昼寝ネコの雑記帳

生きている限り、今も人生のイントロだ


Holly Cole Trio - Calling You

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 映画「バグダッド・カフェ」のテーマソング「アイム・コーリング・ユー」を、昨日に引き続いて掲載する。

 昨日のと今日のとを聴き比べると、違いがはっきりする。昨日の演奏にはイントロ〜前奏がなく、いきなりボーカルの声で始まる。今日掲載するのは、昨日と同じ(違いそうだが分からない)ホーリー・コールの歌だが、十分なイントロがある。

 それがどうしたの、と言われると返答に窮するのだが、どっちでもいい人にとっては、どうでもいい話題だろうと思う。

 イントロは、フルコース料理でいうと前菜だろうか。走り高跳びでいえば助走だろうか。人生でいえば・・・はて、私たちの人生のイントロって、一体生まれてから何年のことをいうのだろうか。

 幼稚園に通っているような小さな子どもに、いきなり難しい判断を迫ったり、熟年の大人でも耐えがたいような苦難を与えることはしないだろう。

 理屈を並べて、人生のイントロが生後何年までだと議論をしても始まらない。敢えていえば、生きている限り今現在もまだ人生のイントロだと思う。

 前奏曲としてさまざまな経験を積み、失敗や過ちから学び、明日起きるかもしれない事態に対応する・・・明日何が起きるかなんて誰にも分からないのだから、やはり音楽とは違って、人生は最後の最後までがイントロであり、人生が終わって初めて最終章となる。

 私も人並みに、毎年一歳ずつ齢を重ねている。相応に体力も筋力も視力も衰えている。しかし、自分の人生は、まだまだイントロ部分であり、必要と思われることへの対応能力を高めたいという気力は失われていないようだ。

 頭を悩ませながら、明日何が起きるかを予測するよりは、基本備蓄を蓄えながら、自分の能力や才能を伸ばすように、目に見えず耳に聞こえない心の促しを感じられるよう、生きることをお勧めしたいと思う。

 そうしたいから、私も引き続き努力を重ねたいと思う。

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by hirune-neko | 2017-08-06 01:40 | 心の中のできごと | Comments(0)
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昼寝ネコのプロフィール
・1951年
 小さいころ、雨ざらしで目ヤニだらけの捨てネコを拾ってきては、親から小言をいわれる。小学校低学年の音楽と図工は通信簿が「2」。中学からバスケを始めるも、高校2年で部活を止め、ジャズ喫茶通いが日課となる。授業が退屈でがまんできず、短編小説を書いては授業中のクラスで強制的に回覧させ、同級生の晩学を妨げることしばしば。早く卒業してほしいと、とくに物理の先生が嘆いていたようだ。ビル・エバンス、チャーリー・パーカー、ジョン・コルトレーンに心酔。受験勉強をすっかり怠り、頭の中は浸水状態。

・1969年 
 中央大学経済学部入学
 まぐれで合格するも、東大安田闘争・70年安保闘争などの影響で神田界隈はマヒ状態。連日機動隊がやってきて大学はロックアウト・封鎖の繰り返し。すっかり希望を失い、大いなる時間の浪費が始まる。記憶に残っているのは、ジャズを聴いたこと、大学ノートに何やら書きなぐったこと、ぼーっと考えごとをすること。数限りなく、雑多なアルバイトをやったこと。一応は無難にこなした・・・はずだ。いろいろ本を買いあさったが「積ん読状態」で、ただ、アルベール・カミュの作品には衝撃を受ける。それと、寮生活だったので、嫌いだった納豆を食べられるようになったのは、収穫だった。

・1974年 
 同大学卒業
 1年留年し、5年かけてなんとか卒業。理由は単位を落としたからだが、結局5年間の学生生活で授業に出席したのは、おそらく数十日ではなかったろうか。毎回レポート試験で単位をいただいたが、ほとんどは寮生仲間に「餃子ライス」を報酬に、作成を代行してもらった。今さら卒業証書を返還せよといわれても、もう時効だろう。白門同窓生の恥部であることは、重々自覚している。
     
・2006年 
 現在に至る
 プロポーズしたら1週間待ってくれという。そんなに待てないといったら、翌日ハート型のケーキを焼いて待っていてくれた。世の中には奇特な女性がいるものだ。おまけに4人も子どもを産み育ててくれて・・・育児放棄の夫に寛大な女性で・・・おまけに子どもたちは・・・三人の息子と息子のような娘が一人なのだが・・・父親を反面教師として、なんとか実社会に順応している。大したものだ。わが家には、「親の七光り」など存在せず、「子の七光り」で恩恵をいただいているようなものだ。

・2010年 宇宙の旅
 人生も、それなりに辛抱して生きていれば、悪いことばかりではないなと思っている。2010年には、どこで何をしていることやら。宇宙のチリになっているのか、地中に埋もれているのか、はたまた相変わらず時間を見つけては昼寝三昧なのか、こればかりは全く予測がつかない。

・現在
 このブログを始めた頃、2010年なんてずっと未来の存在だった。でも、気がついてみたら2010年はすでに過去のできごとになってしまった。2013年になり、もうじき2014年になろうとしているこの時期に、改めてブログに書き残された何編もの雑文が、自分の心の軌跡という遺産になっていることを感じている。6年前に「昼寝ネコの雑記帳」という単行本を出版した。最近は「続・昼寝ネコの雑記帳~創作短編集」を発刊しようと、密かに機会を窺っている。
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