昼寝ネコの雑記帳

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ああ、こうならなくて良かった



もう30年ほど前のこと。
思い立って声楽の先生の門をたたいた。
で、最初の発表会のときに歌ったのがこれ。
ヴェルディの「シモン・ボッカネグラ」のアリア。
父親から結婚を許されず、悲観した娘が
自らの命を絶ってしまったことを、今更ながら後悔し、
自責の念を歌う父親・・・ぐらいしか記憶にない。

男たるもの、とくに父親の場合、
否応なく寡黙に言葉を呑み込んでしまう・・・
そんな境遇を甘受しなくてはいけない宿命に
あるのだろうと思うことしばしばである。
ちょうど1ヶ月前の昨日、娘が入籍したのだが
「XXはしない」と言ってからそれを後悔し、
言うべきことはちゃんと言うべきだと熟考の後、
「あくまでもXXだ」と、ちゃんと伝えたものだ。
*当局の検閲が入ったため、伏せ字となりました。

いやいや、そんな話しではなくて、
いよいよ参議院選挙が公示され
選挙戦がスタートしたらしい。
で、公職選挙法か何かの規定で、
この期間はネット上で、特定の候補者の
名前を挙げて、投票しろとかするなとか
掲載するのは違反らしい。
ふ〜ん、そうなんだ。
でも、言うなと言われれば言いたくなるし
大体、なんで自分の見解を表明してはいけないのか!

6月24日付けの朝鮮日報(WEB版)によれば、
「韓国から活魚を輸入する際には、
これまで、港で検疫し、日本国内の「活魚車」に
移し替えて移送していたところ、
現下の民主党政権によって
『韓国製活魚車の日本国内での営業活動が
近く許可される見通しです』(記事)
と伝える“ニュース”である。」
(博士の独り言より引用
http://specialnotes.blog77.fc2.com/)

さらに続けて、
「たとえば、昨年(2009年)春、「特亜を斬る」殿
http://killkorea.iza.ne.jp/blog/entry/898523が
韓国内のニュースをこう引用している。
「地球上で海を最も汚す国はどこだろうか?
不名誉であるようにも我が国だ。
韓国は地球上で廃棄物を海に最も多く捨てる
海洋汚染国家である。市民環境研究所と
環境運動連合海委員会は各種資料を通じて
2日出した声明書を通じて2008年一年の間
658万3000トンの残飯と家畜糞尿・下水・
産業廃水を海に捨てたと明らかにした」
(引用同上)

こんな報道もある。
【トロント時事】菅直人首相は25日夜(日本時間26日午前)、
主要国首脳会議(サミット)夕食会の席上、
今後のサミットの在り方に関し
「一層責任感を高めてもらうため、
時には中国をG8サミットに呼ぶことを
考えてもいいのではないか」と提案した。
(一部省略)
これに関し、参加国はG8について
「価値観を同じくする国が率直に意見交換を行い、
方向性を定める意味で引き続き有用だ」
との認識でおおむね一致。
(6月26日時事通信配信)

この報道に対する、せと弘幸さんの感想。
「初めて檜舞台に立った菅直人首相にとっては、
これ以上の赤っ恥はなかったでしょう。
共産党独裁国家で共産党が政権を奪取した後、
一度も民主的な選挙を実施したこともない
支那・中国を仲間に呼ぼうとして
見事なまでに蹴られてしまいました。
日本の今度の菅首相は鳩山前首相より愚かかも知れません。
鳩山前首相だって欧米各国に
これほど馬鹿げたことを言ったことはなかったと記憶しています。
何故、北京五輪で西側各国や日本においても、
激しい反中国の抗議デモが起きたのか。
それは基本的人権や政治的自由を認めない国家であったからです。
これまで何度も書いて来ましたが、
自由・基本的人権を守らないような国家を
仲間と思ってはいけないのです。
それが欧米との共通の価値観です。
その鉄則を踏みにじるようなことがあっては絶対いけない。
菅直人首相が共産・中国と価値観が同じと考えるなら、
選択肢としては日本がG8から抜けることです。
この問題とはそれくらい重要なことなのです。」
(せと弘幸氏のブログから引用
http://blog.livedoor.jp/the_radical_right/)

