昼寝ネコの雑記帳

<   2007年 06月 ( 11 )   > この月の画像一覧

本屋さんからの反応レポート

しつこいようで大変恐縮だが、ようやく出版社の倉庫にも拙著が入荷した。昨日は、太洋社という取次の図書館部から十冊の注文が来た。今日は大阪・吹田のアシーネから五冊の注文。全国の書店に行き渡って、これからどんな反応になるか楽しみでもあり不安でもある。知人から電話があり、新百合ヶ丘の有隣堂に行ったら新刊書コーナーに五冊平積みされていたそうだ。1冊購入してくれたとのことで、本当に有難うございます。またある友人は、読後感想をamazon.comの「昼寝ネコの雑記帳」検索画面の下にある「レビュー」に投稿してくれた。お世辞半分としても五つ星をいただいて、恐縮している。

インターネット書店は、amazon.comに始まり、紀伊国屋、丸善などほとんどでデータ検索ができるようになった。ありがたいご時世だ。「昼寝ネコの雑記帳ステッカー」はあと一週間程度でできあがるらしい。このブログを読まれたた方が欲しいとおっしゃったらどうするか尋ねたら、郵送してくれると言っていたが、本当かな?えっ?そんなこと言った?なんていうことにならないか心配である。まあ、どんな使い方をするかが決まったらご報告したいと思う。

それはそうと、数週間前に「シロへのレクイエム」という駄文を掲載したが、今日退院後初めて診察を受けに行ってきた。結果は奇跡的な快復だそうだ。飼い主としてはどれだけ気を遣って大事にしたことか。獣医さんはどうやら新卒の女性であるらしく、まあどんな様子かはmixiに飛んでお読みくだされ。
http://mixi.jp/view_diary.pl?id=474776837&owner_id=985992

「人気blogランキング」クリックのご協力をお願いします。
人気blogランキングへ

昼寝ネコの文章がグリーティング絵本になりました

グリーティング絵本のコミュニティーもできています(mixiです)
[PR]
by hirune-neko | 2007-06-23 02:04 | 創作への道 | Comments(2)

女流棋士トーナメント観戦記

私は将棋は指すが、囲碁は経験がない。将棋は「指す」というけれど囲碁は「打つ」というのだろうか。でも両方とも「棋士」といい「棋譜」という言葉も使っているはずだ。

夜、女流棋士一級の方と初段の方の対戦をネット上で観戦した。ゴルフのようにギャラリーが集まり、プロの先生が解説をしてくれる。最近導入したskype(スカイプ)で何人もが同時にお話しできる。ある人はマイクをミュートにしないものだから、ビールをゴクゴク飲む音まで拾ってしまう。私は非常に遠慮する性格なので、話しかけられるまではミュートにしている。一時間以上観戦して通話料が無料だというのだから、いやあたまげたものだ。ロンドンまで一時間話しても数十円だというし、スカイプ同士だと無料だそうだ。昔の国際電電とかKDDIという会社の回線で海外に電話した時の頃と較べ、隔世の感がある。十年後、いや五年後にはどんなものが主流になっているんだろうか。楽しみな半面怖くもある。その頃には歳をとりすぎて、器械の操作ができなくなっているような気がするからだ。

でも、人間の心の中ではいくらIT関連の環境が変化しても、相変わらず鬱病や自閉症、不眠症、睡眠障害などはなくならないだろうと思う。昼寝ネコとしてはオールドメディアの地位に甘んじている書籍にこだわり続け、人間の心に語りかけることをライフワークにしたいと思っている、

「人気blogランキング」クリックのご協力をお願いします。
人気blogランキングへ

昼寝ネコの文章がグリーティング絵本になりました

グリーティング絵本のコミュニティーもできています(mixiです)
[PR]
by hirune-neko | 2007-06-22 01:21 | 心の中のできごと | Comments(0)

