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昼寝ネコの雑記帳

おそらく夏の疲れが出てきたのだろうと思うが


Shirley Horn - "Solitary Moon"

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 昨日、久しぶりに統合失調症の女性から、長いメールが届いた。施設から出て、現在は精神障害者のためのヘルパーとして働いている。家族関係に悩み、ときどき長いメールを送ってくる。私には何も解決方法を提示できないので、ただ理解に努め励ますだけである。

 誰にだって、なんらかの課題や悩みはあるものだろう。私だって抱えている・・・のだろうと思っている。改まって考えたことはないが、果たして私の具体的な問題、課題、悩みはなんだろうか。自己改善のために自分を客観的に見つめ、試しにリスト化してみようかと思い至った。ただ、どんな問題があったとしても、まったく深刻に考えない性格なので、ここまでをサラサラと生きてこられたのではないだろうか、と振り返っている。知人・友人の励ましや支援をいただけたのも大きい理由だが。

(自分の問題、課題、悩みリスト・深刻度昇順)

  A:まったく気にならない
  B:ときどき自覚するが気にしない
  C:気になるが考えてもどうにもならないので忘れてしまう
  D:しばし立ち止まって考え込むが、数分で忘れ歩き始める
  E:改善策を考えながら眠りに落ち、目が覚めたら忘れている

 とりあえず各項目の深刻度を5段階評価しようと書き出してみたが、どの表現を読んでもまったく深刻さが感じられないことに、我ながら驚き、呆れてしまった。でもまあ、折角の機会なので書き出してみることにする。

  1. 脳内にストレスが溜まると、何かしら口に入れたくなる依存症がある
  2. 血糖値が高いのに、脳内麻薬のように甘い物に目がない
  3. 文章を書き始めると次々とイメージが湧き、止まらなくなる。
  4. 一度パソコンに向かうと、余程のことが無い限り作業が連続してしまう。
  5. パソコン、プリンター、携帯デバイス、車などに人格を与え名前を付けて会話してしまう。
  6. 人を憎む、嫌う、恨む、呪うということができない。
  7. 息子たちと娘を並べると、娘が断然可愛く思う。息子たちは友人のように思える。
  8. 音楽なしでは生きていけない。
  9. 誰にも邪魔されない時間が貴重なので、つい作業が深夜になってしまい、早朝の起床が苦手になっている。
  10. シロが亡くなって久しいが、ネコ禁断症状も薄れ今では散歩のお供に、犬を飼ってみようかと思うことがある。
  11. 創作作品を書きながら、自分の文章に感動して落涙することがある。
  12. 健康のための必須条件であるウォーキングを、なかなか継続できない。
  13. スパイ映画の見過ぎのせいか、初対面の外国人は情報部員かもしれない、という目で見てしまう。
  14. 映画を観ていると、気に入った登場人物を勝手に友だちだと思い込んでしまう。
  15. これまで約3000年を生きてきており、もうあと1000年ほどは生き続けるのではないかと思い込んでいる。
  16. 入浴、掃除、整理整頓、散髪に興味がない不精者である。
  17. 目の前にどんなエサをぶら下げられても、自己理念を売り渡さない。
  18. 人間づきあいが不得意で、次男と娘がその気質を受け継いでいる。
  19. 必要と思う書籍を購入、あるいはKindle本をダウンロードしただけで、その知識が具わったと思い込んでしまう。
  20. 中学生ぐらいから徐々に脇道に逸れてしまい、規格外のはみ出し人生を生きてきたせいか、物欲・金銭欲・名誉欲が極端に欠落している・・・ものの、いつか「ノーベル即興文学賞」なるものが創設されたら、受賞したいという淡い希望を抱いている。
  21. ファミリー・インテリジェンスだの神学的インテリジェンスだの、世界中で誰も認知していないような荒唐無稽な発想が思い浮かび、まるでドン・キ・ホーテのように・・・風車に向かって猪突猛進している。
  22. 過去の人生に、どれだけ深刻な過ちがあったとしても、どれだけ悩み苦悩したところでやり直しはできない・・・と、それらを忘れ去ってひたすら前進しようと居直ってしまう。一面識もないし後援会員でもなんでもないが、渦中の山尾志桜里さんは、かつてミュージカル「アニー」の初代アニー役だったそうだし(あまり関係はないが)、私のように人生を割り切って、力強く前進してほしいと、エールを送りたい。ただし政治的手法、所属していた政党はまったく受け入れられないけれど、人道的な・・・いやネコ道的な見地からのエールである。