ふう。もうこれぐらいにしておこう。
日本のもつ日本らしい精神文化・伝統は、
今や世界的に見ても、貴重な資産だと思っている。
日本は日本らしい姿で残してほしいものだ。
日本を毀損する政治家は、不要である。
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by hirune-neko | 2010-06-28 20:46 | Comments(0)

背筋がシャキッとする映画



圧倒的に、アメリカ映画では
CIA(中央情報局)やOHS(アメリカ国土安全保障省)など
あるいは大統領周辺の政治的陰謀、国際テロリズムを
テーマにした映画が多いと思う。
その手の映画を観ると、なぜか背筋が
シャキッとするのを感じ、世の中を見る目も違ってくる。
つまり昼寝などせず、たそがれず、世の中を厳しい目で
洞察しなくては、と思うのである。
不思議なことだが、それだけ単細胞で
映画に感化されやすいということなのだろう。

従って、ジーン・ハックマンと
ハリソン・フォードの出演しいる映画は
ほとんど見ているように思う。

1994年に封切られた、ハリソン・フォード主演の映画
「今そこにある危機」(原題はClear And Present Danger)も
確かに観たはずなのだが、記憶が曖昧になってしまっている。

いや、別に映画の話しをしようと思ったのではない。
日本人にとって「今そこにある危機」とは
一体なんなのか・・・について書きたかったのだ。

非常に遠回しに書くと、
昨日アップした、上海万博のテーマソングが
岡本真夜さんの作品を盗作したものだ、
という動画も、一晩経たないうちに視聴不可になっている。
私が中国国内に住む中国人ならば、恐らく
「国家転覆罪」とかの罪状で逮捕監禁され、
拷問を受けていると思われる。

中国共産党政府の内部文書が漏洩し、
膨大な数の「ネット監視員」が登用されて、
政府に都合の悪い書き込みを削除したり
反論する文章を大量に掲載する機能を
作っていることが露見したらしい。
おそらく、私がこうしてたまに政治的な文章を書くと、
様々なキーワードで検索し、ついには
「昼寝ネコは」中国共産党政府にとって
非常に好ましからざる人物だ、
という評価をされてしまっているに違いない。

とんでもない誤解だ。
私は、中国政府や韓国政府と昵懇の
小沢一朗先生を敬愛し、尊敬もしている。
胡錦濤主席と会われたとき、小沢一朗先生は
「私は、日本における人民解放軍の野戦司令官です」
というようなことを仰ったらしい。
その言葉を耳にしたとき、私の心は深く感動し
涙が流れ、嗚咽することを抑えられなかった。
従来、小沢一朗先生率いる民主党は、
日本への移民1000万人受け入れ政策と
在日外国人への地方参政権付与を
党の悲願として推進してきている。
つまり、友愛精神豊富で寛容な心の持ち主である
鳩山由紀夫前総理も、なんとかそれらの法案を
通そうとしたが、志半ばで断念された。
さぞかし無念だっただろうと深く同情している。

また、菅直人現総理も、おそらくは
同じ路線を踏襲するものと予測している。
私は、次の参議院選挙でも、民主党が
圧倒的過半数を確保し、是非とも
党是とも言うべき、移民受入と彼らへの
参政権付与を早急に実現して欲しいと願うものである。
そして、全国の地方議会のほとんどが
中国や韓国系議員で占められ、将来的には
米軍基地も最低でも国外に移転させ
出来うるものならば、中国人民解放軍が
日本全国に駐留して、われわれ日本人の
安全と幸福を守っていただきたいものだ。

小沢一朗先生が韓国で、学生を前にして
日本人は劣等な民族なので
韓国人の優秀な血を日本にいれなければいけない、
と仰ったのをニュースで見た。
おそらく、優秀な中国人の血も日本に
入れなければならないと、お考えなのだろう。
大変、雄大な構想ではないか。
つまり、行く行くは日本人同士の結婚を禁じ、
日本人女性は中国あるいは韓国人男性との
結婚を法律で義務づけるという構想なのだと思う。
なんと国際感覚が豊富な方なのだろうか。

