今年初めてのシネ・コンプレックス・・・札幌にて(左:ボーン・スプレマシー 中央:ボーン・アルティメイタム 右:ボーン・アイデンティティ) 今日は祝日・・・なんの日だったのだろうか。思い出せないが、午後から北大病院近くの産婦人科に行った。たまたま、近所のIさんからシネ・コンプレックスの優待券をもらっていたので、たまには大画面で観ようと上映作品を確認した。過日、mixiのコミュニティで知人が観たと言っていた、マット・デイモンの「ボーン・アルティメイタム」が上映されているのが分かったので、産婦人科での商談を終えて、映画館に向かった。 ポスターに書かれていた要約内容を読んで、少し不安になった。もしかして以前観ていないだろうか。いや、新作だからそんなはずはない、でも、マット・デイモンがCIAで記憶を喪失?ずっとその不安が頭から離れなかった。 予告編に続き、いよよ映画が始まった・・・出だしはモスクワ。ああ、大丈夫だ、観ていない、とほっとする。 見終わって時計を見たらほぼ2時間。全体的にアップで寄っており、手持ちカメラでドキュメンタリー風に撮っているので臨場感がある。場面も、モスクワからパリ、イタリアのトリノ、スペインのバルセロナ、モロッコのタンジール、ニューヨーク・・・とめまぐるしい。CIAの内部描写もありなかなか見せてくれる。それより、こんなスパイアクションものなのに、80人ぐらいの観客が見に来ていた。スパイをテーマにした作品が好きな私にとっては嬉しいことだった。 さて、見終わってから主人公の「ジェイソン・ボーン」の名をどこかで聞いたような気がして、Iさんにお礼のメールを送りながら考えた・・・。ああそうだ、「ボーン・アイデンティティ」に設定がよく似ているではないか。それで、帰宅してからインターネットで調べてみた。 なるほど。知らない私が無知だった。この映画は「スパイ小説界の大御所、ロバート・ラドラム原作による“ボーン3部作の第3作」なのだそうだ。やはり記憶に間違いはなく、第1作の「ボーン・アイデンティティ」とは設定が似ていて当たり前なのだ。私がなんとなく観ていたから見落としていただけであって、シリーズものだったのだ。第2作の「ボーン・スプレマシー」は観ていないが、是非次回はDVDでもいいから観てみたいと思っている。 マット・デイモンを最初に観たのは「リプリー」だった。あまり印象に残らず、共演したグィネス・バルトローにばかり視線が行っていたように思う。でも、このジェイソン・ボーンはなかなかしっかりした演技で好感を持っていた。知人から、マット・デイモンがハーバード大学出身と聞き、さらに驚いた。脚本も書くようで多才な俳優だと再認識した。 さて、肝心の産婦人科への営業だが、出産数を聞くとかなり多くて驚いた。過日訪問した産婦人科が札幌で一番多いと聞いていたが、もっと多い。おそらく札幌で一番だろう。熱心な担当者の方だったので、こちらも熱心に考えて提案してきた。昨日行った新発寒のショッピング・モールといい、今日行ったシネ・コンプレックスといい、なかなか楽しめる空間があることが分かってきており、札幌で仕事を根付かせたいと改めて思った次第である。売り上げも大事だが、やはり創作意欲を刺激してくれる空間があることが大切だと思う。 よろしければ「人気blogランキング」クリックのご協力をお願いします。 人気blogランキング 昼寝ネコの文章がグリーティング絵本になりました グリーティング絵本のコミュニティーもできています(mixiです)
by hirune-neko
| 2007-11-24 00:03
| 音楽・映画・本の世界
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Comments(4)
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ケ・セラ・ソラ
at 2007-11-24 06:22
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「グッド・ウィル・ハンティング」の脚本も共同製作して演技も認められたんですね。心に深い傷を持った持った天才青年の役でした。
ハーバードは中退だそうです(スミマセン)。 以前テレビで素の彼を観て一時的な(?)ファンになりました!ハハ
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hirune-neko at 2007-11-24 08:36
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やっぱりネコ
at 2007-11-25 06:05
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マット・デイモンは、今年の全米
「最もセクシーな男」にも選ばれてましたね。 同じ映画でも家のテレビで観るのと 大きなスクリーンで観るのとでは 大違いですよね。 北海道に住む友人に 「映画はやっぱりどこも二本立て?」と聞いて 「いつの時代の話よ!」と怒られてしまいました。
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hirune-neko at 2007-11-25 18:57
>へえ、そうなんですか?
