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昼寝ネコの雑記帳

共産党発〜「市民+野党」の共闘で安倍政権にさよならを


Bill Evans - Like Someone in Love


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 ひょっとして今日は、衆議院選挙の公示日だったのだろうか。わが家のポストには、共産党以外のチラシが入らない。電話をかけてきたのも共産党しかない。そのチラシに書かれているタイトルを抜粋してご紹介する。

(共産党のチラシから抜粋開始)
1.「市民+野党」で安倍政権にさよならを
 ・憲法こわし戦争法の強行
 ・格差ひろげたアベノミクス
 ・沖縄、原発・・・民意ふみつけ
 ・「モリ・カケ」隠し国政の私物化
2.秘密法、安保法、共謀罪法の廃止へ力あわせ、未来ひらく共産党を伸ばしてください
3.「教育・子育て」を口実に10%!?消費税増税とんでもない
 ・アベノミクスで大もうけした〜増税するなら富裕層、大企業から
 ・大軍拡にメス〜社会保障、教育、子育てを最優先に
 ・ブラック企業根絶〜8時間働けばふつうにくらせる社会へ
 ・大企業ファーストじゃなく〜中小企業・農業を応援し、地方を再生
4.憲法9条〜世界に誇る日本の宝 安倍改憲にきっぱろノーを
5.北朝鮮〜対話による平和的解決へ日本こそイニシアチブを
6.「希望の党」に”安倍ノー”を託せるでしょうか
 ・顔ぶれ 元自民、元民進(共闘反対派)、極右/
 ・主 張 戦争法推進、改憲/
(共産党のチラシから抜粋終了)

 私は共産党員でもシンパでもないが、選挙運動にとても熱心な政党であることには感心している。

 今回の国政選挙ほど流動性が目立つ選挙があっただろうか。民進党議員に踏み絵を強要した小池百合子・希望の党代表は、土壇場でいくつかの基本条件を撤回したそうだ。以下の記事を読んで、へ〜と思った次第だ。

(一部転載開始)
希望の党の民進党化が酷い!政策協定書から「安保法容認」を削除・公約に「外国人参政権反対」なし・・・
 大多数の民進党出身者に配慮し、「政策協定書」から「集団的自衛権の行使を含め安全保障法制を基本的に容認する」を削除し、 「憲法にのっとり適切に運用する」に変更!
 また、希望の党は、10月6日に発表した衆院選の公約と政策集に「外国人地方参政権付与に反対」を盛り込むことを断念!
(以上、一部転載終了)
(正しい歴史認識、国益重視の外交、核武装の実現)

 一方で、落合信彦さんの書いた記事を読み、政治家の器、政治家の資質について改めて考えさせられた。

 落合さんの記事で紹介されている、暗殺されたJ.F.ケネディ大統領の言葉をご紹介する。以前、何度も目にしていた言葉ではあるが、改めてかみしめている。

 「わが同胞アメリカ国民よ、国家があなた方のために何をするかではなく、あなた方が国家のために何ができるかを問うてもらいたい」J.F.ケネディ

 もうひとつ、落合信彦さんの記事からJ.F.ケネディ大統領の実弟である、ロバート・ケネディの言葉をご紹介する。ベトナム戦争の渦中の時期のようだ。

 「不完全なこの世界は、時には戦争という行為を必要とするかもしれぬ。しかし、心に正義を持った人間は、それらの行為がたった一人の子供にもたらす苦しみと痛みから目をそむけてはならない。(中略)ヴェトナムの子供たちを焼き殺しているのは、われわれの化学兵器であり、村々を破壊しているのはわれわれの爆弾なのだ」ロバート・ケネディ

 やはりもうひとつのエピソードもご紹介する。落合信彦さんが大統領選でロバート・ケネディを応援していたときのことだそうだ。少々長いものの、再度申し上げるが、政治家の器、政治家の資質について改めて考えさせられたエピソードだったので、是非お読みいただきたい。

(落合信彦さんの記事から転載開始)
 インディアナ・キャンペーンが始まる1968年4月4日の夕方、前日にひと足先にインディアナポリス市入りしていたわれわれボランティアはボビーを迎えるため空港に行った。その時、われわれはまだ知らなかったが、最悪の事態がもち上がっていた。キング牧師がテネシー州のメンフィスで白人にライフルで撃ち殺されたのだ。
 インディアナポリス空港にボビーの乗った飛行機が到着した。タラップを降りてゲートに向かおうとしたボビーに、インディアナポリス警察署の署長が立ちはだかり、こう言った。
 「セネター・ケネディ、あなたは命を狙われている。すでに二人のスナイパーがビルの屋上で見つかり私の部下が捕らえた。まだまだいる可能性がある。今日は町に入らない方がいい」
 その夜、ボビーはインディアナポリスの黒人街のど真ん中でスピーチを行うことになっていた。キング牧師が殺されたとあっては、黒人も黙っていないかもしれない。しかし、ボビーは署長を見据えてこう言った。
 「命というものは意味がある時に使って初めて価値があるのだ。私は行く」
 それを聞いた署長の顔が真っ青になっていくのがわかった。彼はわきにどき道を空けた。現代の政治家たちは理想のために命を使うのではなく、自らの政治生命を守ることが第一の目的になっている。
(落合信彦さんの記事から転載終了)
引用元:【落合信彦氏 「アメリカはもはや世界の警察官にはなれない」