これをお読みの皆さん、閉塞感のある日本は
我々下等な人種である日本人には
到底対処できないのであるから、
来る参議院選挙では、是非とも民主党に
一票を投じ、中国政府に解放される
明るい日本の建設に寄与しようではないか。

でもね、よく考えたら、
7年かけて60億キロの宇宙の旅を終えて
遠い星からサンプルカプセルを、地球に持ち帰った
ハヤブサって、あれって日本のことではないのか?
世界初の快挙だというではないか。
小沢一朗先生が仰るように、仮に日本人が
下等な民族だとしたら、とてもそんな画期的なことは
できなかったのではないだろうかと、疑問に思う。
あっ、そうか。あれは優秀な韓国か中国の技術を
日本人が盗作してしまっただけなのか?

ん〜、どう判断していいのか
混乱してしまっている。
誰かおせえてちょうだい!
お願いだから。
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by hirune-neko | 2010-06-16 01:07 | 現実的なお話し | Comments(0)

ネコだって政治的な視点



*たった一日で、どうやら上記動画はなんらかの検閲対象となったようですね。でもYouTubeでは観られますよ。

本当に今更の話題で恐縮すが、
上海万博のテーマソング(当初)と
岡本真夜さんの「そのままの君でいて」を
並べて作った、労作バーチャル・デュエットです。
まあ、お聴きください。
この盗作騒動で初めて原曲(岡本真夜版)を聴き、
それ以来、耳について離れません。

アメリカに続いて、日本でも
アップル社がi Padの販売に踏み切りました。
目下話題の「黒船商品」です。

さて、「上海万博のテーマソング」と
「アップル社のi Pad」の関連性について述べよ、
と言われても、困ってしまうのですが、
ネット上で興味深い記事を見つけました。
筆者の名前は「ぼやき三毛猫」ですので
もしかしたら遠い親戚かもしれません。
ちょっと長いのですが、「なるほど」なので
一部を引用紹介したいと思います。

「ぼやき三毛猫」日本がダメだと世界がダメになる

 アップル社のIPADはまさに個人が必要とする情報を高速無線通信システムを核としたクラウドシステムを基にした個人向けのデータベースを持つ社会システムの構築である。電子辞書であり、メディアであり、仕事をする為に必要なパーソナルツールとなる物だ。しかし通信システム(通信キャリア)やデータベースサーバーの管理が確実に出来ない事で、セキュリティー不備による社会不安を起こす事がある。ましてこれが国防関連まで影響を与える事に成ればこれは国益の損出になるだろう。

[サンフランシスコ 9日 ロイター] 米通信大手AT&Tは9日、米アップルのタブレット型パソコン「iPad(アイパッド)」の一部ユーザーの電子メールアドレスが流出したと明らかにした。(米AT&Tから「iPad」の顧客情報流出、ハッカーの仕業か2010年 06月 10日 13:58 JST )

 今回Ipadの問題は実はアメリカのテロ対策に伴う通信傍受問題とも深く関わっている背景もある。

 物作りにおいてコア技術となる技術資産と生産を外部に委託する危険性、国防と国益が密接に関わって通信システムの政策と実態を今回の出来事で問題化している。今世界は景気後退の為に中国への依存が日増しに高まっている。しかし、過度な依存関係で中国社会体制や政治体制を正しく理解しないで、付き合い方を考えないと身ぐるみを剥がされ、何も残らなかった事に成りかねない。中国はいずれ自国通貨を守る為に国内産業育成の為に外国企業排除になると思う。その予兆が見えている。(もう逃げられない所もあるだろう)国防と経済はリンクしている。景気対策の為に外国人の安易な入国管理や金融決済システムの改悪、国籍条項条件改悪は許される事は出来ない。景気対策の基本はまずは国防である。この基本が正しく理解が出来ない政権は消滅した方がむしろ国民の為に良いだろう。国民は自ら自分達の国の在り方を真剣に考えて行動をする。経済政策での成長戦略、社会保障政策でまず最初にやるべき事はその国の民族が国家に存在出来る領域と保たれる事が出来なくては何も出来ない。宮崎での口蹄疫、沖縄の在日米軍基地、トヨタさんのリコール騒動や日本国内の経済停滞も全ては欧米が冷戦終結後に日本が正しく独立国家としてあるべき戦略を持ちなかった愚行が今日の停滞を生んでいる。まして今の与党には国防、歴史観、全く戦略的経済視点が見えない。


