ちょっとばかり一時停止である 今日、ディベートまでいかないが、あるプロジェクトの主旨説明を行った。質問を呼びかけたところ、質問というよりは消極論・懸念論を述べる人がいた。日本人としては珍しく、面と向かってはっきり発言したので、それはそれでいいことだと思う。 言うまでもないことだが、ひとつのテーマには明確な賛成や反対だけでなく、いろいろな中間意見の人が存在する。それ以外にも、意見を持たず本質を離れた領域で、感覚的に捉える人も存在する。 改めて人間社会における調和の難しさを感じた一日だった。リーダーシップのある人は、そんな状況から全体をまとめて、所定の方向に向かわせることができるのだろうと思う。組織の構成員を掌握し、歩調を合わせてもらうためには、日頃から気遣いを忘れず、細かく小さなコミュニケーションを積み重ねることが秘訣なのではないかという気がする。 これはもう、論理的な組織論を超えた、ある種セオリーのない世界の手法のように思える。徐々に体得するしかない手法なのではないだろうか。 そんなこんなで、今日は普段あまり使わない脳内領域を使ったせいか、珍しくこの時間で既に睡魔に襲われている。無理せずに、今日は早めに休ませていただくことにする。 明日から徐々に、営業の外部コンタクトが本格化すると思う。メールを使用する、いわゆるダイレクト・レスポンス・マーケティングの基礎準備も、平行して始めなくてはならない。顧客対象数は最終的にどれぐらいになるか、まだ確定はしていない。数年前の調査データでは、全国に約8,000カ所の産婦人科があった。分娩をしているところと、婦人科だけのところの振り分け作業をお願いしている。さらに、ここ数年で新規に開業した産婦人科の調査もお願いしている。最終的にはおよそ4,000カ所程度に絞られるのではないだろうか、と予測している。 長年にわたって存続している産婦人科の大半は、すでに何か出産祝いを用意していると思われる。それに加えて、新たにもう一つを使っていただく営業は、なかなか大変だろう。さらには現在使っているお祝いを止めて、私どもの商品を使っていただくのも、かなりの根気と努力を要するだろうと思う。救いは、対象の全産婦人科を会員としてサイトに登録してしまえば、いつでも費用や手間をかけずに、数千カ所に対し一斉にメールを送信できる点だろう。 当面は、試行錯誤が続くと思うが、契約が取れ出すと張り合いが出てくることだろう。さて、いつもよりはまだ早い時間帯だが、明日のためにそろそろ寝る支度をさせていただく。
by hirune-neko
| 2018-01-21 23:38
| 心の中のできごと
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・1951年
小さいころ、雨ざらしで目ヤニだらけの捨てネコを拾ってきては、親から小言をいわれる。小学校低学年の音楽と図工は通信簿が「2」。中学からバスケを始めるも、高校2年で部活を止め、ジャズ喫茶通いが日課となる。授業が退屈でがまんできず、短編小説を書いては授業中のクラスで強制的に回覧させ、同級生の晩学を妨げることしばしば。早く卒業してほしいと、とくに物理の先生が嘆いていたようだ。ビル・エバンス、チャーリー・パーカー、ジョン・コルトレーンに心酔。受験勉強をすっかり怠り、頭の中は浸水状態。 ・1969年 中央大学経済学部入学 まぐれで合格するも、東大安田闘争・70年安保闘争などの影響で神田界隈はマヒ状態。連日機動隊がやってきて大学はロックアウト・封鎖の繰り返し。すっかり希望を失い、大いなる時間の浪費が始まる。記憶に残っているのは、ジャズを聴いたこと、大学ノートに何やら書きなぐったこと、ぼーっと考えごとをすること。数限りなく、雑多なアルバイトをやったこと。一応は無難にこなした・・・はずだ。いろいろ本を買いあさったが「積ん読状態」で、ただ、アルベール・カミュの作品には衝撃を受ける。それと、寮生活だったので、嫌いだった納豆を食べられるようになったのは、収穫だった。 ・1974年 同大学卒業 1年留年し、5年かけてなんとか卒業。理由は単位を落としたからだが、結局5年間の学生生活で授業に出席したのは、おそらく数十日ではなかったろうか。毎回レポート試験で単位をいただいたが、ほとんどは寮生仲間に「餃子ライス」を報酬に、作成を代行してもらった。今さら卒業証書を返還せよといわれても、もう時効だろう。白門同窓生の恥部であることは、重々自覚している。 ・2006年 現在に至る プロポーズしたら1週間待ってくれという。そんなに待てないといったら、翌日ハート型のケーキを焼いて待っていてくれた。世の中には奇特な女性がいるものだ。おまけに4人も子どもを産み育ててくれて・・・育児放棄の夫に寛大な女性で・・・おまけに子どもたちは・・・三人の息子と息子のような娘が一人なのだが・・・父親を反面教師として、なんとか実社会に順応している。大したものだ。わが家には、「親の七光り」など存在せず、「子の七光り」で恩恵をいただいているようなものだ。 ・2010年 宇宙の旅 人生も、それなりに辛抱して生きていれば、悪いことばかりではないなと思っている。2010年には、どこで何をしていることやら。宇宙のチリになっているのか、地中に埋もれているのか、はたまた相変わらず時間を見つけては昼寝三昧なのか、こればかりは全く予測がつかない。 ・現在 このブログを始めた頃、2010年なんてずっと未来の存在だった。でも、気がついてみたら2010年はすでに過去のできごとになってしまった。2013年になり、もうじき2014年になろうとしているこの時期に、改めてブログに書き残された何編もの雑文が、自分の心の軌跡という遺産になっていることを感じている。6年前に「昼寝ネコの雑記帳」という単行本を出版した。最近は「続・昼寝ネコの雑記帳~創作短編集」を発刊しようと、密かに機会を窺っている。 お気に入りブログ
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