昼寝ネコの雑記帳

2017年 06月 08日 ( 2 )

iPad Proのバーコフを初期化した


ANA CAROLINA - EU SEI QUE VOU TE AMAR - LEGENDADO


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 今日もまた、Appleサポートを受けた。その結果、iPad Proのバーコフを初期化することになった。つい先日、設定を終えてすぐサーバーから流れてきた、数千通のメール全てを削除する作業をしたばかりだ。また振り出してある。

 パソコンだけでなく、iPadやiPhoneにも複雑な機能があるため、サポートの人たちも大変だろうと思う。しかしそのおかげで、とても効率よくデータを保存し、検索しいつでも閲覧することができる。とても便利な時代になったものだ。

 昨日作った、大人になり切れない大人のための童話・ ・ ・「欲張りトランク」と名付けてみたが、実は、私自身への反省が込められている。何かをしようとすると、それに伴って必要な知識や技術がある。全部を人任せにできればいいのかもしれないが、ある程度は自分で把握したいと思うので、何とか習得しようと考えてしまう。文字通り、いっぱいになってしまったトランクに、また別のものを詰め込もうとしている。体力も気力も低下する一方の年齢なのに、無謀な欲張りトランクなのかもしれない。

 楽をすると罪悪感を感じ、常に自分に負荷をかける義務があるように思い込んでしまっている。ちょっと損な性格なのかもしれない。でも、それが私の個性なのだから、ここまできたらこのままいくしかないだろう。

 政治ブログランキングの上位から、ずっと閲覧するようにしている。同じテーマを取り上げるブログがあり、次第にだが、タイトルを読んだだけで大体の内容が把握できるようになってきた。実に多くのテーマがあり、一つずつ精査し把握するのはなかなか困難だと思う。複数のブログ主の意見や情報を閲覧しても、ある程度以上は深入りせず、色分けや識別がそこそこにできれば、それで十分なのではないだろうか。

 確かに、自分と同じ考えのブログ記事を読むと、気分が爽快になる。嫌悪感を感じる相手に対して、ブログ主の方が同じように述べていると、大いに共感することができる。

 しかしながら、もともと個人的に考えているのだが、一番大切な本質は何かを常に突き詰める必要があると思う。森友、加計、戦略特区、共謀罪、北朝鮮問題、韓国との合意問題、沖縄の新聞報道姿勢、テレビの報道姿勢・ ・ ・それらの一つずつをリスト化すると、膨大な量になってしまう。

 私はNTTの光回線を利用している。これまでに、光コラボという名前で利用料金が安くなる、という勧誘の電話がたくさんあった。最近は、その勧誘方法の巧妙さが社会問題にまでなっているようだ。相手は必ず、NTTの名前を出してあたかもNTTの部署、あるいは関連会社のような言い方をする。ずっと丁寧に応対していた。しかし、最近はNTTとの契約をそのまま変更するつもりはない、と冒頭ではっきり伝えるようにしている。黙って聞いて言いなりになっていると、いつの間にかNTTのサイトか何かに誘導され、知らないうちに契約申し込みをさせられそうな感じだ。

 日本国内の社会情勢や政治動向に限らず、東アジアでも欧米でも、様々な矛盾が飽和点に達しているような感じがある。どこにでも巧妙な印象操作や世論誘導が行われている・ ・ ・という言葉を使うと、それは馬鹿の最たる人間が使う言葉だ、と断じている人がいるので、へ〜そう考える人もいるのか、と思うのだが、それはそれで自由である。私のことを馬鹿呼ばわりしても一向に構わない。

 印象操作や世論誘導は、現実的に日本という体躯の中に巧妙に仕組まれているではないか。しかし多くの人が、今や現実の姿をしっかりと把握するようになっている。一般国民レベルでは、とりあえずは色分けや識別ができれば、第一段階は良いのではないだろうか。そのまま選挙に突入すれば、かなり英邁な判断が良好な結果をもたらすだろうと思う。

