昼寝ネコの雑記帳

2017年 09月 23日 ( 2 )

昼下がりの葛藤・・・そんなの読みたい人などいる訳がない

Eliane Elias - Time Alone - Dreamer (2004).wmv

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 珍しく、目の前に自ら「一時停止」の標識を立ててみた。行動と思考を停止して、惰性にブレーキをかけ、立ち止まっている。

 どこにも時間を際限なく保有している人間など存在するわけがない。

 自分の有限な時間を、何にどのように使うべきかを吟味したいと思い至っている。時間だけが有限なのではなく、気力や集中力も無尽蔵に湧き上がってくるものではなく、やはり常に枯渇する可能性がある。いつでも、どんなときでも底力と気力が湧いてくるのは、Twenty Fourの主役・CTUのジャック・バウワーぐらいなのではないだろうか。そうでなければ、200話もの連続ドラマを継続できるわけがない。

 私は自分でも呆れるぐらい、あれこれ異なる分野の知識や技術を得ようと努力している。その理由は、達成することに使命を感じる自分なりのプロジェクトがあるからだ。多少無理をしても、なんとか前進しようとしている。それは決して自分の金銭的な利益が目的なのではなく、地位や名誉のためでもない。一面識もない人たちが危険地帯から安全地帯に回避してほしいからだ。そんな姿を見届けたい、というのが最大の理由だ。

 自分自身が最終責任者としてリーダーシップを持つのなら、時間や労力の無駄、失敗を最小限に食い止める方策を考えながら組み立てを進める。しかし、ある集団の一員として参画するとなると、状況が極めて異なるということを、今さらながら痛感している。自分の思い通りに進まないことは最初から承知している。思うように進まないことが不満なのではない。明らかに時間と労力を浪費し、空気を読みながら根気強く調整を続ける・・・長年にわたり、そのような風潮が日本の企業や団体を支配してきたのではないだろうか。

 私は相手がどのような高位の人間でも、相手に対して直接、自分の意見をはっきり主張する主義であり、そのようにしてきている。

 ・・・ここで義母から声がかかり、珍しくバナナが食べたいというので近くのセブンイレブンに行ってきた。店内に一歩足を踏み入れると、一気に「甘い誘惑」が襲ってくる。抑えに抑え、ひとくち羊羹と黒糖かりんとうで踏みとどまった・・・高尚と思える葛藤の話しが、一気に甘い誘惑の話しになってしまった。

 さて、話しを元に戻そうと思ったのだが・・・。

 いろいろな思いはあるのだが、なかなか決断ができないことがある。できるだけ懸案事項はすべて遂行したいと思う。しかし、すでに作業工程が決まっており、時間に比例して達成量が増える案件だけではない。試行錯誤や紆余曲折を経て絞り込んでいく案件もある。さらには、私以外の人たちのいろいろな考えや手法が交錯し、なかなか到達地点が見えない案件もある。

 短期間で全てを終えることは困難であり、同時並行して進めるとなると消化不良を起こしてしまう。さて困ったものだ。

 解決方法が思い浮かばないけれど、もしかしたら優先順位を考え、下位のものいくつかから離脱することが必要なのかもしれない。具体的に方向性が定まり、達成内容も確定してから声をかけてくれれば、それなりに対応できるかもしれない。・・・どうやら、それが現実的な解決方法なのかもしれないと思い始めている。

 こんな時間にブログ記事を書くなんて、これまでになかったことだ。しかしこうして文章にし、しかも何人かの方が読んでくださると思うだけで、安心感をいただいている。心の中の葛藤も少し整理できたように思う。有難いことだ。


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by hirune-neko | 2017-09-23 18:39 | 心の中のできごと | Comments(0)

速い時間の流れに取り残されているのを実感している


Astor Piazzolla - Il pleut sur Santiago (badoneon)

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 毎日、日付けを確認することが多い。あくまでも今日が、何月何日かを確認しているのであって、今年に入って何ヶ月経過したか、あと何ヶ月残っているかは視野に入っていない。

 今日は9月22日。もうじき2017年も9ヶ月が終わろうとしている。ということは、今年は残すところ3ヶ月しかない・・・という現実に直面し驚いてしまった。時間が経つのが、なんて速いのだろうか。年初から第一四半期の頃に、あれこれしようと考えていたことがいくつもある。それなのにほとんど手が付いていないので、今頃になって焦りを感じている。

 一時期、東日本大震災の被災地全体に、福祉団体の支援で絵本を寄贈した。絵本の本文に名前を入れる絵本は何種類かあるが、子どもが天使になってしまったり、逆に親が子どもを遺して亡くなった・・・そんな文章の絵本はおそらく他には存在しないと思う。
 時間が経過すると関心が薄れるのか、新規の寄贈者が減り、寄贈予算が底をついてしまった。当初は、北海道から青森、岩手、宮城、福島までを一気に縦断し、地方新聞社十数社を回ったが、今でも交流が続いているのは、気仙の皆さんだ。

 気仙地方・・・岩手県の大船渡市を中心に陸前高田市と住田町には、一番足を運んだ。大船渡に本社のある新聞社・東海新報社に初めてお邪魔したときの印象を、今でも忘れない。丘の中腹の小高い場所に社屋があった。振り向くと、遠く眼下にリアス式海岸を見渡せた。玄関前に胸像が建てられていた。
 以前は海岸近くに社屋があったが、三陸沖地震の時に水没したため、社長の決断で現在の場所に移転したそうだ。胸像は、その社長だという。

