ついに漏洩した安倍晋三総理と小池百合子都知事の密約 最初にお断りしなければならない。 手品を見せる前に、最初から種明かしをするマジシャンなどいないように、私だって最後の最後に種明かしをしたいと思う。しかし、以前の「余命三年時事日記は史上最悪の書籍である」のときのように、途中まで読まれて早合点し、大騒ぎになってしまうと各方面にご迷惑をおかけするので、今日もまた最初からお断りさせていただく。 これはあくまでも私個人の妄想ストーリーであり。決して実話ではない。くれぐれも真に受けないようお願いする。そのつもりでお読みいただきたい。 (真に受けてはいけない妄想ストーリーの始まり) ・・・深夜近くに、iPadから緊急呼び出し音が響いた。盗聴防止用のスクランブル処理を施した、衛星回線からの呼び出し音だった。表示を見るとコードネームだったが、一人は安倍晋三総理であり、もう一人は小池百合子都知事だった。衆議院の解散を発表し、「激突・安倍vs小池」などという見出しが新聞紙上で躍動するこの時期に、一体どうしたことだろうと訝しく思った。 昼寝ネコ「もしもし、昼寝ネコですが」 安倍総理「やあ、こんな遅い時間に申し訳なかったね。まだ起きてましたか?」 小池知事「ごめんなさいね。でも、どうしても誰かに聞いてほしかったんですよ」 昼寝ネコ「えっ?一体何を聞いてほしいんですか?」 安倍総理「この多事多難な時代に、小池百合子さんという不世出の偉大な政治家が出現したのも、時代の巡り合わせだと思っています」 昼寝ネコ「はあ?・・・」 小池知事「安倍総理、そんなにヨイショしないでくださいね。本当の意味での戦いはこれからなんですから」 安倍総理「それはそうだけど、ここまで作戦通りに事態が展開するとは思ってもみませんでした。そのことを誰にも話せないというのは、精神的に重すぎますよね」 小池知事「仰るとおりです。私自身、この選挙以降のことを想像しただけで、身震いがしています」 昼寝ネコ「ゴホン(と咳払い)」 安倍総理「失敬、失敬。昼寝ネコさんを無視したのではなく、われわれがあまりにも高揚してしまっているので、誰かに極秘事項について聞いてもらいたいと思って呼び出したんですよ」 小池知事「そうなんです。安倍総理と二人だけの秘密にするのはとても重すぎるので、誰かもう一人に加わっていただこうと思ったんです」 安倍総理「そうなんです。秘密は重ければ重いほど、抱え込むのが重荷になります。その点、昼寝ネコさんだったら他言しようがブログで発表しようが、どうせまたいつもの妄想だと、皆さんは聞き流すでしょうからね」 昼寝ネコ「そう思いますが、で、秘密って一体なんのお話しですか?まさか、お二人が、実は今流行の不倫関係だとか?」 安倍総理「アハハ、まさか。私は小池知事をそのような目では見ていませんよ」 小池知事「(ムッとして)それってどういう意味ですか?私を女性として見ていないという意味ですか?」 昼寝ネコ「まあまあ二人とも落ち着いてくださいよ。私はその秘密とやらを厳守して、ブログに書くだけで留めますから、そろそろ本題に入ってもらえませんか?」 ・・・とまあ、こんな調子で話が始まったが、かなり驚かされる内容だった。いちいち再現すると膨大な文字量になってしまうので、概要だけを抽出して箇条書きにさせていただく。あらかじめお断りしておくが、朝日新聞、毎日新聞、東京新聞、神奈川新聞などの新聞社、それとTBSテレビ、フジテレビをはじめとするテレビ局の記者の皆さんの取材申し込みは、固くお断り申し上げる。お読みになっても笑ってそのまま忘れていただきたい。 世紀の珍鼎談、安倍総理と小池知事・・・実をいうと内緒の話だが、途中から安倍総理の発案で、後半にはトランプ大統領も加わるという豪華キャストになってしまった。驚いたことに、トランプ大統領は「ミスター・ヒルネネコ・ブログ」と、私のブログのことをご存知だった。なんでもCIAからの報告で、妄想といいながらもかなりリアルな情報をちりばめているため、目が離せないと認識しているそうだ。・・・ん〜、何かの美しき誤解だと思うのだが、まあそう言われて悪い気はしなかった。渡米の機会があったら、是非ホワイトハウスに来てくれとも言われた。なんでも戦略思考を学ぶために、チェスではなく日本の将棋を学んでいるそうだ。チェスとは違い、敵駒を捕獲したらすぐに味方として一緒に戦う、という思想の日本将棋に傾倒しているそうだ。一度、私と対局してみたいという。来てくれれば、ホワイトハウス特性の「ホワイトチョコレートケーキ」を食べさせてくれるというので、半分以上その気になってしまった。直接話してみると、トランプ大統領は、なかなかユニークな気質の人物だと感じた。 あらら、またいつもの悪い癖で、前置きがすっかり長くなってしまった。このブログには字数制限があるので、会話内容を箇条書きでご紹介するに留めたい。トランプ大統領からも、極秘事項がいくつか開示されたが「ミスター・ヒルネネコ・ブログ」には記載してもいいという。それが一体どういう意味なのか理解できなかったが、せっかくお許しいただいたのでそれもご紹介する。