う〜む、やる気ムンムンじゃ

c0115242_0454038.jpg


これは、なんと拙著「昼寝ネコの雑記帳」のステッカーになるデザインなんです。出版社も予算がない中、無理して作ってくれるようなんです。最初は車の窓ガラスに貼れるもので見積もりをとったら、えらい高額でびっくりしまして、結局は光沢のある紙に印刷して屋内専用のものになりました。

素朴な疑問なんですが、これは何に使うんですか?編集担当者はまともに答えられませんでした。でも、このカトリ〜ヌ・笠井さんのイラストを見ていると、なぜか自然に何か作らねばという自己暗示にかかったというのです。う〜ん、そんな話しってあるんでしょうかね。何かの特典にプレゼントしようと思っている、なんていう暢気なことをいっていました。でもまあ、あちこちでこのステッカーを見た方々が、あらかわゆいと思い、これまたフラフラと本を買ってくださるのではないかと・・・このイラストにはそのような魔力があるのではないかとすら思えてきました。

そうそう、今日はブログのネームカードの下部にあるライフログに拙著をアップしてみました。今までうまくいかなかったのですが、その理由がやっと分かりました。書籍の場合、タイトルを入力した後、自動的に検索され、amazon.comのデータベースにないものははじかれるんです。そういうことだったんです。で、ここ一両日前から出版社がデータ登録を行いようやく、このブログのトップに掲載することができました。試しに表紙の画像をクリックしてみてください。昼寝ネコのかわいらしいニャ〜っという声は聞こえませんが、amazon.comの取扱商品として画面に表示されます。そこでもう一度表紙の画像をクリックしてみてください。すると商品の情報が画面で確認できます。さらに「商品の説明をすべて表示する」の文をクリックすると、詳細な説明が表示されます。これでいくらかは、どんなテイストの書籍かがご判断いただけます。現在、出版社の方で「なか見検索」とかいって、本文や目次の全文を閲覧できるよう登録をしているそうです。ブロックがかかり全体の20%程度しか見ることができないそうですが、十分ですよね。しっかし便利なネット書店で驚きました。そんな機能を最近まで知らなかったんですよ。でもね、有隣堂の本屋タウンと紀伊国屋のウエッブでも「昼寝ネコの雑記帳」でデータが出てくるんですが、凄いのは出版社(クロスロード)の過去の出版物の大半を見ることもできるんです。いやあ、インターネットって本当にすんごい文明の利器だと思います。どうぞ、お試しあれぞかし。

ところで、昼寝ネコが「吹き出し」でなにか寝言を言っていますが。なんと、おフランス語で話しているんです。「わしゃぁ、昼寝ネコだぞい。グゥグゥグゥ。ハイかイイエか?わしゃぁお団子が大好きじゃぞい・・・」なんの夢を見ているのか知りませんが、お気楽なネコであることは間違いありませんです。はい。

「人気blogランキング」クリックのご協力をお願いします。
人気blogランキングへ

昼寝ネコの文章がグリーティング絵本になりました

グリーティング絵本のコミュニティーもできています(mixiです)
[PR]
by hirune-neko | 2007-06-20 00:46 | 創作への道 | Comments(4)

初めまして、いやあ、恥ずかしいニャー

c0115242_2321190.jpg

私が噂のシロなんです。「毛が白いからシロ」と名付けられたんですよ。本当はもう少し凝った名前にして欲しかったんですが、でも可愛がってくれているので、名前より実をとることにしました。

「昼寝ネコの雑記帳」は、私が念力でインスピレーションを送った産物なんですよ、実は。今まで、ずいぶんいろいろな飼い主と付き合ってきましたが、今の飼い主はけっこう手がかかります。何より困るのは、私に対して延々と話しかけることです。それも赤ちゃん言葉なんですよ。気色悪いったらありゃしない。あっ、私の性別は女性です。ですから少しは母性本能をもっているんですが、もうすっかり使い果たしてしまいました。そもそも人間でいえばもうすでに八十歳を超えていますので、母性本能どころの騒ぎではありません。この間だって体調を崩し、床下で静養していただけなのに飼い主が大騒ぎし、やれ死地を探しに行っただの、死期を悟って姿を消しただのはた迷惑をおかけしました。飼い主になりかわりお詫び申し上げます。

