昼寝ネコの雑記帳

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人生の傍観者ネコ・・・昼寝ネコの旧友です

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長い間生きていれば、誰にだって楽もあれば苦もあるんだろうから、最初から最後までひとつの苦労もなく、幸せな人生ということはあり得ないだろうね。昨日、選挙があったね。知人が熱心に応援していた候補者が落選してしまい、今日その知人から電話があって少し話したんだけど、どうやら目標の得票数には到達したらしいんだね。だけど落選したそうだ。なぜだと思う?

その候補者の背後には、支援する宗教団体があって基礎票がしっかりあるんだよ。だから常に一定の得票数を維持しているんだね。でも、いつもは棄権している有権者の気が変わり、投票所に行って投票率がわずか数パーセント上がるだけでも、基礎票で当選していた候補者が落選するっていうことを誰かが言っていたけど、今回はまさにそんな現象だったんじゃないのかな?落選した候補者は気の毒だったけど、でもね、投票率がどんどん上がるということは、政治的な無関心や不信感が薄れて、いろいろな考えの人が政策や候補者に関心を持つことになり、それは極めて健全な社会現象だろうと思うんだよ。その結果、落選してしまった人は、残念だけれど「民意」で選ばれなかったんだから、ある意味では仕方がないだろうね。

それと、今度の選挙で指摘されているのは、マスコミの選挙に対する姿勢だね。純粋な政策や国益に関する論争を避けて、政権側の不手際をことさら強調し、有権者の視野を本質からそらせたと指摘する人も多い。つまり、マスコミになんらかの意図が働いていたということであり、問題はその源泉なんじゃないのかな?ジャーナリストとしての使命感を持っているのならまだしも、特定の外国政府あるいは海外メディアと協調して、それら諸外国を利する意図をもってのことなら、良識ある国民として行使できる最大の権利は、そういうメディアを買わない「不買運動」を実行することだろうね。現に最近は某大手新聞の購読部数が激減していると聞く。その新聞は、例えば「従軍慰安婦問題」や「南京虐殺事件」もねつ造し、中国が問題にしていないのにキャンペーンを張り、中国に進言して政治問題化したと聞くものね。だとすると、購読しない人が増えてもそれは仕方がないだろうと思うよ。自業自得だもの。インターネット上の情報は、注意深く吟味しないと真実もねつ造もごちゃまぜだからね。自分の眼を養うしかないよね。でも、マスメディアでは紹介されない実態を知るツールとしては、貴重な手段だと思うよ。

思想と人種や宗教による対立は根深いものだから、簡単には解決しないんだろうね。で、「知略に長けた政治家」たちは、そういう対立を解決するよりも政治的に利用しようとするから、余計に世の中がややこしくなってしまうんだよね。

そういう私自身、なかなか政治的な参加そのものに情熱が持てなくてね。いっそのこと、野良ネコも含め、日本に居住するネコ全部に参政権が与えられたら、ちょっとは考えてもいいかなと思うぐらいなんだよ。

ん?私の名前?
本名はね、フリードリッヒ・ラインハルト、みんなはね「フレッド」って呼んでるよ。ワーグナーが好きでユダヤ人からは嫌われた時期もあるんだよ。

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by hirune-neko | 2007-07-30 19:22 | 心の中のできごと | Comments(2)

やあ、昼寝ネコのおじちゃん、久しぶりだね

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オイラのこと、覚えてるかい?覚えてない?ひでえなあ。
オイラのことは一生忘れないって言ってたのにさ。
それともなにかい?オイラがすっかりアカ抜けちゃったから、
思い出せないんじゃないの?
なんたって、昔からセンスがいいからね、オイラ。

どこで会ったか、だって?本当に覚えてないのかい?
この北海道アクセントのフランス訛りを聞いても、
まだ思い出せないの?
おじちゃん、もうボケちゃったんじゃないの?

マルセイユに入港したイスラエル船籍の船にさ・・・
ほら、もともとは室蘭の港が縄張りだったんだけど、
外国船が珍しくて甲板をウロウロして居眠りしてたら、
いつの間にか船が出航しちまってさ、
着いたところがなんとフランスのマルセイユ。
いやあ、あんときはおったまげたよ。
おまけに検疫官に密航ネコだって言われてさ、
それを見てた昼寝ネコのおじちゃんが、
「こいつはジャポンから遊びに来た、俺の甥っ子だぞ、ムッシュ」
って言ってくれたから逮捕されなかったけど、
いやあ、さすがのオイラも心細かったよ。

で、昼寝ネコのおじちゃんは
チーズの選び方と穴場のパン屋を教えてくれて、
おまけに美人フランス語家庭教師の、
イボンヌまで紹介してくれてさ、
オイラもすぐに粋なフランスネコもどきに
なっちゃったんだよ。

おじちゃんが姿を消してから、
ずいぶんいろんなことがあったんだよ。
あのイボンヌね、フランス語を教えながら、
雌ネコの扱い方まで教えてくれてね、
そいですっかりオイラに夢中になっちまったんだよ。
いやあ、室蘭でもてる男は、
インターナショナルに通用してもてるもんなんだと
すっかり自信を持っちゃったなあオイラ。
イボンヌもね、最初はオイラを見つめて
「Je vous aime!」ってささやいてたんだけどさ、
三日後には「Je t'aime!」って、すっかり夢中になってね、
今にして思えば、あれがオイラ人生の
絶頂期だったのかもしれないなぁ。
だってね、パリ行きのツアーに紛れ込んで
一週間留守にすることになったのさ。
イボンヌったら、「一週間もアンタと離れていたら、
わたしゃ気が狂ってしまうよ。」
だなんてかわいいことを言うんだよ。
だからね、寂しい思いをさせちゃあかわいそうだと考えてね、
サンジェルマンのクロワッサンをひと袋かついで、
三日後にイボンヌの部屋に帰ったんだよ。
そしたらさ、そこに雄ネコがいたんだよ。
お父様?叔父様?どなた様?・・・そしたらたったひと言。
「あら、早かったのね。こちら元彼。久しぶりに来てくれたから
アンタ、あと四日経ったらまた戻ってきて」
いやあ、オイラなんにも言えなくてね。
あれがいわゆる「カルチャーショック」なんだろうね。