 ざっと思い浮かんだだけで、あっという間に20項目を超えてしまった。それぞれについて、上記の深刻度基準に基づいて評価してみようと思った。しかし、いずれの評価基準も最終的には忘れるか気にせずに、トボトボと前進してしまうという似たような結末なので、評価はしないことにした。

 しかし、こんなにたくさんの問題、課題、悩みがあっても、まだ生き続けようともがいている自分自身に、エールを送りたいと思ってしまった。

 夏の疲れが出てきたのかどうか分からないが数日前から、朝の血圧が100を切り、いわゆる低血圧の領域に入っている。数年前に、意識が薄れて救急車を呼んだときは、車内で血圧が257だったのを今でも憶えている。血圧降下剤などを一切服用しなくても、最近はずっと110〜120程度で安定し、安心していたのだが、どうしたものだろうか。

 健康のために少しでも早く寝て、朝型にしようと考え、こんな早い時間にブログを書き始めたのだが、延々と続きそうなのでこれぐらいにしておく。・・・今の血圧は110なので正常値だ。


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by hirune-neko | 2017-09-15 22:00 | 心の中のできごと | Comments(0)
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妄想から始まり、脳内人格を与えられた不思議な存在

by hirune-neko
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昼寝ネコのプロフィール
・1951年
 小さいころ、雨ざらしで目ヤニだらけの捨てネコを拾ってきては、親から小言をいわれる。小学校低学年の音楽と図工は通信簿が「2」。中学からバスケを始めるも、高校2年で部活を止め、ジャズ喫茶通いが日課となる。授業が退屈でがまんできず、短編小説を書いては授業中のクラスで強制的に回覧させ、同級生の晩学を妨げることしばしば。早く卒業してほしいと、とくに物理の先生が嘆いていたようだ。ビル・エバンス、チャーリー・パーカー、ジョン・コルトレーンに心酔。受験勉強をすっかり怠り、頭の中は浸水状態。

・1969年 
 中央大学経済学部入学
 まぐれで合格するも、東大安田闘争・70年安保闘争などの影響で神田界隈はマヒ状態。連日機動隊がやってきて大学はロックアウト・封鎖の繰り返し。すっかり希望を失い、大いなる時間の浪費が始まる。記憶に残っているのは、ジャズを聴いたこと、大学ノートに何やら書きなぐったこと、ぼーっと考えごとをすること。数限りなく、雑多なアルバイトをやったこと。一応は無難にこなした・・・はずだ。いろいろ本を買いあさったが「積ん読状態」で、ただ、アルベール・カミュの作品には衝撃を受ける。それと、寮生活だったので、嫌いだった納豆を食べられるようになったのは、収穫だった。

・1974年 
 同大学卒業
 1年留年し、5年かけてなんとか卒業。理由は単位を落としたからだが、結局5年間の学生生活で授業に出席したのは、おそらく数十日ではなかったろうか。毎回レポート試験で単位をいただいたが、ほとんどは寮生仲間に「餃子ライス」を報酬に、作成を代行してもらった。今さら卒業証書を返還せよといわれても、もう時効だろう。白門同窓生の恥部であることは、重々自覚している。
     
・2006年 
 現在に至る
 プロポーズしたら1週間待ってくれという。そんなに待てないといったら、翌日ハート型のケーキを焼いて待っていてくれた。世の中には奇特な女性がいるものだ。おまけに4人も子どもを産み育ててくれて・・・育児放棄の夫に寛大な女性で・・・おまけに子どもたちは・・・三人の息子と息子のような娘が一人なのだが・・・父親を反面教師として、なんとか実社会に順応している。大したものだ。わが家には、「親の七光り」など存在せず、「子の七光り」で恩恵をいただいているようなものだ。

・2010年 宇宙の旅
 人生も、それなりに辛抱して生きていれば、悪いことばかりではないなと思っている。2010年には、どこで何をしていることやら。宇宙のチリになっているのか、地中に埋もれているのか、はたまた相変わらず時間を見つけては昼寝三昧なのか、こればかりは全く予測がつかない。

・現在
 このブログを始めた頃、2010年なんてずっと未来の存在だった。でも、気がついてみたら2010年はすでに過去のできごとになってしまった。2013年になり、もうじき2014年になろうとしているこの時期に、改めてブログに書き残された何編もの雑文が、自分の心の軌跡という遺産になっていることを感じている。6年前に「昼寝ネコの雑記帳」という単行本を出版した。最近は「続・昼寝ネコの雑記帳~創作短編集」を発刊しようと、密かに機会を窺っている。
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