これからも、私が元気なうちは昼寝ネコがちゃんとした作品を書けるよう念力を送りますので、どうぞ皆さん楽しみにお待ちください。無精な飼い主ではありますが私からのお願いです。どうぞサポーター読者になってあげてください。口べたで愛想のない人間ですが、そこそこネコ世界でも通用するいい感覚を持っていますので、私も実は期待してるんです。最近、牙が二本抜けまして、以前のようにドライエサをバリバリ食べられなくなりました。缶詰にしてくれているので助かっています。そうなんです、おばあちゃんネコなんですよ。シワもなく腰も曲がっていませんが、総白髪で背中は曲がっています。少しは同情してください。

でも、昼寝ネコの作品には私たち特殊なネコ族のメンタルな小宇宙が存在しますので、是非お越しくださるようご招待させていただきます。そろそろ今週には書店でも注文を受けられるはずです。雰囲気はamazon.comで検索していただき、書名をクリックすると内容の一部が見られるようになります。それはもう少し先かもしれませんので、時々覗いてみてくださいね。(税込み定価998円です)

「人気blogランキング」クリックのご協力をお願いします。
人気blogランキングへ

昼寝ネコの文章がグリーティング絵本になりました

グリーティング絵本のコミュニティーもできています(mixiです)

では、噂のシロはこれでおいとまします。またいつか気が向いたらお邪魔しますね。
[PR]
by hirune-neko | 2007-06-17 23:22 | 創作への道 | Comments(2)

カウントダウンの経過報告

c0115242_234376.jpg


拙著「昼寝ネコの雑記帳」を楽しみにしてくださっている
若干数名の皆様には、発刊が遅れてしまいご迷惑をおかけしています。
この場を借りまして心よりお詫び申し上げます。すんません。

現在、どんな状況なのかをカウントダウンに向けてご説明させていただきます。
昨日14日に、出版社の営業担当の方が都内の取次会社
すなわち問屋さん6社に見本を持って行ってくれました。
事前に回収した委託注文のスリップ(短冊ともいいます)を持ち、
それぞれに流通して欲しい部数を伝えました。
今日、明日で引き受けてくれる部数を電話で確認し、
18日と19日に製本屋さんから搬入してもらいます。
おそらく同日にはトラック便で全国に向けて走り、最終的には
19日から20日にかけて本屋さんに配送されるはずです。
問屋さん6社のうち5社は普通の取次なのですが、何を考えたか
営業担当者の方は「日キ販」という・・・
これはキリスト教図書の専門書店を相手に
書籍を(雑誌は分かりません)卸している会社なんですが・・・
いきなり面会申し込みをして役員の方に扱ってくれるようお願いしてくれました。
結果は「ノー」だったそうですが、かなりの時間を割いてお話しを聞いてくれたようです。
つまり、アカデミックなキリスト教の本ではないけれど、
信仰のあるなしに拘わらず、人の心に「癒しと感銘、共鳴を与える」ことは
クリスチャンにとっても共通なこと何ではないでしょうか・・・
オスカー・ワイルド(だったかの)「わがままな巨人」という作品だって、
宗教的な言葉は出てきませんが、あの作品は
人間は誰でも良く変われる可能性があるというメッセージであり、
著者・昼寝ネコもそういう哲学で著作活動を続けていくのですから・・・と
かなり熱心に説得してくれたようです。有難うございました。
で、続編を案内して、扱えると判断したら扱いましょうということになったそうです。
ひゃあ、じゃあ頑張って聖書を勉強しなくてはいけませんね。