しばらくはフランスのあちこちを流れ歩いたんだけどさ、
やっぱり室蘭の仲間に会いたくてね、
うまいこと船にもぐりこんで戻って来ちゃったんだよ。
横浜に着いたら地元のネコが歓迎してくれてね、
川崎にフランス語をしゃべる変わったネコがいるって聞いたから
もしやと思って来てみたんだよ。
いやあおじちゃん、かなり老け込んだね。
耳は聞こえてるの?眼は見えるの?


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by hirune-neko | 2007-07-26 23:00 | 創作への道 | Comments(8)

はじめまして、ムッシュ昼寝ネコ・・・

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「Enchante´, Monsieur Hirune-neko.
(はじめまして、昼寝ネコさん)
Je me pre´sente, je m'appelle Genevie`ve. 」
(自己紹介させていただきます。わたくしジュヌビエーブと申します)

・・・ここから先はフランス語を記載するのが大変なので、日本語訳だけにさせていただきます・・・。

「ん? ジュヌビエーブ?・・・あんた、もしかしてフランスから来たのかね? ジュヌビエーブ・・・? ふむ、申し訳ないが思い出せないんだな。そんなにじっと見つめんでくださいよ。フランス製の化粧品や香水だったら、悪いけど買う気はないよ。」
「ムッシュ。あなたはずっと以前、マルセル・サンバに住んでいらっしゃいませんでしたか?ブローニュの近くの。」
「・・・おお、ずいぶん昔だけどね。確かにマルセル・サンバにいたことがある。ああ、思い出したよ。甘いもの好きの仲間たちと、ブローニュの森を突っ切ってはるばるパリ市内の『虎屋』まで遠征し、フランス菓子と和菓子のどっちがおいしいか、大激論したことがある。うん、そうだった・・・で、君は?ジュヌビエーブ、君はマルセル・サンバから来たのかね?」
「小さい頃は住んでいました。今はパリ市内に住んでいるんです。」
「おお、そうかね。ん〜、確かにパリの香りが漂っているよ。懐かしいなあ。」
「ムッシュ。」
「ん?・・・なにかね?」
「アントワーヌ・・・という名前の女性を覚えていますか?」
「・・・・・・」
「わたし、アントワーヌの娘なんです。」
「アントワーヌ・・・の娘さん。」
「そうです。母のことを・・・アントワーヌを覚えていらっしゃいますか?」
「・・・ん。覚えているさ。よく覚えているよ。・・・忘れてはいないさ。」
「よかった。・・・母は、よくムッシュのことを話してくれました。飼い主と一緒にニューヨークからパリに越してきたとき、芝生から見上げたら隣の塀の上でムッシュが昼寝をしていたって。とても変人そうだったけど、新入りの自分をみんなに紹介してくれて、とっても優しい方だったって・・。」
「で、アントワーヌ、いや、お母さんはお元気なのかな?」
「・・・母は今年の2月に、肺炎をこじらせて亡くなりました。」
「・・・ああ、アントワーヌが、亡くなったのか・・・そうか。」

そのとき、昼寝ネコには・・・空耳なのだが・・・アズナブールの歌う「帰りこぬ青春」が聞こえていた。
Hier encore
J'avais vingt ans
Je caressais le temps
Et jouais de la vie
Comme on joue de l'amour
Et je vivais la nuit
Sans compter sur mes jours
Qui fuyaient dans le temps
(Paroles et Musique: Charles Aznavour)

「それで、ご兄弟やご家族は?・・・ご一緒なの?」
「いいえ。みんな離ればなれなんです。・・・私が生まれたとき、すでに父はいませんでした。母はずっと独りで暮らしたんです。・・・私と一緒にですけど。・・・母は、父の名前を教えてくれませんでした。・・・でも、『もしいつか、自分の父親に会ってみたいと思ったら・・・どこに住んでいるかはわからないけれど・・・いつも昼寝ばかりしているネコを探して、それと、こしあんドーナツが大好きな方だから、すぐに分かると思うので・・・その方にお会いして、あなたの父親のことを尋ねてご覧なさい。その方とあなたのお父様は大の親友だから』・・・母は、いつもそう言っていました。母が亡くなりましたので、思い切ってgoogleで「昼寝ネコ」を検索してみました。で、ムッシュのお名前を見つけ、出版社に電話してここを教えていただいたんです。」
「お母さんは、そういったんだね?君のお父さんと私が大親友だって・・・。そうなんだよ。彼と私は大親友でね・・・。」
「あの、父の名前はなんていうんでしょうか?」
「えっ?君のお父さんの名前?・・・え〜とね、そうそう、ジャン・ピエールだよ。みんなはピエールって呼んでいたっけ。ピエールはね、アントワーヌのことを深く愛していたんだよ。でもね、飼い主が、野良猫同然だったピエールを毛嫌いしてね。悲観したピエールは、アルジェリアの砂漠に駐屯する兵隊のトラックに乗って、一緒に行ってしまったんだよ。それっきりだった。誰にも消息は分からないんだ。・・・で、君のお父さんはね、旅立つ前に私にいい残して行ったんだ。『もし自分の身に何かがあったら、そしてアントワーヌが本当に困ったときには、ぼくの代わりに相談にのってやってほしい』ってね。でもまさか、アントワーヌのお腹の中に君がいたとは、ピエールも知らなかったんだよ。」
「そうだったんですか。・・・ムッシュは、父の写真をお持ちですか?」
「えっ?お父さんの写真?・・・うーん、シャイな奴だったからね。写真に撮させるのが嫌いだったから、ちょっと記憶にないんだ。申し訳ないね。」
「そうですか・・・。でも、こうして父をよくご存知の、昔の大親友・ムッシュにお会いできただけでも、なぜが父に会えたような気がします。また日本に来ることがあったらお訪ねしてもいいですか?ご迷惑でなければ・・・。」
「迷惑だなんて、滅相もない。大歓迎だよ。いつでもいらっしゃい。遠慮することはないさ。」

