アスペルガー症候群・・・おっ、これに違いない
自分ほどまともで正統派の人間はいない、
長い間そう思って生きてきたが、最近は少し 自信がぐらついている。 自分の中の何かが変だ。 なんとなくそんな気がしているが 具体的にこれだ、と特定できない。 でも、どうやらこれかもしれない・・・ という病状に出会った。 その名は、アスペルガー症候群。 でも、ちょっと調べてみたのだが、 どうも想像していたイメージと違う。 以前、テレビで観たときは、アメリカでのお話し。 ピアノを弾かせたらプロ並みの子だが どうやっても靴紐を結ぶことができない。 そんな、ある種のアンバランスというか えっ?と思うような意外な欠落部分がある・・・。 それがアスペルガー症候群なのだろうと ずっと思いこんでいた。 しかし、興味をもって調べたら、 専門家は以下のように述べている。 ・アスペルガー症候群は自閉症の一つのタイプである ・アスペルガー症候群の子どもや大人は、 (1) 他の人との社会的関係を持つこと、 (2) コミュニケーションをすること、 (3) 想像力と創造性 の3分野に障害を持つ ・典型的な自閉症も同じように3分野の障害を持つ ・自閉症とアスペルガー症候群はひとつながりのものだ だがしかし、「他の人との社会的関係を持つ」のが苦手で 「コミュニケーションをすることが難しい」のは まったくその通りなのだが、「想像力と創造性に障害」がある? え〜っ?この私から、妄想と想像力による 創造の楽しみを取り除いたら、 一体何が残ると言うんだろう。 そりゃあ時として病的に異常かもしれない。 あるストーリーのイメージを思い浮かべただけで ジーンと感動し、嗚咽がもれる。 次男にその話をしたら、呆れて吹き出したっけ。 でも待ちなはれ。 現代人ほど、心に感動と癒しと楽しさを 必要とする時代はないのではないだろうか。 それと、人を感動させるには、ギャグのような 思いつきでは駄目で、自分自身が 辛酸をなめ、地に這いつくばって 視点を低くしなければ、 人を本気で感動させるイメージが 湧かないのではないだろうか。 最近は「感動」という言葉も陳腐になってきたが、 心が晴れる・・・生きる元気が出る、 そんな作品を手がけたいなと、そう思っている。 気負っているわけではないが、そういう 使命感とか達成感を満たせるものを 作りたいな、というのが本音だ。 で、結局のところ、私はアスペルガー症候群 なのではなく、単なる無精で気紛れな おっちゃんなのだろうと思っている。 「ふむふむ・・・」と思われなくても、クリックをお願いします。 人気blogランキング
by hirune-neko
| 2008-04-08 23:43
| 心の中のできごと
|
Comments(2)
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バオバブ
at 2008-04-09 22:57
x
結局のところ、私はアスペルガー症候群なのではなく、単なる無精で気紛れなおっちゃんなのだろうと思っている。
は〜いその通りでおますよってあまり気にせんとおくれやすぅ〜。 辛酸をなめ過ぎるとおつむてんてんになりますよって、 気いつけて営業おきばりやすぅ〜。 舞い子はぁ〜んに会えるとよろしゅおますなぁ〜。
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hirune-neko at 2008-04-10 00:48
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・1951年
小さいころ、雨ざらしで目ヤニだらけの捨てネコを拾ってきては、親から小言をいわれる。小学校低学年の音楽と図工は通信簿が「2」。中学からバスケを始めるも、高校2年で部活を止め、ジャズ喫茶通いが日課となる。授業が退屈でがまんできず、短編小説を書いては授業中のクラスで強制的に回覧させ、同級生の晩学を妨げることしばしば。早く卒業してほしいと、とくに物理の先生が嘆いていたようだ。ビル・エバンス、チャーリー・パーカー、ジョン・コルトレーンに心酔。受験勉強をすっかり怠り、頭の中は浸水状態。 ・1969年 中央大学経済学部入学 まぐれで合格するも、東大安田闘争・70年安保闘争などの影響で神田界隈はマヒ状態。連日機動隊がやってきて大学はロックアウト・封鎖の繰り返し。すっかり希望を失い、大いなる時間の浪費が始まる。記憶に残っているのは、ジャズを聴いたこと、大学ノートに何やら書きなぐったこと、ぼーっと考えごとをすること。数限りなく、雑多なアルバイトをやったこと。一応は無難にこなした・・・はずだ。いろいろ本を買いあさったが「積ん読状態」で、ただ、アルベール・カミュの作品には衝撃を受ける。それと、寮生活だったので、嫌いだった納豆を食べられるようになったのは、収穫だった。 ・1974年 同大学卒業 1年留年し、5年かけてなんとか卒業。理由は単位を落としたからだが、結局5年間の学生生活で授業に出席したのは、おそらく数十日ではなかったろうか。毎回レポート試験で単位をいただいたが、ほとんどは寮生仲間に「餃子ライス」を報酬に、作成を代行してもらった。今さら卒業証書を返還せよといわれても、もう時効だろう。白門同窓生の恥部であることは、重々自覚している。 ・2006年 現在に至る プロポーズしたら1週間待ってくれという。そんなに待てないといったら、翌日ハート型のケーキを焼いて待っていてくれた。世の中には奇特な女性がいるものだ。おまけに4人も子どもを産み育ててくれて・・・育児放棄の夫に寛大な女性で・・・おまけに子どもたちは・・・三人の息子と息子のような娘が一人なのだが・・・父親を反面教師として、なんとか実社会に順応している。大したものだ。わが家には、「親の七光り」など存在せず、「子の七光り」で恩恵をいただいているようなものだ。 ・2010年 宇宙の旅 人生も、それなりに辛抱して生きていれば、悪いことばかりではないなと思っている。2010年には、どこで何をしていることやら。宇宙のチリになっているのか、地中に埋もれているのか、はたまた相変わらず時間を見つけては昼寝三昧なのか、こればかりは全く予測がつかない。 ・現在 このブログを始めた頃、2010年なんてずっと未来の存在だった。でも、気がついてみたら2010年はすでに過去のできごとになってしまった。2013年になり、もうじき2014年になろうとしているこの時期に、改めてブログに書き残された何編もの雑文が、自分の心の軌跡という遺産になっていることを感じている。6年前に「昼寝ネコの雑記帳」という単行本を出版した。最近は「続・昼寝ネコの雑記帳~創作短編集」を発刊しようと、密かに機会を窺っている。 お気に入りブログ
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