昼寝ネコの雑記帳

2017年 05月 16日 ( 2 )

ささやかながら、反撃の狼煙(のろし)を上げた


Novitango - Astor Piazzolla


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 ボランティアで引き受けた小冊子の製作がある。最初に見本原稿を見せられたときはほとんどが文章だった。新しいiMacが動作不良で四苦八苦している最中の10月下旬に、原稿が送られてきた。画像が100点以上含まれていた。左右2段に分かれ、日本語と英語の文章をレイアウトし、画像を所々に配置して、なおかつ画像だけのページが何ページかあった。

 ちょうど、みるとすの公式サイトが保存できなくなり、開発会社がサポートから撤退した時期と重なってしまった。あとは何が重なったのだろうか・・・思い出せないが、とにかく身動きができない苦難の時期が始まった。そうだ、メールアカウントを新しいiMacに移行できない不自由さも手伝って、すっかり機能不全に陥ってしまっていた。

 ようやくメールアカウントを、iMac、IPhone7、iPad Proと順調に設定できる環境になった。製作ソフトのQuaRkXpressの最新環境にも慣れて、なんとか順調に操作できるようになっている。

 小冊子は、自分がゼロから企画したものであれば、多少複雑な構成でも、なんとか進めることができる。しかし、第三者が作成した原稿だと、全体の仕組みが頭に入るまでは、取りかかること自体がとても億劫に感じる。しかし、ようやく今日、本格的に取りかかることができた。途中で何ページにもおよぶ修正指示が、2回来ていたことも億劫になっていた原因だった。

 並行して、某県の産婦人科医会の会長宛に、業務概要説明書を送信していたが、推敲し直して第2稿を今日ファックス送信した。児童健全育成推進財団が、関係団体として認定してくれたのを追記した方が良いと考えて、作り直した。アマゾンとの取引関係があることも追記した。全国の都道府県の産婦人科医会への突破口になることを切望している。

 自分自身を客観的に見ると、妄想や空想の世界に埋没し、あれこれと思い巡らすのが性に合っている。どうも昔から、積極攻勢で営業を仕掛けるのが不得手である。しかし、会社の収益体質を万全のものにするためには、当然のことながら一定水準の売り上げが必要だ。重い腰を上げて、正攻法の営業行動に出始めている。

 長期間の自閉的な沈黙を破り、そろそろ自分の殻から出て、一般社会との接触面積を拡大して行こうと考えている。これまでの乏しい経験からではあるが、相手に理解力がある場合は大抵、即決即断で決まる。しかし、経営判断を伴う内容なので、経営者である院長まで到達するのが至難の業の業界である。

 これまで、十分な時間をかけて戦略を練ってきたと思っている。また、ある程度、完成度の高い機能になってきているとも思っている。いわば、これまでの集大成なので、自信を持って前進しようと考えている。その意味で、今日はなんとなく億劫さが吹っ切れたような気がする。ささやかではあるが、反撃の開始である。

 もともと、平時にはぼんやりとして黄昏ているが、有事の際には俄然覇気が出て戦闘意欲が湧いてくる。北海道から九州・沖縄までの全国を視野に入れている。相手が会ってくれるとなれば、北海道でも沖縄でも飛んで行くことになる。これまでの経験から、事前に資料を見てくれた院長が面会してくれると、契約に至る確率は非常に高い。

 一抹の不安は、東アジア情勢が非常に流動的であり、国際情勢の大きな変動によって、社会環境ががらりと変わる可能性があることだ。しかし、だからといって出産する人がゼロになるわけではないから、極端に大きな影響は起きないだろうと思っている。逆に、子育て中のご家庭が社会情勢に不安を感じ、有益な助言や情報を必要とする環境が醸成されると思っている。

 そんな皆さんの役に立てれば、とても嬉しく思う。そのような初心を忘れずに、冷静沈着に進んでいきたいと思っている。


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by hirune-neko | 2017-05-16 23:53 | 現実的なお話し | Comments(0)