 個人的に重要だと思うのは、個々の案件に一喜一憂せず、自分の人間としての生き方、精神性、人生観、価値観などに振り向ける時間を、少しでも長く確保することだと考えている。そのような時間を取れるようになれば、閃き、インスピレーション、感性力のようなものが育ってくる。そのような資質が身に付けば、怪しげな勧誘電話にも惑わされず、得体の知れない文章にも振り回されずに、賢明で英邁な判断をすることができると思う。

 日本が他国から侵略されたり、支配されるなどの国家転覆は是が非でも避けたい。その意味では、一人ひとりの、たとえ小さな力であったとしても、多くの人が一致団結して持ち寄れば、国の方向性を定める大きな力となる。まさに、国政選挙を始め地方選挙の機会に、大きな力を発揮するのである。それが私の、ごく基本的な国家観である。

 そのような遠大な構想が、今の日本の大きな底流となっていると確信している。知識を蓄え、知恵を増し加え、努めて人間らしく充実した人生を歩み続ける・ ・ ・そのような生きる姿勢が、最終的には個人及びその家族、そして日本の将来を堅固なものにすると考えている。

 いわゆる、悲観主義的な楽観主義である。


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by hirune-neko | 2017-06-08 23:37 | インテリジェンス | Comments(0)

大人になりきれない大人のための童話


Shirley Horn - "Solitary Moon"


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「欲張りなトランク」〜中年・壮年・老年の皆さんへ

 英国・ロンドンのピカデリー広場に、小さな旅行鞄(かばん)専門の店があります。創業した1800年代には、辺りは閑散としており、ときどき馬車が通るぐらいで、周りには店などないのどかな場所でした。

 創業当時は、旅行といえば馬車と決まっていましたので、大きくて頑丈な革の鞄を求める人が多かったのです。馬の鞍(くら)を作る職人だったハリー・ゴードン・トランクは、小さい頃から大きな鞄の中に入って遊ぶのが好きでした。ハリーは、自分の名字がトランクなので、いつしか大きくなったら、誰にも作れない大きくて頑丈な旅行鞄を作るんだと、心密かに夢みていました。

 ハリーの作る馬の鞍はとても使いやすく、評判でしたので、英国中から注文を集めていました。ですから、ハリーが旅行鞄を作る工房を始めたと聞いて、鞄の予約注文が殺到したのです。

 旅行鞄を作る工房の名前は、そのまま「ハリー・ゴードン・トランク」でしたが、人々の間では頭文字を取って「HGT」トランクと、親しみを込めて呼ばれていました。

 「HGT」トランクが全盛を極めていた頃から、すでに200年以上が経ちました。今では馬車で旅行する人なんて、誰もいません。でも、大きな車で旅行する人たちの間には、伝統ある「HGT」トランクを好むマニアが、根強く存在しています。

 その理由は、「HGT」トランクのラインナップで「欲張りトランク」という愛称の、大きくて頑丈な革鞄がとても人気だからなんです。現在、「HGT」トランクを家業として継いでいる、八代目のヘレン・G・トランクが発案した鞄で、説明書には以下のように書かれています。

【「欲張りトランク」の特長】

 旅行に行くときは誰でも、あれこれ必要と思うものを持って行きたがります。旅行が終わってみれば、手も付けなかったようなものがたくさんあります。何度も何度も旅行のための準備を繰り返すうちに、旅行者は学びます。本当に必要なものは何だったか、不要だったものはどれか・・・。

 「欲張りトランク」の特長は、入りきれないほどのものを入れて、鞄の蓋(ふた)を三人がかりで上から無理矢理押さえつけて施錠しても、ロックは完璧に頑丈で決して壊れません。ですからついつい余分なものも持って行こうとして、普通なら決して入りきらないほどの量であっても、ちゃんと蓋を閉めることができるのです。
 無謀と思えるほどの量であったとしても、「欲張りトランク」は収納をお引き受けします。旅行準備を何度も繰り返すうちに、自分の旅行にとって必要なものの優先順位を学んでいただきたいからです。欲張りすぎた経験を何度か繰り返すうちに、旅行者は本当に必要なものは何かを学ぶことができるのものなのです。