ちょっと脱線しましたが、アップデートしますとそんな状況なんですよ。
昼寝ネコを半人前以上の作家に育ててくださいますよう、
ご訪問くださったあなた様に、伏してお願い申し上げます。
別に、印税でシロに缶詰のエサを買ってやりたいから、
なんていう不純な動機からお願いしているのではありません。
ん〜、でもやっぱりそれも少しあるかな。
最近のシロの目付きがですね、ちょっと不信モードのような気がするんですよ。
本が出たら、印税が入ったら、いっぱい売れたらって、魚屋さんみたいに「たら」ばかり。
ずるずる発刊も遅れるし、本当に真剣に出版に取り組んでるの?
そんな非難がましい視線なんですよ。気のせいだといいんですが。
もちろんたまには頭休めに将棋をすることもありますよ。
でもね、大体毎晩2時前に寝たことはないんですよ。ときどき昼寝はしますけどね。
足許に来ようが、胸の上で寝たいといわれようが、熟睡中に起こされて
エサの容器が空だと文句をいわれようが、悪態をついたことはないだろう?
本当に無言の主張をするシロなんですよ。
でもまあ、元気になってくれて良かったですけどね。

「人気blogランキング」クリックのご協力をお願いします。
人気blogランキングへ

昼寝ネコの文章がグリーティング絵本になりました

グリーティング絵本のコミュニティーもできています(mixiです)
[PR]
by hirune-neko | 2007-06-15 02:24 | 創作への道 | Comments(5)

そうだったらいいのに・・・

昼寝ネコという架空の存在が、住民登録できたり、印鑑登録できたらいいのに。今日はそんな気分でした。そんなことができるわけがない・・・その通りなんですが、実は区役所の地階には架空登録のできる部署があったら・・・面白いでしょうね。詐欺などの犯罪に使われるのは論外ですが、世間体や人の目を意識しないで、自由気ままに振る舞えたら、世の中のストレスはかなり減るのではないでしょうか。それでなくても日本人は、自分だけ違う言動によって群れから離れることを恐れ、徐々に疲れが溜まっている民族なのではないでしょうか。一般論としてですが・・・。私はこう思います、私はこうしたいんです、私はそれに反対です。当たり前の表現ができにくい風潮は確かに存在します。それを気配りといっていいのか、没個性といっていいのか私には分かりません。私自身、「昼寝ネコ」というベールを被ってようやく、自由に発言できているのは確かです。このまま、素顔を晒さないで静かに生きていきたいと思います。でも、創作意欲は一向に衰えていません。数編の短編を考えています。

話しはがらっと変わりますが、今日、街のハンコ屋さんに行ってきました。電話であれこれリサーチして、一番いいと思ったところを探していきました。「はんこ家一番・溝口店」といいます。開口一番、ネコの足形を使って昼寝ネコの実印を作りたいんですが、といいましたら店長さんらしい女性の方がまったく表情を変えずに、まともに話しを聞いてくれました。商品説明もしっかりして、親切丁寧で、安心してお願いすることができました。そうなんです。昼寝ネコの印鑑が来週出来上がるんです。いくらなんでも区役所で印鑑登録はできないと思うんですが、相手が「印鑑証明書を持ってこい」といわない限りは堂々と契約もできるんです。あはは、愉快ですね。依然として日陰の身ではありますが、なんとなく別人格が具体化したようでとても嬉しい気持ちです。亡命先の国で市民権を得たような・・・そんな経験はありませんが昼寝ネコという別人格が、自分の中に存在しお互いに補完し合って生きているん〜・・・what a wonderful worldの世界であります。

それともうひとつ。とうとう昼寝ネコの雑記帳が刷り上がりました。見本が30部届いたんです。まだ実感が湧きませんが、これで新米作家としてのスタートを切ったんだという、静かな昂奮と自覚が全身を流れ始めました。あとは読んでくださった方が、お友達にも勧めてくださるだけの評価をしてくれるかどうか判決を待つ囚人の心境です。来週中には全国の主要書店に配本される予定です。良き読者との出会いが生まれるよう、祈る気持ちです。