撮影の仕方がいいだけでなく 鍛え上げた身体の主人公を演じていますので、 なるほどなと思いました。 で、マット・デイモンを最もセクシーだと 感じているのは女性?それとも男性? アメリカはどっちもありなんでしょうね。 あはは、二本立てではありませんでした。 最後に二本立てを観たのはいつのこと だったでしょうか。思い出せませんよ。
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・1951年
小さいころ、雨ざらしで目ヤニだらけの捨てネコを拾ってきては、親から小言をいわれる。小学校低学年の音楽と図工は通信簿が「2」。中学からバスケを始めるも、高校2年で部活を止め、ジャズ喫茶通いが日課となる。授業が退屈でがまんできず、短編小説を書いては授業中のクラスで強制的に回覧させ、同級生の晩学を妨げることしばしば。早く卒業してほしいと、とくに物理の先生が嘆いていたようだ。ビル・エバンス、チャーリー・パーカー、ジョン・コルトレーンに心酔。受験勉強をすっかり怠り、頭の中は浸水状態。 ・1969年 中央大学経済学部入学 まぐれで合格するも、東大安田闘争・70年安保闘争などの影響で神田界隈はマヒ状態。連日機動隊がやってきて大学はロックアウト・封鎖の繰り返し。すっかり希望を失い、大いなる時間の浪費が始まる。記憶に残っているのは、ジャズを聴いたこと、大学ノートに何やら書きなぐったこと、ぼーっと考えごとをすること。数限りなく、雑多なアルバイトをやったこと。一応は無難にこなした・・・はずだ。いろいろ本を買いあさったが「積ん読状態」で、ただ、アルベール・カミュの作品には衝撃を受ける。それと、寮生活だったので、嫌いだった納豆を食べられるようになったのは、収穫だった。 ・1974年 同大学卒業 1年留年し、5年かけてなんとか卒業。理由は単位を落としたからだが、結局5年間の学生生活で授業に出席したのは、おそらく数十日ではなかったろうか。毎回レポート試験で単位をいただいたが、ほとんどは寮生仲間に「餃子ライス」を報酬に、作成を代行してもらった。今さら卒業証書を返還せよといわれても、もう時効だろう。白門同窓生の恥部であることは、重々自覚している。 ・2006年 現在に至る プロポーズしたら1週間待ってくれという。そんなに待てないといったら、翌日ハート型のケーキを焼いて待っていてくれた。世の中には奇特な女性がいるものだ。おまけに4人も子どもを産み育ててくれて・・・育児放棄の夫に寛大な女性で・・・おまけに子どもたちは・・・三人の息子と息子のような娘が一人なのだが・・・父親を反面教師として、なんとか実社会に順応している。大したものだ。わが家には、「親の七光り」など存在せず、「子の七光り」で恩恵をいただいているようなものだ。 ・2010年 宇宙の旅 人生も、それなりに辛抱して生きていれば、悪いことばかりではないなと思っている。2010年には、どこで何をしていることやら。宇宙のチリになっているのか、地中に埋もれているのか、はたまた相変わらず時間を見つけては昼寝三昧なのか、こればかりは全く予測がつかない。 ・現在 このブログを始めた頃、2010年なんてずっと未来の存在だった。でも、気がついてみたら2010年はすでに過去のできごとになってしまった。2013年になり、もうじき2014年になろうとしているこの時期に、改めてブログに書き残された何編もの雑文が、自分の心の軌跡という遺産になっていることを感じている。6年前に「昼寝ネコの雑記帳」という単行本を出版した。最近は「続・昼寝ネコの雑記帳~創作短編集」を発刊しようと、密かに機会を窺っている。 お気に入りブログ
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