ジュヌビエーブを見送った昼寝ネコは、突然訪れた彼方からの記憶に戸惑い、アントワーヌの若かりし頃の姿が幾重にも目に浮かぶ思いだった。
「ああ、もうこんな時間だ。」
昼寝ネコは隣室に通じるドアを開けると、病床の老妻に声をかけた。
「何か食べられそう?気分は?」
何百回も声をかけたが、ずっと反応のない日々が続いていた。
「さっきね、アントワーヌの娘だといって、女性が尋ねてきたよ。ジュヌビエーブという名前だそうだ。そうなんだ、君と知り合う前のことだよ。覚えているだろう?あれ以来ずっと独り暮らしで・・・ジュヌビエーブと二人で暮らして・・・今年亡くなったそうだ。まさかお腹の中に子どもがいただなんて、突然のことで頭の中が混乱してね。いや、これでよかったんだよ。現実の父親に対面するより、母親の言葉を通じてずっと抱いてきた父親のイメージは、そのまま大事にしておいた方がいいんだよ。何か力になれることがあったとしても、父親の親友という立場でできることだしね。・・・何か食べられそう?気分は?」

会話のない対話は、今日も続いている。マルセル・サンバの、あの食料品店はまだあるのだろうか・・・。昼寝ネコは、昔に戻って自分の人生をやり直せたら、と考えてみたが、すぐさまきっぱりと追い払った。考えてもどうにもならないことは、いくら考えても意味のないことだから。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

今日、「昼寝ネコの雑記帳」の画の作者から、8枚の新しい画が速達で届きました。開けてみると、様々な個性のネコたちでした。スキャナーで取り込み、灰色がかった白地の部分をphotoshopで消し込む細かい作業をしながら、どれか1枚を選び、浮かんだイメージを文章にしようと考えました。ちょうどフランス在住のromarinさんと、フランス語を勉強されているPu-chaさんがマイミクに加わってくれたせいか、妄想はいつの間にかパリ郊外のマルセル・サンバ(Marcel Sembat)に飛びました。ラ・デフォンスに小さな事務所を開く前に、何回か訪れた町です。ちょうど、youtubeに保存しておいたアズナブールの「帰りこぬ青春」(Hier encore)を聞きながら、そろそろこの画のイメージストーリーを終わりたいと思います。いつもお読みくださるあなたに、お礼申し上げます。久しぶりに、自分自身の帰りこぬ青春を思い出し、なんとなくセンチメンタルな気分に浸っています。


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by hirune-neko | 2007-07-24 18:20 | 心の中のできごと | Comments(8)

たまには放電状態ですわい

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人前で話す。人と会って話を聴く。人の家を訪問する。シロの寝過ぎを心配する。面識のない人がマイミクに加わる。拙著への批評文を送ってくれた方に、礼状を書く。月末の支払いを心配する・・・エトセトラ、エトセトラ。

たまには私も放電状態になることがあります。どうすれば効率的に充電できるか?う〜ん、それが難しいところです。最近、名古屋の知人が名古屋名物の、こしあんのお菓子の銘柄を知らせてくれました。そうなんです。血糖値さえ気にならなければ、和菓子かこしあんドーナツをパクつき、DVDを10枚ぐらい借りてきて映画を観放題・・・一日もあれば元気になれそうです。ただしその際は、ジャンルが問題です。どちらかというと、頭を使わなくて済むハードボイルド、刑事物、アクション、サスペンス、ミステリーがいいですね。

さもなければ、湘南を車でドライブもいいですね。途中、鎌倉の商店街で揚げたてのコロッケをパクつき・・・ああそうだ。たまには鳩サブレもいいですね。ん〜、どうしてこうも食べ物にだけ神経が行ってしまうんでしょうか。放電状態の時は間違っても、プッチーニのオペラを聴くとか、ドストエフスキーを読むとか、そういう気にはなれないんですよ。要は思いっきり俗人になって、緊張感をリセットしたいんです。

そんなわけで、本日は放電中につき、本当の駄文ですがお許しください。でも、横目ではSunrise, Sunsetの歌詞を読んでいます。日本語と英語の歌詞が併記されています。もしかしたら結婚するかもしれない息子に、式で歌いたいと冗談をいったら、是非、ということになってしまいました。焦っていますが、ちょっと嬉しくもあります。娘の結婚式では感極まって、絶対に歌えないと思っていますが、息子の結婚というのは「万感胸に迫る思い」なんてありませんので、少しは気楽に歌えるかもしれません。