「人気blogランキング」クリックのご協力をお願いします。
人気blogランキングへ

昼寝ネコの文章がグリーティング絵本になりました

グリーティング絵本のコミュニティーもできています(mixiです)
[PR]
by hirune-neko | 2007-06-14 00:47 | 創作への道 | Comments(4)

ドイツ語だってあるんだぞい

声楽を習っていた時期がある。オペラのアリア、イタリア古典歌曲、フランス歌曲、コンコーネ、コ−ルユーブンゲン・・・まあ誰しもが同じように習うと思う。ある日、発表会で歌う歌がシューベルトの「冬の旅」の一曲、「あふるる涙」に決まった。初めて見るドイツ語。まったく読めない。英語とイタリア語、フランス語は読むには読めるが、ドイツ語には閉口した。本格的な外国語だった。

ドイツ語の家庭教師を探し数回習ったが、先生にすっかり呆れられるぐらいのみこみが悪かった。主語とbe動詞の関係がなかなか身体になじまず、何度教わっても定着しなかった。暇人の道楽のように惨めになったので、とうとう学業放棄してしまった。いまでも、ドイツ語にはアレルギーが残っている。でも、ドイツもやはりアカデミックな業績や芸術作品の宝庫なので、なんとか読めるぐらいには復帰したいと思っている。・・・まあ、そんな時期はやって来ないだろう。

自分の年齢を考えるとき、もうすでに新しいことにチャレンジする資格はないように思うことがある。これまでの経験を境界線としてはみ出さず、自分自身で判断できる領域の範囲内で組み立てを考えるべきだと思うようになった。それが節度というものであり、知恵でもあるように思う。結局、人間はその一生をかけても一つのことすら究めるのが難しいのではないかと思い至っている。

目に見えないリスクを背負う年齢ではないということなのだろう。そう考えると少し気が楽になり、人生も少しは楽しいものになりそうな気がする。そうあって欲しい。

「人気blogランキング」クリックのご協力をお願いします。
人気blogランキングへ

昼寝ネコの文章がグリーティング絵本になりました

グリーティング絵本のコミュニティーもできています(mixiです)
[PR]
by hirune-neko | 2007-06-06 00:22 | Comments(4)

書店さんから注文が来はじめました

c0115242_043963.jpg
「昼寝ネコの雑記帳」の新刊案内チラシが、先週で全国に行き渡ったようです。予約注文が来はじめました。とくに神奈川県を中心に店舗展開している有隣堂書店は、いくつものお店から注文をいただいています。この二日間だけでも、有隣堂本店、ルミネ横浜店、たまプラーザ店、厚木店、新百合ヶ丘店、藤沢店、橋本店、北里大学売店から注文が入っているそうです。売り切れになることも考えられますが、お店の担当者の方が置いて売ってみようと思ってくださっているようで、とても嬉しく思います。有難うございます。

「昼寝ネコの雑記帳」を本にしようと考え、出版のきっかけを作ってくれたプロデューサーの鈴木れい子さんも、いろいろな方に熱心に・・・というか脅迫的に勧めてくれているようで、ネコの着ぐるみ姿で街頭に立ち、通行人の皆さんに宣伝しかねない勢いだとお聞きしています。おお、なんて麗しいセールスウーマンシップでしょうか。著者としてこんなにうるうるするお話しはありません。有難うございます。お住まいの具体的な場所は分かりませんが、そちらには足を向けて寝ないようにしています。