少々気味の悪い情報だが、ご注意いただきたい


Isn't it a Pity - Shirley Horn


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 同居している94歳の義母は、一時期、食欲が落ちてしまい、それでなくても偏食傾向が強いため、困っていた。常食できているのは、サツマイモの煮たのと小粒のラッキョウで、他は、ある時期は食べても、やがてピタッと受け付けなくなってしまう。ある時期は、刺身を好んで食べたので、それなら栄養価も高いしいいことだと思っていた。

 今日、夕刊フジの電子版であるzakzakに画像入りで掲載された寄生虫に関する記事がある。記事のタイトルは

【10年で25倍!寄生虫「アニサキス」防御術 芸人・庄司智春も感染、吐き気に激痛…刺し身に潜む恐怖

 という、まことに不気味な内容だった。一度だけ閲覧したが、体長2〜3センチだと書かれているので、注意して調理すれば見落とさないとは思う。しかし、このアニサキスには歯があり、記事中では「胃や腸の粘膜の中へ歯を使って潜り込み」と表現されている。

 不思議なのは、もう一度記事を確認しようと思い、zakzak内を検索したのだが出てこない。読んだ直後にevernoteにクリッピングしていたので、全文を保管できている。しかし、google検索でURLを見つけることができたし、動作確認もできた。刺身を好む方は、一応の基本知識を持たれておいた方がいいのではないだろうか。一日以上冷凍するか、焼いたり煮たりすることで、この寄生虫は死滅するらしい。

【zakzakに掲載されていた記事】〜現時点では閲覧可能である
「10年で25倍!寄生虫「アニサキス」防御術 芸人・庄司智春も感染、吐き気に激痛…刺し身に潜む恐怖」

 以前、何かで読んだ記憶があるが、韓国では人糞を積載した船が、海中に投棄しているらしい。そのため、韓国から輸入する魚介類から寄生虫などが検出され、輸入禁止になった事例があったはずだ。また、記事中で書かれていたが、太平洋で獲れたものに較べると、日本海の方がずっと良好らしい。ブログ読者の方から、能登周辺で獲れた魚の刺身を宅配している店を教えていただいているので、いずれご相談して義母のために取り寄せようと思っている。

 昨日、村上春樹の研究家の方と立ち話をした。シドニー出身である私立大学で英語を教えている人物だ。先日推薦してくれた「世界の終わりとハードボイルド・ワンダーラン」の英訳本のKindle本をiPadにダウンロードしていたので、翻訳者の名前を確認してもらった。その時、少し読んでみたが、文学的表現の英文は私にとってとても難しい、と言った。理解するためには、どのような勉強方法がいいのかと質問した。すると、とにかく繰り返し読むしかないとの事だった。さらに助言をしてくれた。村上春樹の作品には短編集も何冊かあるので、まずはその英訳本を読んでみてはどうか、という助言だった。

 今日の夕方過ぎ、アマゾンで調べてみた。日本語のタイトルと英語のタイトルを比較しながら探し、興味を引きそうなものを購入した。英語では「Blind Willow, Sleeping Woman」であり、オリジナルの邦題は「めくらやなぎと眠る女」となっている。まだ読んでいないので、めちゃくちゃな意見だとは思うが、もし英語のタイトルが「Blind Willow, Sleeping Woman」ではなく「Blind Willow, Sleeping Widow」という風に、WillowWidowの語尾の韻を揃えたら、なかなか詩的な表現になるのではないだろうか。直訳すれば、「めくらやなぎと眠るやもめ女」となるが、なんとなく深みとイメージが拡がるのではないだろうか。