 もうかれこれ十年以上も前のことです。父の引退で・・・子どもは私一人だったものですから・・・私が伝統ある「HGT」トランクの八代目として家業を受け継ぐことになりました。馬車で旅行する人など存在せず、今ではサムソナイトに代表されるように、軽くて丈夫でカラフルな、旅行用のスーツケースがたくさんあります。そんな時代に、大きくて頑丈ではあっても、とても重い革製の旅行鞄など、誰が買ってくれるのだろうかと、毎日思い悩みました。
 そんなある日、夢を見ました。白髪で白いひげを蓄えた老人でしたが、彼は自分がハリー・ゴードン・トランクだと名乗ったのです。肖像画で見知っていましたので、すぐに創業者のハリー・ゴードン・トランクであることが分かりました。
 彼は少しの間、私を優しく見つめると、穏やかな声でこう言いました。

 「ヘレン・・・いろいろ思い悩む気持ちは良く理解できるよ。私が創業した頃と較べると、時代が大きく変わってしまい、旅行の手段も装備も大きく変化してしまったね。今の旅行者が必要とする旅行鞄の材質、大きさ、色調、機能など、考えれば考えるほど、答えは迷路の中に入り込んでしまうと思うだろうね。
 そんな時は一度、人間の人生を旅行に例えて考えてみてはどうだろうか。人生という旅路で、欲しいもの、必要だと思うものがたくさんあり、それらをすべて自分という鞄の中に詰めて旅程を続けたい・・・誰しもがそう思うものではないだろうか。それはある人にとっては、夢かもしれないし、希望かもしれない。知識かもしれないし、資格や技術かもしれない。それが人生を積極的に生きようとする動機になるのなら・・・最終的にあらかたを捨てなくてはいけない結果になったとしても、それは許容すべきなのではないだろうか。人生の旅の途中の人は、挫折や失望を経験し、再び立ち上がって歩み始める・・・この繰り返しだと思うんだよ。
 人間は、挫折や失敗から多くを学び、成長する生き物だとは思えないだろうか。失敗を怖れ、萎縮して何もしない人生の結末は、果たして悔いのない佳き人生だったと思えるだろうか。大きくて頑丈で、無理矢理詰め込むことのできる革鞄を使う旅行者は、何度も失敗を繰り返すうちに、深く考え、学び、知恵ある熟練した旅行者になるのではないだろうか・・・」

 そこで私は夢から覚めました。生まれて初めて、創業者と対面し、創業者の深い哲学を味わった気がしました。同時に、天啓の導きだとも確信したのです。

 それまでの重く、無骨な革製の鞄を止めて、最新の科学素材を使い、カラフルな旅行用スーツケースを作ってみようか、という迷いを捨てました。今までのように、いえ、今まで以上に大きくて頑丈で重い革鞄で、施錠部分はさらに頑丈にし、必要と思うものを無理矢理詰め込める、欲張った旅行鞄をつくる決心をしました。

 創業者のハリー・ゴードン・トランクの助言を受け入れ、「HGT」トランクを利用されるお客様が、旅行同様、人生でもたくさんの夢や希望をご自身の中に抱えて旅程を進めていただけるよう、そして何度失敗しても、挫折しても、その都度立ち上がり、新たな一歩を踏み出していただきたい、という願いを込めて、伝統の「HGT」トランクを作り続ける決心をしました。

 そのような思いと願いを込めて、「HGT」トランクの最新製品を「欲張りトランク」と命名しました。


     旅行鞄製作工房 ハリー・ゴードン・トランク
       八代目店主 ヘレン・G・トランク 


(創作メモ)