本日の画は、やはり毎度おなじみカトリ~ヌ・笠井さんの労作です。確か、最初の画ではタイトルが「Albert Camus」だったような気がしましたが、いつの間にか「My Name Hirune-neko」と変わってしまいました。Albert Camus(アルベール・カミュ)といえば、大学時代まだフランス語を習い始めの頃は平気で「アルバート・カムス」と読んでいたように思います。代表作の「異邦人」は原題が「L'etranger」(レトランジェ)ですが、英語にすると確か「the Stranger」みたいな感じだったように記憶しています。ついでに言えば、バリトン歌手のJose´ Van Damが主演した「音楽教師」という映画は、原題が「metre de musique」(メトゥル・ドゥ・ミュズィーク)であるものの、英語では「music teacher」となります。フランス語が第二外国語だった私には、それだけフランス語が未知で遠い存在だったのですが、語感だけの話しではなく、とにかくフランス的なものに心酔し傾倒しました。読まれた方の誤解を解くために補足しますと、当時のフランス語の先生はNHKフランス語講座の講師だった 朝倉季雄(あさくら すえお)先生でした。机と机の間をゆっくり歩きながら一人一人音読させるんです。で、私の番が来ました。「Je me suisなんとか」。・・・どんな文章だったか忘れましたが、読んだ瞬間朝倉先生は私をご覧になり、「おお。君はいい発音ですね」とほめてくださったんです。有頂天になった私は、大学一年生でした。で、留年した大学五年生の時、フランス語の単位を落としていましたので・・・出席日数不足と試験で及第点をとれなかったため・・・五年目の再履修に臨みました。確か南部全司先生というお名前だったと記憶していますが、やはり一人一人音読させられました。私が読み終えるとなんと、真面目な表情で「君はフランスに留学していましたか?」とほめられてしまいました。要するに、私がフランス語を達者に操れるのではなく、ただ単にシャルル・アズナブールのレコードを毎日毎日何回も聴いていたために、なんとなくフランス語っぽいアクセントに慣らされていただけの話しなんです。おまけにアメリカ人からは「お前は日本人なのに英語の発音がフランス人なまりだ」と言われてしまいました。でも、心の中ではニタッとしてイヤミではないですが「シェー」でした。ちょっと古いですけど。ですからどうか誤解しないでいただきたいんです。まあまあの発音でフランス語らしく読むことはできますが、意味はチンプンカンプンなんですよ。前過去?半過去?前未来?複合過去?まったく説明できません。笑ってやってください。馬鹿にしてやってください。パリの百貨店で格好をつけて「セ・コンビヤン?」つまり「なんぼでっか?」と値段を訊いたところ、フランス語の分かるジャポネと誤解され、すごい早口で「ベラベラベ〜ラ」・・・フランス語の数字ってヘンテコですよね。たとえば98だと「4×20+10+8」とこうなるわけですから。「なぬ?」っと絶句し、かくしてあっという間にメッキがはがれてしまいました。いかに劣等生だったかを証明しています。ああ恥ずかしや。
[PR]
by hirune-neko | 2007-06-05 01:27 | 創作への道 | Comments(4)

おお、注文が来はじめた

近刊「昼寝ネコの雑記帳」の新刊案内チラシ四千数百枚が全国の主要な本屋さんに配布された頃だ。今日だけで、まとめて五軒の本屋さんから予約の注文が来た。嬉しいものだ。どんな本かと訊かれたらどう答えたらいいのだろうか。簡単に言えば、「心に感動と癒しを与える」ことを意図している。ちょっぴり笑いもあるし、食い意地がはっているといういみでの「卑しさ」もある。とにかく、昼寝ネコの存在を身近に感じてもらえたら、成功なのではないだろうか。

知名度と資本力のない著者の出版物を、多くの方に知っていただくにはどんな方法があるのだろうか。悩むところだ。でも、これだけインターネット人口が増えているのだから、何か手段がありそうにも思う。いろいろな方に知恵を借りて前進しなくてはならないのだ。ふう。
[PR]
by hirune-neko | 2007-06-03 00:42 | 創作への道 | Comments(4)

分水嶺近辺の心模様

何かの本で読んだことある。霧深い山で遭難し力尽きた登山者の遺体は、霧が晴れてみたら山小屋のほんの近くで発見されることが多いという。人生にあって苦難の道が避けられないとしても、あと何メートルで、あるいはあと何日で終結しますよという標識があれば、歯を食いしばって忍ぶこともできよう。しかし大抵の場合、そんな標識が立てられているわけがない。同じ苦難に遭遇しても、ある人は永遠に続くように感じて心がくじけ、立ち向かう気力を無くしてしまう。また別の人は苦難の中にあっても何かしらの楽しみを見つけ、今ある状況も最悪の事態から較べればまだましだと考えて、楽観的に捉えることができる。その差はどこから来るのだろうか。