 憲法を変える事、自国民を守る勇気と努力なくして、日本が良くなる事はまずあり得ない。今やるべき事は憲法九条史観によって作られた愚かな政治家や教育者、愛国心の無い経営者を捨てる事が出来ない限り、日本はこの世から確実に消滅するだろう。日本を良くする為に困難だが共に頑張っていく覚悟が出来ているのか・・・・。皆さん?
(正式に、オフイス・マツナガから、転載許可をもらっています)
*有料会員制サイト「ニュースソース」
http://blog.kuruten.jp/newssource/121934
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by hirune-neko | 2010-06-14 12:43 | 現実的なお話し | Comments(0)

ビル・エヴァンス症候群



三男が中学生か高校生だった頃、
ある日ポツリと言った。
「お父さん、ビル・エヴァンスっていいね」
へえ、お前にビル・エヴァンスの良さが分かるのか、
と、意外に思ったのを憶えている。

それから何年も何年も経ったある日、
結婚したいという相手の女性の実家に挨拶に行った。
町田の郊外の豊かな自然に包まれた、いい環境だった。
1時間ほど滞在し、帰り際に玄関で彼女は言った。
「私もビル・エヴァンスが好きなんですよ」
いいんだよ、無理に合わせてくれなくたって。
内心はそう思った。
「大学の卒論のテーマがビル・エヴァンスだったんです」
へえっ!?その瞬間、内心がコロッと変わり
すっかり嬉しくなってしまったものだ。

アルバムのタイトルは忘れたが、
収録されている曲で私が一番好きなのは、
「Remembering the Rain」なのだが
三男はそれに対して、異を唱える。
「そうかなあ。A House Is Not A Homeが
断然いいと思うけどな」
ふん、お前にビル・エヴァンスの良さが
分かるもんか・・・。
でも、こうして改めて聴いてみると
なるほど、なかなかいい曲だと思う。

そんなこんなで、それ以来
ビル・エヴァンスが話題に上ることは一度もない。
いつか私が病の床につき、家族一人一人に
思いを馳せるとき、きっと三男家族に対しては
ビル・エヴァンス仲間だったなあと
懐かしく思い出すに違いない。
二人の間に生まれた娘は、即ち私の二歳になる孫は、
あだ名を「怪獣ひなゴン」と称し
恐ろしく乱暴で騒々しいようだ。
あんな子でも、年頃になると血は争えず、
「おじいちゃん、ビル・エヴァンスっていいね」
なんて言うようになるのだろうか。
まあ、それまで私が生きながらえることはないと思うが。
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by hirune-neko | 2010-06-12 00:49 | 音楽・映画・本の世界 | Comments(0)

重い扉に隔てられて

c0115242_19515737.jpg


薄桃色の花弁に隠れてはいるけれど
この鉄製の重い扉の向こうで
開かれないまま、遠く閉ざされた
私の心に触れた人は、誰もいない

幾筋かの涙の痕跡は
青銅色の錆となってまだ残ってはいるけれど
雑踏から完璧に遮断されたこの空間だけが
表情を失った私の瞳を見続けている

ときどき、聞こえるはずのない
チェロの音色で目が覚める
遠くどこからか漏れ聞こえる
ピアソラのOblivion(忘却)

ときどき、訪れるはずのない
靴音で我に還る
遠く過ぎ去った日々から漏れ聞こえる
ピアソラのOblivion(忘却)


*これは知人が写真ブログに掲載している写真です。
 この写真を見て、思い浮かんだ文章を
 そのまま書き連ねてみました。
*知人の写真ブログ(papabubure) 
 http://papabubure.exblog.jp/
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by hirune-neko | 2010-06-08 19:52 | 心の中のできごと | Comments(0)

青池物語

c0115242_19395562.jpg


こうしてまた、
生きながらえて青池を訪れる機会があろうとは
思いもよりませんでした。
お嬢様が生きていらっしゃったら、
「ばあや、青池は昔のままね」
きっとそう仰ったに違いありません。

