ようやく習得しうる、しかも個体差のある産物なので、これも短時日で構築できるものではない。

 目に見えるものを見て判断することが当たり前の世の中で、目に見えない領域に存在する、しかも「感覚的にしか感得しえない」要素を、どのように顕在化するのか。手法としては決して容易ではないが、古代イスラエル時代から数千年にわたって培ってきた・・・乏しいながらも多少は持ち続けている・・・知恵と経験を拠出して、「選民」の皆さんに集合していただきたい、というのが図書館設立の本旨だと、今ようやく思いついた次第だ。

 ピアソラの音楽的遺産を活用させていただき、会員になってくださった皆さんが有形無形の資産を形成される「種・seed」を、ご自身で、ご自身の人生に蒔いていただくお手伝いができれば、これに勝る達成感はないと考えている。

 ご質問、ご要望、クレームなどは、ご遠慮なく館長までお申し出下さい。

2012年11月12日 定礎の日
初代館長・昼寝ネコ
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by hirune-neko | 2012-11-14 20:00 | 音楽・映画・本の世界 | Comments(6)

またアホなことを考え始めている

Astor Piazzolla - Jeanne y Paul


故人ピアソラとの一方的な友好関係が始まってから
まだ数年しか経っていないが、いつも不便に思うのは
曲の背景を知りたくても、なかなか情報がないことだ。
「ピアソラ普及協会」とか「ピアソラ愛好会」なるものが
あってもよさそうに思うのだけれど、どうもなさそうだ。

ピアソラの音楽を聴いて慰められ、励まされ、
安心して落ち込める人は、案外、潜在的に多いのでは、
と、勝手に想像を巡らしている。
墓の中のピアソラが迷惑そうにしているか、
はたまた喜んでいるか、そんなことは知る由もない。

以前、冗談半分でネット上にピアソラを
総合的、網羅的に紹介する私設図書館を作ろうかなと
書いたことがある。
ブログだと、日記機能なので体系的に紹介するのは不向きだ。
やはりちゃんとしたサイトを作らなければ
目的は達成できないだろうと思っている。

あのときは仮称「ピアソラ・音の出る図書館」だったと
記憶しているが、悪くないネーミングではないだろうか。
来訪者からお金をいただけるわけではないので、
どこぞのサイトに間借りして、費用をかけずに作ろうか
と図々しいことを考えている。

ピアソラの生涯の航跡、作品の時代背景、
ひとつの作品でも、いろいろな演奏家が演奏しているが
YouTube にリンクを張ればいいだろうし。
それと、英語だろうがスペイン語だろうが、
ピアソラに関するサイトも自在に紹介できるだろう。
いうなれば「ピアソラ・ポータルサイト」となるはずだ。

これを手がければ、かなり生きる気力が湧くような気がする。

今見て驚いたが、今月はまったくブログ更新していない。
不器用な人間なので、何かに忙しくなると
他のことが視野に入らなくなるらしい。
絶えず何かを考えていないと、機能停止になりそうな
強迫観念を持っているので、これはちょうど良さそうだ。
「Astor Piazzolla音の出る図書館」
初代館長 昼寝ネコ・・・ん〜なかなかいいぞ。

いっそのこと、会員制にしてしまおうか。
そうすれば、ときどきメールマガジンを送れるし。
などなど、想像するだけでも気が紛れる。

本物の図書館と違い、土地購入費、建造費、
図書購入費、司書人件費などが要らないので
破綻の心配もない、気楽なものだ。
そうだ、いっそのことは書いたので、
にそのこと、NPO 法人にしてやろうか。
アルゼンチンタンゴ作曲家の
鬼才・アストール・ピアソラを日本に普及するNPO法人だ。

ピアソラも、ゴジェネチェもオラシオ・フェレールも
こちらから一方的にではあるが、親近感を深めている。

さんそのこと、ピアソラの作品を何曲か抜粋し
悪のりして、第二のタンゴオペラを作る道だってあるわけだ。
するとピアソラが、遺族の夢枕に現れて、きっと
なんとかしろ、あの日本の昼寝ネコ。
あいつはピアソラ作品を好き勝手にもて遊んで
冒涜している、けしからん・・・。
いや、そんなことは多分、起こらないだろう。
逆に、アルゼンチンの遺族の方が
わが図書館に資料を寄贈してくれるのではないだろうか。