苦しむとき、その人の視野は、おそらく辛い出来事や人から責められること、耐えられないこと、恐れ、心配などで埋め尽くされているのではないだろうか。それは自然なことだと思う。どうにかして意識を変え、視野や脳裏や心に別のものが存在するようコントロールする技術を身につけられれば、苦難もかなり軽くなると思う。経験的にそう思う。忍耐できる時間を長く保てれば、チャンスが訪れる可能性も高くなる。それと、苦しみを素直に話せる相手がいれば、もっと事態は好転する。そんな友人は簡単に現れるものではないだろうが、でも相手は必ずしも人間でなくてもいいではないかと思う。ネコだってじっと目を見つめて聞いてくれるし、犬にも期待できるかもしれない。もしかして、ぬいぐるみの人形だって可能かもしれない。心を込めて語りかければ、相手も何事かと心配して神経を集中してくれるのではないだろうか。さらにいえば、映画や創作、舞台、美術品にも不思議な力があるのではないだろうか。人を癒す力が秘められているように思う。しかし、癒しを感じるためにはある種の感性が必要であり、そのためにも日頃からいい作品を鑑賞する機会を持ちたいものだ。

ミシェル・ルグランの曲に「What are you doing rest of your life」という作品がある。あなたは晩年をどう過ごすつもりですか?なるべく選択肢を多く持てる人生でありたいものだ。そうあってほしい。
[PR]
by hirune-neko | 2007-06-02 00:35 | 心の中のできごと | Comments(0)



妄想から始まり、脳内人格を与えられた不思議な存在
S M T W T F S
1 2
3 4 5 6 7 8 9
10 11 12 13 14 15 16
17 18 19 20 21 22 23
24 25 26 27 28 29 30
検索
ライフログ
最新の記事
最新のコメント
きいろ香さん お久..
by hirune-neko at 14:09
お久しぶりです。 色々..
by きいろ香 at 23:59
鞠子さん お兄さん..
by hirune-neko at 15:49
鞠子さん 深夜3時..
by hirune-neko at 00:11
鞠子さん 久しぶり..
by hirune-neko at 11:20
記事ランキング
以前の記事
2017年 04月
2017年 03月
2017年 02月
2017年 01月
2016年 12月
2016年 11月
2016年 10月
2016年 09月
2016年 08月
2016年 07月
2016年 06月
2016年 05月
2016年 04月
2016年 03月
2016年 02月
2016年 01月
2015年 12月
2015年 11月
2015年 10月
2015年 09月
2015年 08月
2015年 07月
2015年 06月
2015年 05月
2015年 04月
2015年 03月
2015年 02月
2015年 01月
2014年 12月
2014年 11月
2014年 10月
2014年 09月
2014年 08月
2014年 07月
2014年 06月
2014年 05月
2014年 04月
2014年 03月
2014年 02月
2014年 01月
2013年 12月
2013年 11月
2013年 10月
2013年 09月
2013年 08月
2013年 07月
2013年 06月
2013年 05月
2013年 04月
2013年 03月
2013年 02月
2013年 01月
2012年 12月
2012年 11月
2012年 10月
2012年 09月
2012年 08月
2012年 07月
2012年 06月
2012年 05月
2012年 04月
2012年 03月
2012年 02月
2012年 01月
2011年 12月
2011年 11月
2011年 10月
2011年 09月
2011年 08月
2011年 07月
2011年 06月
2011年 05月
2011年 04月
2011年 03月
2011年 02月
2011年 01月
2010年 12月
2010年 11月
2010年 10月
2010年 09月
2010年 08月
2010年 07月
2010年 06月
2010年 05月
2010年 04月
2010年 03月
2010年 02月
2010年 01月
2009年 12月
2009年 11月
2009年 10月
2009年 09月
2009年 08月
2009年 07月
2009年 06月
2009年 05月
2009年 04月
2009年 03月
2009年 02月
2009年 01月
2008年 12月
2008年 11月
2008年 10月
2008年 09月
2008年 08月
2008年 07月
2008年 06月
2008年 05月
2008年 04月
2008年 03月
2008年 02月
2008年 01月
2007年 12月
2007年 11月
2007年 10月
2007年 09月
2007年 08月
2007年 07月
2007年 06月
2007年 05月
2007年 04月
2007年 03月
2007年 02月
昼寝ネコのプロフィール
・1951年
 小さいころ、雨ざらしで目ヤニだらけの捨てネコを拾ってきては、親から小言をいわれる。小学校低学年の音楽と図工は通信簿が「2」。中学からバスケを始めるも、高校2年で部活を止め、ジャズ喫茶通いが日課となる。授業が退屈でがまんできず、短編小説を書いては授業中のクラスで強制的に回覧させ、同級生の晩学を妨げることしばしば。早く卒業してほしいと、とくに物理の先生が嘆いていたようだ。ビル・エバンス、チャーリー・パーカー、ジョン・コルトレーンに心酔。受験勉強をすっかり怠り、頭の中は浸水状態。