Is this the little girl I carried?
     いつもおんぶしてた
Is this the little boy at play?
     かわいい小さな子
I don't remember growing older,
     いつか大きくなった
When they grow?
     二人

When did they get to be a beauty?
     こんなにきれいになって
When did they grow to be so tall?
     りっぱになったのか
Wasn't it yesterday when they were small?
     きのうまでは小さな子が

Sunrise, sunset,
     日は昇り
Sunrise, sunset,
     また沈み
Swiftly flow the days,
     時移る
Seedlings turn overnight to sunflowers,
     やがて朝が来れば
Blossoming even as we gaze.
     花もすぐ開く

(作詞  Sheldon Harnick 訳詞 若谷和子、滝弘太郎)

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by hirune-neko | 2007-07-23 01:50 | 心の中のできごと | Comments(8)

私家版創作小説「車椅子のバレリーナ」 プロローグ

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・まえがき

私には娘が一人いる。つい先日まである劇団に所属して舞台に立っていたが、退団して充電中である。次の目標に向かい、毎日凄い形相でトレーニングに励んでいる。

劇団の団員が何十人あるいは何百人ともなると、一人一人の才能や資質を見抜くのも大変な作業なのだろうと思う。私は二十数年前から娘と向かい合い・・・当たり前の話だが・・・性格も資質もそれなりに理解しているつもりだ。そんな娘を見ていて、娘らしい、つまりある程度無理をしなくても演じられるキャラクターを想定した「独り芝居」用の脚本を書いてみたいと思い始め、かれこれ数ヶ月になる。頭の中ではほぼストーリーが完結したのだが、このままだと徐々に記憶の彼方に埋もれてしまいそうなので、記録に残そうと考えた。ただ設定が舞台だと、場面転換やらの制約があるので、表現上の自由度が高い「創作小説」の形で仕上げる方がいいのではないかと思い始め、ブログ上に掲載させていただこうと決めた。

最終シーンは、候補として少なくとも二通りのイメージがある。いわゆるアメリカ風のハッピーエンド、そしてもうひとつはフランス風の、いくぶん悲劇的な結末。個人的にはフランス風の終わらせ方が好みなのだが・・・たとえばフランソワ・トリュフォー監督、ジェラール・ドパルデュー主演の「隣の女」のように・・・。だがしかし、脳裏をかすめるのはキャシー・ベイツが主演した「ミザリー」だ。ご覧になった方はご理解くださると思うが・・・。ある作家が自動車事故で怪我をし、たまたま彼の作品の熱狂的フアンだった元看護師がその場に遭遇。雪深い山村だったため、とりあえず自分の家まで担いで行き、手当をする。やがて彼女は彼の書類鞄の中から作品の最終章の未発表原稿を見つけ、好奇心を抑えられず読み始めるが・・・その結末に彼女は激怒し、暴力によって書き直させようとする・・・とまあ、簡単にいうとこのような筋立てになっている。

あくまでも架空の世界のできごとなので、現実との区別をちゃんとわきまえればなんの問題もないはずだ。なのに「どうしてこんな、悲劇的な結末なの!娘さんがかわいそう!」と詰め寄ってくる方はいらっしゃらないと思うが、一抹の不安がないでもない。だが、明らかに娘に献呈しようと思って書くので、書いている当人が娘の不幸を願っているような誤解を与えるのも不本意だ。だがしかし、とりあえずは私家版の創作小説ということで、ある程度は大目に見ていただき、もし実際に舞台用の脚本にするときがきたら、改めて結末について推敲することにしようと思う。

こうしてもったいぶった、たいそうな前書きを書いてしまうと、読まれた方の期待をふくらませてしまうことになると思うが、かなり割り引いて読む心の準備をしておいていただきたい。あらかじめの弁解である。・・・といいつつも、仕事に時間をとられてズルズルと遅延することも心配している。困ったものだ。

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by hirune-neko | 2007-07-21 14:28 | 創作への道 | Comments(2)

パリの思い出

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マイミクである先斗町さんが「昼寝ネコの雑記帳」を、mixiで紹介くださったため、先斗町さんのマイミクさんのwaiwaiさんがわざわざ拙著を購入してくださり、ご自分のブログで感想を紹介してくださったのはすでに述べた。(7月17日、「昼寝ネコの雑記帳」への読後コメントです)

そうこうするうちに、mixiで拙著をご紹介くださったPu-chaさんの日記をご覧になり、Pu-chaさんマイミクさんであるromarinさんがコメントを残してくださった。その足跡を辿ると在仏30年になる方で、演奏家のようだ。ご自分で、フランス生活のエピソードをブログで紹介されていて、最近の数編を読むうちにパリで仕事をしていたときの情景がいくつも甦ってきた。

初めてパリを訪れたのは、ツアーの一員としてだった。当時親戚が開いていた洋菓子屋が浅草にあり、日本橋三越本店にも出店していた。店主の急逝に伴い、手伝いを要請されていたのだが、ちょうど一年後に食品部長が来店され「退店」、つまり売り場から出てくれという要請があり、急遽デパートも担当することになった。洋菓子の素人が、商品開発まですることになったわけだ。もともと団体旅行があまり好きではないのだが、ちょうど三越食品仕入部主催の欧州食品市場視察ツアーがあり、お付き合いで参加することになった。

