昼寝ネコの雑記帳

2017年 05月 28日 ( 1 )

もう遅すぎるかもしれないが、何かが目覚めている


Bill Evans - The Peacocks


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 改めてキース・ジャレットと聴き比べてみたが、やはりビル・エヴァンスの演奏の方が私にとっては、違和感がないようだ。

 ニュージーランド人の知人が、英語で作成した村上春樹論を、学会での初めての発表のため、苦労して日本語に翻訳した。その日本文を本格的に推敲する手伝いを始めたのだが、何度繰り返して読んでも意味が把握できない箇所がある。思いあまって、原文の英文原稿をメールに添付して送るよう依頼した。

 届いた英文を読んでみた。100%理解できたわけではないが、意外なことにかなり大意を把握できることに驚いた。試しに、相当以前には歯が立たなかった、TOEFLの穴埋め問題にチャレンジしてみたところ、全問正解とはいかないものの、結構手応えを感じた。とくに集中して英語を勉強しているわけではない。脳内で眠っていた何かが、目覚め始めたのだろうか。

 今日はやりかけの仕事を保留し、アメリカのテレビドラマTwenty-Four・24のシリーズ3を21話から最後の24話まで観た。ロス・アンゼルスのホテルに細菌兵器が散布され、多くの死者が出たという設定なので、興味も手伝った。カウンター・テロ・ユニットの職員にも死者が出て、ジャック・バウアーが必死でウィルスの拡散を防止する。

 対テロリストのリアルな戦いを疑似体験しながら、その命がけの仕事ぶりを観ているうちに、自分の中で何かが覚醒するのを感じた。ある種の闘争心のようだ。内面から突き動かされるような動機を実感した。具体性は何もないのだが、理不尽なことに屈しない、正義感のようなものなのかもしれない。

 改めて自分の年齢を考えてみた。十の位を四捨五入すると百歳である。一の位を四捨五入しても、70歳である。気持ちは高揚しても、この年齢から、一体何ができるというのだろうか。

 そのとき、ふと世界の政治指導者の名前が浮かび、調べてみた。

・ドナルド・トランプ米大統領 1946年生まれで今年72歳
・ウラジーミル・プーチン露大統領 1952年生まれで今年66歳
・アンゲラ・メルケル独首相 1954念生まれで今年63歳
・安倍晋三日本総理 1954年生まれで今年63歳
・小池百合子東京都知事 1952年生まれで今年64歳

 なんだ、十の位を四捨五入すれば、みんな百歳ではないか。実年齢だって、私とそんなには変わらないようだ。では、私にだってまだまだ新しい領域に挑戦する資格がありそうだ、と勇気づけられた。

 一方で、このような例もある。

 フランス大統領選挙に勝利した、エマニュエル・マクロン氏(39歳)が国内で大人気だ。穏健派で知的な政治家である彼の妻は、25歳年上で64歳の超熟女。しかも中学時代の恩師だというのである・・・(Wikipedia)

 もし私がこれから結婚するとして、25歳年上の女性だと90歳以上ではないか。いくらなんでも、いきなり老老介護になってしまいそうだ。それはともかく、中学生のときから30歳代の教師を想い続けて結婚したとなると、映画にでもなりそうではないか。

 本当に不思議なのだが、遅延案件に加え、処理案件が次々と増えてしまい、それなりの英語力も必要になっている状況なので、相当プレッシャーを感じている。重圧感からなかなか解放されないでいる。しかしどういうわけか、何かが目覚めつつあるという実感が、確かにある。

 決して楽ではないが、現状をしっかり受け止めて、前傾姿勢を崩さないまま半歩ずつでも前進しようという気力が出てきている。これは、喜ぶべきことだと思う。まだまだ到達点が明確には見えないが、迷わず、ためらわずに進んでいきたいと思っている。


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by hirune-neko | 2017-05-28 01:09 | 心の中のできごと | Comments(0)



妄想から始まり、脳内人格を与えられた不思議な存在
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昼寝ネコのプロフィール
・1951年
 小さいころ、雨ざらしで目ヤニだらけの捨てネコを拾ってきては、親から小言をいわれる。小学校低学年の音楽と図工は通信簿が「2」。中学からバスケを始めるも、高校2年で部活を止め、ジャズ喫茶通いが日課となる。授業が退屈でがまんできず、短編小説を書いては授業中のクラスで強制的に回覧させ、同級生の晩学を妨げることしばしば。早く卒業してほしいと、とくに物理の先生が嘆いていたようだ。ビル・エバンス、チャーリー・パーカー、ジョン・コルトレーンに心酔。受験勉強をすっかり怠り、頭の中は浸水状態。

・1969年 
 中央大学経済学部入学
 まぐれで合格するも、東大安田闘争・70年安保闘争などの影響で神田界隈はマヒ状態。連日機動隊がやってきて大学はロックアウト・封鎖の繰り返し。すっかり希望を失い、大いなる時間の浪費が始まる。記憶に残っているのは、ジャズを聴いたこと、大学ノートに何やら書きなぐったこと、ぼーっと考えごとをすること。数限りなく、雑多なアルバイトをやったこと。一応は無難にこなした・・・はずだ。いろいろ本を買いあさったが「積ん読状態」で、ただ、アルベール・カミュの作品には衝撃を受ける。それと、寮生活だったので、嫌いだった納豆を食べられるようになったのは、収穫だった。

・1974年 
 同大学卒業
 1年留年し、5年かけてなんとか卒業。理由は単位を落としたからだが、結局5年間の学生生活で授業に出席したのは、おそらく数十日ではなかったろうか。毎回レポート試験で単位をいただいたが、ほとんどは寮生仲間に「餃子ライス」を報酬に、作成を代行してもらった。今さら卒業証書を返還せよといわれても、もう時効だろう。白門同窓生の恥部であることは、重々自覚している。
     
・2006年 
 現在に至る
 プロポーズしたら1週間待ってくれという。そんなに待てないといったら、翌日ハート型のケーキを焼いて待っていてくれた。世の中には奇特な女性がいるものだ。おまけに4人も子どもを産み育ててくれて・・・育児放棄の夫に寛大な女性で・・・おまけに子どもたちは・・・三人の息子と息子のような娘が一人なのだが・・・父親を反面教師として、なんとか実社会に順応している。大したものだ。わが家には、「親の七光り」など存在せず、「子の七光り」で恩恵をいただいているようなものだ。

・2010年 宇宙の旅
 人生も、それなりに辛抱して生きていれば、悪いことばかりではないなと思っている。2010年には、どこで何をしていることやら。宇宙のチリになっているのか、地中に埋もれているのか、はたまた相変わらず時間を見つけては昼寝三昧なのか、こればかりは全く予測がつかない。

・現在
 このブログを始めた頃、2010年なんてずっと未来の存在だった。でも、気がついてみたら2010年はすでに過去のできごとになってしまった。2013年になり、もうじき2014年になろうとしているこの時期に、改めてブログに書き残された何編もの雑文が、自分の心の軌跡という遺産になっていることを感じている。6年前に「昼寝ネコの雑記帳」という単行本を出版した。最近は「続・昼寝ネコの雑記帳~創作短編集」を発刊しようと、密かに機会を窺っている。
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