昼寝ネコの雑記帳

もう8月の3分の1が過ぎた・・・速い


Astor Piazzolla - Milonga Tres

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 退院した家内の叔母は、94歳の義母の妹で86歳だ。退院のため病院に迎えに行ったが自力歩行ができず、手を借りて車椅子からなんとか車の後部座席に移った。家についても玄関から四つん這いになって這って部屋に移動するほど弱っていた。つい較べてしまうが、94歳の義母の方が余程しっかりしている。

 今の私にすれば、94歳なんて遙か頂上の話であり、86歳という年齢も現実感が伴わない。アンドリュー・マーシャルは92歳だったかで現役引退したというから、普段から相当身体を鍛えていたに違いない。ニクソン大統領からオバマ大統領まで、軍事顧問として仕えたというのだから、しかも92歳まで・・・化け物だ。

 それに較べると、私はなんてひ弱なんだろうか。午後3時過ぎになんとか歩きに出たが、夏の暑さがぶり返していたので無理をせず、冷房の効いたマルイのフロアをぐるぐる歩き回って歩数を稼いだ。それなのに、途中で数秒だが平衡感覚を失い、よろめいてしまった。

 相当集中しているのだが、処理案件が完全に処理能力を上回っているので、さてどうしたいいのだろうか。案件を減らすわけにはいかないので、効率化を図って処理スピードを上げるしかないのだろう。でも、過去を振り返ってみれば魔法のような方法は存在せず、ただじっと踏ん張ってやり続けるしかない。気がついたら、いろいろな技術を習得して、それなりに速く正確になっている。

 人生もそんなものなのではないだろうか。近道や容易な方法は存在しないと思う。要は、じっと辛抱し続けられるかどうか、それと針路方向に対する確信を持ち続けられるかどうかが、佳き人生となるかどうかの鍵だと思うようになっている。

 ようやく少しずつピアソラを聴けるようになってきた。やはりピアソラの曲には独特の個性と生命力があると思う。

 この11月に、大阪・池田のクレモナ・モダンタンゴ五重奏団の、ピアソラだけのプログラムによるコンサートをプロデュースさせていただくことになった。以前、囲碁・将棋教室を主宰していたときに部屋を借りていた、近所の教会が礼拝堂を使わせてくれることになった。
 私は過去に、自宅でホームコンサートを主催していた時期がある。ほとんどがクラシック音楽だったが、いつかピアソラの曲だけのコンサートをプロデュースしたいと思っていた。ブログにそのことを書いたことがあるが、めざとく見つけたバンマスのぴかりんさんから、首都圏でのコンサートを、という希望が寄せられたので快諾した次第だ。
 五人の若き演奏家たちの最新画像が送られてきた。タンゴ界の反逆児・ピアソラに反逆する、若き乙女たち・・・彼等は私のことを「昼寝ネコさん」と呼んでくれる。一応は、コンサートの司会を務め挨拶もするのだが、さて、ネコの格好で人前に出ることは禁じられているので、そうなると人間の格好で昼寝ネコと名乗らなくてはいけない。公の場に姿をさらし、昼寝ネコとして話したことはない。でもまあこの際だから、よしとしよう。
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by hirune-neko | 2017-08-19 23:53 | 心の中のできごと | Comments(0)
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妄想から始まり、脳内人格を与えられた不思議な存在
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昼寝ネコのプロフィール
・1951年
 小さいころ、雨ざらしで目ヤニだらけの捨てネコを拾ってきては、親から小言をいわれる。小学校低学年の音楽と図工は通信簿が「2」。中学からバスケを始めるも、高校2年で部活を止め、ジャズ喫茶通いが日課となる。授業が退屈でがまんできず、短編小説を書いては授業中のクラスで強制的に回覧させ、同級生の晩学を妨げることしばしば。早く卒業してほしいと、とくに物理の先生が嘆いていたようだ。ビル・エバンス、チャーリー・パーカー、ジョン・コルトレーンに心酔。受験勉強をすっかり怠り、頭の中は浸水状態。

・1969年 
 中央大学経済学部入学
 まぐれで合格するも、東大安田闘争・70年安保闘争などの影響で神田界隈はマヒ状態。連日機動隊がやってきて大学はロックアウト・封鎖の繰り返し。すっかり希望を失い、大いなる時間の浪費が始まる。記憶に残っているのは、ジャズを聴いたこと、大学ノートに何やら書きなぐったこと、ぼーっと考えごとをすること。数限りなく、雑多なアルバイトをやったこと。一応は無難にこなした・・・はずだ。いろいろ本を買いあさったが「積ん読状態」で、ただ、アルベール・カミュの作品には衝撃を受ける。それと、寮生活だったので、嫌いだった納豆を食べられるようになったのは、収穫だった。

・1974年 
 同大学卒業
 1年留年し、5年かけてなんとか卒業。理由は単位を落としたからだが、結局5年間の学生生活で授業に出席したのは、おそらく数十日ではなかったろうか。毎回レポート試験で単位をいただいたが、ほとんどは寮生仲間に「餃子ライス」を報酬に、作成を代行してもらった。今さら卒業証書を返還せよといわれても、もう時効だろう。白門同窓生の恥部であることは、重々自覚している。
     
・2006年 
 現在に至る
 プロポーズしたら1週間待ってくれという。そんなに待てないといったら、翌日ハート型のケーキを焼いて待っていてくれた。世の中には奇特な女性がいるものだ。おまけに4人も子どもを産み育ててくれて・・・育児放棄の夫に寛大な女性で・・・おまけに子どもたちは・・・三人の息子と息子のような娘が一人なのだが・・・父親を反面教師として、なんとか実社会に順応している。大したものだ。わが家には、「親の七光り」など存在せず、「子の七光り」で恩恵をいただいているようなものだ。

・2010年 宇宙の旅
 人生も、それなりに辛抱して生きていれば、悪いことばかりではないなと思っている。2010年には、どこで何をしていることやら。宇宙のチリになっているのか、地中に埋もれているのか、はたまた相変わらず時間を見つけては昼寝三昧なのか、こればかりは全く予測がつかない。

・現在
 このブログを始めた頃、2010年なんてずっと未来の存在だった。でも、気がついてみたら2010年はすでに過去のできごとになってしまった。2013年になり、もうじき2014年になろうとしているこの時期に、改めてブログに書き残された何編もの雑文が、自分の心の軌跡という遺産になっていることを感じている。6年前に「昼寝ネコの雑記帳」という単行本を出版した。最近は「続・昼寝ネコの雑記帳~創作短編集」を発刊しようと、密かに機会を窺っている。
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