シャルル・ド・ゴール空港からバスでホテルへ向かう途中、遙か彼方のモンマルトルの丘に見えたのが、白いサクレ・クール寺院。当時の私はシャルル・アズナブールに心酔しており、「モンマルトルのアパルトマンの窓辺に開く、リラの花も今は枯れて・・・」という訳詞の「ラ・ボエーム」は、何度も何度も聴いていた。だから、薄もやにかすむサクレ・クール寺院を目にしたときは、感動ものだった。翌日の自由時間に、独りでモンマルトルの丘を目指した。行ってみると・・・旧い記憶なので、不確かな部分もあると思うが・・・丘のふもとにはムーラン・ルージュがあり、卑猥そうな店が立ち並び、おまけに昼間なのに街娼の皆さんが客待ちしていいる。ああ、こんなところだったんだと、正直いうとたいそう落胆したものだ。

やがて仕事で洋書を扱うようになったため、パリの大手出版社や取次会社を何度も訪問するようになり、ついにはパリ郊外のラ・デフォンスに小さな事務所を開いて新規の事業を立ち上げることになった。今にして思えば、amazon.comと真っ向から競合するようなサービスを始めたことになり、二年で撤退したが正しい選択だったと思う。
ラ・デフォンスはパリの副都心といわれ、アメリカ中西部の古い町かと思うぐらい、パリらしくないオフィスビルやマンションが建っている。仕事を手伝ってくれたのは、赤ちゃんが生まれたばかりの新婚夫婦。ご主人は、後で判ったのだがフランス領・ニューカレドニアのひとつの島の王様の息子・・・つまり王子様だった。「ヘ?あんた王子様?」と訊くと「ウィ」とにこやかに答えてくれた。彼の妹とその友だち、弟が始終来訪し、「現地」の料理を用意してくれた。奥さんが、出産後も出血が止まらなかったため、身内が総出で来てくれたようだ。
奥さんはブルターニュの出身でソルボンヌを卒業したジャーナリスト。出産後は生計のために経済新聞のレポーターとして電話取材の毎日だった。2LDKのアパートで彼らと同居し、新規事業はスタートした。

数ヶ月間滞在したが、連日「オフィス・デポ」のような文房具屋さん、コンピュータ・ショップを回り、ファックスやコピーなどのOA機器を、少しでも安く買おうと探し回った。理由は聞かなかったが、彼が運転免許を失効しており、助手席に座って「ドロヮ、ゴーシュ」というように道案内をするだけ。私は仕方なく運転手を務めたわけだが、なんと化石のように旧式のシトロエンだった。一応オートマチックだったが、チェンジレバーなんて見たこともないようなヘンテコな代物で、でもまあアクセルを踏み込めば加速するしブレーキを踏めば止まりはするから文句はいえなかった。パリ市街地の信号はさすがに作品のようで見た目はいい。しかし、日本やアメリカの、見やすい位置にある信号に慣れきった私は、何度か赤信号を見落としてそのまま突っ切ってしまった。その都度助手席の彼は、大声を上げた。

まああれこれ話すと長くなって書ききれないが、結局滞在中の数ヶ月の間、まったく観光旅行などする余裕がなく、せいぜいの楽しみといえばアパートから徒歩圏内の小さな食料品店に行って、食べたいものを・・・パンやチーズ、果物を・・・買うことぐらいだった。ニューカレドニア料理はなぜかいつも、チキンと野菜の煮込み料理と決まっていた。徐々に食欲が失せたのもしかたがないと思う。日本は世界で一番、いろいろな料理が食べられると聞いたことがあるが、本当にそうだと思う。

在仏30年のそのromarinさんは、数日後に来日し何カ所かで演奏活動をされるという。Pu-chaさんの表現によれば、とても素敵な女性だそうだ。そうなんだろうと思う。確かにパリジェンヌは自分を魅力的に見せる技に長けているように思う。そんな中で30年も「競合」してこられた方であれば、洗練された美しさを湛えていらっしゃるのだろうと想像している。

仕事上ではそれなりに辛酸をなめたが、話すと長くなるし退屈な内容だと思うので、いずれまた気が向いたら書くことにする。

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by hirune-neko | 2007-07-21 02:13 | 音楽・映画・本の世界 | Comments(4)

音楽は、やっぱりいいですね

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何度も登場させていただきます、毎度おなじみの初代昼寝ネコです。せっかくカトリ〜ヌ・笠井さんが描いてくださったのにお蔵入りさせるのはもったいないというか、忍びないので・・・それとなにかほっとするキャラクターなので、引っ張り出しています。

ご覧になった方もおありと思いますが、昨晩かなり遅い時間に、テレビで「かまやつひろしさん」のアメリカ横断・音楽番組を放送していました。ロスから出発し、最後はニューヨークまで、音楽のメッカを訪ね歩く企画だったのですが、「ほお」という感じでいたく感心しました。ご自分でギターをお弾きになり、原語で歌も歌われる・・・プロのクォリティーで・・・ムッシューファンの方には当り前のことなのかもしれませんが、ロックもカントリーミュージックも食わず嫌いの私には初めて見る光景で、とても新鮮でした。音楽は国境を越え、世代を越え、言葉を越え・・・なんでも越えてしまうんですね。

ギターは、唯一まともに触ったことのある楽器なんです。トライしようとした・・・決して誤解しないでください、あくまでもトライしただけで習得はしていないんですから・・・ジャンルは、バロック、スペイン、フラメンコ、ジャズ、ボサノバ・・・まあそんなところです。ジャズに関しては自在にアドリブを、なんていう水準にはほど遠く、もっぱら耳年増でした。高校2年生の頃から、教室で出席を取り終わると窓から抜け出てバスに揺られ、ジャズ喫茶に直行する生活が始まりました。お昼には持参の弁当を食べ、コーヒー一杯で最終バスの時間まで粘って、ひたすらジャズを聴き続けるわけです。お店のママさんもウェートレスさんも、いつもニコニコで決していやな顔はされませんでした。今考えてみれば、いい人たち、そしていい時代だったんですね。一応、地元では進学校でしたから、みんな必死で受験勉強していましたが、私はいたってマイペースであり、教科書よりもスゥイング・ジャーナルやレコードのジャケットを読みあさっていたわけです。そうそう、お茶の水の明治大学を受験したときも、昼休みの時間を惜しんで向かい側にあった確か「岩倉楽器」とかいうお店を覗いたりしたんですから、本当に低水準の受験生でした。