 何度も聴いているシャーリー・ホーンの歌で、並記しているふたつの語尾の韻を揃えている歌詞がある。タイトルは、「Isn't it a Pity」(哀れなものじゃない?)で、冒頭に掲載したものである。意訳しても、「哀れな人生じゃない?」となってしまい、それだけでは味も素っ気もない。辞書を引いていないので、正確に歌詞の内容を把握してはいない。したがって、私なりの勝手な解釈だが、この歌は人生の晩年に出会った、男と女の心の触れ合いを表現している。

 長い人生で、様々な経験をし、いろいろな人との出会いがあった。人を見る目も確かになり、人生観や価値観もそれなりに確固としたものになっている。そんな人生の晩年に出会った相手に対する愛情表現なのだが、自分の年齢を考えると今更どうなるものでもない。そこで、ずっとずっと前に出会わなかったなんて、お互いに哀れな人生じゃない?と歌っているのである。

 この歌詞の中に、以下の表現がある。
Imagine all the lonely years you wasted Fishing for salmon Losing at backgammon

 このsalmonbackgammonの語尾の韻が揃えられている。ちゃんと耳を傾ければ、もっとありそうだ。

 あえて意訳するなら、「一人っきりで、マス釣りやバックギャモン(ギャンブルの一種)の賭け事に、貴重な人生を空虚に過ごしてしまう自分の姿を想像してごらんなさい」・・・とでもなるのだろうか。そんな虚しい人生を過ごすぐらいなら、私と一緒に充実した人生を生きたいと思わない?・・・というような、婉曲的な求愛の歌詞だと思う。しかしこれとても、相手に向かって直接語りかけているのではなく、2人で食事をして別れ、独りで部屋に戻ったときの虚しさを、微かな期待に絡めて歌っている・・・そんな情景だと思う。ふと鏡に映った自分の容貌。どれだけメイクをし、ウィッグを被ったとしても隠し切れない老い。今から新しい人生を始めようにも、もうすでに手遅れな年齢になってしまっている。なんて哀れな私だろう・ ・ ・これがタイトルの「Isn't it a Pity」(哀れなものじゃない?)である。・・・断定はできないものの、晩年近くのシャーリー・ホーンが歌った姿を想像すると、おそらくそのような心境だっただろうと思う。

 自分でも呆れる位、長い長い前書きになってしまった。10年ほど前に「昼寝ネコの雑記帳」の出版に尽力してくれた、美容室gigue(ジーグ)の鈴木れい子さんとカトリ〜ヌ・笠井さんは、二人とも村上春樹の愛読者である。その二人から、私のブログを読んで、作風が村上春樹に似ている、と何度も言われた。私自身はこの歳まで、村上春樹作品をただのひとつも読んでいない。いずれは短編作品を中心に、もう少し量産したいと思っている。その時に読者の方々から、村上春樹を真似ていると言われてはたまらない。したがって、少しは村上春樹作品を読んでみようと思っている次第だ。

 今日アマゾンでダウンロードしたKindle版の「Blind Willow, Sleeping Woman」に目を通してみた。前書きの1ページ目で、単語の意味がわからず調べたのが9語もあった。
 しかし徐々に内容を理解できるようになった。
 「長編を書いているときは短編を書けず、短編を書いているときは長編を書けなかった。おそらく、短編と長編頭では使う脳の領域が違うと思う。」
 と言う表現を目にした。なんとなくわかるような気がする。英語版の序文を読み返してみた。意味が把握できないと思って読んだのに、二回目だと不思議と理解できるようになっている。
 「簡潔に表現するなら、長編作品を書くことは挑戦であり、短編は楽しみである。長編作品を森に木を植えることに例えるなら、短編作品は庭に植えることである。この両者は相互に補完し合い、創作世界という私の貴重な宝を創出している」
 ・・・昼寝ネコ流の訳ではあるが、とても共感できる表現だ。村上大先生は大いに気を悪くされるとは思うが、もしかしたら私たちには似通った感性があるのかもしれない。しかし、既完成の村上春樹vs超未完成の昼寝ネコ・・・である。