あくまでもざっとではあるが、なかなか探ることのできない国家元首の本音を聞くことができた。調子に乗って書きすぎると、ジャック・バウアーやニキータ、あるいはアニー・ウォーカーたちが私を拘束しに来日するかもしれないし、何よりも字数制限に引っかかる可能性があるので、これぐらいにしたい。 日本の大分岐点だと思うので、有権者の皆さんは決して棄権せず、日本の将来を託せると思われる候補者を応援していただきたい。協賛・選挙管理委員会・・・というのも妄想である。
by hirune-neko
| 2017-09-30 00:53
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・1951年
小さいころ、雨ざらしで目ヤニだらけの捨てネコを拾ってきては、親から小言をいわれる。小学校低学年の音楽と図工は通信簿が「2」。中学からバスケを始めるも、高校2年で部活を止め、ジャズ喫茶通いが日課となる。授業が退屈でがまんできず、短編小説を書いては授業中のクラスで強制的に回覧させ、同級生の晩学を妨げることしばしば。早く卒業してほしいと、とくに物理の先生が嘆いていたようだ。ビル・エバンス、チャーリー・パーカー、ジョン・コルトレーンに心酔。受験勉強をすっかり怠り、頭の中は浸水状態。 ・1969年 中央大学経済学部入学 まぐれで合格するも、東大安田闘争・70年安保闘争などの影響で神田界隈はマヒ状態。連日機動隊がやってきて大学はロックアウト・封鎖の繰り返し。すっかり希望を失い、大いなる時間の浪費が始まる。記憶に残っているのは、ジャズを聴いたこと、大学ノートに何やら書きなぐったこと、ぼーっと考えごとをすること。数限りなく、雑多なアルバイトをやったこと。一応は無難にこなした・・・はずだ。いろいろ本を買いあさったが「積ん読状態」で、ただ、アルベール・カミュの作品には衝撃を受ける。それと、寮生活だったので、嫌いだった納豆を食べられるようになったのは、収穫だった。 ・1974年 同大学卒業 1年留年し、5年かけてなんとか卒業。理由は単位を落としたからだが、結局5年間の学生生活で授業に出席したのは、おそらく数十日ではなかったろうか。毎回レポート試験で単位をいただいたが、ほとんどは寮生仲間に「餃子ライス」を報酬に、作成を代行してもらった。今さら卒業証書を返還せよといわれても、もう時効だろう。白門同窓生の恥部であることは、重々自覚している。 ・2006年 現在に至る プロポーズしたら1週間待ってくれという。そんなに待てないといったら、翌日ハート型のケーキを焼いて待っていてくれた。世の中には奇特な女性がいるものだ。おまけに4人も子どもを産み育ててくれて・・・育児放棄の夫に寛大な女性で・・・おまけに子どもたちは・・・三人の息子と息子のような娘が一人なのだが・・・父親を反面教師として、なんとか実社会に順応している。大したものだ。わが家には、「親の七光り」など存在せず、「子の七光り」で恩恵をいただいているようなものだ。 ・2010年 宇宙の旅 人生も、それなりに辛抱して生きていれば、悪いことばかりではないなと思っている。2010年には、どこで何をしていることやら。宇宙のチリになっているのか、地中に埋もれているのか、はたまた相変わらず時間を見つけては昼寝三昧なのか、こればかりは全く予測がつかない。 ・現在 このブログを始めた頃、2010年なんてずっと未来の存在だった。でも、気がついてみたら2010年はすでに過去のできごとになってしまった。2013年になり、もうじき2014年になろうとしているこの時期に、改めてブログに書き残された何編もの雑文が、自分の心の軌跡という遺産になっていることを感じている。6年前に「昼寝ネコの雑記帳」という単行本を出版した。最近は「続・昼寝ネコの雑記帳~創作短編集」を発刊しようと、密かに機会を窺っている。 お気に入りブログ
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