などと、相変わらず妄想の気配は留まるところを知らない。
ああ、佳境なるかな我が人生、である。

よんそのこと・・・
それは今のところ、まだ何もない。
乞うご期待・・・である。
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by hirune-neko | 2012-11-11 19:52 | 音楽・映画・本の世界 | Comments(2)



妄想から始まり、脳内人格を与えられた不思議な存在
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昼寝ネコのプロフィール
・1951年
 小さいころ、雨ざらしで目ヤニだらけの捨てネコを拾ってきては、親から小言をいわれる。小学校低学年の音楽と図工は通信簿が「2」。中学からバスケを始めるも、高校2年で部活を止め、ジャズ喫茶通いが日課となる。授業が退屈でがまんできず、短編小説を書いては授業中のクラスで強制的に回覧させ、同級生の晩学を妨げることしばしば。早く卒業してほしいと、とくに物理の先生が嘆いていたようだ。ビル・エバンス、チャーリー・パーカー、ジョン・コルトレーンに心酔。受験勉強をすっかり怠り、頭の中は浸水状態。

・1969年 
 中央大学経済学部入学
 まぐれで合格するも、東大安田闘争・70年安保闘争などの影響で神田界隈はマヒ状態。連日機動隊がやってきて大学はロックアウト・封鎖の繰り返し。すっかり希望を失い、大いなる時間の浪費が始まる。記憶に残っているのは、ジャズを聴いたこと、大学ノートに何やら書きなぐったこと、ぼーっと考えごとをすること。数限りなく、雑多なアルバイトをやったこと。一応は無難にこなした・・・はずだ。いろいろ本を買いあさったが「積ん読状態」で、ただ、アルベール・カミュの作品には衝撃を受ける。それと、寮生活だったので、嫌いだった納豆を食べられるようになったのは、収穫だった。

・1974年 
 同大学卒業
 1年留年し、5年かけてなんとか卒業。理由は単位を落としたからだが、結局5年間の学生生活で授業に出席したのは、おそらく数十日ではなかったろうか。毎回レポート試験で単位をいただいたが、ほとんどは寮生仲間に「餃子ライス」を報酬に、作成を代行してもらった。今さら卒業証書を返還せよといわれても、もう時効だろう。白門同窓生の恥部であることは、重々自覚している。
     
・2006年 
 現在に至る
 プロポーズしたら1週間待ってくれという。そんなに待てないといったら、翌日ハート型のケーキを焼いて待っていてくれた。世の中には奇特な女性がいるものだ。おまけに4人も子どもを産み育ててくれて・・・育児放棄の夫に寛大な女性で・・・おまけに子どもたちは・・・三人の息子と息子のような娘が一人なのだが・・・父親を反面教師として、なんとか実社会に順応している。大したものだ。わが家には、「親の七光り」など存在せず、「子の七光り」で恩恵をいただいているようなものだ。

・2010年 宇宙の旅
 人生も、それなりに辛抱して生きていれば、悪いことばかりではないなと思っている。2010年には、どこで何をしていることやら。宇宙のチリになっているのか、地中に埋もれているのか、はたまた相変わらず時間を見つけては昼寝三昧なのか、こればかりは全く予測がつかない。

・現在
 このブログを始めた頃、2010年なんてずっと未来の存在だった。でも、気がついてみたら2010年はすでに過去のできごとになってしまった。2013年になり、もうじき2014年になろうとしているこの時期に、改めてブログに書き残された何編もの雑文が、自分の心の軌跡という遺産になっていることを感じている。6年前に「昼寝ネコの雑記帳」という単行本を出版した。最近は「続・昼寝ネコの雑記帳~創作短編集」を発刊しようと、密かに機会を窺っている。
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