そんんなわけで、ジャズギターでは元祖ジャンゴ・ラインハルトに始まり、ウェス・モンゴメリー、ジム・ホール、ケニー・バレル、バーニー・ケッセル、グラント・グリーンなどの演奏を聴き込みました。昼間は店も空いていますので実質的な貸し切り状態。ジャズファンの例会もあるぐらい良質な店でしたから、ひと通りのコレクションがありました。ジャズギターに関しては、聞けば大体誰の演奏家が分かるようになりました。今思うに、あのときちゃんと受験勉強していればかなり違った人生を歩んでいただろうなと思います。その延長で、大学の五年間も(大学院に在籍したのではなく、留年したんです。念のため)大いに時間を浪費したものです。大学だって、ちゃんと授業に出て半分ぐらい「優」でもとっていれば、ちゃんとした会社に就職できたと思うんですが、当時の私は非常に反体制的・反社会的な感覚でしたから、私企業への就職より、感覚的に捉えられる世界を優先したんです。誰の演奏か分かることが、そんなに重要なことなのかといわれそうですが、それは「大人の発想」であり、当時の若者だった私には、目に見えないステータスだったように思います。

これからの人生で、もし自由な時間が与えられたら、再びギターを手にとってみたいと思っています。難しそうですが、ピアソラの作曲したアルゼンチンタンゴの曲に挑戦し、気分良く弾けるようになったら、幸せだろうなと想像しています。音楽って、とてもいいですね。

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by hirune-neko | 2007-07-19 17:30 | 創作への道 | Comments(0)

正常な愛と異常な愛

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カトリ〜ヌ・笠井さん作、初代昼寝ネコの画である。こうして改めて見てみると、確かに漫画チックではあるが、味わいのある表情だと思う。画の構図に関しては、まったくカトリ〜ヌさん任せなので、できあがって初めてフ〜ンということになる。人間の心理とは面白いもので、同じ画を見ても想像する内容が違うものだ・・・まあそれが普通なのかもしれない。

さて、ひとつ不思議なことが起こった。私が初めてこの画を目にしたとき、中年雄ネコがなぜ雌ネズミを追いかけているのか・・・?しかもどうしてネズミはビキニスタイルなのか・・・?未だにその謎は解明されていない。全ては私の想像力に任されているらしい。さて、そこでだ。この雌ネズミの名前はなんだろうかと考えた。数秒後に頭に浮かんだのは「ジョセフィーヌ」。一体どこから、そしてどうしてその名前が浮かんだのか、今でも思い当たらない。しかし後日、そのことを伝えるとカトリ〜ヌさんは絶叫するぐらい驚いてしまった。なぜなら、若かりし頃、職場でつけられていたあだ名が「ジョゼフィーヌ」なのだそうだ。なるほど、同じ綴りでもフランス語やドイツ語、あるいは英語によっては読み方が違う。しかし「ジョセフィーヌ」と「ジョゼフィーヌ」というちょっとした違いはあったとしても、よくもまあ、このドンピシャリの名前が思い浮かんだものだと感心する。

さて、なぜ昼寝ネコはビキニ姿の雌ネズミを追いかけているのだろうか。自分ではかなり想像力がある方だと思っていたのだが、この画に関してははたと機能が停止してしまっている。直感力を動員しても無理なので、少し理性を働かせている。・・・それでも難しい。

昼寝ネコはそんなに必死な形相で追いかけているわけではない。つまり空腹に耐えかねて「エサ」であるネズミを食べようとしているのではないようだ。かといって、ジョセフィーヌに求愛して逃げられ、なんとか説得しようと必死で追いかけているようでもない。いずれにしても、第三者の人間があれこれ詮索しても始まらないのではないだろうか。だって、減量中の二人が・・・いや二匹が・・・励まし合ってランニングしているだけなのかもしれないのだから。

ところで、昨今ではかなり死語に近くなってしまった「愛」を、昼寝ネコがジョセフィーヌに対して抱いているとしたら、それは「種」という垣根を越えた、異常な禁断の「愛」だとされるのだろうか?それとも、嫁入り前のジョセフィーヌの腹部の脂肪が気になり、隣人愛で一緒にランニングの付き合いをしているだけだとしたら、人道的人類愛ともいうべき正常な愛なのだろうか。

エーリッヒ・フロムは著書「愛するということ」の中で、愛とは相手を理解し、尊敬し、受け入れることだと、簡潔に述べている。人を愛すること、人から愛されること、人を愛するあまり、愛されないことが憎しみに変わること、世の中には愛憎にまつわる目に見えない苦悩の、なんと多いことか。それだけ人間は、実は愛に飢えているのだと思う。人から愛されることを諦め、絶望した人間が、本当の意味で無償の心をもって、人を愛することができるのかもしれない。おそらく生涯のテーマなのだろう。

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by hirune-neko | 2007-07-19 01:28 | 心の中のできごと | Comments(8)