 大船渡には日本将棋連盟の支部があり、二度ほどお邪魔したと記憶している。子どもの将棋大会があり、今年は久しぶりに参加賞のノートを寄贈させていただいた。被災者の方たちからは絵本のお礼にといって、地元銘菓のカモメの玉子や獲れたてのサンマを冷蔵で送っていただいたこともある。息子さんが過労で急死し、残された二人のお子さんのおばあちゃんだという方から、絵本寄贈の依頼があった。絵本をとても喜んでくれた。お孫さんたちのその後が気になり、あるとき東海新報に行く途中カーナビを頼りに訪ねたことがある。子どもたちに将棋盤と駒のセットを置いてきたが、果たして将棋に興味を持ってくれているだろうか。

 財源には限りがあるのだが、今でも避難所で生活している人が多いと聞いているし、気仙の皆さんの「人情」に接した思い出もあり、気仙の赤ちゃんにだけは無理してもなんとか寄贈を続けようと思い、地元大船渡出身の方に画を描いてもらった。その気仙版オリジナルの絵本がスタンバイしたまま、まだ動き出せていない。夏までにはスタートする予定だったのだが、もうすぐ初秋になってしまう。それが一番の焦りの案件である。

 いつも、郵便局に集荷依頼の電話をするのだが、今日はみんな時間に追われ、譲り合ってしまった。午後5時半を回ってようやく気づいたが、もうすでに今日の便には間に合ないという。やむを得ず郵便局に持ち込むことにしたが、外は強い雨脚で止みそうもなかった。段ボール箱ひと箱にびっしりの量だったので、傘を持ちながら運ぶのに苦労した。

 久しぶりの大粒の雨だった。この街に降る雨もサンチアゴに降る雨も、そして未だに津波の傷跡が癒えていない気仙に降る雨も、みな同じ空から降り注いでいる。


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by hirune-neko | 2017-09-23 00:20 | 心の中のできごと | Comments(0)



妄想から始まり、脳内人格を与えられた不思議な存在
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昼寝ネコのプロフィール
・1951年
 小さいころ、雨ざらしで目ヤニだらけの捨てネコを拾ってきては、親から小言をいわれる。小学校低学年の音楽と図工は通信簿が「2」。中学からバスケを始めるも、高校2年で部活を止め、ジャズ喫茶通いが日課となる。授業が退屈でがまんできず、短編小説を書いては授業中のクラスで強制的に回覧させ、同級生の晩学を妨げることしばしば。早く卒業してほしいと、とくに物理の先生が嘆いていたようだ。ビル・エバンス、チャーリー・パーカー、ジョン・コルトレーンに心酔。受験勉強をすっかり怠り、頭の中は浸水状態。

・1969年 
 中央大学経済学部入学
 まぐれで合格するも、東大安田闘争・70年安保闘争などの影響で神田界隈はマヒ状態。連日機動隊がやってきて大学はロックアウト・封鎖の繰り返し。すっかり希望を失い、大いなる時間の浪費が始まる。記憶に残っているのは、ジャズを聴いたこと、大学ノートに何やら書きなぐったこと、ぼーっと考えごとをすること。数限りなく、雑多なアルバイトをやったこと。一応は無難にこなした・・・はずだ。いろいろ本を買いあさったが「積ん読状態」で、ただ、アルベール・カミュの作品には衝撃を受ける。それと、寮生活だったので、嫌いだった納豆を食べられるようになったのは、収穫だった。

・1974年 
 同大学卒業
 1年留年し、5年かけてなんとか卒業。理由は単位を落としたからだが、結局5年間の学生生活で授業に出席したのは、おそらく数十日ではなかったろうか。毎回レポート試験で単位をいただいたが、ほとんどは寮生仲間に「餃子ライス」を報酬に、作成を代行してもらった。今さら卒業証書を返還せよといわれても、もう時効だろう。白門同窓生の恥部であることは、重々自覚している。
     
・2006年 
 現在に至る
 プロポーズしたら1週間待ってくれという。そんなに待てないといったら、翌日ハート型のケーキを焼いて待っていてくれた。世の中には奇特な女性がいるものだ。おまけに4人も子どもを産み育ててくれて・・・育児放棄の夫に寛大な女性で・・・おまけに子どもたちは・・・三人の息子と息子のような娘が一人なのだが・・・父親を反面教師として、なんとか実社会に順応している。大したものだ。わが家には、「親の七光り」など存在せず、「子の七光り」で恩恵をいただいているようなものだ。

・2010年 宇宙の旅
 人生も、それなりに辛抱して生きていれば、悪いことばかりではないなと思っている。2010年には、どこで何をしていることやら。宇宙のチリになっているのか、地中に埋もれているのか、はたまた相変わらず時間を見つけては昼寝三昧なのか、こればかりは全く予測がつかない。

・現在
 このブログを始めた頃、2010年なんてずっと未来の存在だった。でも、気がついてみたら2010年はすでに過去のできごとになってしまった。2013年になり、もうじき2014年になろうとしているこの時期に、改めてブログに書き残された何編もの雑文が、自分の心の軌跡という遺産になっていることを感じている。6年前に「昼寝ネコの雑記帳」という単行本を出版した。最近は「続・昼寝ネコの雑記帳~創作短編集」を発刊しようと、密かに機会を窺っている。
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