この歳になって自分に対して反抗期になっている 追い回され、せかされ、朝からすでに14時間が経過している。実体験はないが、まるで奴隷の境遇のように感じる。不平や不満を言うことも許されず、集中力を手放さないようひたすら黙々と堪えている。 どうしてあれこれと背負い込んでしまうのだろうか。もしかしたら精神的に病的な要素があるのではないだろうか、と思うほどだ。 こんな精神状態の時は、スロー・バラードが流れているとイライラしてしまう。かえってアップテンポでノリのいい曲の方がいい。いっそのこと、軍艦マーチでも流そうかと思ってしまう。しかしそれではまるで、パチンコ屋の中にいるようだ。 1年前と比較すると、iMacやiPadの機能を遙かにたくさん使いこなしているように思う。効率も徐々に上がっていると思っている。 こうして深夜になってからブログに向かい、脳内をクールダウンしながら文章を書いていると、少しずつ気持ちが落ち着いてくる。しかし、こんな文章を読まされる読者の身になると、申し訳ないと思ってしまう。 どんなに頑張っても1日は24時間しかない。誰にとっても同じだ。ただ、最近は思うところがある。いろいろな分野で研究を重ねた成果や知識・手法を、有料・無料を問わず公開する人たちが増えている。最初に無料の提示をし、一歩踏み込むと特典付きの有料プランを提示してくる。客の立場でいろいろな企業から送られてくるメールに、丹念に目を通していると、そこには共通のセオリーが存在することが見えてくる。大いに参考になっている。いずれにしても、私たち現代人はいい意味で情報洪水の中にあり、選択肢が拡がっている。玉石混淆ではあるが良質の情報・知識が身近に存在するようになっている。有難いことだと思っている。 ここ数年はインターネットならではの、ダイレクト・マーケティングが隆盛だ。先駆者やエキスパートと崇められた人たちも、うっかりすると新しい潮流から置いて行かれてしまいそうだ。 馬鹿正直に言うと、興味を持ったり必要だと感じる要素は、無理矢理自分の中に取り込もうとしている。あれもこれもであるが、あれとこれとは一見するとなんの脈絡もない。傍目には無謀な行為に映るかもしれない。そこに理屈は何もなく、ただただ直感に頼って詰め込んでいる。当然だが、消化不良に陥っている。やむを得ず個人的な楽しみの時間を無に近づけて、なんとか消化しようと悪あがきをしている。 ときどき自分の年齢を意識すると、このままでいいのかな、と弱気になることがある。しかし、最初から最後まで順風満帆の人生を歩む人は、どこにも存在しないだろう。理由もなく到着点も見えず、ただひたすら心の促しに従って、それを頼りに前進する・・・そんな生き方の人間がいてもいいのではないだろうか。きっといつか振り返ったときに、ああ、このために必要な訓練だったのかと、そう思えるときがきっと訪れるだろうと思っている。それだけが唯一の張り合いである。 改めて思う。一日の終わりに、まるで日記のように、その日に感じたままを文章にできる機会は、本当に有難いと思う。全然面識のない方が、おそらくは半分は呆れながらも読んでくださる・・・大変有難いことだと思う。読んでくださる方の存在と気配が、私を蘇生させ元気づけてくれる。目には見えないエネルギーをいただいている。
by hirune-neko
| 2017-08-24 01:15
| 心の中のできごと
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・1951年
小さいころ、雨ざらしで目ヤニだらけの捨てネコを拾ってきては、親から小言をいわれる。小学校低学年の音楽と図工は通信簿が「2」。中学からバスケを始めるも、高校2年で部活を止め、ジャズ喫茶通いが日課となる。授業が退屈でがまんできず、短編小説を書いては授業中のクラスで強制的に回覧させ、同級生の晩学を妨げることしばしば。早く卒業してほしいと、とくに物理の先生が嘆いていたようだ。ビル・エバンス、チャーリー・パーカー、ジョン・コルトレーンに心酔。受験勉強をすっかり怠り、頭の中は浸水状態。 ・1969年 中央大学経済学部入学 まぐれで合格するも、東大安田闘争・70年安保闘争などの影響で神田界隈はマヒ状態。連日機動隊がやってきて大学はロックアウト・封鎖の繰り返し。すっかり希望を失い、大いなる時間の浪費が始まる。記憶に残っているのは、ジャズを聴いたこと、大学ノートに何やら書きなぐったこと、ぼーっと考えごとをすること。数限りなく、雑多なアルバイトをやったこと。一応は無難にこなした・・・はずだ。いろいろ本を買いあさったが「積ん読状態」で、ただ、アルベール・カミュの作品には衝撃を受ける。それと、寮生活だったので、嫌いだった納豆を食べられるようになったのは、収穫だった。 ・1974年 同大学卒業 1年留年し、5年かけてなんとか卒業。理由は単位を落としたからだが、結局5年間の学生生活で授業に出席したのは、おそらく数十日ではなかったろうか。毎回レポート試験で単位をいただいたが、ほとんどは寮生仲間に「餃子ライス」を報酬に、作成を代行してもらった。今さら卒業証書を返還せよといわれても、もう時効だろう。白門同窓生の恥部であることは、重々自覚している。 ・2006年 現在に至る プロポーズしたら1週間待ってくれという。そんなに待てないといったら、翌日ハート型のケーキを焼いて待っていてくれた。世の中には奇特な女性がいるものだ。おまけに4人も子どもを産み育ててくれて・・・育児放棄の夫に寛大な女性で・・・おまけに子どもたちは・・・三人の息子と息子のような娘が一人なのだが・・・父親を反面教師として、なんとか実社会に順応している。大したものだ。わが家には、「親の七光り」など存在せず、「子の七光り」で恩恵をいただいているようなものだ。 ・2010年 宇宙の旅 人生も、それなりに辛抱して生きていれば、悪いことばかりではないなと思っている。2010年には、どこで何をしていることやら。宇宙のチリになっているのか、地中に埋もれているのか、はたまた相変わらず時間を見つけては昼寝三昧なのか、こればかりは全く予測がつかない。 ・現在 このブログを始めた頃、2010年なんてずっと未来の存在だった。でも、気がついてみたら2010年はすでに過去のできごとになってしまった。2013年になり、もうじき2014年になろうとしているこの時期に、改めてブログに書き残された何編もの雑文が、自分の心の軌跡という遺産になっていることを感じている。6年前に「昼寝ネコの雑記帳」という単行本を出版した。最近は「続・昼寝ネコの雑記帳~創作短編集」を発刊しようと、密かに機会を窺っている。 お気に入りブログ
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