 いずれにしても、ここ最近は全く時間を確保できず、短編作品を書いていない。そろそろ昼寝ネコの短編作品を読みたいと思ってくださっている、熱心なブログ読者の方が、全国に2名ほどいらっしゃるので、ご期待に添えるよう、そろそろ仕事の合間に一作書いてみたいと思っている。

 乞うご期待であるが、いつになるかは保証できないのでご了承いただきたい。



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by hirune-neko | 2017-05-16 01:27 | 創作への道 | Comments(0)



妄想から始まり、脳内人格を与えられた不思議な存在
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昼寝ネコのプロフィール
・1951年
 小さいころ、雨ざらしで目ヤニだらけの捨てネコを拾ってきては、親から小言をいわれる。小学校低学年の音楽と図工は通信簿が「2」。中学からバスケを始めるも、高校2年で部活を止め、ジャズ喫茶通いが日課となる。授業が退屈でがまんできず、短編小説を書いては授業中のクラスで強制的に回覧させ、同級生の晩学を妨げることしばしば。早く卒業してほしいと、とくに物理の先生が嘆いていたようだ。ビル・エバンス、チャーリー・パーカー、ジョン・コルトレーンに心酔。受験勉強をすっかり怠り、頭の中は浸水状態。

・1969年 
 中央大学経済学部入学
 まぐれで合格するも、東大安田闘争・70年安保闘争などの影響で神田界隈はマヒ状態。連日機動隊がやってきて大学はロックアウト・封鎖の繰り返し。すっかり希望を失い、大いなる時間の浪費が始まる。記憶に残っているのは、ジャズを聴いたこと、大学ノートに何やら書きなぐったこと、ぼーっと考えごとをすること。数限りなく、雑多なアルバイトをやったこと。一応は無難にこなした・・・はずだ。いろいろ本を買いあさったが「積ん読状態」で、ただ、アルベール・カミュの作品には衝撃を受ける。それと、寮生活だったので、嫌いだった納豆を食べられるようになったのは、収穫だった。

・1974年 
 同大学卒業
 1年留年し、5年かけてなんとか卒業。理由は単位を落としたからだが、結局5年間の学生生活で授業に出席したのは、おそらく数十日ではなかったろうか。毎回レポート試験で単位をいただいたが、ほとんどは寮生仲間に「餃子ライス」を報酬に、作成を代行してもらった。今さら卒業証書を返還せよといわれても、もう時効だろう。白門同窓生の恥部であることは、重々自覚している。
     
・2006年 
 現在に至る
 プロポーズしたら1週間待ってくれという。そんなに待てないといったら、翌日ハート型のケーキを焼いて待っていてくれた。世の中には奇特な女性がいるものだ。おまけに4人も子どもを産み育ててくれて・・・育児放棄の夫に寛大な女性で・・・おまけに子どもたちは・・・三人の息子と息子のような娘が一人なのだが・・・父親を反面教師として、なんとか実社会に順応している。大したものだ。わが家には、「親の七光り」など存在せず、「子の七光り」で恩恵をいただいているようなものだ。

・2010年 宇宙の旅
 人生も、それなりに辛抱して生きていれば、悪いことばかりではないなと思っている。2010年には、どこで何をしていることやら。宇宙のチリになっているのか、地中に埋もれているのか、はたまた相変わらず時間を見つけては昼寝三昧なのか、こればかりは全く予測がつかない。

・現在
 このブログを始めた頃、2010年なんてずっと未来の存在だった。でも、気がついてみたら2010年はすでに過去のできごとになってしまった。2013年になり、もうじき2014年になろうとしているこの時期に、改めてブログに書き残された何編もの雑文が、自分の心の軌跡という遺産になっていることを感じている。6年前に「昼寝ネコの雑記帳」という単行本を出版した。最近は「続・昼寝ネコの雑記帳~創作短編集」を発刊しようと、密かに機会を窺っている。
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