独りで行動したことのないお嬢様は、
あの日の早朝、そっと旅館を後にされました。
独りにして差し上げた方がいのかもしれない、
そう思ったのですが、なにか胸騒ぎがして
ばあやは、そっと後をおつけしたんですよ。
この青池の、ちょうどあの辺りの白樺の幹に
すがるように立たれたお嬢様のお顔は、
青池からの光を映して蒼白でした。
ばあやには、不安でとてつもなく長い時間に思われました。
「わたしの一番大切なものを青池に沈めてきたのよ」
最後にそうお話しされて以来、
お嬢様は誰とも口を利こうとされませんでした。

ばあやにはお嬢様の苦しみが痛いほどよく理解できました。
大事に育てられたお嬢様にとっては、
ご自分がまるで廃墟のように感じられたのでしょうね。
お慰めする言葉が見つからず
ばあやはただ、そっと見守るしかありませんでした。

声を出されなくなったお嬢様は、
息を引き取られた日の早朝、
「もう一度青池に行きたかったわ」
確かにそう仰いました。

こうして青池の水面と白樺をみていると、
お嬢様のあの日のことがまるで
つい昨日のことのように思い出されます。
ばあやは、最後までばあやで通しました。
お嬢様は、私の娘であることを知らないまま
旅だって行かれました。それで良かったんですよ。

ばあやが独りでこうして青池に来て、
そっとささやいて、
それで終わりにしましょう。
さようなら。お嬢様。

*これは知人が写真ブログに掲載している写真です。
 この写真を見て、思い浮かんだ文章を
 そのまま書き連ねてみました。
*知人の写真ブログ(papabubure) 
 http://papabubure.exblog.jp/
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by hirune-neko | 2010-06-07 19:40 | 心の中のできごと | Comments(0)

出家の秘話・・・「完結編」

Percy Faith 映画「幸せはパリで」 The April Fools


「突然ですが、仏門に入ります。」
そう宣言したのは4月1日のこと。
「4月1日の所感」と書きましたので、
わたしは読まれた方々がみな
エイプリル・フールだと理解して
一笑に付してくださったと思っていたのです。
だがしかし、世の中とは思うようには
いかないものなのだということが分かりました。
一人や二人どころではなく、
何人もの方が、実直に真に受けてくださり、
ためらいがちに、家族の者たちに
「実は一度確かめたかったんだけど・・・」
と、出家話は本当かどうか真顔で
聞いてきたというのです。

いや、そりゃまあ、これからの人生で
私が出家しない可能性は、
もしかしたらまったくゼロではないかもしれません。

2年半前の雪深い冬の日に、
駐車場から遙か見上げる階段を
ずぶずぶと雪に足を取られながら
登り切って振り返ると、
眼下に広がっていたのは灰色にくすむ
津軽海峡冬景色。
函館のトラピスト男子修道院を訪れたのです。
修道僧としての生活に関する資料を見て、
ああ、こんな生活とてもできないや、
と諦めて、駐車場に隣接する人気のない売店で
「トラピスト・クッキー」の小箱を買ったのは
紛れもない事実です。
どちらかというと、鎌倉で買う
「鳩サブレ」の方が美味しく感じました。
ごめんなさい・・・。

まあ、そのような次第で
あの話しは、エイプリル・フールであったことを
ここに宣言し、完結編とするものであります。

来年の4月1日には、
ちゃんと日付けを確認してから
お読みくださいますよう
心よりお願いいたします。
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by hirune-neko | 2010-06-05 00:02 | 現実的なお話し | Comments(2)

私は自分自身から忘れ去られている



何週間か前にアップした
チェロ4本の演奏による
Oblivion〜「忘却」・・・
同じ曲だけど、やっぱりいいなあ。
理解し合える旧友に再会したような
そんな気持ちになれるんです。
ピアソラの曲はずいぶん聴いたけど
あのおじさん、顔に似合わず
とってもいい曲をつくるなと、
すっかり感心し、今では尊敬の眼差しです。
あっ、別に音楽は顔で作るもんじゃないけど。

忘れる、というよりは忘れ去られる、
という表現に安堵を感じます。
落ちて行く、閉じこもる、力が抜ける、
ため息をつく、暗くなる、どん底・・・
そんな言葉の方がしっくりきますね。