 今日はあまり体調が良くなかったが、予定していたボランティア活動に参加した。なんとか無事に終えて帰路、家に向かう途中に思い浮かんだイメージを創作ストーリーにしてみた。久しぶりの創作だが、いささか理屈っぽいと思うので、人生を理解しつつも世馴れた大人になりきれない、中年以上の皆さんを読者対象とさせていただいた・・・というよりも、大人になりきれない純粋さを持ち続けていらっしゃる皆さんへの、声援のメッセージである。・・・実は、私もその一人であるが。


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by hirune-neko | 2017-06-08 00:53 | 創作への道 | Comments(0)



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昼寝ネコのプロフィール
・1951年
 小さいころ、雨ざらしで目ヤニだらけの捨てネコを拾ってきては、親から小言をいわれる。小学校低学年の音楽と図工は通信簿が「2」。中学からバスケを始めるも、高校2年で部活を止め、ジャズ喫茶通いが日課となる。授業が退屈でがまんできず、短編小説を書いては授業中のクラスで強制的に回覧させ、同級生の晩学を妨げることしばしば。早く卒業してほしいと、とくに物理の先生が嘆いていたようだ。ビル・エバンス、チャーリー・パーカー、ジョン・コルトレーンに心酔。受験勉強をすっかり怠り、頭の中は浸水状態。

・1969年 
 中央大学経済学部入学
 まぐれで合格するも、東大安田闘争・70年安保闘争などの影響で神田界隈はマヒ状態。連日機動隊がやってきて大学はロックアウト・封鎖の繰り返し。すっかり希望を失い、大いなる時間の浪費が始まる。記憶に残っているのは、ジャズを聴いたこと、大学ノートに何やら書きなぐったこと、ぼーっと考えごとをすること。数限りなく、雑多なアルバイトをやったこと。一応は無難にこなした・・・はずだ。いろいろ本を買いあさったが「積ん読状態」で、ただ、アルベール・カミュの作品には衝撃を受ける。それと、寮生活だったので、嫌いだった納豆を食べられるようになったのは、収穫だった。

・1974年 
 同大学卒業
 1年留年し、5年かけてなんとか卒業。理由は単位を落としたからだが、結局5年間の学生生活で授業に出席したのは、おそらく数十日ではなかったろうか。毎回レポート試験で単位をいただいたが、ほとんどは寮生仲間に「餃子ライス」を報酬に、作成を代行してもらった。今さら卒業証書を返還せよといわれても、もう時効だろう。白門同窓生の恥部であることは、重々自覚している。
     
・2006年 
 現在に至る
 プロポーズしたら1週間待ってくれという。そんなに待てないといったら、翌日ハート型のケーキを焼いて待っていてくれた。世の中には奇特な女性がいるものだ。おまけに4人も子どもを産み育ててくれて・・・育児放棄の夫に寛大な女性で・・・おまけに子どもたちは・・・三人の息子と息子のような娘が一人なのだが・・・父親を反面教師として、なんとか実社会に順応している。大したものだ。わが家には、「親の七光り」など存在せず、「子の七光り」で恩恵をいただいているようなものだ。

・2010年 宇宙の旅
 人生も、それなりに辛抱して生きていれば、悪いことばかりではないなと思っている。2010年には、どこで何をしていることやら。宇宙のチリになっているのか、地中に埋もれているのか、はたまた相変わらず時間を見つけては昼寝三昧なのか、こればかりは全く予測がつかない。

・現在
 このブログを始めた頃、2010年なんてずっと未来の存在だった。でも、気がついてみたら2010年はすでに過去のできごとになってしまった。2013年になり、もうじき2014年になろうとしているこの時期に、改めてブログに書き残された何編もの雑文が、自分の心の軌跡という遺産になっていることを感じている。6年前に「昼寝ネコの雑記帳」という単行本を出版した。最近は「続・昼寝ネコの雑記帳~創作短編集」を発刊しようと、密かに機会を窺っている。
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