久々の危機感、ネコのひげにピンピン・・・

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普通のネコは、ヒゲで様々なことを感じる能力があるようですが、昼寝ネコのヒゲも、ときどきなにやらインスピレーションを感じることがあるのです。ですから、本当はヒゲをそりたくないのですが、日常は一応人間として生活していますので、まさか無精ヒゲで営業に出るわけにも行かず、ちゃんとジョリジョリしています。でも今日は、朝からずっとデータベースの作成でパソコンの前に座りっぱなしで、ヒゲは後で後でと思ううちに、とうとうそり忘れてしまいました。そうなんですよ。外出予定がないときなんて、本当にひどい格好なんです。ふだんもまあ、どちらかというと刑事コロンボといい勝負で、平成7年型の旧式の車に乗り、目立たないけどシワだらけの洋服を着ることが多いんですね。ヒゲをそっていないせいか、何か今日は久々に危機感をピリピリ感じています。そうそう、思い出しました。怪力のサムソンが、その力の源の秘密をうっかりデリラという女性に洩らしたため、寝ている間に髪の毛をそられてしまい、怪力を失ったというお話があります。それと似たようなもので、私もヒゲをそらないほうが閃きがあるように思います。

・・・・・・前置きが長くなってしまいました。もともと私たち不思議ネコは、なにせ古代イスラエルの頃から延々と生き続けていますので、イスラエルのこともアラブのことも、そして最近では中国や朝鮮半島、そしてもちろんアメリカや南米などの様子を・・・世界中に散らばっている同族のネコたちとのテレパシー的なやりとりで・・・ある程度は把握しているんです。そこで思うに、今の時代はかつてなかったほど深刻な状況に直面しています。つまり、インターネットの発達で都合の悪い情報も瞬時に拡散してしまうことがまず第一です。マスコミを掌握して情報コントロールしようとしても、歯止めがきかなくなっているわけです。内部告発が、それに輪をかけています。第二に、人間が生存するための自然環境がかなり脅かされていることです。皆さんもよくご存知のことです。第三は、人間の心の生存条件も相当悪化しているということです。第4は、政治家と宗教指導者の質が低下し・・・というよりは、宗教が政治的手段として利用されており、本来の神聖さを失っているケースが非常に増えていることです。さらに、エネルギーや資源の争奪を隠蔽しての宗教対立、人種対立が世界中で沸点に達しつつあることです。いやあ、せっかく人間と仲良く暮らしている私と同類のネコ族のみんなが、非常に現状を憂慮しています。人間の姿をしているけれど、まったく非人間的な指導者がいたり、平気で有害な工業物質を混ぜて食品や薬品を作り、世界中に輸出したり・・・もうとにかく目茶苦茶ですね。

ちょうど日本では近々選挙があります。・・・私は決して選挙管理委員会の依頼を受けてはいませんよ・・・でもね、常識的に考えて、投票率が低ければ「洗脳されたに等しい団体の組織票」が国の方向を決めてしまい、結果的に合法的に国を支配してしまうでしょう?もし有権者全員が一人一人、自分の判断で投票した場合、それは文字通り民意で国の行く末を選択したことになりますから、誰にも文句はいえないと思うんです。選挙で棄権するということはすなわち、国外の勢力と結託して日本を支配下に置こうとする人たちに荷担することになるんですよ。具体的な事例を列挙し証明することは私にはできませんが、国外に住んでいる親しいネコたちが私にそう、警告してくれています。世界中の人たちが皆、私たちと同じ考えで行動しているはずがありません。様々な複雑に絡み合った利権や欲望が根底にあることを忘れてはいけません。

人生は楽しいこと、嬉しいことだけで満たされてはいません。時として苦しみや悲しみの方が多いと感じることもあるでしょうが、そんなとき私たちの視野は狭まっているのが常です。目の前のことは大切ですが、決して無力な一票と思わず、どんな弱者にも等しく与えられている「選挙権」を、明日の無垢な子どもたちのために是非、行使しようではありませんか!

わあ・・・今日の私はどうかしてますね。ちょっとテンションが高いですよ。でもね、これからの日本は岐路と選択の連続だと思います。賢い、そして情があり優しい日本人として、是非積極性を発揮してくださいね。心からのお願いです。今日はヒゲをそらなかったので、感度がいいようなんですが、大変失礼いたしました。全国の比例区のどこを探しても「昼寝ネコ党」なんてありませんのでご安心ください。

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by hirune-neko | 2007-07-18 01:34 | 心の中のできごと | Comments(4)

「昼寝ネコの雑記帳」への読後コメントです

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拙著「昼寝ネコの雑記帳」をお読みくださり、感想を寄せてくださる方が少しずつ増えています。有難いことです。mixiでマイミクになってくださっている先斗町さんが、日記で取り上げてくださり、それを読んで早速お買い求めくださった、先斗町さんのマイミクさん・waiwaiさんが、ご自分のブログ「のら日和」(http://norabiyori.txt-nifty.com/)で、下記の読後感想を掲載してくださっています。とてもクォリティの高い文章で丁寧にご紹介くださり、改めてお礼申し上げます。

『昼寝ネコの雑記帳』 昼寝ネコ
(クロスロード ISBN978-4-87711-303-2)

幼い頃、茶の間にあった長火鉢。脇に引き出しが数個ついていて、1つを閉めると、別の引き出しがすっと出てくる。それを閉めると、また別の引き出しが出る。繰り返し繰り返し、その引き出しで、ずいぶん遊んだ。

この本を読んでいて、その長火鉢のことを思い出した。創作短編小説から始まって、映画、音楽、本、世の中のこと、家族のこと・・・次々と開かれる様々な引き出しから、そのときどきの著者の思いや惑いが、ひょいひょいと顔を出す。それと、表紙のネコのイラストが重なる。