私はたとえちっぽけな存在であっても、
大きな力に依存せず、細い糸を
一本ずつ束ねて、ゆっくりと
人の痛みと苦しみ、不安を受け入れて
心の中で何かを編んで行く・・・
そんな心境になってきました。

ピアソラの曲と出会えて
本当に良かったと
心の底から感じています。
でも、木村カエラの
ドコモのCM、あれはなかなか
かわゆいですね。
CMを作るクリエーターの
鬼才を感じています。
ああいうポップなノリの
メロディーを作る人って、
独りの時って、案外ピアソラの
暗い曲を聴いているような気がします。
きっと。
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by hirune-neko | 2010-06-03 00:16 | 心の中のできごと | Comments(2)



妄想から始まり、脳内人格を与えられた不思議な存在
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昼寝ネコのプロフィール
・1951年
 小さいころ、雨ざらしで目ヤニだらけの捨てネコを拾ってきては、親から小言をいわれる。小学校低学年の音楽と図工は通信簿が「2」。中学からバスケを始めるも、高校2年で部活を止め、ジャズ喫茶通いが日課となる。授業が退屈でがまんできず、短編小説を書いては授業中のクラスで強制的に回覧させ、同級生の晩学を妨げることしばしば。早く卒業してほしいと、とくに物理の先生が嘆いていたようだ。ビル・エバンス、チャーリー・パーカー、ジョン・コルトレーンに心酔。受験勉強をすっかり怠り、頭の中は浸水状態。

・1969年 
 中央大学経済学部入学
 まぐれで合格するも、東大安田闘争・70年安保闘争などの影響で神田界隈はマヒ状態。連日機動隊がやってきて大学はロックアウト・封鎖の繰り返し。すっかり希望を失い、大いなる時間の浪費が始まる。記憶に残っているのは、ジャズを聴いたこと、大学ノートに何やら書きなぐったこと、ぼーっと考えごとをすること。数限りなく、雑多なアルバイトをやったこと。一応は無難にこなした・・・はずだ。いろいろ本を買いあさったが「積ん読状態」で、ただ、アルベール・カミュの作品には衝撃を受ける。それと、寮生活だったので、嫌いだった納豆を食べられるようになったのは、収穫だった。

・1974年 
 同大学卒業
 1年留年し、5年かけてなんとか卒業。理由は単位を落としたからだが、結局5年間の学生生活で授業に出席したのは、おそらく数十日ではなかったろうか。毎回レポート試験で単位をいただいたが、ほとんどは寮生仲間に「餃子ライス」を報酬に、作成を代行してもらった。今さら卒業証書を返還せよといわれても、もう時効だろう。白門同窓生の恥部であることは、重々自覚している。
     
・2006年 
 現在に至る
 プロポーズしたら1週間待ってくれという。そんなに待てないといったら、翌日ハート型のケーキを焼いて待っていてくれた。世の中には奇特な女性がいるものだ。おまけに4人も子どもを産み育ててくれて・・・育児放棄の夫に寛大な女性で・・・おまけに子どもたちは・・・三人の息子と息子のような娘が一人なのだが・・・父親を反面教師として、なんとか実社会に順応している。大したものだ。わが家には、「親の七光り」など存在せず、「子の七光り」で恩恵をいただいているようなものだ。

・2010年 宇宙の旅
 人生も、それなりに辛抱して生きていれば、悪いことばかりではないなと思っている。2010年には、どこで何をしていることやら。宇宙のチリになっているのか、地中に埋もれているのか、はたまた相変わらず時間を見つけては昼寝三昧なのか、こればかりは全く予測がつかない。

・現在
 このブログを始めた頃、2010年なんてずっと未来の存在だった。でも、気がついてみたら2010年はすでに過去のできごとになってしまった。2013年になり、もうじき2014年になろうとしているこの時期に、改めてブログに書き残された何編もの雑文が、自分の心の軌跡という遺産になっていることを感じている。6年前に「昼寝ネコの雑記帳」という単行本を出版した。最近は「続・昼寝ネコの雑記帳~創作短編集」を発刊しようと、密かに機会を窺っている。
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