・1969年 
 中央大学経済学部入学
 まぐれで合格するも、東大安田闘争・70年安保闘争などの影響で神田界隈はマヒ状態。連日機動隊がやってきて大学はロックアウト・封鎖の繰り返し。すっかり希望を失い、大いなる時間の浪費が始まる。記憶に残っているのは、ジャズを聴いたこと、大学ノートに何やら書きなぐったこと、ぼーっと考えごとをすること。数限りなく、雑多なアルバイトをやったこと。一応は無難にこなした・・・はずだ。いろいろ本を買いあさったが「積ん読状態」で、ただ、アルベール・カミュの作品には衝撃を受ける。それと、寮生活だったので、嫌いだった納豆を食べられるようになったのは、収穫だった。

・1974年 
 同大学卒業
 1年留年し、5年かけてなんとか卒業。理由は単位を落としたからだが、結局5年間の学生生活で授業に出席したのは、おそらく数十日ではなかったろうか。毎回レポート試験で単位をいただいたが、ほとんどは寮生仲間に「餃子ライス」を報酬に、作成を代行してもらった。今さら卒業証書を返還せよといわれても、もう時効だろう。白門同窓生の恥部であることは、重々自覚している。
     
・2006年 
 現在に至る
 プロポーズしたら1週間待ってくれという。そんなに待てないといったら、翌日ハート型のケーキを焼いて待っていてくれた。世の中には奇特な女性がいるものだ。おまけに4人も子どもを産み育ててくれて・・・育児放棄の夫に寛大な女性で・・・おまけに子どもたちは・・・三人の息子と息子のような娘が一人なのだが・・・父親を反面教師として、なんとか実社会に順応している。大したものだ。わが家には、「親の七光り」など存在せず、「子の七光り」で恩恵をいただいているようなものだ。

・2010年 宇宙の旅
 人生も、それなりに辛抱して生きていれば、悪いことばかりではないなと思っている。2010年には、どこで何をしていることやら。宇宙のチリになっているのか、地中に埋もれているのか、はたまた相変わらず時間を見つけては昼寝三昧なのか、こればかりは全く予測がつかない。

・現在
 このブログを始めた頃、2010年なんてずっと未来の存在だった。でも、気がついてみたら2010年はすでに過去のできごとになってしまった。2013年になり、もうじき2014年になろうとしているこの時期に、改めてブログに書き残された何編もの雑文が、自分の心の軌跡という遺産になっていることを感じている。6年前に「昼寝ネコの雑記帳」という単行本を出版した。最近は「続・昼寝ネコの雑記帳~創作短編集」を発刊しようと、密かに機会を窺っている。
お気に入りブログ
ファン
ブログパーツ