 私は政界に知人はいないし、公開情報以上の深層を知る立場にはない。しかし、世界規模で安全や平和の崩壊が懸念される今、さらには国内のあらゆる分野に潜み、国家転覆・他国による実効支配を工作・画策してきている勢力の姿が表面化してきている今、確実に日本の方向性を決めることのできる機会が訪れようとしている。暴力革命によらず、クーデターによらず、法律に則った手続きによって合法的に、日本の未来を託せる政権を選ぶことができる。

 マスメディアによる印象操作・世論誘導や、各政党・候補者による目先の巧言令色に惑わされず、一人でも多くの有権者が「正しい情報源」から情報を得て、賢明な判断をし選挙には棄権しないことを、今ほど期待されている時代はないのではないだろうか。

 国民の多数が選んだ結果は受け入れなくてはいけないが、しっかりと現状を認識し、自分たちだけでなく子孫にも影響を及ぼすことを見据えて、有権者に付与されている権利であり義務でもある責任を果たしたいと思っている。94歳の義母を車椅子に乗せて、投票所に連れて行こうと考えている。

 ちょっと長くなってしまったが、ユニークな動画を見つけたので最後にご紹介する。3分ちょっとで少し長いが、できれば最後の方に出てくるメッセージまでお読みいただきたい。最近の一部の政治家に対する、強烈な皮肉に聞こえる。
巧言令色鮮し仁 (こうげんれいしょくすくなしじん)


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by hirune-neko | 2017-10-10 22:42 | インテリジェンス | Comments(0)
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昼寝ネコのプロフィール
・1951年
 小さいころ、雨ざらしで目ヤニだらけの捨てネコを拾ってきては、親から小言をいわれる。小学校低学年の音楽と図工は通信簿が「2」。中学からバスケを始めるも、高校2年で部活を止め、ジャズ喫茶通いが日課となる。授業が退屈でがまんできず、短編小説を書いては授業中のクラスで強制的に回覧させ、同級生の晩学を妨げることしばしば。早く卒業してほしいと、とくに物理の先生が嘆いていたようだ。ビル・エバンス、チャーリー・パーカー、ジョン・コルトレーンに心酔。受験勉強をすっかり怠り、頭の中は浸水状態。

・1969年 
 中央大学経済学部入学
 まぐれで合格するも、東大安田闘争・70年安保闘争などの影響で神田界隈はマヒ状態。連日機動隊がやってきて大学はロックアウト・封鎖の繰り返し。すっかり希望を失い、大いなる時間の浪費が始まる。記憶に残っているのは、ジャズを聴いたこと、大学ノートに何やら書きなぐったこと、ぼーっと考えごとをすること。数限りなく、雑多なアルバイトをやったこと。一応は無難にこなした・・・はずだ。いろいろ本を買いあさったが「積ん読状態」で、ただ、アルベール・カミュの作品には衝撃を受ける。それと、寮生活だったので、嫌いだった納豆を食べられるようになったのは、収穫だった。

・1974年 
 同大学卒業
 1年留年し、5年かけてなんとか卒業。理由は単位を落としたからだが、結局5年間の学生生活で授業に出席したのは、おそらく数十日ではなかったろうか。毎回レポート試験で単位をいただいたが、ほとんどは寮生仲間に「餃子ライス」を報酬に、作成を代行してもらった。今さら卒業証書を返還せよといわれても、もう時効だろう。白門同窓生の恥部であることは、重々自覚している。
     
・2006年 
 現在に至る
 プロポーズしたら1週間待ってくれという。そんなに待てないといったら、翌日ハート型のケーキを焼いて待っていてくれた。世の中には奇特な女性がいるものだ。おまけに4人も子どもを産み育ててくれて・・・育児放棄の夫に寛大な女性で・・・おまけに子どもたちは・・・三人の息子と息子のような娘が一人なのだが・・・父親を反面教師として、なんとか実社会に順応している。大したものだ。わが家には、「親の七光り」など存在せず、「子の七光り」で恩恵をいただいているようなものだ。

・2010年 宇宙の旅
 人生も、それなりに辛抱して生きていれば、悪いことばかりではないなと思っている。2010年には、どこで何をしていることやら。宇宙のチリになっているのか、地中に埋もれているのか、はたまた相変わらず時間を見つけては昼寝三昧なのか、こればかりは全く予測がつかない。

・現在
 このブログを始めた頃、2010年なんてずっと未来の存在だった。でも、気がついてみたら2010年はすでに過去のできごとになってしまった。2013年になり、もうじき2014年になろうとしているこの時期に、改めてブログに書き残された何編もの雑文が、自分の心の軌跡という遺産になっていることを感じている。6年前に「昼寝ネコの雑記帳」という単行本を出版した。最近は「続・昼寝ネコの雑記帳~創作短編集」を発刊しようと、密かに機会を窺っている。
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