ふっくらめのネコの寝姿、でもその表情はちょっと微妙。アレヤコレヤ心悩ますことがどうにもならなくて、とりあえず「寝ちゃおうっと」・・・おっと、つい私自身と重ねてしまった。(^^;

この本は、ブログ「昼寝ネコの雑記帳」に書いた1年間の日記を書籍にしたものとか。そのせいだろうか、あちこちコメントを付けたくなった。

その中の一つ「ときどき心が空白になる」で取り上げられている映画について、以下、私からのコメント。
---------------------------------------------
あ、それ、フィンランド映画の「浮き雲」ですよね。私の好きな映画の一つです。
同じアキ・カウリスマキ監督の「過去のない男」はご覧になりましたか?
どちらも厳しい状況の中で生きる男女の姿が、静かに丁寧に描かれていて、地味だけどじんわり心が温まる映画だと思います。

その日暮らしのお気楽「徘徊ネコ」の私でも、ときに自分の思いや感情を持て余し、生きるのがしんどいことがあります。いっそ何も感じないほうが楽かも。でも、こうした映画を観て温かくなる心があるのって、やっぱりいいなと思います。「温かくなる」ということは「冷えている」状態があるということですが。(^^;


【昼寝ネコから waiwaiさんへのお礼のコメントです】

とても風格のある、プロフェッショナルな文章を有難うございます。
このように取り上げていただき大変光栄です。
マイミクのてんてんさんという方が映画好きで、ご指摘の
アキ・カウリスマキ監督の「過去のない男」の
粗筋を説明してくれました。
とても好きなプロットです・・・が、まだ観ていません。
人間が何に感動するかは、どん底を歩いた人間の方が
理解しているかもしれませんね。
できれば、美文・麗文よりも、平易な言葉で
感動と癒しを感じていただける作品を書きたいなと思っています。
でも、駆け出しですし、仕事を抱えていますので、
おまけに気まぐれなシロの相手もありますから、
なかなか思うようにいきません。
長い目で見ていただき、励ましてくださいますよう
よろしくお願いいたします。

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by hirune-neko | 2007-07-17 00:03 | 創作への道 | Comments(7)



妄想から始まり、脳内人格を与えられた不思議な存在
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昼寝ネコのプロフィール
・1951年
 小さいころ、雨ざらしで目ヤニだらけの捨てネコを拾ってきては、親から小言をいわれる。小学校低学年の音楽と図工は通信簿が「2」。中学からバスケを始めるも、高校2年で部活を止め、ジャズ喫茶通いが日課となる。授業が退屈でがまんできず、短編小説を書いては授業中のクラスで強制的に回覧させ、同級生の晩学を妨げることしばしば。早く卒業してほしいと、とくに物理の先生が嘆いていたようだ。ビル・エバンス、チャーリー・パーカー、ジョン・コルトレーンに心酔。受験勉強をすっかり怠り、頭の中は浸水状態。

・1969年 
 中央大学経済学部入学
 まぐれで合格するも、東大安田闘争・70年安保闘争などの影響で神田界隈はマヒ状態。連日機動隊がやってきて大学はロックアウト・封鎖の繰り返し。すっかり希望を失い、大いなる時間の浪費が始まる。記憶に残っているのは、ジャズを聴いたこと、大学ノートに何やら書きなぐったこと、ぼーっと考えごとをすること。数限りなく、雑多なアルバイトをやったこと。一応は無難にこなした・・・はずだ。いろいろ本を買いあさったが「積ん読状態」で、ただ、アルベール・カミュの作品には衝撃を受ける。それと、寮生活だったので、嫌いだった納豆を食べられるようになったのは、収穫だった。

・1974年 
 同大学卒業
 1年留年し、5年かけてなんとか卒業。理由は単位を落としたからだが、結局5年間の学生生活で授業に出席したのは、おそらく数十日ではなかったろうか。毎回レポート試験で単位をいただいたが、ほとんどは寮生仲間に「餃子ライス」を報酬に、作成を代行してもらった。今さら卒業証書を返還せよといわれても、もう時効だろう。白門同窓生の恥部であることは、重々自覚している。
     
・2006年 
 現在に至る
 プロポーズしたら1週間待ってくれという。そんなに待てないといったら、翌日ハート型のケーキを焼いて待っていてくれた。世の中には奇特な女性がいるものだ。おまけに4人も子どもを産み育ててくれて・・・育児放棄の夫に寛大な女性で・・・おまけに子どもたちは・・・三人の息子と息子のような娘が一人なのだが・・・父親を反面教師として、なんとか実社会に順応している。大したものだ。わが家には、「親の七光り」など存在せず、「子の七光り」で恩恵をいただいているようなものだ。

・2010年 宇宙の旅
 人生も、それなりに辛抱して生きていれば、悪いことばかりではないなと思っている。2010年には、どこで何をしていることやら。宇宙のチリになっているのか、地中に埋もれているのか、はたまた相変わらず時間を見つけては昼寝三昧なのか、こればかりは全く予測がつかない。

・現在
 このブログを始めた頃、2010年なんてずっと未来の存在だった。でも、気がついてみたら2010年はすでに過去のできごとになってしまった。2013年になり、もうじき2014年になろうとしているこの時期に、改めてブログに書き残された何編もの雑文が、自分の心の軌跡という遺産になっていることを感じている。6年前に「昼寝ネコの雑記帳」という単行本を出版した。最近は「続・昼寝ネコの雑記帳~創作短編集」を発刊しようと、密かに機会を窺っている。
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